【とらこ先生相談会レポート】主訴は『無熱性けいれん』『多動・落ち着きがない』幼児のケース

梅雨入りし毎日蒸し暑い日々が続きますが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
明後日は七夕、短冊に書かれたとらこ先生の愛溢れる願いは、先日のFBで紹介させて頂いておりますので、是非ご覧下さい。

さて、今回は、『無熱性けいれん』『多動・落ち着きがない』を主訴にもつ幼児のケースを紹介させて頂きます。

去年の夏、初めて無熱性のけいれん(ひきつけ)がおきました。それ以降、週に1度以上のひきつけが起こります。
そこで小児医療センターの神経科を受診したところ、お医者様より『一番にてんかんを疑う』と、抗てんかん薬が処方され、服用を開始しました。
その時、お医者様より『抗てんかん薬で予後が良い(服薬により発作がなくなり3年経過してから減薬を開始して、最終的に断薬しても発作が起こらなくなるという意味)のが半分で、残り半分は予後が良くない(減薬・断薬すると発作を起こしたり、服薬していても癲癇を起こすという意味)』と言われたそうです。

そして、てんかん薬の服用を続ける間も、ひきつけの頻度は減りません。
この子は、性格が明るく、わんぱくで悪戯が過ぎる面はあったものの、服用開始後は、以前よりもテンションが高くなり、落ち着きがない状態になったそうです。
大人に叱られても、言う事を聞かなかったり、直ぐに他の悪戯を始めたり。
お医者様にこの事を伝えると、「薬による副作用の可能性はある。薬の量を前回の倍量に増やすので様子をみましょう。今、薬の量を増やすこの時期に薬の種類の変更はお勧めしない。もともと、てんかんになるような子は、落ち着きなく、注意散漫、多動な子が多いですけどね。」と言われたそうです。

この子は、生まれた時から皮膚湿疹があり、皮膚科からはステロイドを処方されました。
二週間後に症状が無くなったので、ステロイドをやめると、リバウンドして全身に赤みが出てしまい、再びステロイドに戻る羽目に……。
お母様は、脱ステロイドを始めました。症状は良くなったり悪くなったり……そんな中、他の療法を探している内にホメオパシーに巡り合われたそうです。
そして皮膚科受診を止め、ホメオパシーの相談会を受けていく内に、熱性けいれんがおきました。その後、皮膚湿疹は殆ど無くなりました。
その後も熱性けいれんが何度かあり、去年の夏、初めて無熱性けいれんが起きた、というのがこのケースの大まかなタイムラインです。

とらこ先生との相談会は今年4月が初めてで、今回は2回目でした。
とらこ先生とのセッションを受け、レメディーを摂り、この幼児にはどんな変化が起こったでしょう?

なんと、無熱性のけいれん発作は、前回の相談会から今日まで一度も起きていないそうです!
そして、熱性けいれんも起こっていないそうです!
通常、この子は、熱が上がり始める時に痙攣が起きるそうですが、5月に37、8℃まで発熱した際に、熱性けいれんが起きませんでした。
これまでは37℃後半あれば100%熱性けいれんを起こしていたそうですが、初めて熱があっても熱性けいれんが起きなかったそうです!快挙です!!

多動、落ち着きがない点については、お母様としては、改善していると感じる時と改善していないと感じる時があるそうです。

例えば、小児医療センター神経科の主治医の診察室で、診察中は大人しくしていたのに、そのお医者様と親が話し始めると、落ち着きのない行動がでたそうです。
それをたしなめようとしても余計に動き回ろうと抵抗したそうです。
その様子をみて、そのお医者様は、「てんかんを起こす子は知的や、発達的に問題がある子がいるので、よく普段様子を見ていてください。顕著であれば、特別支援学校等の就学前相談に行ったほうがいい」と仰ったそうです。

お母様からすると、この子は、テンションが高めな時があるものの、意志疎通は取れているので、この診察室での行動が特異だった。
患者を生活モデルで見る事はなく、医療モデル、病気モデルで露骨に患者を扱う主治医との相性が良くなかったのではないか。
居心地が悪くて、わざと衝動的な行動を取ったのではとも感じられたそうです。
お母様がそう仰るのはご尤もだと思います。何故なら、この子は、とらこ先生からの質問にもちゃんと受け答えをしていて、静かにお絵描きもできていたし、少し興奮して燥ぐことはありましたが、小さな子供がそうなるのはごく自然な事です。

たった1回の相談会でここまで改善されましたが、とらこ先生は、導師様に、この子の『多動、落ち着きがない、コントロールできない』事について伺いました。

すると導師様は、
『その原因は脳の前頭葉の機能が落ちていることにある。
正常な人の60%ぐらい。今はもう少し落ちていて30%しか機能していない。
前頭葉の機能が低下しているのは、霊格の不一致による。
煩悩欲霊格と適性霊格の不一致が原因。
煩悩欲意識とは、我慢したくない。やりたいことをやりたいようにしたい。抑えられたくない。
この自分勝手にやりたい、好き勝手にやりたいという意識がどこから来ているのかというと、5世前の世で無実の罪で投獄されたみたいで、自由を奪われ長い期間そうとう苦しい目にあって、そのときに作れた意識がベースにあって、自由になりたい、自由を返せ、自分の人生を返せ(台無しにされた自分の人生を返せ)というような怒りややるせない意識で、大変低い霊格。
この意識に引っ張られて我慢したくないという意識が作られた。』という霊的見解を示されました。

この原因が、5世前の意識から来ていたとは……。

とらこ先生は、時空を超えて、過去世と現世の両方に作用するレメディーやサポートチンクチャーを入念に選びます。

この子の過去世の意識を癒す為に、サポートφ不条理を選ばれました。

そして、スピリットウォーターレメディーからは、以下の二つを選ばれました。

■Togak-ho-w. (戸隠神社 宝光社の手水)
魂の成長を止めている魂に蓄積された自分の過去世や先祖の意識の中で、 人から酷い目にあわされた怒りの感情を薄く・軽くして、魂の成長を促す働きがある。
ただし、自然災害で肉親を失った怒りは対象外となる。あくまで人からされたことによる怒りを軽くしてくれる。

■Mizonog-w.(溝ノ口洞穴内を流れる川の水)
本能で動いている人、感情のコントロールができない人、自分の思い通りにやらないと気が済まない人、 誰にも邪魔されたくない人など、 ある意味動物的な人によく、自分をコントロールする力、抑える力、エネルギーをうまく小出しに出せる能力がつく。たとえば、怒りだしたら手が付けられ ない、怒りを爆発させて全力を使い果たすような人によい。 エネルギーの無駄使いがなくなる。

更に、タイムラインを鑑みて、乳児の時に全身に塗っていたステロイドからの影響が、未だこの子に及んでいる様子から、それを解毒する為にステロイドから作られたレメディーを選びました。
また、恐怖・不安・麻酔の害に対しては、Opiumを出されていました。

この子が、たった1回の相談会でここまで改善されたのは、とらこ先生の相談会・レメディーのお陰のみならず、この子のお母様が、この子が良くなる事を一心に願い、ご神仏様へお唱えをされてきた事も功を奏したのでしょう。
また、お母様はご自身のインチャ癒しにも取り組まれました。

このお母様は先天性の遺伝子疾患を患われています。

とらこ先生を通して導師様から教えて頂いたお唱えを繰り返す中、
ご自分の幼少期、自分の家族から疎ましく思われていた、そういう視線を常に感じていたことを思い出されたそうです。
疎ましいというのは、自分が熱性けいれんを起こすし、他にも障害があるので、親族は、色々と面倒をみなければならず、健常者相手ならしなくてもいい手続きや手助けをしてあげなければいけなくて面倒だ、大変だ、だから存在が疎ましい、手伝ってあげるんだから従え、口答えするな、感謝しろ、と言われたり、そういう空気を幼少期からずっと感じていたという事。
その価値観の影響をずっと受けて、自分は迷惑、面倒、疎ましい存在だ。周りの人にそう思われているんだからどこか秀でて認められるところがないとこの世に自分の居場所はない。生存することはできない。
どこか認められる箇所があれば、面倒だったとしても「この人ならば仕方がない」と思ってもらえる、と、その偏った信念に基づいて勉強も仕事も資格取得も取り組んできた。
ご自分のお子様に痙攣が頻繁におきていた期間中、彼女の無意識の中では「やっぱり迷惑な奴は迷惑な子を産むんだ。迷惑をかける社会の厄介者は子を産み育ててはいけない」という優生思想に支配されて苦しんでいた事に気づかれたそうです。
ある日、お唱えをしていると「迷惑かけたっていいじゃないか。みな、迷惑かけてるだろ」とふと声に出していました。
すると自分が小さい頃に周りの人の態度、言動で傷ついて膝を抱えて部屋の隅で小さくなっている姿が見えてきたそうです。そして、この子はこんなに傷ついていたのかと初めて認識して泣けてきたそうです。
最近は小さかった頃のご自分に「●●ちゃんは迷惑じゃないよ。仮に迷惑かけていたとしてもいいじゃないか。私はどんな●●ちゃんでも大事だよ。」と声をかけて抱き締めるイメージをするように取り組んでおられるそうです。
そして、ご自分のお子様たちには「そりゃ元気でいてくれたら嬉しいけど、たとえ病気になって元気じゃなくなっていても、頭がよくなくても、悪いことをしてパパママが叱っている時だって、君達のことが一番大事で大好きなんだよ。覚えていてね」と伝えられたそうです。
それを聞いたお子様たちは、泣いて抱きついてきたり、「えへへっ」と照れ笑いをしたり。。。

とらこ先生は、このお母様のインチャ癒しエピソードをお知りになり、この方の魂の成長を大変喜ばれていました。
そして、『見捨てられたら怖い。だから今まで頑張ってきたのだから』と、この方にはサポートφ見捨てを選ばれていました。

とらこ先生:
『私達の魂は、神の分け御霊。皆一つ。全体生命の一部。生きているのではなく生かされている。
利他心を目覚めさせるために、貴女のカルマとなっている3代前の人が癒され、目覚めますように。子育ても利他だからね。』と激励されていました。

私達に気づきをもたらせるために、心身に症状が出ます。
その時、その症状を忌み嫌うのではなく、自分のどこに誤った意識があるのか?自分の内を見つめ続けるきっかけとなってくれた、と、感謝する事ができるかどうか。
言うは易く行うは難し。決して容易な事ではありませんが、とらこ先生とクライアント様のセッションから学ばせて頂く事は、沢山ありますね。

とらこ先生、今回も私達を導いて下さり、誠にありがとうございました。

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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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