★ライブ授業 とらこ先生相談会レポート【主訴は『肺腺がんで肺内転移、多発脳転移、多発骨転移、肝臓転移』】

いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃ですが、皆様、お元気に過ごされていますか?

先週末は、とらこ先生が名誉会長を務める日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)の年次コングレスが盛大に開催されました。
ご参加されていない方に吉報!11月末まで、e-mailアドレスを入力するだけでコングレスの動画が簡単に視聴できるそうです。
ZENホメオパシーによって改善された症例が多く発表されました。是非、その目でお確かめ下さい!

コングレス1日目の動画(10/14)▼
https://stream.homoeopathy.ac/direct/live_send_url_231014/request.php

コングレス2日目の動画(10/15)▼
https://stream.homoeopathy.ac/direct/live_send_url_231015/request.php

さて、今回は、60代男性のケースを紹介させて頂きます。
主訴「肺腺がんで肺内転移、多発脳転移、多発骨転移、肝臓転移」。

原発巣は肺腺がん。
今年のゴールデンウィークの辺りから、咳が止まらない状態が続き、ようやく7月下旬に病院に行ったところ発覚。
癌は、肺の中に散らばっていて、脳と骨と肝臓にCT検査で形がはっきりみえるくらい転移していたそうです。
10日間に渡る放射線治療、その後、点滴で抗がん剤治療2回受けられています。

奥様からとらこ先生へSOSのお手紙が届き、とらこ先生は、『これは急がなければ!』と、この方のために相談会の枠を設けるよう私達スタッフに依頼されました。
遠方にお住まいである事、クライアント様のご容態を配慮され、今回はZOOMでの相談会です。
奥様に付き添われたクライアント様は、大変緊張した面持ちでとらこ先生との相談会に臨まれていました。

とても真面目な方であるのは、その受け答えからヒシヒシと感じます。
『大変申し訳ありません。失礼ですが、これを取っても宜しいでしょうか?』と、被っていた帽子を脱がれ、放射線治療で脱毛した頭を露わにされました。

悠長なことは言っていられないこの現状、とらこ先生は、早速この方の深部に問いかけます。
『あなたは、このまま死ぬのを受け入れていこうと思っているのでは?』

クライアント様は、
『もちろん生きていたい。こうなったからには、ここから最善に。。。こうなったからには、なんていうのでしょう、動かなくてはいけないな、これに対応した生き方にしないといけないな、と思っています。』と答えました。

とらこ先生
『ここ凄く大事。それは頭の理解で、心の理解ではないね。
何かを変えなければいけないからこうなっているんだよね。
仏様、神様はいらっしゃり、あなたの今までの考え方では駄目だった、と教えて下さっている。
誰にでもあるように、あなたの中には価値観がある。
あるがまま、なすがまま受け入れよう。それが人間として大事。っていうのは、聞こえは良いのだけど。
病気になるのも自然だから、このまま身を任せたら良いという価値観。
そうなると、私が何を言っても響かない。これでは困るんだな。
何かご縁があるから、こうして相談会を受けて頂いているのだから、何かをつかみ取っていかないといけないんだよ。
その考え方は、一見とても良いのだけど、それをやっていたから病気になってしまったんだね。
だから、貴方の生き方、考え方の何かが間違っていますよ、というご神仏様からの情報だから、
病気になった事をそのまま受け入れるのではなく、何か間違っていたのかな?修正する事があったら修正していこうというのが大事。
病気は、正しい流れから外れた生き方をした結果。神様仏様が、教えてくれている。正しい生き方への指標になるからとても大事。
悠長な事を言っていられないね。急がないと。
自分の生き方、考え方の何かが間違っていたという所に認識を持って行かないといけないね。』

そして、導師様から頂いた霊的見解を話されました。

『もしここまでのことを勇気をもって受け入れることができたら、何を勘違いしていたのか、何が間違っていたのかを阿弥陀如来さまが教えてくれる。
何を勘違いしていたのか、何を間違っていたのか。
それは、感情を抑えて生きてきた、感情の乱れを抑圧することで穏やかで安定した成熟した人間であると考えているんじゃないか。
感情を抑えることは正しいことであると考えている。
感情を出さないのは、自分を出すことに恐れがあるから。恐れに負けてしまっている。
そこを勘違い、はき違えていることが問題であって、はき違えることによって正しい流れからはみ出している。それが病気の原因である。
とりあえず自分の生き方、考え方が正しいと勘違いしてたということを受け入れる努力をすること。これができるかどうか。
できたとして対処の仕方。
今までの人生を振り返って、抑えて我慢したことを思い出し、そのときに言いたいのに言えなかったこと、やりたいのに出来なかったことをイメージの中で言ってみる、やってみる。』というものでした。

このクライアント様は、質問票に、『信仰している宗教は南無阿弥陀仏』と書かれていました。
そのご信仰のお陰でしょうか、限りない光(智慧)と限りない命を持って人々を救い続ける阿弥陀如来さまが味方について下さるとは、なんと有難い事でしょうか。これを聞かれて絶大なる安堵感をもたれたのではないかと思います。

さて、『今までの人生を振り返り、抑えて我慢した事を思い出し、その時に言いたいのに言えなかった事、やりたいのにできなかった事をイメージの中で言ってみる、やってみる』。。。これはクライアント様のインチャ癒しワークにかかっていますね。

導師様に教えて頂いた、このクライアント様のプライド意識は、『一切のものごとに動じない悟りを開いた高僧』でした。
そして、クライアント様は、ご自分の性格について『何事も、やるなら理想的にやりたい。予定を立てるにも細かく調べて緻密に計画を立てないと不安なので、後手にまわる。しかも臨機応変の対応ができず、うまく行かないことが多い。』と表現されていました。
インチャ癒しに取り組み、このプライド意識の霊格とインチャ霊格の乖離度を縮めていかなければなりません。

とらこ先生は、このクライアント様がタイムライン上に書かれた
『父親の祖母が危篤の時、1歳に満たない乳飲児だったクライアント様が風邪を引いていて、悪化を避けるために田舎に行く事を拒否したものの、父親と伯母から咎められて看病しに行った。
その結果、クライアント様の風邪は悪化し、生死を彷徨った。父親は、この薬が効かなければ諦めようと母に告げた。』という事件を見逃しませんでした。
この父親が、この方のインチャ形成に大きな影響を与えており、今回の病気にも深く繋がっているという事です。
この父親は、60年以上経った今でさえ、こんなに重い病気を抱えるクライアント様よりも世間体の方が大切という言葉しか出ないようです。
クライアント様は、それに対しても『僕が黙っていれば良いのだから』と決して自分の怒りを表現しようとしません。
とらこ先生は、このインチャを救済するように導かれていました。

とらこ先生
『感情をないがしろにしてきてしまったんですよ。
自分は、今、どのように思っているんだろう?常に自分に問いかける。この作業をしないといけない。

きれいごとを仰るので、いいよ、いいよ、って言ってくれるけど、それは本音ではない。
家族の為に生きてきて、今までそれをしてきているから自分の本音がわからない。
家族で外出しても、皆が食べたいもので良いよって、自分が食べたいものがわからない。
貴方には貴方の食べたいものがある。それを言って良いんですよ。』

クライアント様
『自分自身が分からないのかな、って。。。』 

とらこ先生
『今まで抑圧してきたから分からなくて良いんだよ。
何を思っているのかなってわからなくて良いんです。
分からなくても仕方ないけど、自分に、●●君、どう思っている?教えてくれよ。
今までないがしろにして、我慢ばかりさせてきて御免、と謝らなければならない。
これから、君がしたい事をしてあげたいと思うから、と自分と和解する。

その為に何をしなければならないか?
自分有りき。
自分はこれを食べたいのだろうか?散歩したいのだろうか?
自分を中心にやって欲しい。
最初から答えは出ません。いままでないがしろにしてきたのだから。問いかける事。

1歳くらいの時、すごい風邪をひいて、父親が母親に命を諦めてくれと言った時、貴方にはその言葉が耳に聞こえていた筈。
自分が病気をしているからお母さんを困らせていると思っていたかもしれない。
悲しんでいるから肺がやられるんですよ。大きな悲しみが一杯あったと思いますよ。
根幹となったのは、生まれたのに、死んでいかなければならないという事に悲しみを持っていたと思う。

そこにBCGのワクチン接種をされて、こうなってしまったんだね。
BCGワクチンの霊的見解は、一言で言えば「無関心」。見て見ぬふり、いないものとする。無視する。関わり合ってもらえない。
自分は存在してはならない。この世にいてはいけない。無にならなきゃいけない。 いわば『要らん子』

自分との対話が大事になります。
それができるようになったら、何とか、導いて貰えるようになると良いと思います。』

とらこ先生がこのクライアント様に選ばれたサポートチンクチャーは、『サポートφこうあるべき~許し~』でした。

同席された奥様は、夫であるクライアント様が今まで溜めに溜め込んできた感情を思い、始終涙されていました。
クライアント様は、言葉少なくおられましたが、とらこ先生の一言一言にグッと来られている事をひしひしと感じました。
今までずっと蓋を締めて見ないようにしてきた自分のインチャ、ドロドロの自分と直面するのは決して楽な事ではありませんが、とらこ先生の導きの下、成し遂げられる事と思います。

とらこ先生、今回も深遠で魂に響く相談会をありがとうございました。

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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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