【セミナーレポート】6/23 ママとキッズの特別編 富田先生・寺澤先生・橘先生・安島先生

本日6/23は、大好評企画「ママとキッズ」シリーズの特別編として、4名のホメオパスによるセミナーが行われました。

●富田沙織ホメオパス

1人目は2人のお子さんを育てた富田ホメオパスによる大阪校からの発表でした。

冒頭では、妊娠時に張り止め薬を処方されていたことで出産に苦労されたご自身の体験を気付きとして「不必要なものは取り入れない」ことの大切さを紹介。太古から変わらない女性の出産について学び、自分の生命力を信じて安心して出産を迎えるための、バースキットの活用などをすすめます。

ご自身のホメオパシー体験として、乳児湿疹がひどかったお子さんの育児期を振り返ります。医師に処方されるがままにステロイドを塗っていたところ、親友が中止を勧めてくれ、その後ホメオパシーと出会ったそうです。相談会に行きレメディと、クリームを使うことになりました。使いはじめて一時的に症状が強くでたものの「目が元気で機嫌が良いから大丈夫」とお子さんの自己治癒力を信じて続けた結果、1ヶ月後から湿疹が消えはじめたそうです。

子どもへのレメディーの取りかたとしては「水に溶かす+5種類まで」が効果的だったと体験を語ります。

「子ども自身に治る力が備わっている。ホメオパシーは症状のピークを早めてくれる“出す療法”。治るスピードにとらわれず、本人の力を信じて、焦らずに自己治癒力を育てていくことが大切」とアドバイス。お母さんが自分だけで頑張る必要はなく、自分を許して心を豊かに生きる手助けとしてのホメオパシーの意義を、明るく伝えてくれました。

 

●寺澤カンナホメオパス

沖縄、石垣島から中継で参加された寺澤ホメオパスは、インタビュー動画を併用しながら2つのケースを発表。

<ケース1>
乳児期にかかったRSウイルスの影響で、気管支や肺が弱くなり、喘息の発作がよく起こった4歳の女の子の事例。小児科でたくさんの薬が出されて不安になったお母さんは、勉強して漢方や食養生を取り入れたそうです。自然な生き方をしたいものの、ワクチンのスパイクタンパクや5G・電磁波など巷に不安な情報が溢れていて「色々やっていても良くならない、恐怖から抜け出せない」という様子だったそうです。

相談会の様子から「子どもはしかめっ面で怒っていて、お母さんも幸せな子育てをしてほしい」と感じた寺澤ホメオパスは、親子で使ってもらうようにとレメディーを処方。

その後、相談ペースが2ヶ月に一度に。だんだん喘息発作も少なくなり、親子とも表情良くなって笑う日が増えてきたそうです。1年を通して一緒に変わってくる様子が見えたと言います。

相談者さんはインタビュー動画で「○○しなくてはならない、という状態を手放したら、チャレンジが楽しくなった。自分が変わり、娘も笑顔が増えてきた。これからも楽しく生きることを目指したい」と感想を述べました。

<ケース2>
医療現場で働いていた相談者さんの事例。2人目のお子さんの障害をきっかけに「西洋医学の恩恵だけでなく、自分でもできることはないか」と相談会に訪れたのが4年前とのこと。

インタビューの中で当時を振り返って「ワクチンや薬を投与してきた後だったけど、ホメオパシーでは全部出せると言ってもらえて安心した。ホメオパシーに出会っていなかったら、医療に対して受け身だったと思う。自然と脳が書き換えられ、自分で疑問を持ったり調べるようになった」と話します。症状を悪と思わなくなったことも、大きな変化だったそうです。相談者さんは、現在ホメオパスを目指してCH homに入学して学んでいるそうです。

寺澤ホメオパスは、どこの家庭でも、お母さんの占める責任や負担が大きいことに触れ「レメディーを活用しながら栄養をもらい、時にはホメオパスに甘えてみては。日常を乗り越えていくエッセンスとして、ホメオパシーの恩恵を受け取ってほしい」と話します。

「日頃頑張っているお母さんが思い切り癒されて、時には自然の中に入って、大いなる叡智を感じて人生を楽しんでもらえたら」と石垣島の自然豊かな画像とともに語ってくれました。

 

●橘久利子ホメオパス
ホメチューブでも活躍する橘ホメオパスは、新潟の自宅でホメオパシーセンターを開業して9年目。現在24歳と19歳の息子さんの子育てを振り返りながら、ご自身とホメオパシーとの関わりを報告してくれました。

ホメオパスとの出会いは、下のお子さんが生後2ヶ月時にアトピー発症がきっかけ。一日中肌を掻く手が止まらない、夜も親子で眠れない、皮膚が痛くてお風呂で泣き叫ぶなど、つらい日々だったと話します。生後6ヶ月から小学校5年生までホメオパスの元に通い、アトピーを克服することができました。

「ホメオパスに依存したり、何か一つのレメディに出会って治るわけではない。食や住環境、自分でも色々努力して改善することが大切なのだということに時間をかけて気付きました」と当時を思い返します。

アトピーを克服したことで、自信がついた息子さんについては「長男に比べて地に足がついている印象。自分らしく生きることができているのは、ワクチンを打たせなかった結果として、自己と非自己を認識できていることが関係しているかも」と、ベテランホメオパスらしい見解も。

そのほか、次男の足にできたイボをレメディとクリームを使って治した話、ご主人のホクロをマザーティンクチャーを綿棒につけて塗布して消した話、長男の高熱による幻覚をレメディーで止めた話などご家庭でのホメオパシーの活用事例をわかりやすく伝えます。

長男が海外在住中の不調では、精製小麦や白砂糖、除草剤のためのレメディーなどを送ったと言い「とらこ先生は何でもレメディーを生み出してくれるので、本当にありがたい」と感想を述べられました。

子育て中のお母さんに伝えたいこととして「子育てにホメオパシーを取り入れると、病院に行く回数も圧倒的に減る、子どもを観察するようになるので親子関係が深まり、自分自身も軽やかに生きることができる…など、良いことがたくさんあります。どなたにもタイミングがあるのでピンときた時が始めどき。子育て中のお母さんもE-ラーニングで学べる時代になったので、ぜひコースで学んでほしい。生き方そのものを学ぶことができ、とらこ先生はじめCHhomの先生方にはとても感謝しています」と締め括ってくれました。

 

●安島由香ホメオパス
ラストを飾る安島ホメオパスは「子育てにおけるホメオパシーとインナーチャイルド癒しの重要性」をテーマに東京校からライブで講演。具体的な活用法を盛りだくさんに紹介してくれました。

<テーマ1>子どもの病気とホメオパシー的対処

最初に、キットの万能さと参考書の併用のすすめから、講義が始まります。

続いて、場面ごとに実用的なレメディの使い方を紹介。「どんな時も、まずはお母さんが落ち着くためにAcon.をとってください」として、ケガ、骨折の治癒、風邪や病気全般、成長期の骨と歯、熱中症、インフルエンザや炎症の症状にあう、たくさんの実用的な使い方を解説しました。

<テーマ2>インナーチャイルド癒しの重要性
ホメオパシーを子育てに活用するために、ZENホメオパシーの重要な柱でもある「インナーチャイルド癒し」の重要性についても熱心に語ります。

子育て中は、自分が子どもの頃にしてもらったことや親の価値観が影響するため、育児中に心が乱れるのは、自分の子ども時代の価値観が大きく影響するのだといいます。

お母さんがインナーチャイルド癒しをすることによって、親子の問題が解決するケースもあります。感情日記をつける、レメディーやフラワーエッセンスに助けてもらうなど、お母さん自身が心の問題に向き合いながら、穏やかに子育てに臨むことの大切さが強調されます。

最後は、思春期の子どもとの関わり方をテーマに締めくくり。母性と父性の関係に触れ、親の価値観や干渉を押し付けるのではなく、子どもなりの価値観・学び・失敗などを一歩引いて、信じて尊重することの大切さを伝えました。

「最近は、ゲームや仮想空間への依存についての質問も多くいただきます。ただ、価値観が大きく変わりつつあるこれからの時代は“ゲームはいけない“という親の考えを押し付けるのではなく、その子のやりたいことを楽しみながら将来の知識を身につけられるように、見守ることも大切」とアドバイスされました。

 

子育ての先輩として、ホメオパスとして、4名それぞれがお母さんの目線で語ってくれた本日の講義。みなさん共通して語っていたのは「イライラせず、頑張りすぎず、心を軽くするためにホメオパシーを使ってほしい。お母さんこそ笑顔で幸せに過ごしてほしい」というメッセージ。子どもと家族のために、頑張って日常に取り組んでいるママさんたちにとって、人生を幸せにするためにホメオパシーがお役に立てたら幸いです。

本日の講義は、26時まで見逃し配信されます。ご視聴アンケートもぜひお寄せください!
https://www.homoeopathy.ac/event/35075/

【会場参加者アンケート】

●ホメオパシーが初めてという方にとって、とても分かりやすく、試してみたくなるセミナーでした。最初のご自身の出産経験のお話は、導入として皆さんが持つ不安や疑問に寄り添うものでした。また、その後のクライエントさんご自身やそのお子さんの変化のお話やホメオパスご自身のお子さんのアトピーへの取り組みと治癒過程のお話は、ホメオパシーを使っての変化がよくわかりました。そして、最後のお話は、ホメオパシーを簡潔にわかりやすくまとめていただいたように思います。これからホメオパシーを使おうと思っている方々に是非見ていただきたい一押しのセミナーだと思いました。

●ありがとうございました。

●先生方の生の声がいつもお聞きできて、嬉しく思います。どんな回でも思うのですが、結局は自分癒し、インナーチャイルドが関わってきているんだなという感想です。子供を介して湧いてくる感情、または子供の症状もそうですが自分が続けてきた習慣や考え方の反映=子供、なのかなぁというインスピレーションをいただきました。どんな時もまず自分を癒し、俯瞰をしながら最善を尽くしていく、そこにレメディーを用いていく。ゆくゆくはホメオパシーの叡智を身近な家族や友達とシェアしながら学びを自己解放を続けていけたらいいなと思っております。どうもありがとうございました。

●どの先生も素晴らしいお話でした。さすが経験談はとても説得力があり 納得がいきました。これからお子さんを持つお母様方、そして今子育てに奮闘しているお母様方にとても心強い後押しになったに違いないと思います。子供のうちに自然であるべきことを体に教えていれば大きくなってからの重症化を防げることは間違いありません。私も妊娠前にホメオパシーに出会っていればと思うばかりですが、これも出会いのタイミングなのでしょう。今やっと出会えたことを感謝しております。ありがとうございました。

●安島ホメオパスの最後の方のアドバイスがとても参考になりました。私にも思春期の娘がいて、自分の手を離れるのが寂しいのですが、手を離れて失敗するのもよし、とどーーんと腰を据えていられる心のでっかい母ちゃんになりたいなと思いました。風の時代、確かにそうですね。人々が古い常識を外していくデトックスの時代に、私たちは暮らさせてもらってるんだなって感じました。良い刺激になりました。ありがとうございました。次回またお話しを聞ける機会がありますように。

●ホメオパスの皆さんが、子育て中のお母さんと、どのように接しておられるのかがよく分かりました。やはりホメオパシーは、すばらしいと思いました。今後の参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

 

●講演会配信、ありがとうございました。4人の現役ホメオパスの貴重な発表を延長配信のおかげで知ることができました。自分の都合で最初のお二人の先生は自分の時間の都合でささっと通りすぎてしまったので、申し訳なく、感想をかくことができませんが、はじめてお伺いするホメオパスの先生のお話が私にとっては、特に印象に残りましたので少し触れます。安島ホメオパスがとても自然でわかりやすく人間味あふれていてとても良かったと思いました。「○○家の呪い」「我が家の天才ホメオパス」のお話、共感もしましたし、とてもおもしろく、なんて素敵な先生なのかと思いました。インチャ癒しのお話すごくよかったです。橘ホメオパスのお話、いぼや大きなほくろがとれたお話、農薬、砂糖の害のお話など具体的でわかりやすく興味深かったです。今回時間がないということでお伺いできなかった、おしりで鳥を踏んでしまったお話、金魚が生き返ったお話をぜひ知りたいと思いました。お二人の先輩ホメオパス。機会ありましたら、また企画してくださるとうれしいです。大変学びを頂きました。ありがとうございました。

●皆さん貴重な経験談をありがとうございます。安島ホメオパスは今日初めてお話伺いましたが、たくさん愛情あることが伝わってきました。溶連菌の時に腎のサポートとるのを覚えて起きます!わたしは富田ホメオパスのファンなので、今日お話しきけてうれしかったです。大阪に話を聞きにいくことがなかなかできないので。豊かな時間でした。もっと色んなエピゾードをゆっくり聞きたいです。みなさんがいるから、安心して子育てができます。心底こどもとの生活が楽しいので、なんでも実験や自分自身の成仏につながって面白くてうれしいです。そのからくりを教えてもらえる環境にいる自分がとてもラッキーだなとおもいます。ありがとうございます。

●4人のママさんホメオパスのお話素晴らしかったです。それぞれに体験に基ずくお話であったり症例であったりと大変興味深い内容でした。今回は3時間の長丁場の講義でしたがお一人ずつの枠で気軽に参加出来るといいかなと思いましたが兎に角一人でも多くの方に聞いていただきたいと思いました。繰り返し配信していただきたい素晴らしい資料だと思います。4人の講師の方々お疲れさまでした。ありがとうございました。

●どうもありがとうございました。まずは視聴が以前より長くしていただいたおかげで最後まで視聴することができてとてもありがたかったです。それぞれのホメオパスの経験による気づきからの変化・考えや体験談など貴重なお話が聞けてとてもありがたかったです。子育てで頭を抱えない人はいないと思うのでとってもよかったと思います。ありがとうございました。

●小鳥をお尻で踏んでしまった話と金魚の蘇生の話を聞きたかったです。アニマル特集、期待しています。いずれにせよ、いつも興味深く視聴させていただいております。いつもじっくりと聴く時間がなかなか取れないので再配信は有り難いです。

●いろんな体験を聞かせていただきありがとうございました。今、活動を再開しつつあるところなので、いろいろ参考になりました。

●とてもよかったです。どの方ももっと早くホメオパシーを知りたかったといわれており、タイミングがあるのだなと思いました。イボを治したいと思っててもささくれが治ったとか。確かに私は今、ささくれがなく爪の根元がきれいなので、あっと気付きました。子供いてもいなくてもホメオパシーいいと思いました。また土曜日は13:00からヨガなので途中から抜けますが聞きごたえがあるのは実体験なので、また楽しみにしています。またインナーチャイルド、たねが大切=魂が大切というふうにも聞こえてますます楽しみです。

●どのホメオパスさんのお話も、子育てのリアルな経験からでとても勉強になりました。レメディーの選択だけでなく、生き方についても考えさせられました。ありがとうございました。

●講師の皆さんの経験を通してお話いただいたので良かったです。お母さんたちが子育てをする際に困っていた時、特にアトピーで悩むお子様に対して好転反応が出てきたときに、一般のお薬を使わずレメディーだけで症状を出し切ったところで皮膚症状が改善してきた事実を聞いて改めてホメオパシーすごいと感心しました。症状が出てくる前に心理的なストレスやショックがあることでそれが引き金となって症状が外に現れてくる。なのでインチャ癒しを飛行していくことが大切だと感じました。

●医療との付き合い方を知ることが大事で知らないことが一番怖いと思いました。自分を責めることなく自分を認め、子供は信じて見守ることが大切だと再確認しました。ありがとうございました。

●いつもありがとうございます。大阪校で聞きました。いつもながら貴重な参考になるお話を聞けて良かったと思っています。知り合い、友達にもオンラインでもいいから聞いてみてよと働きかけているのですが…東京にいる友人はオンライン登録してくれたようです。

●本日はありがとうございました。子育ての始まりの頃に身体を育む大切さをもっと早くに気付いていたかったと思います。今からです。

【自宅受講者アンケート】

●本日はありがとうございました。色んなホメオパスのお話が聴けて面白かったです。体験談が一番迫力があって良いなあと思いました。色んな方に勧めているのですが、無料セミナーがあると勧めやすく大抵喜んでくれます。早く皆が出来るだけ薬に頼らず自己治癒力アップして元気に楽しく暮らせる世の中になればいいと思っています。

●富田先生の知らずに薬を使う事の恐さ、ほくろが取れたお話し、レメディーの使い方、農薬のレメディー、レメディーのRXの意味、インナーチャイルドや、思春期の子供との関わり方、など、とても参考になりました。自分の子育ては終わっていますが、これからの子供との関わり方にも役に立つ内容でした。ありがとうございました。

●本日も盛りだくさんの、症例、講義をしていただきありがとうございました。子育て中なのでとても勉強になりました。レメディだけに頼らず、自分のインチャの見つめもしていきながら、共に仲良く生きていきたいと思いました。

【本日のセミナー講師紹介】

富田 沙織(とみた・さおり/SAORI TOMITA)
JPHMA認定ホメオパスNo.0899
日本ホメオパシーセンター大阪本部

寺澤 カンナ(てらざわ・かんな/KANNA TERAZAWA)
JPHMA認定ホメオパスNo.0730
日本ホメオパシーセンター那覇奥武山町
日本ホメオパシーセンター石垣島

橘 久利子(たちばな・くりこ/KURIKO TACHIBANA)
JPHMA認定ホメオパスNo.0795
日本ホメオパシーセンター新潟寺尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安島 由香(あじま・ゆか/YUKA AJIMA)
JPHMA認定ホメオパスNo.0844
JPHF認定インナーチャイルドセラピストNo.0007
日本ホメオパシーセンター浦和つきのみや