創設者ご挨拶

Chhomへようこそ

CHhom(旧RAH)は、由井寅子が1997年に日本校を開校して以来、一貫してよりよいメソッドを模索し、改良に改良を重ね、現在、ZENホメオパシーに至っています。そういう意味で、ZENホメオパシーは、人の命を扱う治療家・ホメオパスが、どのような技術と心構えが必要であるかを日々研鑽して来た結果であり、集大成であります。

ご挨拶動画

動画要約

健康で幸せに生きる ZENホメオパシー

私がヨーロッパで学んだホメオパシーを伝えるようになったのは25年ほど前の事です。
100名以上の海外講師を招聘しながらも、自分として思うところがあり、今一度ホメオパシーの生みの親であるハーネマンの理論に立ち戻ってみることにしました。

彼の残した著書をじっくり読み込むうちに分かった事がありました。
ハーネマンの著書の中では「人としてどう生きるべきか」という、生命学のような内容もたくさん書かれており、これを教える必要があるのだと気付かされました。

もちろんレメディーを処方するために、マテリアメディカやレパートリーを学ぶことは必要ですが、それ以前に「人とはどう生きるべきか」がさらに大切だと思ったのです。
単に病気が治ればよいというものではなく、正しく生きるための道具としてホメオパシーもあるのだということです。

体と食

私たちの体は、食べものや新鮮な水からできています。
ホメオパシーの処方だけしても、食べものがおかしいのでまた病気になって患者さんが戻ってくるという体験をしました。
アトピーやアレルギーをお持ちの方が、農薬がかかった野菜を食べたり、生命力や栄養の乏しい野菜を食べて、また症状が悪化するという事例を見たとき、食事をおろそかにできないということに気付きました。

無農薬・無化学肥料の自然農での野菜は、過酷な環境や病害虫にも負けないように育たなくてはなりませんので、植物自身の持つ免疫ともいえるファイトケミカルが満載です。

そうした生理活性物質やミネラル・ビタミンたっぷりの野菜や果物を食べることで、私たち人間も体はもちろん、心も元気に健康で生きていけるのです。
自然農は環境もよくしてくれます。
水や土の汚染もなく、空気の汚染もしないという自然農と食文化を推進しています。

インナーチャイルド癒し

体に入る毒だけでなく、心の負荷がかかって病気になるケースもたくさん見てきました。
健康な心とは、感謝と敬愛の心です。
一方、病気の心とは、悲しみ、恐れ、怒りなどの感情(=ストレス)として捉えてみます。
もし、その感情を抑圧すると、それは潜在意識に沈み、慢性化します。
その心の慢性病をインナーチャイルドといいます。

「なぜ上司に言われた言葉で腹が立つのか」を考えると、未解決な幼少期の親への怒り(インナーチャイルド)を上司に投影しているだけだったりします。
それに気づくことができたら、幼少期の未解決な感情をイメージの中で解放すればいいのです。
これをインナーチャイルド癒しといいます。

また感情が生じるのは、善悪のある価値観(この世的価値観)を信じ(魂の病気)、自分や他者を否定するからです。
最終的には、この世的価値観で駄目な自分を認め、許されることでこの世的価値観を緩めていくことができます。
それがインナーチャイルド癒しのゴールとなります。
信じることは魂に属することであり、魂の健康を取り戻すためには、この世的価値観の解放が鍵となります。

インナーチャイルドを癒すには、子どもの頃の傷に、大人の自分が共感してあげて労わり、なぐさめることが必要です。
ZENホメオパシーの中では、心の動きを見つめていき、そのもととなる原因を自分で見つめて探っていく作業をします。

ベースに愛がないと治療家にはなれません。
ホメオパシーの技術より何より大切なのは、人のつらさに寄り添う愛と慈悲心です。
それには自分のインナーチャイルド癒しをして、許しと愛を増やし、人と向き合う根本、人となりをつくっていきます。

信仰心

あらゆる存在は存在目的・役割をもっています。存在するということはそういうことです。
その存在目的を魂とよんでいます。
存在する以上、存在するもの全てに役目があるということです。
「自分は何のためにこの世に来て、この世に貢献しようと思っているのだろうか」一人一人考える必要があります。

食べ物によって、水によって「生かされている」自分に気が付きます。
太陽、月、地球、森、海、川、動物、植物、微生物、土壌菌、大自然、神さまによって「生かされている」自分に気がつきます。
親、先祖、人々、仏さまによって「生かされている」自分に気がつきます。
生かされていることへの感謝の心、これを信仰心といいます。
やがて、自分という人間は、自分以外の全てによって生かされていることに気がつきます。
こうした信仰心があるがゆえに、私たちは謙虚になれます。
感謝があるところに「生きていてよかったな」という幸せがあり、みんなを敬い尊敬する心ができます。

正しく生きるためには、正しい食・環境(体)、正しい心・信仰心(心)、正しい価値観・教え(魂)が必要で、
正しく生きるために、ホメオパシーに、食・マザーチンクチャー・インナーチャイルド癒し・信仰心・霊性学を加え、体・心・魂を三位一体で治癒に導くものがZENホメオパシーです。

CollegeofHolisticHomoeopathy(CHhom)は、日本で唯一の「ZENホメオパシー」を教える学校です。
皆様、どうぞこのCHhomにお越しください。

カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)創設者
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)名誉会長
日本豊受自然農株式会社代表

由井寅子(ゆい・とらこ)