★とらこ先生相談会レポート【主訴は、『双極性障害二型』】

今日は3月3日、五節句の二番目『上巳の節句(桃の節句)』です。
元々は女の子のお祭りではなく、春を寿ぎ、無病息災を願う厄祓い行事だったそうです。

さて、今回は、『双極性障害二型』を主訴にもたれる40代女性のケースを紹介させて頂きます。

この方のバックグラウンドは、昨年12月16日のレポートで紹介させて頂きました。
(※宜しければ『とらこ先生便り』をご覧下さい。 https://www.homoeopathy.ac/yui/41063/

『娘の命を殺めるという事は、貴女は、絶対死ぬつもりだった。貴女は死にたいんだよね。
相談会の始めから‘早く帰りたい’と言っていたね。‘あの時死んでたのに’って。貴女は、亡霊になっている。
それをどうやって、この人生で良かったとするのか?が私にかかっている。貴女にかかっている。
誰に頼るのか? 私。導師さま。ご神仏様に頼るんだよ。』

初回の相談会で、とらこ先生から、こう言われ、約2か月半が経過し、今回は2回目の相談会です。

クライアント様からの事前報告には、
『頂いたレメディー通りの‘引きこもり’でしたが、不動明王様や弁財天様に参拝をしたく江ノ島に出かけたり、
由井先生の年末の講演会でお話しされていた歓喜天様や愛染明王様にご挨拶したく、高尾山に登ることが出来ました。
数年、ほぼ抑うつ寝たきりの状態でしたので、なんとか参拝出来るよう力をお貸しいただいた神仏や自分の脚や身体に感謝の心が湧いてきました。
由井先生や導師様に着いていけば大丈夫と思える様になり、恐怖心はかなり減っています。』と書かれていました。

とらこ先生は、相談会室に入ってきたクライアントさんに『よく来たねー。峯入りもできたんだねー。偉かったねー。』と温かい声がけをされていました。
クライアントさんも、とらこ先生に再会できた事をとても喜ばれているようで穏やかにリラックスされています。
そして、ご守護下さるご神仏様へ御礼と感謝を伝えたら、受け入れられたような気持になって幸せを感じた事をとらこ先生に報告されていました。

とらこ先生:
あなたに必要なのは受け入れ。これがあったら人生が変わっていた筈。

クライアント様:
自分からも壁を作っていた。
どっちが先かというのもあるけれど、受け入れがたいところがあって、それが何回も繰り返されて壁ができるのではなく、
例えば、父に何か言われた事、やられた事に対して、一回で壁を作る。友人に対しても、‘こういう人がいるんだ。二度と信じまい。’と一回で壁を立てる。

とらこ先生:
あなたがそれだけ傷ついているのは分かるかな?これ以上傷つきたくないわけ。
だから直ぐに蓋を閉めちゃうわけ。そういう体験をしていないのに、何故そうなるのか?と考えないと。
。。。そこで、導師様からの霊的見解を頂きました。
あなたが鬱になる傾向は、前々世の意識を引きずっている。というのが今回分かりました。
‘農夫か一般の人だった。だけど、戦にかり出され、怖くて逃げてばかりいて、自分には無理だ、嫌だと言っても最前線にかり出され、最終的に殺された。
どんなに訴えても認めてもらえず、人殺しとかやりたくないことを無理矢理させられて失意のどん底の中で殺された、その虚しさ、自分の無力さ、人々の薄情さに意識が沈み込んでいる。
その時の虚しさ、無力さをいまでも引きずっている。同じ体験をさせられている。’というものでした。
。。。ここからは、私の見解ですが、恐らくあなたは、前世もこの意識を乗り越えられず、自殺している。
だから、今世、また自殺しない為に、あなたの娘さんは偉かった、あなたを死なさないために泣いてくれたんだよ。
前回の相談会の時にそう思った。
わざと泣いてくれたんだよ。そして貴女は我に返って一命をとりとめた。
この子は、その後、あなたの殺される事を知っていながら泣いてくれたんだよ。
あなたに前世の苦しみを乗り越えて欲しいと願う魂をもった赤ちゃん。有難いね。これ、凄く大事なパートだよ。

この言葉は、クライアントさんの魂にグッと響いたようで、『凄く良い子で、、、よく私の所に来てくれたな、と思ってます。』と涙ながらに答えられていました。

とらこ先生:
だから、貴女に殺された事なんて何とも思ってないよ、と伝えてくれと私に言うんだよ。
あなたに恩を返したみたい。あなたが、この子を大事にしてくれた時のご恩返し。
これで良いからさ。責めないで。赤ちゃんもそういってくれてるんだから。
あなたは、自分をろくでもないと思っている。
愛染明王さんは、煩悩そのもの。縁があるわけ。
あなたは死にたかった魂。前世失敗している。今世、失敗する訳にはいかない。
仏様神様が、『もう一回やってみるか?』って聞いてあなたの魂は、『もう一回やります!』と言った。

クライアント様:
なんかそれ、分かる気がして、よくそんな事を言ってしまったな、と思います。

とらこ先生:
魂は、体も心もないから。魂の清らかさがそうさせて、この世にきてみたら、ボロクソの人生。

クライアント様は、とらこ先生からの言葉を受け、ご自身を見つめて気づいた事、現在、問題となっている事、様々な事を伝えられていました。
そして、絶望のどん底にいた時のことを思い出して、この様に仰っていました。
『絶望へのレメディーをとったら、戻ってこれた。思い出したのですが、バッチフラワーがあっても、落ち込み過ぎた時に使えなかった。』

とらこ先生:
認識する事が大切。
これだけの神様、仏様がご守護して下さっているから、あなたはもう自殺しないと思う。
先ずは仏様にすがるのが大事。神様も優しいけれど、仏様は、傷ついた心を根こそぎ抱き上げてくれるから。

クライアント様:
由井先生の12月の講演会『この世的価値観を越えるためのインナーチャイルド癒しの新らたな最後のステップ&十一面観音と歓喜天が表すもの』での歓喜天様のお話が心に響きました。
自分を悪党、障害だと思っているからだと思います。
由井先生の相談会の日に涙が溢れたのは、私が生涯で流した事のなかった‘初の嬉し涙’でしたので歓喜天様のお話と重なったのかもしれません。

とらこ先生:
あなたは、自分を罰し過ぎてきた。責め続けてきた。前世の苦しみと罪悪感をひっさげてきた。
そういう人を歓喜天様のように抱きしめる。
歓喜天様は、本当は象の顔ではないんだよ。象の化身となって抱きしめてくれる。
羽衣の天女が抱きしめるのではなく、私はあなたと同じですよ、と抱きしめてくれる。

クライアント様:
羽衣の天女だと、私はこうなんだなって。小さくなってしまう。

ほんとのドロドロ。自分への嫌悪。存在していてはいけないと書き貫いた。心理士さんに見せたら、これは酷いと言われた。
そこで初めて闇が見えたみたい。物凄く深かった。

とらこ先生:
だから軽く扱えない。その分、深い深い暗闇に行ってしまった人が小さな光を見つけたら早いんだよ。
光を見つけた時、そこには、一縷の希望がある。
この希望を与える人間に、皆さんがならなきゃいけない。
皆できる。何故できるか?暗い所の絶望を知っているから。
心理士さんが、あなたの心の闇を文書で分かった。私は読まないでも分かる。
何故なら、私もそこにいたから。
そうなった時に、あなたの経験を惜しまずに話して欲しい。それで恩返しする事ができる。
あなたの体験が唯一無二。
感謝に変える事ができた体験を話す事が、利他であり、お布施なんだよ。
これも連鎖。人類に対する愛とは、この連鎖が要るんですよね。
自分が何の役に立たず、できなかったと言って嘆く必要は無く、
あなたが自分の体験を惜しまずに話してくれたことで、死なずに済む人が何人いるか?
あなただけの苦しみだと思っているから人前で話せない。これは人類の苦しみなんだ。
私が苦しんでいる事を、この人が代表して苦しんでいてくれている。
これを楽にするには、みなに発信する事。
明日は我が身。いつ家が燃えて一文無しになるか分からない。
敢えて私の所に来てくれた事に、とても感謝しているんだ。
何故なら、死にたいと思っている人たちに光を与える事ができる。
あなたの苦しみは無駄じゃなかった事は分かるでしょ?

クライアント様:
学ぶ事も多く、死なない様にしようと思っている。
第一は、娘。娘がいた事。今ここにいる事。これで死んじゃったら、、、。
由井先生と導師様に辿り着いたのだから、死んじゃだめだ。って。

とらこ先生:
そこにしがみついたら良いんだよ。
自分を粗末にしてきたけど、あなたに徳があったから道ができた。
出会うべきして出会ったな、とあなたが来た時、思った。
よく来てくれました。これが人を救う事になるんですよ。
少しずつ、埃を払って行って、ピカピカになっていく事を願っています。
前々世の虚しさ。イメージで書き換えることをやっていきましょう。

このクライアント様の魂に響く言葉のレメディーをたくさん与えた後、
とらこ先生は、マザーチンクチャーとレメディーを組み合わせた特製サポートチンクチャーを出されました。その内容たるや、もう凄かったです!
そして、朝・昼・夜のレメディーは以下のものでした。
朝:Phos-ac(リン酸 / 自分を責める。その罪悪感、卑下)
昼:Thym-g(胸腺 / 家庭に温かみがなかった、免疫アップ)
夜:Ign(イグネチア豆 / 同じことをグルグル考える。娘を失った悲しみ)

クライアント様は、まだまだ御自身に対して『ダメだ、許せない』という思い、過去の辛い出来事からの未解決な感情(怒りや恨み辛み)に苦しまれておられるものの、
とらこ先生に巡り合い、救いの道を見出され、とても幸せそうでした。
そして、とらこ先生から受ける言葉一つ一つが、前回よりもすーっと入ってきているようにお見受けしました。
本当に良かったです!!

とらこ先生は、『どんな命も同じくらい大切である。』と、常日頃から仰っています。
この世的価値観で裁くのではなく、どんな人でも苦しんでいれば、それを救う事に全力を尽くされるとらこ先生の姿には、いつも感動を覚えます。

今回も素晴らしい相談会をありがとうございました。

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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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