2010年9月19日(日)

ハイルクンストで複雑な病気を治癒する

講師:ルディー・バースパー氏

9月も中旬に入り涼しくなってまいりました。カナダ在住のホメオパスであるルディーさんの講演会の2日目がCHhom東京校から各校を中継でつないで行われました。

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RAH、CHhomには多くの海外講師が来られます。

その1人1人が、ハーネマンのオルガノン、慢性病論、小論集を詳しく読みくだき、それに基づく、ハーネマニアンとしてのアプローチを惜しみなく、教えてくれています。

今回は、ハーネマン研究家であり、ホメオパシールネッサンスの著者であるルディー・バースパーさんとパティー・バースパーさんをカナダからお迎えしました。

ハーネマンの考えがルディー氏によって1つ1つひもとかれていき、学生達はハーネマンが何を言いたかったのかを、より深く理解することができました。

またルディー氏のMiasm(マヤズム論)、人間の成り立ち、ケーステイクの仕方、治癒に導くためのツール、ホメオパシー的生理、解剖、病理、そして、霊的疾患の信念の病気に対するアプローチ、さらに、ホメオパシーを超えて、養生法や運動のすすめなど、ハイルクンストとして、総合的なアプローチから人をみると云う、多くの学びになりました。

ハーネマンがクライアントの肉体だけでなく、心だけでなく、魂や霊的側面もみながら、人間を深く洞察し、全感覚と智恵を使い、治癒に導こうとした事が分かり、ハーネマンはなんと偉大な人であったのかがハーネマン研究の第一人者からひしひしと伝わってきました。

そのハーネマンの考えを土台にし、ルディー氏が開発したメソッド、由井学長の開発した3次元メソッドを使っていけば、ホメオパシーはハーネマンのように治癒率85%は間違いないと感じました。この所のホメオパシーバッシングで気がめいっていた学生の目にも希望の光が蘇りました。

参加された学生、卒業生の皆さんがホメオパシーが好きで、そして皆、ホメオパシーを真剣に学びたいという思いがあるので、こんな時だからこそ、ルディー氏に皆の意欲が触発されて学校中に満ち溢れていくのが感じられました。

ルディーさん 本当にありがとうございました。

→9/19(日)ルディー・バースパー氏インタビューの様子