【講義レポート】4/18 (土) プロフェッショナルコース CH10期スクーリング 由井学長DVD講義

由井学長によるオーガノン講読のDVD授業が行われました。

今回のテーマはホメオパシー医学の中でも中核となる大事な部分であるオーガノン格言38~51 の「治癒の方向性 Returning of Old Symptoms」「複数の病気が一人の体に存在するという 」パートをケースや例え話を交えながらわかりやすく解説され、ホメオパシーならではのダイナ ミックさを感じさせる授業となりました。

「治癒の方向性」の理論は、ホメオパシー治療の中でもしっかりと理解しなければならない原理のひとつです。クライアントがレメディーをとっていくうちに、過去に抑圧したかかりきれなかった症状が再浮上し、それらを出し切りかかりきる事によって、治癒に向かって行ったケースが紹介されました。

今回の講義も、オーガノンの格言と学長相談会の症例集を使用しての解説が行われ、理論を実践的に肌で感じることで、とても分かりやすく理解できたと思います。

学生の皆様お疲れさまでした。

【講義アンケート】
●アロパシーがなぜ害となるのか、また、ホメオパシーがなぜ効果的なのかということが、オーガノンにつぶさに記載されていることを理解することができました。1人でオーガノンを読んでも到底理解できなかった点をひとつのパラグラフごとに丁寧に解説していただいたおかげで、重要なポイントがどこにあるのか知ることができました。正確な文献をテキストにして、正確な知識を持つ教師から学ぶことの大切さをひしひしと感じる授業でした。

●オルガノンおもしろいと思いました。分かり易かったが、難しいこともありました。スキオのセッションを受けた時に「自然の声をききます」というアファメーションを言うといいと教わりましたが、授業の後半で「自然」という言葉が出て、このことだったのかもと思いました。とら子先生の授業はおもしろい、おもしろいじゃない、君らは学ばねばならないから、優秀になろうという欲はほんとうにだめという言葉等、自分に思いあたったり印象に残る言葉が何個もありました。

●今、コロナで自粛が続く中で、授業ができた事、とてもありがたいです。オーガノンは難しいところがたくさんありますが、改めてホメオパシーは面白いと思いました。薬指の曲がった話しや、好転反応の話しをきいて責任の重い職業なのだ。しっかり学ぶ事が大切だと思いました。学ぶ事のできる環境に感謝です。

●今年度初日の授業をありがとうございます。予習でオルガノンを読み、麻疹と百日咳、天然痘と牛痘の関係性がわからない点がありましたが、今日の授業でクリアになりました。

●水疱瘡であっても、症状を見て天然痘のような症状であれば天然痘のレメディーを使う。というのを聞いて、いろんな見方をしなければいけないのだと思いました。偏った見方をしないということなんですね。ありがとうございました。