2/1【みなのテレビレポート】第3回「日本の米づくり」

第3回目は、豊受の田んぼからでした!

とらこ先生は、現在、日本で起こっている深刻なお米の問題に焦点をあてました。

日本の食料自給率はなぜ下がってしまったのか?

戦後、日本は米国の要請で貿易自由化を進め、輸入に頼り、日本農業を弱体化させてしまう政策をとりました。

そして、学校給食を突破口にして、米の代わりに小麦を食べさせました。

需要減がコロナ禍で増幅され、コメ在庫が膨れ上がり、1万円を下回る低米価が現実になってしまった。生産コストは1万円以上かかるのに対してです。このままでは、中小の家族経営どころか、専業的な大規模稲作経営も潰れてしまいます。

また、政府のとった誤った政策に『田分け』があります。

戦争に負けた日本は、日本の強さの源は大家族制と判断したGHQの言いなりになり、大規模農家を分割する目的で、無理やり農地改革を行いました。大量の小規模農家の出現で農業は崩壊の危機にあります。遺産相続も、均等に分けようとするため、常に兄弟同士でいがみ合い、時には訴訟にまで至ります。また、家、土地は、そうそう 3 分割できませんから、結局、売却して、お金を 3 分割することになり、伝統ある家は消滅します。そして、核家族化が進んで来ました。大家族が成り立たなくなりました。これは、鎌倉時代に既に経験していた事だったのに。。。

もっとも備蓄に適した穀類なのに、国家も行政も国民もコメを備蓄しなくなっています。
1995年『主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律』施行。備蓄制度が発足しました。
しかし、備蓄米は、適正備蓄水準を100万トン程度として運用しており、JAや卸売業者等が保有する民間在庫が約280万トンをあわせても190日(約半年)しかもたない計算です。

そして、稲穂を日本にもたらした ニニギの命の神話が教えられなくなっています。
コメは大陸から伝来したなど、嘘の歴史が教えられています。

日本では、8千年前に岡山県の貝塚から、稲の生育が確認されており、1万年以上前から日本でつくられていたという方もいます。
それほど昔から日本では、コメが主食であり、麦や雑穀などと一緒に食べることで パーフェクトな栄養を供給してくれるスーパー穀物だったのです。
米は1人じゃつくれない 共同作業なんです。
みんなで開墾したり、冬は用水路の掃除をしたり、地域で話しあって水の分配をきめたり、そしてみんなが仲良くうまくいくためには お祭りも行っていました。
ニニギのミコトが天孫降臨で日本に稲穂をもたらすところから始まった米作りも、今では存続の危機に晒されています。

米作りから日本を取り戻しましょう!

豊受では、とらこ先生の提案により5㎏の豊受米をご購入された方には、少量の種籾をプレゼントしています。

豊受自然農場・農業スタッフ米班が、手塩にかけて育てた豊受米の種もみ。

とらこ先生は、この様に語っていました

『命を頂き、命を繋いでくれているもの。
その命を粗末にしない事。
自分の命を粗末にしない事。
そうでないと、多くの命が犠牲になってくれているのが台無しになってしまう。
意識的にどう生きるかが問われている。
ご神仏様、虫、微生物、土壌菌、太陽、風。。。に生かされている。
誠に有難い事。種籾はその象徴。』


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