2015年6月7日(日)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH5期
「マヤズム」
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

CHhomの2年生(CH5期)に由井学長によるマヤズムの授業が行われました。

現代医学と全く別の医学体系を持つホメオパシーの中で、最もホメオパシーらしいダイナミックな箇所がマヤズム医学に関する部分です。


人間をホリスティックにとらえたホメオパシーの創始者であるハーネマンは、病気が親から子へ遺伝し変化する様子や、複数の病気が融合して複雑化した場合の見極め方と治療の方法を確立し、文献を通して後世に伝えております。しかし、内容は難解であり、臨床経験を通してしか学ぶ事が出来ない事もあり、後世のホメオパス達には誤解して伝わったり、曲解して受け取られている部分でもあります。


本日の講義では、複数存在するマヤズムの中から丸一日かけて淋病マヤズムにスポットが当てられました。


ハーネマンの記した文献を読み解くだけでなく、由井学長の臨床ケースの映像、音声を通して、体感しながら、淋病マヤズムの活性した病気にどうアプローチするかを学びました。


症例は、淋病を薬で抑圧した母親が難治性の病気を発症し、その母親の子供に現れた病気のケースが映し出されました。症状のベースに遺伝した淋病(マヤズム)がある事を読み解き、ZENメソッドにより、肉体症状だけでなく、精神症状も改善する様子が映し出され、ハーネマンの記した治療法が高い効果を持つ事を証明しました。


また、卵巣のう腫に悩む女性のケースでは、適切なレメディーのコンビネーションにより、相談会を重ねるごとに卵巣のう腫が萎縮し、最終的は完全に消滅した様子が映像に映し出され、学生達は驚きを隠せない様子でした。


レクチャーだけでは、難解すぎて理解できない内容ですが、学生達は実践の臨床ケースを食い入るように見つめ、自ら体感し、全身の感覚を使って学べたと思います。


マヤズム医学を学ぶ事の意義、ZENメソッドを深く学ぶ事の意義を感じる素晴らしい講義となりました。


由井学長、学生の皆様、お疲れさまでした。

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