【とらこ先生相談会レポート】主訴は『心臓サルコイドーシス』中年期女性のケース

残暑厳しい日が続きますが、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

明日は、とらこ先生の「ZENホメオパシー学術発表」 from Japan to Romania and the world が開催されます!
ルーマニア・ジェモセラピー&ホメオパシー協会(RAGH)会長、Dr. マリナ・シウマス・リンブより、その年次カンファレンスへの発表を求める熱いラブコールに応える、とらこ先生が、日本のZENホメオパシーの神髄を発表します!
その事前収録を一般公開させて頂き、皆様と共にその恩恵を分かち合いたい💛というのがこのイベントの主旨です。
当日ご参加頂いた方には特別に質疑応答コーナーも設けられるそうですので、是非奮ってご参加下さい!
https://ec.homoeopathy.ac/index.php/product/5243

さて今回は、『心臓サルコイドーシス』を主訴にもたれる中年期女性のケースを紹介させて頂きます。

『サルコイドーシス』とは、不明の理由で、生体に有意義ではない肉芽腫が体中のいくつかの臓器(リンパ節、目、肺、心臓など)にできてくる『難病』に指定されている疾患です。

頻度は人口10万人に対して10~20人程度と比較的稀。自然に治る症例から必死な治療にも関わらず悪化する症例まで、経過の幅は広く、現代医学では、ステロイドと免疫抑制薬(メトトレキセートなど)で治療するのが一般的なようです。
心臓サルコイドーシスに関しては、大きく分けて2種類の病態があります。1つは刺激伝導系が侵されて不整脈がおこる場合、もう1つは心臓を収縮させる筋肉が侵されて心不全にいたる場合。
前者は、偶然心電図で発見されたり、クライアント本人が不整脈を自覚されたり、あるいは高度の房室ブロックなど徐脈性不整脈のために心臓の実質的ポンプ機能が低下して、意識消失(失神)で緊急受診となったりします。高度の房室ブロックでは、ペースメーカーが挿入されて急場をしのぐことが多いそうです。
後者の場合は、放置すると心臓の拍出力が次第に落ちてきて動くと息切れや動悸がする、足がむくむ、といった慢性心不全になっていきます。また、生命に係わる心室性不整脈や突然死をきたす場合もあります。
日本において、サルコイドーシス症の死因で最も多いのは、心臓病変によるものと言われています。
このクライアント様の場合、30代の時に、目が見づらくなり眼科受診したところ『ぶどう膜炎』と言われ、ステロイド治療。
一年経ち眼圧が上がってきたので、漢方医受診、漢方薬と鍼治療により数ヶ月でぶどう膜炎完治したものの、その後、顔面に赤い丘疹ができ、治らない為、皮膚科で生検したところ、サルコイドーシスと診断されました。

不整脈で時々休むことはあっても普通に走る事ができていたのが、時々貧血のように目の前が暗くなることが起き始め、階段も辛くなってきました。
ある晩、目の前が暗くなったので、次の日受診したところ即入院となりペースメーカー植え込みの手術を受けられました。
全身の痒みがあり、皮膚科通院、抗アレルギー剤服用。ステロイド内服治療開始。
病院受診時にずっとドキドキ感が治まらないため、心電図検査をしたところ心室頻拍を起こしており即入院、ペースメーカからICD植え込みに変更。

カテーテルアブレーション(カテーテルを用いて、不整脈の原因となる異常な回路や興奮を発生させている部位をアブレーション(焼灼)して消滅させる治療法)は3回受けておられます。
病院からは免疫抑制剤も追加されました。

現在の体調ですが、心機能は約半分。階段とか坂道は辛いものの日常生活は普通に送る事が出来ておられるそうです。これ以上症状が進まない事を望まれています。
別のホメオパスにかかられていましたが、かなり重度な状況におられ、とらこ先生の相談会に導かれました。

今回は初めての相談会。
とらこ先生は、クライアント様が生まれた時の状態から現在に至るまで、彼女の人生に起こった様々な出来事についてクライアント様とポイントをついて確認していきます。
この方の父親は、この方が誕生した時、女の子だと知るとお見舞いにも来られなかったそうです。
男尊女卑の家庭。父親と男兄弟だけは、おかずが一品多かった。女姉妹からは意地悪をされ、『あなたにだけは負けられない』とライバル視されていた。
結婚した夫からは愛のない態度をとり続けられ、今では家庭内別居のような生活。
この方の今までで一番辛かった事は『最愛の猫を亡くしたこと』。。。
愛し合うべく家族のメンバーにとことん傷つけられ、この猫さんだけが、この方の悲しみや苦しみを理解していてくれたのかもしれません。
とらこ先生は、導師様にこの方について伺いました。

★霊的見解★

病気の原因はいくつかある。
1.父方先祖(8代前)のカルマ
どういうカルマかというと、自分を責めて責めて責め抜いてノイローゼで自殺したカルマ。自分を粗末にしたカルマ。
そのカルマが彼女に来た。
自分を責めることはよくないことだとまずは彼女自身が理解し、そして8代前のご先祖さまにも伝えるようにする。
そしてカルマの解消に心経を唱える。

2.病気の原因となっている二つの意識がある。
感情 怒り95% 悲しみ5%
お父さんから相手にしてもらえなかったときに生じた感情。
彼女とお父さんは逆転親子だった。
彼女の成長と共にだんだん霊性の差が大きくなり、父親との関係がぎくしゃくしてきたんじゃないか。
『自分を酷い目に合わせる人なんかいないはず。皆やさしく愛してくれるはずだ。』という意識があり、しかしお父さんに冷たくされ、怒りが生じた。

『もっと私の勝ちを認めろよ。尊敬しろよ。』というプライド意識、
『できない駄目な奴になりたくない。』という見捨てられたくない意識があり、
優秀インチャがかなり強い。できないと駄目だといのがかなり強い。なので、できないと自分を責めてしまう。

。。。という事でした。


クラアイント様:
『本当の愛情を知らない夫。労わって貰っていないというのが、ほとほと嫌になったんです。』

とらこ先生:
『それがSepia。イカ墨のレメディー。停滞。
イカが小さい魚を食べる時、ふっと墨をかける。すると麻痺する。
私、これ見つけた!と思ったんですよ。
別の目のサルコイドーシスのクライアントさんがいて、2回目くらいで良くなったのだけど、その人にもSepiaを出していたんですよ。その方もとても真面目な方でした。
目の前が真っ暗になる、不整脈を起こす、肉体的な労作から悪化、寒冷で悪化、煙を嫌悪、温められた怒りから悪化、という貴女の特徴も全てカバーします。』

クライアント様:
『本当にそう思っています。主人への怒りをどう抑えていくか。。。』
クライアント様は、他にも現在の利権社会、老人に席を譲らない若者、汚い食べ方をする人に対して腹が立ったりストレスを感じたりすると仰っていました。

とらこ先生:
『世の中をケシカランと思っているんだね。こうあるべきが強いのだと思います。』と仰り、
今回の随時として『サポートφこうあるべき』を選びました。それに生命組織塩のレメディーを加え、ミネラルバランスを補強します。

朝のレメディーにはNat-murを選ばれていました。このレメディーは、体液のレメディー。また『秘めた怒り』にも良いそうです。

そして、クライアント様の低霊性意識に合うレメディーとして以下を選ばれていました。

■Shibut-w. (至仏山の水
価値を認めてもらえなかったときの怒り、感情を鎮める働きがある。 馬鹿にされたり、駄目なやつと言われたり、と優秀インチャを刺激されることでスイッチが入る(火が付く)怒りが生じる元を軽減してくれる力がある。

■Ryouanji-w. (瀧安寺の手水)
自分を信じる。自分を認める。自分を許すことができるようになる。自己卑下、自己不全感を癒し、自分を責めることが減り、駄目な自分、ありのままの自分を認められて、向上心がアップする。

■Nabewar-w. (鍋割山の水)
自分は相手から必要とされない。いらない。人から駄目な奴と思われる。他者に認められないという意識が緩む。自己卑下の強い人、自尊心の低い人に合う。

また最愛の猫さんを亡くされた悲しみには、以下のレメディーを頓服で摂られる事をお勧めされていました。

■Izumo-w. (出雲大社の水)
愛するものが無くなったり、奪われたり、ある日殺されたり、事故で亡くなったり、ペットとか、好きな芸能人とかが死んだり、亡くなったり、ペットロスとか番組が終わってしまった番組ロスとか何かを失って、なくして、悲しみにくれて、元気がなくなり、病気になっちゃう。失いたくない人や失って苦しんでいる人を癒す働きがある。

このクライアント様と8代前のご先祖様の魂の癒しに効果がありそうなものばかりですね!

とらこ先生:
『心の部分でインナーチャイルドがあれば、そこでもエネルギーの流れが詰まってしまう。
貴女は怒りをもっているのに我慢しているから詰まってしまっている。インナーチャイルド癒しがとても大切。
魂の部分でも霊的見解にある低霊性意識があるから詰まっている。その意識を昇華する為には、祝詞、心経、真言をお唱えしてご神仏様に助けを求めましょう。
病気はお知らせ。随神の道(かんながらのみち) を進んでいれば病気にならないで済む。
貴女の8代前のご先祖様。自分を責めて責めて責め抜いてノイローゼで自殺した。貴女の魂は、果敢にもそのカルマ解消の役目を引き受けた。大変な人生でしたね。』
と、このクライアント様の今までの人生の苦難に共鳴し、癒しをもたらす言葉のレメディーを沢山与えられていました。そして、最後に『赦しは愛』というマジックワードを忘れないように念を押されていました。

クライアント様は、とらこ先生から莫大なエネルギーを受けられたのでしょう、『先生にお会いできてとても嬉しかったです。』と、感極まった表情で、とらこ先生にご挨拶されて相談会室を去っていかれました。

とらこ先生、本日も深遠な魂のセッション、誠にありがとうございました!

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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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