★とらこ先生相談会レポート【両変形股関節症】

12月に入り、椿の花をみかけるようになりましたね。
花の少ない冬に、寒空の下で凛として開く寒椿の花を眺めると、冷たい空気の中でも気分が和みますね。

さて、今回は『両変形股関節症』を主訴にもたれる50代女性のケースを紹介させて頂きます。

『先天性股関節脱臼からの両変形股関節症で、人生を通して足が不自由です。
治らない病気と言われていますが治したいという意欲と希望があり、申し込ませて頂きました。
また、思春期を迎えた頃から喉の奥からこみ上げてくる、熱い塊があり、それは今でも時々込み上げてきて、時にのたうちまわる苦しみが発生するのでその正体を知りたいです。』と質問票の主訴欄に書かれています。

本日は、とらこ先生との初めての相談会。
杖をついて相談会室へ入ってこられるクライアントさんに向かって、とらこ先生は『ゆっくり、ゆっくりね。今日はよく来てくれたね』と温かく出迎えます。
クライアントさんは、とらこ先生との相談会を待ち焦がれていらっしゃったようで『感動です』と興奮気味。
早速、とらこ先生はクライアントさんのタイムラインの要所を押さえながら、クライアントさんの全体像を捉えていきます。
生後3か月の時の検診で『先天性股関節脱臼』と診断される。
バンドで固定治療が開始し、2歳の時、春と冬に2回、股関節の外科手術。
3歳になり、手術でも治らなかったので病院を変え、通院。
4才で、転院先の病院で春と冬に2回、新たな股関節の外手術を受ける。
皆に遅れて幼稚園入園。
小学校に上がっても、ずっとびっこを引いていた。
親からは『真っ直ぐ歩ける筈』と言われ続け、真っ直ぐ歩かなきゃ、と頑張るものの、上手く行かず。
お医者様からは、運動禁止されていたにも関わらず、学校側から細やかなケアは受けられず、無理をした事が多あった。
家庭環境は良いとは言えず、両親は不仲。母親からは妹との差別といじめ。
家はますます居心地悪く、家を出る計画ばかり妄想して過ごす。
20才になり、3ヶ月間付き合った人と結婚。
これで母親と離れられると自分を祝ったのもつかの間、その夫は放蕩者で、もう慕う事ができなくなる。
小さな子供が2人いて、離婚もできず絶望的な結婚生活を送る。
この頃、自分の両足の左右の長さが変わり始め、不安になる。
体操座りできなくなり、足を組むこともできなくなり、不安、膝の痛みも始まる。
20代後半、高校生の頃の片想いの相手と偶然出会い、夫に隠れて何度も会って2ヶ月後に妊娠。
中絶手術を受けて結婚生活をやり直すが、この年から一気に股関節の状態が悪くなり、変形性股関節症と診断される。
30代になり、人生は地獄としか思えない日々となる。夫婦仲は絶望的。何の喜びもない。
夫の単身赴任が決まり、パートに出て外の世界へ。
自分でお金を稼ぐことで、ホメオパシー相談会にかかり始める。
水子供養をきっかけにお寺に通い始める。
この頃は、杖をつかなければ歩けない体になっていた。
40代前半、3人目の妊娠・出産。同年に出家得度。
40代後半、離婚が成立し、新しく出会った男性と一番下の息子を連れて同居を始める。

ハンディキャップをもたれているのに、家族や夫から大変冷たくあしらわれ、荒波にもまれて生きて来られました。
『私は、いつもお金がない。一貫してお金を持たされない。子供の時から、結婚生活から、、、
仕方ない、段ボールの家をつくるか。って、何度も思いました。どうやって赤ちゃんが育てられる?』
『誰のお陰で生きてるんだって親にも言われ、夫にも言われ。。。』
という言葉も出ており、心も体もかなり追い込まれた状況。
ある日、『一人で生きていけるかな?』と思い、障害年金を申し込むことを決意。
そして一年前から整体治療を始められたそうです。
そこで凄い痛みがドカーンと爆発。
あまりの痛みから病院へ行き、ブロック注射を勧められ、お医者さんの機嫌を損ねたら障害年金がもらえないと思って打ち、さらに凄い痛みになってしまったそうです。

。。。この方の人生を聞き、とらこ先生は、
『あなたとしては、そこに縋らないと生きてこれなかったのだから、仏様にすがる事は大切だと思う。救って頂いたんだね。
この度、私の相談会を受けて頂くのを選別するにあたり、貴女は、どうしてここまで苦しんでいるのかって。。。
私は、長年ホメオパスをやっているけれど、霊的な理由で具合が悪くなっっている人も多くいるんだよ。
そこで導師様に伺ったところ、こういう事だった。。。
あなたは、親より霊格が高く、逆転親子で生まれている。
逆転親子の子供は可愛がられないんですよ。気持ち悪がられて。
母親に至っては、大変低い霊格なので、この人に育てられるのは大変だったろうね。
魂レベルでは、貴女は、親の親。
そして、母方のカルマを背負うために生まれて来た。
他人を傷つけ殺めたカルマ。母方7代前のカルマ。7代前が未だたたっているんだよ。
そこで、貴女が、ご先祖様のカルマ解消するために生まれた。偉かったね。』と、霊的見解を伝えられました。

そして、
『出家得度したけれど、霊格はあまり上がらなかった。でもその時、そのお坊さんがいなければ、貴女は生きていけなかったのだから、助っ人として有難かったね。
そこから脱却し、本来の貴女の守護神に帰依して信仰できなかったのは、カルマがあったから。
カルマが解消したら、実際、体が立てなくても、心が立てるよ。これが自立する根幹。
お金は、必要な分は必ず来るから、心配しなくて良いんだよ。』 と伝えられました。

これを聞いた途端、クライアントさんは号泣。
今までの魂の葛藤。この世における不安。。。この二つが、とらこ先生の言葉のレメディーで一気に癒されたのですね。
この後、とらこ先生は、この方の股関節の症状を詳しく聴取され、この方へぴったりのレメディーを見出されました。

そして、
『痛みを許しましょう。それは常だから。
私はそれをしているんだよ。山に行くと必ず痛むから、許すんだ。
なんで痛いんだ。と言っていると、そこには悲しみしかない。
不具合があるからびっこを引いて杖をつかないといけない。どこまで許せるか。
霊的な原因は分かりましたよね。
母方の祖先のカルマを受けようとした純粋な魂。
苦しい思いもする。
それをないがしろにするのは、
痛んじゃいけないというのは、
この魂をないがしろにしてしまう事になる。
それを落とし込んだ上での、どこまで許せるかと言うところ。
苦しくて辛い思いをして、やっと私の所に来てくれたね。
だから私も応援したいんだよ。』
他人を傷つけ殺めた、というこの方のご先祖様のカルマから、人から恨みを買っている
そして、プライドから『自分は人から酷い目に遭わされるに決まっている』とつい思ってしまう。
この辺りを鑑みて、とらこ先生は、この方にサポートφEraiを選ばれていました。

相談会終盤、『良く分かりました。治らない筈はないと頑張ります。』というクライアントさんに向かって、
とらこ先生は、
『体は治らなくても心が治るんだよ。
私も痛いんだよ。こんなにやってても、霊性も上げても治ってないよ。
私は気にしていないんだ。そこまでいけば完治なんだ。』 と仰っていました。

現世地獄にいても、『許す心』『満足する心』を養えば、心穏やかに幸せに過ごせるという事でしょうか。

とらこ先生は、与えられた苦しみに真摯に向かい合ったからこそ、この境地に辿り着けたのでしょう。
だからこそ、他に苦しんでいる方々にも光を与えられるのでしょう。
本日も素晴らしい相談会をありがとうございました。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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