【講義レポート】6/21 (日) CH9期(統合医療)SP1期合同 小谷先生ライブ講義

本日は小谷先生による「日本の薬草の概説、特徴」の授業が行われました。

冒頭に薬機法に関する概要を説明して頂きました。
医療、食品、健康に携わる学生にとって必ず意識しなければならないことなので、
とても大切な授業になりました。

機能性表示食品に関するお話しでは効果効能の誤魔化しの表現が溢れているという内容がありました。
正しい知識を持って、間違った情報を鵜呑みにしないようにと注意を促されていました。
情報過多な世界で正しい情報を峻別する能力は必須です。

また小谷先生の植物に関する知識は、本当に豊富で専門的で、学生の表情も興味津々でした。
まるで頭の中に植物図鑑があるのではないかと思うほどです。

フィトセラピスト、ホメオパスにとって非常に有意義な一日になりました。

小谷先生ありがとうございました。

【講義アンケート】
●薬機法、健康増進法など読みこむことが難しい法律についての講義は大変興味深く参考になりました。セルフメディケーションを国がすすめていることを初めて知りました。植物療法に携わることの重要性を改めて知り励みになりました。機能性表示食品についてのお話も疑問に思っていた内容でした。表向きの文句に惑わされないよう自分で知識を持ち判断して行くことの大切さを学びました。生薬についての説明は少し難しさを感じましたが小谷先生の熱のこもった講義に集中して聴くことができました。次回の講義も楽しみにしています。

●非常に盛りだくさんの内容でしたが、飽きることなくとても面白く拝聴させていただきました。特に薬機法に関する話は学ぶのは難しいので大切なポイントを押さえて教えていただけてとても良かったです。食と健康の正しい知識についてもエビデンスに関する知識を教えていただきとても参考になりました。生薬は種類が多かったですが、昔ながらの智恵も詰まっており、よく使うものについてはもっと掘り下げて勉強してみたいと思いました。引用されていたニュートンなど、参考文献の紹介もしていただけると嬉しいです。今後、レメディーに用いられている生薬について詳しくお話をお伺いしたいです。

●薬機法(コンプライアンス)、生薬の効能、効果、機能性表示商品の検証について生薬の専門家ならではの詳しく分かりやすいお話をお伺いでき勉強になりました。「ネットに出ている情報の大半は正しくなく皆さんには正しい情報と間違った情報を見分ける能力を授業参加を通じて身につけてほしい」というお言葉が印象的でした。本日は貴重なレクチャーをありがとうございました。次回も楽しみにしています。

●現在の医薬業界をとりまく裏のお話がきけて、どう判断していけばいいのかの基準になりました。先生みたいに本当のことを伝えていただく方がその業界の中にいらっしゃるという事は、大変心強いと思いました。

●医薬品医療器機等法の中身を知ることができてよかった。薬草であれば体質(虚・実とか)にあった分類、生薬や漢方薬の名前、生薬の実物がみたいです。

●とても興味深い内容の講義でした。情報量が大量で、ついていくのが大変でした。資料がカラー写真付でわかりやすく素晴しいです。ありがとうございました。

●薬機法など、なかなか分かりにくく、かつ触れることがない情報をていねいに教えて伺えてとてもよかったです。ホメオパスとして今後気をつけるべき表現(全く考え方が違うので相いれない物なので仕方ないと思うのですが・・・)とか、とにかく法律に抵触しない活動にしていかなければいけないなと思っています。ホメオパシーを選択することで治療の機会を逸することになると思うので・・・。ありがとうございました。

●レメディーやマザチンクチャーとの関連での紹介も聞きたいです。食用、食べ方についても聞きたいです。「~科」の植物の特徴が興味深かったので、科についてもっとおききしたいです。これからに関係する法律、植物について小谷先生のライブの授業を受けられてよかったです。ありがとうございました。

●貴重なお話ありがとうございました。裏話なども伺えて楽しい講義でした。スズラン、おもと、猛毒だったんですね!!両方とも庭にあってスズランの季節にはまさにコップにさして楽しんでいました。香りがとても良いので、、、水を飲まなくてよかった~!!小平の薬用植物園以前から気になっていました。今度行ってみます。次回の講義も楽しみにしております。

●たくさんの薬草のご紹介ありがとうございました。ホメオパシーのレメディーになっている薬草もいくつかあり、カラーの資料大変有り難かったです。興味深く拝聴しました。具体的な効用をもう少し詳しく知りたいです。

●薬機法など初めて学ぶ法律部分だったのでとても勉強になりました。その中で具体的にマザーチンクチャーやジェモセラピー など薬草を酒につけたものを主に治療に使うので、どういう物でどう処方するなら法律に引っかからないのかを知りたいです。(例えば自分で作ったチンキなども含)薬や医師が主体で治療を行うのが前提というのは十分分かりましたが、自然療法ももっと人々に広がれば良いのに、と切に思っています

●今日は貴重なお話を有難うございました。薬機法についてはよく学んだ事がなかったのでとても参考になりました。トクホの話などもおもしろかったです。今後お聞きしたいのは、やはりホメオパシーのレメディーやハーブで使われる植物について詳しくききたいです。あと「煎じて飲む」など具体的な薬草の使い方、もし症例などもあれば伺いたいです。

●薬機法等について、文章からだけでは読み解けないものをわかりやすく要点が理解できて良かったです。薬という面から植物を見ると、ちがう世界があり、おもしろかったです。日本の花は、身の回りにあるものが多く、その多さに驚きました。

●難しかったです。ただ知りたかった薬機法の事がわかりよかったです。製薬をしている会社が、エビデンスのないサプリメントを宣伝していることが、まかり通る仕組みはわかりましたが、そうした責任を消費者にだけ任されているのは、おかしなことではないかと思いました。

●生薬について初めて知ることが多かったです。中国産の原料が多いとは思いましたが、今後の国際基準化への流れで、日本の国産での生産を進めていることなど、とても興味深く、国産を進めていけると良いと思いました。また、薬機法も難しいですが、扱うにあたり大切な知識だと思いました。生薬の使い方をもう少し詳しく知りたいと思いました。

●自然療法士として活動するにあたっても法律や条例の知識が必須であることが分かりました。巷にあふれる健康食品の情報をうのみにしてはいけないこと、それを証明する研究結果や具体的な表示の見方を知ることができ大変勉強になりました。東京薬用植物園に一度行ってみたいです。

●全体的に、内容は簡単なものではなく、専門性の高い内容と思いました。今後、テキストを使いながら確認していく事が多いように思います。暗記などはできないですが、必要時には活用したいと思います。今日は一日、長いお時間、ありがとうございました。

●薬事法、薬機法などについてはスライドも多く、聞きなれない言葉も多かったため、理解するのが難しかったです。要点がいまいち分かりずらかったです。先生ができるだけ分かりやすくお話いただいたのは有難かったです。次回もよろしくお願いします。

●ありがとうございました。薬機法が解釈法であり、担当責任者の解釈しだいでほとんど全ての者が取り締られる可能性があること、健康食品の宣伝にはウソが多いことなど新たな知見が得られました。心してかからなければ、と気が引きしまります。ありがとうございました。

●薬機法などの法律や生薬について学べてよかったです。ホメオパシー のレメディになっているものもあり、薬学という観点から植物を解説して頂いたことで視点が増えて勉強になりました。

●難しい内容でしたが、写真が解りやすくて、美しくてありがたかったです。楽しそうにお話しされる先生のおかげで、難しい内容も楽しめました。ありがとうございました。

●資料がカラーだったので見やすくて良かったです。“食と健康の正しい知識”が面白かったです。

●薬機法について勉強になりました。身近にある花も生薬だと分かりました。

●とてもおもしろかったです。

●「日本の薬草」講座は一番楽しみにしていた講座でした。ごくごく身近な雑草的な植物の効用をを改めて見直しています。亡き母もドクダミやヨモギ、センブリ等を愛用していたので、この講座で詳しく特性等を学び正しい知識を習得できたらと思っています。道端、野山を歩く楽しみがふえたと思います。又、自分には関係のない事と思っていた薬機法にふれることもとても大事な事なのだと痛感しました。雑多な情報にまどわされず、何が正しいのかを見きわめる、冷静さと知識が必要と感じた。ため息の連続でした。

●セルフメディケーションという概念が全ての象徴のように感じました。自己紹介では固い印象を受けましたが、エネルギッシュで情報量が多く勉強になりました。日本の生薬業界の歴史や沿革、体系、地域の紹介などを頂けるともう少し内容が入り易く背景を学べると思いました。前半の薬機法のお話はこういうものが概要として存在しているということ、薬事法ではなく薬機法という名称に変わっていることなど、基礎的なお話から法規と現状の矛盾のお話などがわかりました。機能性表示食品の落とし穴を知ることができとてもよかったです。真実を学び、大切な人たちと事実や知識を共有していく為の必要なお話を有難うございました。

●最初の法律関係は難しかったが、必要なことなので頭のすみに覚えておかなければいけないと思った。植物については、カラーで印刷されていたためとても見やすくて、分かりやすかった。今日植物のことを教えていただきましたが、この植物の身近な使い方(日常生活における)なども教えていただけるとより活用しやすいと思います。(例えば、お茶にする方法とか、入浴剤として何を入れたらいいかとかです。)

●言葉がかたく、難しくて聞くのが大変でした。言葉の表現を普通の言葉におきかえて話してほしいです。植物には、私達を元気づける力があるのだと思いました。それなのに私達人間は、動植物に対して乱暴をふるいすぎると思いました。動植物を大切にすることが、健康や豊かさをつくりだす第一歩だと。

●「薬機法」はとても難しかったです。解釈がどちらにもとれるような…。薬草はこんなに沢山あるとは知りませんでした。自然界にもともとこんなに薬があるのに、どうしてわざわざ化学的な薬をつくるのか不思議に思いました。結構身近にある草が漢方薬になると、なぜあんなに高くなるのでしょうか。保険がきかないからか、普及させたくないからなのか…。何がどのような症状を回復させるのか、どのような名前で販売されている漢方薬なのか知りたいと思いました。

●マテリアメディカの講義ではレメディーとしての効能効果でフォーカスすることが多く、生薬等の薬効の事は聞いてはいるが、ほとんど記憶にとどめていなかった。本日の講義ではレメディーとして聞いたことのある植物が多く、リマインドさせてもらえてとてもよかったと思う。あと、煎じ方の違いで全く逆の効果がある(便秘薬⇔下痢止)のはとても興味深かった。ありがとうございました。

●今現在の日本における生薬の現状を詳しく教えていただき、大変興味深かったです。セルフメディケーションについて、もっと学校などで教えることや、西洋医学以外の分野を活用するように日本全体で向かわないといけないと感じました。(根本的な意識改革)