大寒を迎え、一段と冷え込みが厳しい日々が続いておりますが、皆様お元気ですか?
今回は、『生きる希望を見出せない 恐怖と不安で思うようにならない』という主訴をもたれる中年期女性のケースを紹介させて頂きます。

幼児の失敗も許さない父親。怒ると暴力も振るう。その父親が腹を立てている時、更に怒りが増す事を恐れて助けてくれない母親。
小学生の時は、酷いいじめにあいます。
中学に入り、いじめから解放されたものの、またいじめられるようになるのが嫌で、人の顔色をうかがう様になりました。
家に帰れば、暴力を振るう怖い父、父にピリピリしている母の顔色をみながらの生活で居場所はなく、常に緊迫状態です。
成人し、男性とのお付き合いもあったが、上手くいかず、不安と寂しさから結婚しますが、今度は姑、小姑からの嫌がらせといじめにあいます。
しかし、夫は庇ってくれません。子供が生まれても、家事も育児も手伝ってくれません。
とうとう鬱病を患い通院する事になってしまいましたが、薬が合いません。
そして、ある霊能者に帰依しますが、その方から離れようとした時、『バチが当たる、これからの人生うまくいかない、家族もうまくいかない』と言われ、それが呪詛となり、重くのしかかり、生きる事が、ただただ辛くなってしまいました。
本当は、生きがいを見つけたいと思っているが、恐怖と不安で思う様にならず、家族にも迷惑をかけてしまっている。
『霊的な相談も含め、どうか、とらこ先生にみて頂けないでしょうか?』と切願され、去年の初秋頃からとらこ先生との御縁がはじまりました。
本日、3回目の相談会です。
とらこ先生の導師様の力もお借りしながら、とらこ先生に導かれるクライアント様。
過去世のカルマや低霊性意識がどんどん浮き彫りになってきています。
初回相談会で分かった事は、もろもろの苦しみの一番の原因は御本人のカルマでした。
また、『全ての者は我に従え(独裁者意識)』というプライド意識があるとの事でした。
そして、2回目の相談会では、
カルマ解消のお唱えのお陰で、カルマ解消は約半分ほど進み、過去世で作られた『世の中には私によくしてくれるいい人しかいないはずだ。少しでも自分を不快にさせる人はいないはずだ。 』という意識が問題となっており、病気の原因は、思い通りにしたい霊格と適性霊格の不一致によるものである事が分かりました。
『敬って貰いたい』というプライド意識が根強くあります。
とらこ先生に、過去世のカルマ解消、低霊性意識に癒しをもたらすエネルギーとレメディーを与えられ、クライアント様にどのような変化がもたらされたのでしょう?
恐怖と不安については、以下の様に報告されています。
2回目の相談会『改善:以前のような取り憑かれたような恐怖や不安が少なくなってきました。』
3回目の相談会『大きく改善:以前のような漠然とした恐怖に絡み取られ生きることが苦しすぎて消えたい、という思いを抱くことがほとんどなくなりました。』
災害とか懸念されるニュースを聞くと不安が襲ってくるそうですが、何十年も患われてきた感情が、こんなに短期間で改善されるというのは、驚異的な事です!良かったですね。
しかし、この不安と恐怖は、未だ波の様に引いては押し寄せてくるようです。
クライアント様は、自分が育った家庭環境を振り返り、条件付きの愛しか与えてくれなかった両親に対して、怒るべきなのに怒れない、怒りの感情が出てこない。
それならば、謝ると良いのだよ。『生まれてきて御免なさい。』とやると涙が噴き出て来るよ。
プライドが高いせいか、『どうして私が謝らなければならないの?』と怒る事も謝る事もできず、インチャ癒しが進まない。と涙を浮かべながら訴えておられました。
とらこ先生は、クライアント様の訴えに傾聴しながら、導師さまに頂いた霊的見解を伝えました。
★霊的見解★
4つ前の世で、病的なまでに過干渉の母親に幼い頃から罪を犯す駄目な奴だと恐れを植え付けられ、自分は悪い子だと刷り込まれた。
その結果、自分は罪を犯す無力で愚かな人間だと思い込んでしまって、その後もこの思い込みのまま破滅の人生を歩んだ。
3つ前の世では、4世前に作られた意識を引き継いで、罪深い無力で何もできない人間なんだと自己卑下の塊、依存がものすごく強くて誰かにすがっていないといられない。
自分の足で立とうとしない人間だったみたいで、霊能的カルト教団、霊能者が脅すような宗教に入ってしまって恐怖を吹き込まれたみたい。
2世前はこれまでの反発で騙す側になったのか。。。
そういう自分の自信のない、罪深い人間なんだという意識を捨てきれずに、今生で解消するために生まれ来たわけだが、未だに4世前の母親と3世前のカルト教団の脅しがきいている、洗脳されている感じ。
そのことに対する記憶はないが、恐れがどこからともなく湧いて出てきてしまって、理由のない不安に襲われている状態。
自分では何もできなんだという無力感による悲しみから、エネルギーの低下とエネルギーの稼働率の悪さが生じ、病気を作っている。
プライド意識…疑わないでほしい。
見捨てられたくない意識…言われた通りにするから許してほしい。
とらこ先生:
悲しみが生じると、筋肉、体液がきゅっと縮まる。縮まるから流れない。
身体的には、無理矢理笑うのも大事。
あっはっはーと笑うと腹が動く。筋肉が緩む。
お地蔵様も、‘おんかーかー’と笑い飛ばして行けと仰っている。お地蔵様は、閻魔大王だから。
『人生は辛いのだから、それを踏まえたうえでやっていけば良い。』と仰っている。
でも君は自信がないから、自分の手に負えない事が起こるとパニック。
‘駄目だ~、何もできない~’それが4世前のあなた。
この意識が、3世前、2世前、今世まで続いている。
今世で、この意識を昇華させよう。できるからね。
前回相談会の時に上がった霊性が、今回下がったのは、過去世の貴女がでてきたから。
太陽フレアによる炙り出し。これは乗り越えなければならない事だから、ありがたい事なんだよ。
クライアント様:
知って良かったなと、後から感謝に変わりました。
私は、自分の人生を生きた記憶がありません。
人の人生しか生きていなかったな。
ずっと顔色をみてびくびくしていた。
やっと少し分かってきました。
とらこ先生:
多くの人がそれをしている。君だけでないのだよ。
子供にとって両親に愛されないのは死。
彼等の思い通りにやれば生きて行けると思って頑張ったけど、やっても愛されなかった。
このインチャに、‘愛されるために一生懸命やったね’って、共感して慰めて労わってあげる必要があるね。
。。。このように仰り、とらこ先生が選んだレメディーは、
★ Mitsutog-m.(三つ峠山の祈り)
自分に対する自信のなさ。駄目だ、できないんだ、無理だとか、自分の力じゃ足りないとか、全く役に立たないなどの、
弱気な臆するような意識がある人に対して、無意識だと思うが、自分から勝手にハードルを高めてしまっているようなとき、
自分で勝手に状況を困難にしちゃっているようなときに、無意識下の自信のなさというのを緩めて、
一方的に上げたハードルを下げて、自分でもやれるのではないかという気持ちにさせてくれる、勇気を出させてくれる働きがある。
本人からすると、自分のやる気が出てきたというよりも、楽な状況になったと思うみたい。
自分が変わったのではなく、状況が変わったと認識するみたい。ちょっと不思議な感じのレメディー。
★ Ashitak-w. (愛鷹山での水)
人から許してもらえない悲しみが癒やせる。認めてももらえない悲しみが癒やせる。
★ Hakka-s-w. 八海山尊神社の手水(金剛霊泉)
自分は人から大切にしてもらえる価値のない人間なんだという自己卑下が和らぐ。
そうして、相手の良いところが見えてくるようになる。そうして、相手のことをポジティブに受け取れるようになり、人のことを好きになる。 ※自己卑下が減って利他心が増える。
とらこ先生は、Ashitak-w.(愛鷹山での水)祈りのレメディーを作った時のお話をされていました。
『頂上には水が無いのを知っていたので、水を持って行き、頂上で祈った。』
祈っている時に、太陽の光が当たって、この水がキラキラと虹のように光っていたそうです。
とらこ先生:
許されているから、ご神仏様からこの世に生まれる許可を頂いた。
既に許可を頂いているのに、許して貰えないとは何事だ⁉と言う事。
その苦しみをご神仏様は知っている。
何回も与えて頂いているのだけど、君を指導する人が居なかったから4世もかかった。
同じポイントで自信なくなって『どうせ』と思いながら死んでいった。
自分の魂の輝きを感じた事がないからそうなってしまう。
守護霊、先導して下さる人が必要なんだよ。
大抵の人は、間違えて同じ事を繰り返して今世を終える。
『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』
子供の獅子は、その谷を、何度も転げ落ちながら這い上がる。
苦しいけれど、挑戦する。
その谷の上には仙人がいて、こっちに行くと登れると教えてくれる。
導師なんて要らないという人も多いけれど、信仰心とは、神様との繋がり。
やみくもにやっていても辿り着けない。
霊能者につくならば、私は貴女を見ないよと伝えました。
霊能者についていると、私の教えが浸透するように入っていかない。
時は一瞬しかない。君に与えられたのは、この相談会セッションの1時間しかない。一瞬も無駄にできない。
真剣に取り組まなければならない。
それが、苦しかった人生に光を灯す事につながる。
苦しかった人生はありがたいものだったと思えるようになる事。
とても大切な事を学んでいるんだよ。
全てに意味があったんだ。
。。。この言葉を受け、クライアント様は大きく頷かれていました。
プライド、自己卑下、不安、恐怖、嫉妬。。。ドロドロしたものを持っている自分を認め、その思いを解放し、昇華する事が霊性の道。
理屈では分かっていても、これを達成するのは至難の業です。
ところが、とらこ先生の手に掛かれば、素直に受け入れられてしまうのは、とらこ先生のパワーとしか言いようがありません。
『自分は駄目な人間』と四世に渡って刷り込まれてしまった意識をクライアント様が自分の力で昇華させる事ができるよう、慈愛をもって伝授されていました。
エネルギーレベルがとても低かったクライアント様でしたが、相談会が終わるころには溌剌とした表情に変わっていました。
次回の相談会では、主訴である『恐怖・不安感』は、更に改善されていく事と思います。
とらこ先生、本日も霊験あらたかな相談会で導いて下さり、ありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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