2013年4月13日(土)

豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コース 第5回
講師:由井学長、工藤講師、米丸講師

冷たい空気が肌に気持ちいい、さわやかな晴天の下、豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コースの第5回が開催されました。

今日は午後からの開催で、まず広いタマネギ畑で草取りがおこなわれました。
農薬を使わない自然農で大変なことの一つは、この草取りです。
タマネギのまわりにはたくましい畑地雑草が、タマネギをおおうばかりに生えており、誤ってタマネギを抜かないように、作業は慎重に、しかし手早くおこなわなければなりません。

長い時間、腰を屈めて手で草をとる作業は、足腰や心臓にも負担がかかりますが、そんな実習も受講生の皆さまは明るく元気にこなし、草とりをした一角は、みるみるキレイになりました。

続いて、小麦畑を紹介した後、ショウガとジャガイモの植え付け実習を二人一組で行いました。
植え付けをしたあとには、ホメオパシー自然農ならではのマザーチンクチャーが使用されました。

その後、数種類のナバナを食べくらべ。
ルッコラやコマツナの花もその場でいただきました。
無農薬のホメオパシー自然農だから、株についた花もそのまま食べられるのです。
また、伊豆の在来種のニンジンも、採集したその場で試食。
試食した皆さんは、えぐみの無いニンジン本来の甘みに、驚かれていました。

2時間あまりの実習の後、農場を後にして熱海の講演会場へ移動。
日本豊受自然農の工藤講師、米丸講師、そしてとらこ先生による講義がおこなわれました。
工藤講師は、家庭菜園で栽培をおこなう上でのポイント、どこに、何を、どのように植えるかを、米丸講師は、自家採種の具体的な実践方法を、それぞれ解説されました。

とらこ先生は、いまの世界情勢から自家採種をすることの重要性を語り、無農薬、無化学肥料で農業をする上で、すべての命を自然に戻すホメオパシー自然農の有効性を示して、受講生の皆さまに家庭菜園での実践を訴えました。
皆さま、熱心に講義に耳を傾け、農業に対するとらこ先生の思いも伝わったことと思います。

そして、講演終了後には、サプライズが。
今回のコース修了生の皆さまを、日本ホメオパシー財団から、「ホメオパシー自然農従事者」として認定することになり、一人ひとりに認定証の授与がおこなわれました。

その後はお待ちかねの懇親会。
日本豊受自然農の食材を使った料理に、マザーチンクチャーのハーブ酒やシソジュースが用意され、農作業でお腹をすかせた皆さまにとって、最高のごちそうとなりました。
にぎやかな雰囲気の中で、楽しいひと時を過ごし、本日は解散となりました。

明日も引き続き、家庭菜園コース6回目が行われます。

皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。