【コングレスレポート-3】カンファレンス総括


とらこ先生の右 Nirmar C Sukul博士


氣・エネルギー医学をテーマにした盛大な大会に

大会主催のスクル ホメオパシーリサーチ研究所は、インド政府AYUSH(伝統医学省)、アジア初のノーベル文学賞受賞者であるラビンドラナート・タゴールが設立したビシュババラティ大学(タゴール国際大学)をはじめ世界各国の研究機関とも連携し、ホメオパシーのレメディーに関わる様々な基礎科学研究を行っている名門。創立者Nirmar C Sukul博士は、動物の研究(寄生学など)ではネイチャー誌などでも論文が掲載されている著名な科学者。彼はタゴール国際大学の元理学部長で、基調講演では、水が記憶するメカニズムの一部を解明し発表した。希釈振盪におけるアルコール溶液の役割、砂糖玉が200年以上にわたってレメディーの情報を保持する理由なども科学的にわかりやすく解説された。

学会では、Body, Mind, Soulを一体に癒すホメオパシーをはじめとする伝統医学、氣・エネルギー医学の興味深い事例や症例が各国代表から発表された。日本からの参加者は、同時通訳これらの発表を楽しんだ。

また印象的だったのは海外ではホメオパシーは副作用がなく体に優しく経済的で有効性を国民が自覚していて各国でのホメオパシー人気の高まっていることです。

最近の調査で14億人の69%がホメオパシーを使用と普及が進むインドの状況も報告されました。政府が大統領以下ホメオパシーを積極推進する人口1.6億人のバングラデシュでは経済的に安価で有効なホメオパシーの普及が進み、国民健康保険の4割を占めるようになったとの報告もありました。ホメオパスが国家資格であり、統合医療の一環で政府も積極的に推進するマレーシアの報告や、ホスト国タイの来賓発表でば、次期バンコク知事がホメオパシーに期待し「次回のホメオパシー国際コングレスもバンコクで開催を」と大会主催者にラブコールを送るなどアジアでのホメオパシー人気の高まりが印象的でした。一方、人口2.1億人のブラジルはインドと同じく政府、大学がホメオパシーのリサーチを積極支援する南半球の研究大国です。ホメオパシー農業の研究だけでも3つの大学にセンターがあり、ミネラルレメディーが酪農へ応用され、牛乳の質や牛の成長の改善などの研究も行われ、様々な農業分野への応用も研究されています。ブラジルのLeoni Villano Bonamin博士の発表では、国の主要な輸出品である大豆の栽培に使われる除草剤グリホサートが生物多様性に大きなダメージ系を与えている点を憂慮し、その悪影響を少なくするためホメオパシーが活用できないかをグリホサートでダメージを受けやすいミジンコを使って研究。

レメディー使用で生存率が上がる実験結果が公表されました。他にも水の結晶での水の記憶の解説や、エキネシアなどにも豊富に含まれるエンドカンナビノイドシステムの効用など植物療法(フィトセラピー)の発表や米国NASA研究者の発表など、各国参加者から印象的な発表が続きました。

世界は確実に体・心・魂(BODY, MIND & SOUL)を一体に癒すホメオパシー統合医療、ZENホメオパシーの時代へと進んでいます。日本でも聡明な方からホメオパシーの理解者へとパラダイムシフトも進んでいます。

12月8日(日)には、とらこ先生の年末ライブ講演(中継有り)、12月20日(金)21日(土)にはZENホメオパシーの学術大会、JPHMAコングレス二十周年記念大会が開催されZENホメオパシーの多くの症例が学べるまたとない機会です。是非お誘い合わせの上、お集まりください。

 
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