★ライブ授業 とらこ先生相談会レポート【主訴は『全身麻痺』】

今日は12月1日。今年もとうとう師走に突入、気忙しい日々になって参りましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、『全身麻痺』を主訴にもたれる若い女性のケースを紹介させて頂きます。

約14年前に大きな交通事故があり、全身麻痺の状態になられました。
とらこ先生との相談会が始まったのは約8年前。
とらこ先生による心・体・魂の癒しと霊性の導きを一心に受け、それに応えるべく絶え間なく努力されている成果、素晴らしい発展を遂げ続けられています。

前回の相談会レポートを以下に掲載させて頂いておりますので、宜しかったらお読みください。
https://www.homoeopathy.ac/yui/35563/

久しぶりのとらこ先生との再会。クライアント様の表情がほころびます。

今回は、身体的症状はそこそこで、精神面・心の持ち方についてのご相談が主であったようです。

というのも、最近、親友との決別、という、クライアント様にとって大変ショックな出来事があったからです。

そのご親友は、クライアント様と同じような境遇におられます。
ご親友夫妻が、クライアント様と同じ都市に引っ越してきてから状況が少し崩れ始めました。
そのご親友は、深刻な不安感に悩まされており、自分の周りの皆と自分を比べてしまい、特にクライアント様に対して酷かったそうです。
クライアント様の所に何度も出入りし、クライアント様は疲れてしまい、その気持ちを表現したところ、それを快く受け入れて貰えなかったそうです。

『感謝するものは沢山あるのに。。。
指が少し動くようになったとか、自分でベッドから車椅子に乗れるようになった、とか。
私が何年もかけてやっと出来るようになった事が、彼女はできるのに。
私が仕事をしているのを羨ましがるから、仕事をあげても、直ぐ辞めるし。

私は、一度も彼女の事を見下げたり、比べたことはなかった。
彼女の事を人として尊敬していたし、応援していた。
彼女が、そこまで比べていた事に傷ついた。。。本当にベストフレンドの一人と思っていたのに。。。』と失望が隠せないご様子でした。

とらこ先生 『導師様が仰っていたけれど、貴女の親友は事故によって障害者になったと思いますが、事故前を見て見ると、
もともとすごく勝ち気な人で、人を仕切ったり、コントロールしたがるタイプで、 マウントをとっては人を見下して優越感を得ることに生きがいを感じるような人だったみたい』

クライアント様は、この言葉に大きく頷き、『(見下す事について)自分がやっているから、人もやっていると思い込んでる。“この障害がなければこうだったのに”とか直ぐに言う。
私は、最近全然考えていない。逆にこうなっていなかったら、自殺していたかもしれないし。今は、結婚して幸せだから。』と仰っていました。

とらこ先生 『この違い。この感覚、とても大事だね。貴女は大きな事故があって大変な身体を貰った。それが今では、愛する人ができ、仕事もできて。。。それは、あなたがトライしたから。そして、彼女にもできると思ったのに、敵になっちゃった。
心ひとつ。どう考えるか。それを受け入れるという事が、彼女にはできていない。彼女の過去は素晴らしかったけれど、今は惨め。そう思うと、どんどん不幸せになってしまう。
でも誰が、これを伝えても、本人が決めないと。多分、未だ彼女にとって適切な時でなかったのだね。』

クライアント様 『彼女に合わせて、応援し続けるべきだったのか?

とらこ先生 『そこが知りたいところだね。。。彼女は、貴女よりずっと弱いんだよ。彼女は、貴女が考えるよりも、メンタルがとても弱くて。プライドがとても高い。自己卑下が強くて心を開くことができない。
そこをわかった上で、ちょっとずつ進めていければよかったね。 貴女自身もこの友人が不遇な生活を送っている、不幸な状態にいると思って、よかれと思って引っ張りだそうとしたことが、あだになってしまったという感じ。
貴女は、大きなものを与えたけれど、彼女の受け皿が小さすぎた為、90%くらいが受け取れていなかった。
貴女がこれを理解したら、二人の関係を修復できると思う。
この友人はとても難しい人。しかし、難しい人を相手にする事でとても修行になる。
貴女は、簡単な人生を望んでいないんだよ。私には分かる。貴女は‘目覚めた人’だから。』

クライアント様 『私は私の人生を言っただけ。頑張ってくれるかなと思ったのだけど。。。私にばかり幸せが来るという嫉妬かな?私がどこかに行くと“そこは私が行きたかった” 何か買うと“それは私が買うつもりだった”とか。。。』

とらこ先生 『子供みたいだね。君は、今でこそフルタイムで働けるようになったけれど、最初は、コンピューターも小指だけで打たなきゃいけなかったし、大変だったんだ。君をみると、何の苦労もなさそうで、いつもニコニコ笑っていて、それが彼女にとってはまぶしすぎるんだよ。
私もホメオパス達に成功話すると、“やめてーまぶしすぎる”と言われ、クライアントさんからクレームが来て、謝りに行ったんだ。私も失敗したんだ、というとみんな安心する、みたいな。こういう自分の弱い所を彼女に見せてごらん。』

クライアント様 『唯一弱音を吐ける人だった。分かち合えると思っていた。でも、そういうのを聞くのが嬉しいんだ、というのを感じたから、この人、‘ネガティブな事を聴くのが嬉しいんだ’とげんなりする様になってしまった。』

とらこ先生 『よく分かるよ。彼女は傷をなめ合うという状況で安心している。君は、とっくにそこから卒業している。彼女は出たくても出れない。
貴女は、10代の頃ズタボロだった。ここで凄い苦しみを味わった。片や彼女は順風満帆だった。彼女は、失ったものが大きすぎた。
貴女も失ったものが大きかったけれど、君は元気な身体の時、自殺しようとしたんだよ、それくらい苦しかった。彼女の人生にはそれがなかった。
人間の器の大きさは、苦しみに比例する。その分、君は人として大きくなった。その違いなんだね。

私にも、とても難しいクライアントさんがくる。他のホメオパス達にかかっても良くならなかった方が最終的に私に来る。そして、“由井寅子さん、私、こういう状況だけど治せますか?”って。
こういうクライアントさん達に“この病気は、あなた自身の働きかけによって治っていくんですよ”という方向に導いていく訳。』

クライアント様 『そうやって、自分の問題を人にやらせる人達、責任感がなさすぎて、私には理解できない。。。』

とらこ先生 『人のせい、菌のせい、って原因を外にしかみない人々をどうやって導いていくか?というところなんだね。
それを利他という。貴女にははそれができる。だから、この難しい人があなたの親友になったんだよ。目覚めるには、必ずこの訓練がくる。
その人も美しい心をもっているけど、今、曇っているだけね。っていう感じ。
その状況下において、どこまで受け取れるか。今日は、心がダウンしているから、少しだけ。今日は調子が良いから、もう少し多く。それを見極める必要がある。
だから、もう一回チャンスがあったらトライして貰いたい。何故なら、あなたは‘目覚めた人’だから。』

とらこ先生が常に仰っている『霊性の高いものが負ける、一歩譲る』という事でしょうか。
挫けかけていたクライアント様は、とらこ先生の言葉のレメディーによって一気にパワーアップされたご様子でした。

そして、今回、とらこ先生がこの方に選ばれたのは、『サポートφ利他』。そこに、このクライアント様の状況にピッタリの二つのレメディーも加えられていました。

・浦嶋神社の御井の水 (Ura-mii-w.) 
ある日突然身に降りかかるような災害、事故とかあるいは肉親の突然死とか、心が保てなくなるような出来事とか、 普通でいられないような出来事にあって、心に穴があくような傷を負ってしまい、深いところで魂をも傷ついてしまう。 そのような魂の傷が元で心身が不調になるようなそういう人に対して、魂の傷を修復し元の元気な状態に戻す働きがある。

・智積院の大日如来様のレメディー (Chishak-dainichi-T.)
ショックなこと、アクシデント、トラブル、事故、対人関係の問題などで、感情が乱れたときにプラーナやクンダリーニなどのエネルギーの流れがおかしくなり(滞ったり、暴走したり、飛び出したりなど)、それがもとで体調不良になったり病気になるけれども、このレメディーをとることで、感情の乱れによる(全ての)エネルギーの乱れを修復する働きがある。それに伴う体調不良が改善することができる。

とらこ先生 『このサポートチンクチャーを摂り始めると、もの凄く、色んな人に愛を感じる。貴女には十分愛があるけれど、更に高くなることができる。
それくらいの力でやらないと、元親友は心を開かない。
いつか必ず来る。その時、彼女は未だ臆病で、自己卑下が強くて、自己否定が強い。だから心を開く事ができないかもしれない。
こういう人にも、安心を与えられるような人間になる為、‘目覚めた人’になるため、このチンクチャーを出すね。

貴女は、母国語でもない、日本語でもない梵語のお唱えをよくやってくださって、本当に偉い。
貴女の魂が喜んでいるのは、体験しているから分かるね。
これは世界共通だと思う。日々の生活の中で、‘神様仏様、生かせて頂き、ありがとうございます’っていうのは、感謝の心ができる。感謝の心が免疫を上げる。
こういう状況になっても、夢、希望を失わない貴女は本当に素晴らしい。
I respect you, admire you, and LOVE you! またお会いしましょう。』

このクライアント様のしなやかな強さは、とらこ先生とともに歩まれてきたからこそ培われたものだと信じて疑いません。ますますご健康でお幸せになられます事を心よりお祈り申し上げます。

とらこ先生、本日も素晴らしい霊性のお導きを頂き、誠にありがとうございました。

***********************************

体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

■ 由井寅子先生による、健康相談会のお問い合わせはこちら 
日本ホメオパシーセンター東京本部 tel:03-5797-3136
https://homoeopathy-center.org/consultation/yui-waiting-list/

■ ホメオパシー健康相談会の資料請求はこちら
https://homoeopathy-center.org/request/