2012年2月26日(日)

CHhom ホメオパシー統合医療コース 2期
「オーガノン講読」
講師:由井学長

由井学長によるオーガノン講読の授業、今回は格言38「治癒の方向性 Returning of Old Symptoms」のパートを重点的に解説していただきました。

「治癒の方向性」の理論は、ホメオパシー治療の中でもしっかりと理解しなければならない原理のひとつです。

クライアントがレメディーをとっていくうちに、過去に抑圧したかかりきれなかった症状が再浮上し、それらを出し切りかかりきる事によって、治癒に向かって行ったケースが紹介されました。

また同じく格言38の中で、精神病と結核傾向の関連性についても詳しくとりあげ、統合失調症のケースから、結核が現れる間に精神病が改善される治癒の仕組みを見ることができました。過去の症例には、現在の学長の考察が展開され、より進化した内容を深く学べました。

今回の講義も、オーガノンの格言と学長相談会の症例集を対応しての解説が行われ、理論を実践的に感じることで、とても分かりやすく理解できたのではないでしょうか。