寒さも日毎に増します今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
年の瀬も押し迫って参りましたね。
そんな中、本日は今年2024年最後の『とらこ先生相談会』が開催されました。
今回は、「舌癌」を主訴にもたれる女性のケースを紹介させて頂きます。
![](https://www.homoeopathy.ac/system/wp-content/uploads/2024/12/soudan1227.jpg)
厚生労働省「令和5年(2023年)人口動態統計月報年計の概況」によると、日本の最大死因は、「1位:悪性新生物(癌)」「2位:心疾患」「3位:老衰」「4位:脳血管疾患」。
この「悪性新生物(癌)」は、昭和56年(1981年)以降、ずっと1位だそうです。
日本人が一生のうちに癌と診断される確率は2人に1人というデータもあり、癌は誰もがかかってしまう可能性のある病気だと考えられています。
とらこ先生の下にも、癌を患うクライアント様が多くいらっしゃいます。
「どういう考え方、生き方をしていると癌へと発展してしまうのか?どうしたら、癌という深刻な病気にまで発展しないで済むようになるのか?」を知る鍵は、
とらこ先生とクライアント様の相談会の中にあります。
とらこ先生は、一人でも多くの方が健康で幸せに生きて頂ける事を願い、クライアント様の寛大なるご協力を頂き、相談会視聴対象者をホメオパシーを学ぶ者だけに限定せず、一般(豊受会員登録者)への展開に踏み切りました。
この決断をせねばならない程、この世は切羽詰まった状況にいるという事だと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、本題です。
発症の経緯ですが、
今年夏、口内炎のような痛みが続いていたそうですが、放置。
その痛みが悪化し、食欲低下したものの、冷たいものを頻繁に食べ、一時的に痛みが和らぎました。
その後、痛みが急激に悪化し、口腔外科での受診を勧められました。
そこで舌癌(ステージ3)と診断を受け、患部切除と皮弁手術を受け、3~4週間ほど入院もされました。
また、レントゲン、採血、PET/MRTなど各種検査も受けています。
症状は、
舌右側が肥大し歯に密着、常に痛みがあり、振動やくしゃみで強い痛みを感じる。
顔や頭(右側)にも痛みが広がり、特に耳の奥が刺すように痛む。
夜は痛みで眠れず、朝4時頃に痛みで目覚めることが多い。
左側で咀嚼、飲み込みを注意。熱いものは冷ましてから摂取。
舌右側から粘着質の粘液が数時間続き、不快感がある。
痛みで話すのが辛く、発音が悪く聞き返されることが多い。
幼少期の家庭環境ですが、
母親は、家計の為にいつも働いていて、そのせいか、子供の頃の記憶は、自分に背を向けてイライラしながら家事をしているというものだそうです。
お兄さんを気遣っている様だったそうです。
父親は、不器用で口下手。殆ど喋らずタバコを吸いながら新聞を読んでいる、うつむいているイメージ。
弟さんだけは可愛がっている様だったそうです。
つまり、このクライアント様は母親からも父親からも面倒を見て貰った記憶が無いという事です。
成人してからも、
実家を離れてからは家族と疎遠になってしまい、自分が両親からのサポートが必要だった時さえ助けてくれなかったという悲しい体験をされています。
この様な背景を持つクライアント様ですが、約2か月前にとらこ先生との相談会を初めて受けられました。
その時に頂いた霊的見解の概要は『この方の魂は、生まれる時に、身近な信頼すべき人から冷たくされる、嫌われる、優しくしてもらえない、自分の居場所を与えてもらえない。
ことごとく人間関係がうまくいかないように設定した。舌癌は、他者は自分に優しく気をつかってくれるはずだ。という意識と関係していて、これは自分の設定したことと真逆の考え方のため、自分が願っていることとことごとく真逆の反応が返ってくる。そして絶望感、虚無感を感じ、それが舌がんの原因となっている。』というものでした。
辛くて苦しいと思っている状況は、実は、自分の魂が望んだ事だったと知り、クライアント様はどの様なご心境だったのでしょうか。
相談会中、とらこ先生から、この霊的見解をどのように解釈し、これからの人生をどのように生きて行くかご指導を受け、とらこ先生からのレメディーをとり、本日に至るまで、クライアント様にはどの様な変化があったのでしょう?
先ず、主訴である『舌癌(舌の痛み)』に関しては『改善』されたそうです!
舌の肥大が収縮し、歯からわずかに離れたことで痛みが軽減。鼻をかんだ時の痛みも軽くなった。
夜は早く寝付けるようになり、朝4時、強い痛みで目覚めることがなくなった。
右耳奥の痛みは軽減し、気にならない程度になった。
飲食時は左側で行う習慣を継続。ぬるま湯程度の熱さなら摂取可能。
粘液の排出量が減少したが、口内の不快感は続いている。
右舌が歯に当たることは続くが、痛みが軽い時もあり。発話の困難さは依然としてあり、ゆっくり話すよう心がけている。
痛みは全体的にやわらいできて痛みを感じない時もあり、ゆっくりだが楽になってきている。精神的にも安定している。
……との事です。素晴らしい成果ですね。
そして、今回、とらこ先生の導師様から頂いた霊的見解は、以下の通りです。
★霊的見解★
舌がんと関係している2つの原因がある。
①霊性 感情(65%の原因) 恐れ70% 悲しみ30%
5世前の出来事で生じた感情。
どういう状況かというと、
領主あるいは王様とか、国の役人のような者に、自分の子どもが無実の容疑で捕らえられ、拷問にかけられて廃人になってしまった。
命は助かったけれど廃人になってしまった。そのときの恐れと悲しみの感情。
②精神 35%の原因
「世の中(人は)弱者に優しくすべきだ」
これらの意識が舌がんと関係している。
万能感意識……思いどおり人を動かせる能力がある。
思い通りしたい意識……自分に従ってくれるはずだ。自分の思い通りにできる。少し独裁者っぽいところある。
とらこ先生:
思い通りにならなかった。そういう人生だったから、「自分は思い通りに人を動かせる能力がある」という妄想がある。現実は逆。
「世の中(人は)弱者に優しくすべきだ」というのも、確かにその通りだけど、現実の世の中は、おばあさんが杖ついてヨロヨロ歩いていても、「どけよ」って。
これが地球の摂理。そういう人をケシカランと思うけど、いちいち腹立っていたら身がもたない。
どこまで許せるかとなる。
クライアント様:
最近なんですけど、前回相談会の後、ずっと気持ちは穏やかだった。
今月に入って、以前のイライラがでてきて。また出てきたなって。
イライラしても自分が疲れるだけだから気にしなければ良いのに。。。
とらこ先生:
それは5世前の意識が炙り出されたから。
私達は、輪廻転生している。
その世でインチャ癒しできていたら、これで良かったと死ねる。
‘酷いじゃないか、許さん’って死んでいくとそれから始まる。
悔しさ、ケシカランが出て来ている訳。
貴女は、無駄なエネルギーを使わないようにと思っているけど。
それ、無駄だとしてもイライラして良いんだよ。
仕方がないよねって肯定していくんだよ。
これを聞くと、貴女に選ぶ随時のレメディーは、サポートφ不条理になっちゃう。5世前の貴女に出すんだよ。今の君じゃない。
人と言うのは、今世だけでないのが分かるでしょ?
そして貴女に必要な水のレメディーは...
☆Izumo-w. 出雲大社の水
他者は自分のものを持って行ってはいけないという価値観。
自分のものを誰かに持って行かれたくない。自分のものを出したくない。失いたくない。
愛するものが無くなったり、奪われたり、ある日殺されたり、事故で亡くなったり、ペットとか、好きな芸能人とかが死んだり、亡くなったり、ペットロスとか番組が終わってしまった番組ロスとか何かを失って、なくして、悲しみにくれて、元気がなくなり、病気になっちゃう。
あるいは、地位や名誉、自分がもっているものを全て失って絶望的な苦しみから立ち直れない人を力づける。失いたくない人や失って苦しんでいる人を癒す働きがある。
☆Futam-S 二見興玉神社の祈りのレメディー
清く正しく人は生きるべきだ。がちがちに固い人。間違ったこと、世の中の理不尽さ、犯罪、格差社会、差別、そういう正しくないことが絶対に許せない、というような人の意識が緩む。
けしからんという意識が減って、頭ごなしに否定する考え方がなくなっていく。穏やかな愛ある人になっていく。
☆Shimog-mitar-w. 下鴨神社 御手洗社(みたらし社)の水
この世の中で横行する不正とか、犯罪とか、正しくないこと、間違っているなというようなことが許せない、けしからんと思ったり、そのようにしている人にも腹が立つような怒り、意識がゆるむ。人や社会に優しくなれていく。そして生きるのが楽になる。
。。。貴女は、この不条理さを赦すんだって今世、生まれてきた。偉いね。
何代に渡って不条理な目にあってきたの?
大変だったね。大変な思いをしてきたんだね。
持ち前のイライラが始まると、それが癌を大きくしてしまうよ。
クライアント様:
自覚は無かったのですが。。。
何十年も連絡を取っていなかった親類と最近会った時、
「子供の頃は、いつも怒っているみたいで話しかけられなかった」と言われました。
子供の頃の写真を見ると、仏頂面している事が分かりました。
とらこ先生:
無理がないでしょ?お父さん、お母さん、貴女に本当の愛を与えなかったのだから。
クライアント様:
最近、もしかして、お父さんも絶望の人生だったかもしれないと思いました。
いつも下向いて新聞読んでいました。家族で遊園地や潮干狩りに行っても、父だけが前の方を歩いて行っちゃう。
どうして、お父さん下向いているのかな。
もしかして絶望していたのかなって。
家族を見たくないのかな?って思いました。
辛かったんだろうな。
悪態ついて悪かったな。
とらこ先生:
人を思い図る力がついたね。
私も、胎児の時に父親が死に、生まれてきたら、お兄ちゃんが二人いて、母親からは要らん子と何度も言われて。。。自分の事で目一杯だった。
導師様に自分の母親の話をしたら、哀れな方だと涙されたのですよ。
そうか、母親は大変だったんだ、と母親の身になったら、泣けました。
我が事ばかりで、愛して欲しいという時はみる事ができなかった。
君、今、その過程にいるね。
お父さんは亡くなったんだよね?
やっと気づいたのだから、「辛かったね」と心経を一つやってあげてよ。
親から本当の愛を貰えず、悲しむインチャが、「世の中(人は)弱者に優しくすべきだ」という価値観を創り上げ、思い通りにいかない人生に腹を立て、癌細胞が増殖してしまった。
とらこ先生がいつも仰る『赦し、感謝、愛』をもって、このインチャに共鳴し、昇華させていくことで、私達の魂は成長できるのかもしれません。
とらこ先生、クライアント様、本年も、数えきれないほどの相談会を通して、多くの学びを授けて頂き、誠にありがとうございました。
皆の魂が癒され、成長し、いつか涅槃に辿り着けますように。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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