★とらこ先生相談会レポート【人間関係の問題】

今日で9月も終わりとなりましたね。
朝夕の空気には秋らしい冷気があり、夜は虫の声が響き渡る、秋の深まりをひしひしと感じます。
豊受の田んぼでは、黄金色に輝く立派な稲穂が育ち、つい先日は、初の稲刈りをお祝いし、『抜穂祭』が執り行われました。
祭司は、もちろん、とらこ先生です!
 
さて、本日ご紹介させて頂くのは、『人間関係がうまくいかない、自分の気持ちより他人のことが気になる』という主訴をおもちの50代女性のケースです。
今回は、身体的なお悩みでなく、心の問題がメインです。
何故、この様な問題に発展していったのか?を知る手掛かりとして、この方のバックグラウンドについて少しお伝えしますね。
ご両親が共働きだった為、2才くらいから保育所に預けられていたそうです。
お母様は、『表面は明るく社交的だが、裏では悪口。気が強い。おしゃべり。感情の起伏が激しい。』
お父様は『気が弱く、学歴コンプレックス。虚弱、入退院を繰り返していた。短気、大酒のみで酒乱気味だった。どう考えても間違っているのに謝罪できず、自分を否定されると暴れ出す。』
10代後半の頃、心の底から両親とも死んでほしいと思っていたそうです。
6歳離れた弟さんについては『自由奔放でわがまま。母が溺愛しており、喧嘩するといつも自分が悪いことになり、弟が負けることはなかった。
心の底では弟が憎らしく、大嫌い。』 。。。という事です。

タイムラインをみても、
・スパルタで勉強をさせられた
・勉強を頑張って成績も上がっていたのに、弟や友達と喧嘩すると、親からは「あんたが何かしたんだろ、だから嫌われるんだ」といつも言われた。
・友達関係で悩んだ
・付き合っていた人に二股をかけられて裏切られた 。。。と、沢山辛い経験をされてきました。
50代になっても、『人との人間関係が苦手。被害妄想に入る。自分が何をしたいのかわからない。』という状況で、『霊性生活に入らなくては』と思い、とらこ先生の相談会を申し込まれたそうです。
とらこ先生は、この方の質問票を読まれ、ご自身と重なるところがあったそうです。
ある家庭の長女として生まれたけれど、その家庭にいない。魂の根無し草。
とらこ先生も由井家に生まれたけれど、そこにいない感覚があったそうです。
家族が良いとやっている事を良いと思えなかった。それを言うと、『お前は変だ』とけちょんぱにやられる。
過酷な人生で、現在の真の導師様に巡り合うまでは、様々な所に行き救いを求め続けた。。。
とらこ先生は、このクライアント様も同じだろう、辛かろうと思い、導師様に伝えたそうです。
そうしたら、導師様も『あー、この人は大変だったなー』と仰ったそうです。
大抵、この様に辛い人生を持つ方は、『逆転親子』のケースが多く、この方もその一人だそうです。そして、その霊的見解は、
『もともと自分の課題として酷い人生、辛い人生、苦しい人生に対してどれだけ耐えられるか、負けずに潰されずに乗り切ることができるか、過酷な状況を自分に課して負荷をかけて、魂を成長させるためのそういう辛い人生を自らに課題として与えたということです。
辛い人生となるようになるように神さまが仕向けてくれている。
そこに気づいて苦しいから嫌だというのではなく、苦しみのお陰で成長できる、神さまからのプレゼントという解釈に変えること。』というものでした。
とらこ先生は、この方が理解できるよう、様々な解釈をつけながら説明されていました。

『人を信じ、愛する事ができないから、薄い繋がりしかできない。
職場で苦手だと感じた部下は、嫌なところが一杯あっただろうけど、深い交流があれば、一つくらい良い所が見えてくるのだが、嫌なだけで終わっている。
弟に対する嫉妬、憎しみ、母親に対する感情(インチャ)を癒す必要があるね。
辛い事が起きて、耐えねばならない状況にある時、いかにインチャ癒しができているかが鍵。
インチャ癒しのイメージの中で、弟に向かってあんたを叩き殺したかったと言えていたかな?』

クライアントさん
『5年くらいまえ、インチャコースを受けて、その時、かなりやったつもりだった、けれど、あまり改善した感じがない。。。』
とらこ先生
『改善しなかったら、こんな事をしても仕方ないと思うかもしれないけれど、その事実を知っている事で、潜在的には改善になっている筈。
魂は、自分の望む高い目的をもっている筈。敢えて、この父親と母親を決めて、この世にきて修行しているんだよ。
人生は同種療法。
愛されない中で、愛されると楽になる。これは逆療法。付け焼刃で根治できない。
愛されない中で、そこが癒えない限り、愛されない事件が次から次へ起きるんだよ。
私が言いたい事は、肉体を持たない魂になったら、腹減ったとか、痛いとか、眠いとか、体が要望する事が分からない。
魂は霊性を上げたいと思うから無謀な設計図を書いてこの世に来る。中には、それが達成できず、自殺してしまったり、亡くなってしまうケースもあるんだよ。
あなたは、自分の設計図で、その年になっても未だ生きているから。
体の不調はないが、私の相談会を願って来てくれた。魂が願って来てくれた。だから、私も出来る事はやってあげたいと思っているわけ。。。』
こうして、とらこ先生とクライアント様の同行二人の旅路が始まりました。
とらこ先生
『苦労を苦労と捉えてしまっている。辛さを辛さと受け取っている。
例えば草取り。‘わー、あそこまで草取りするんだ’となれば辛いだけ。同じやるでも、苦労と思ってやるか、修行の場とやるか、では雲泥の差がある。
色んな挑戦がくるから。逆なでされる挑戦がくるから。お試しで。それにすべったら、また同じような事がくるんだよ。』
クライアントさん
『チームワークが苦手。皆でやるのが苦手なので、自分一人で頑張ってしまう。』
とらこ先生
『日本には約1億2千人の人口が居て、その中には合わない人もいるよ。それが人生の修行になっているんだよ。』
クライアントさん
『辛いですね。』
とらこ先生
『何言ってるの?ここは現世地獄だから。
解脱できていないから。悟りができていないから、ここにいる。
解脱するというのは、いかなる現象も愛する。と言う事。
ビル・ゲイツも愛する事ができるか?ということ。ビル・ゲイツは荒神様。
この人たちを良しとして嫌わなくなった時にこの現象は止まる。
嫌な人の中に自分を見ればよい。
弟を殺したいという気持ちがあった。あなたの中にビルゲイツがいる。
ここ、凄い大事なポイントだよ。』
Time is moneyではなく、Time is life。
これに気づいたら一分も早く霊性生活に入らないとね。』
『幸せは感情でない。浮き沈まない。感謝がある。
この人生で良かったという感謝があるかどうか。
しんどいと、感謝なんてできるわけないじゃんと、思うかもしれないけど。
余裕がないと感謝できないのだけど、余裕と言うのは、創り出せばできるんだよ。』 等々、言葉のレメディーが惜しみなく与えられていました。
今回は心の問題がメインで、身体的症状は、あまり無い中でも、
この方の、荒波がきても、正面から向かおうとしない傾向。クンダバッハ(現実を直視する衝撃から人間を守るための緩衝材)があり、これがコレステロール値が高くなることに繋がっている、というとらこ先生ならではの霊的見解を含むホリスティック病理も垣間見えました。
クライアントさんは、初のとらこ先生との相談会で、多くの導きを受けられ、戸惑いも隠せないご様子でしたが、これからどんどんと変化されて行かれる事と思います。次の相談会が楽しみですね!
とらこ先生、本日も、深遠で素晴らしい相談会をありがとうございました。

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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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