【講義レポート】10/10 (土) CH9期(統合医療)SP1期合同 小谷先生ライブ講義


本日は小谷先生による『日本の薬草の概説、特徴③ 』講義が行われました。

医療、食品、健康に関する資料や論文を会場に数多く持ってきていただき、薬草や生薬など説明される際に引用しながら話され、とても説得力のある授業となりました。

特に薬の宣伝には注意してくださいとお話されました。効果があるように謳っているCMの中には、調査機関の論文では効果が否定されているということがあるとのことです。

このようば宣伝から、間違った情報を信じた人に正しい医療を受ける機会を失わせる可能性があります。正しい知識を身に着けて、本質を見抜く力が必要です。

健康相談に応じるホメオパスにとって、とても大切なことを教えていただきました。

小谷先生ありがとうございました。


【講義アンケート】
●日本の医療(保険制度)の現状を1人1人に自己責任が求められている現実が重く響きました。他方でセルフメディーケーションが促進されようとしている今という時代は統合医療に光を当てる絶好の機会なのではないかと思いました。心を身体の真の健康に関わる活動をするためには法律を知り自分の身を適切に守る方法も知っておかなければならないということがわかりました。普段の授業ではなかなか学ぶ機会がなかったので、心構えを持つうえで大変勉強になりました。先生の授業では、生薬や植物の標本を見て、触れることができるので、とても幸いです。

●講義を楽しみに登校しました。ずっとワクワクしながら聴講しました。サポニンの所面白かったです。何でも「群」を一括して効能を強調している事がよく分かりました。緑豆だったと思いますが、なべで煮たら泡だらけになってビックリして何度も水をかえても泡が出て結局不気味で捨ててしまったことを思い出しました。法の規制で育ててはいけない大麻などのことは人間の都合で引っこ抜かれることは植物の側から見たら迷惑な話だろうとも思えました。6時間の講義はあっという間でした。毎回頂く資料は宝物です。ありがとうございました。P.S.植物園に行ってみたいです!

●日本の薬草を使う上で知っておかなければならない法規や注意事項、日本の現状など丁寧にご説明頂いた上で”アルカロイドを含有する植物”と”強心薬・婦人薬の薬草”などの数々を詳しく解説くださいましたので、全体像とディーテイルがよく理解できました。ホメオパシーレメディでお馴染みのジキタリスやベラドーナ、バレリアナ、ケジ、C.Sなどのお話は特に参考になりました。186ページもの写真付き資料(カラー)も、後から復習するのに役立てることができ、本当にありがたいです。本日も充実の6時間をありがとうございました。次回も楽しみにしております。

●今日は沢山の切り口から授業をして下さりありがとうございました。資料も興味深く見させて頂きました。戦前の日本の神事に興味があり、大麻の事など勉強しています。覚せい剤という切り口で見られるのが大半なのですが昔はもっと違った意味で大切に使っていた植物だと思います。伊勢神宮でさえさいばいできないというのも。難しいというのが今日の日本の法律なのですね。タネの問題などもあります。もっと植物の恩恵を軽視せず敬って大切に使っていける日本に向かうと良いと切に思う授業になりました。

●マスクしたままお話される先生がはじめてでびっくりしちゃいました。今日は少し頭の中が集中できずでしたが大麻については興味深くかんじました。日本古来から大事にされてきたものなぜかというと大麻素材の服が大好きで非常に気持ちよく大事にしています。もっと日本もかつてのように本質的な植物の扱いができたら世の中はすてきになるなぁと思いました。今の医療やお薬をつかう社会や法律や常識には疑問をかんじずにはいられません。

●最近様々な機能性食品の宣伝を目にすることが多いが、その業界の裏話をたっぷり聞くことができて良かったです。その業界の人や専門的な医療従事者でないとわからないと思うので、一般の人はイメージ的にだまされてしまう危険があると思いました。今回知ることができて良かったと思いました。また最後大麻についてのお話で、ハーブの一種?にも見えてしまいましたが、やはり危険なものと認識できました。これも普通に生えていたら単に美しい花に見えてしまうと思いました。

●小谷先生の植物全般に対する熱い想いが感じられ瞳がずっとキラキラ輝いていてそれを見ているだけで幸せになりました。私信州出身で明日帰省するのですが道の駅に寄ってみようと思います。植物には本当に沢山の物語があるのですね。それを生薬として扱う中でつくられた法律は、あまりに膨大な規制と量ですが、自分に関する分野の情報を引っ張って来れるように練習していきたいと思いました。ありがとうございました。

●テレビや雑誌で良く目にする成分の言葉に気をつける必要がある事がよく分かりました。健康食品、サプリメント成分についてオススメの本もスライドに入れてもらい、ありがとうございます。また生薬、漢方は不定愁訴に効果が期待できること。植物の力はすごいなと思いました。婦人にいい漢方も知れて良かったです。ありがとうございます。じんこうの木を実物で見れたらうれしいです!

●ありがとうございました。生薬は1つの植物に2000種類の成分があると教えて頂きましたが、本当ですか!!漢方は副作用がないと思っていたので、ずっととり続けても害はないと思っていました。1カ月位を目途にと考えたらよいのですね。今日学んで植物って凄いな…と改めて思いました。動けないので自らを守る為に第二次代謝物が人間を癒やす薬になるとは…昔の人、治験、命がけだったことと思います。感謝です。

●今日の小谷先生も午前午後とも滑らかな語りで1日中止まることなくお話下さいました。そして盛り沢山の内容で頭の中は興奮状態です。資料もカラーで細かく用意して下さり、助かりました。機能性表示食品は、販売に都合の良い論文を研究者に依頼するようなこともあるかもと思いました。科学的根拠(論文)とエビデンスは違うとは。宣伝でなく告知だったとは驚きでした。小谷先生、ありがとうございました。

●最初はなかなか頭に入ってこなかった事も、今日は3回目というだけあり、だいぶスーッと頭に入ってきました。重要なところを丁寧に重ねて学べて理解も深まりました。「本質を追求する」という言葉が心に残りました。何事も、あふれる情報にまどわされず、自分で考え行動できるということ、気持ちがひきしまる講座でした。

●麻薬等の植物が意外と身近に咲いている可能性がある。又は種子はポピーシードとしてよく使用されているという事実にびっくりした。だけど、管理が難しい事も理解できたし、知らないと取扱いは危ないのだとわかりました。また生薬の効能はやはり、西洋医学ではカバーできない領域を担っているのだと改めてわかりました。

●難しい授業をなんとか理解できるように意欲的に取り組みました。今日も丁寧な授業をありがとうございました。先生の授業は長いので毎回帰宅してからの復習と整理に追われます。丸暗記は到底無理ですが、今後の生活の中で直ぐに調べられるように役立てるようにしたいと考えています。長い1日、本日もありがとうございました。

●毎回重たいにもかかわらず、参考図書等お持ち頂きありがとうございます。興味深く拝見させて頂きました。親しみやすいお人柄で熱心な授業をして頂き、ご経験豊富な中から興味深いお話も散りばめられ、生薬への興味が刺激される授業でした。ありがとうございました。ケシのお話が面白かったです。

●ネットの情報は8割が不確かというのを改めて知りました。文献の大切さを感じました。本質は何かが大切という事で、そうありたいです。先生がマスクをされていて、風邪かと思いましたが、気を使ってされているのが分かり良かったです。今日も小谷先生が楽しく話されている様子でどうもありがとうございました。

●私たちの仕事をやっていく上でとても大切なお話しありがとうございます。医薬品のエビデンスがほとんどないというのは驚きでした。すると医薬品が治療として使えるという根拠はどこにあるのでしょうか。混乱してわからなくなりました。各漢方薬のお話はとても面白かったです。

●とてもわかりやすく勉強になりました。小谷先生の熱意がとてもありがたく思いました、しっかりと個人が学び、セルフケアに努めることが大切だと思いました。まずは知ることですね。このような機会に感謝します。

●薬事法など様々な法律を身につけて理論的に説明する必要性がよくわかりました。授業がとても楽しいのですが、これを自分の頭の棚に入れ自由に引き出せるようにするにはどうすればよいかを考えています。

●生薬の種類と関連法規について深まりました。漢方は自分でももう少し学び、使い方や効能について深めていこうと思います。法律も少しずつでも学んで行きたいです。

●ありがとうございました。情報多く消化しきれませんが、「本質は何か」を常に考えながらことにあたるように心掛けたいと思います。ありがとうございました。

●ありがとうございました。実際に植物をみてみたいので、いつか薬用植物園見学のツアーがあったらいいなぁと思いました。11/7に行けないのは残念です。

●植物、動物の薬効、薬理作用が勉強になりました、薬機法に関しては難しいので調べていきたいと思います。

●これだけ多くの写真を掲載頂いた資料をもとに興味深いお話をありがとうございました。

●分かりやすかったです。

●生薬は身近な植物にもあり、実体を確かめられるとして病院で処方される薬より私個人としては安心して身をまかせられるものですが、「本質をみきわめる」という講義に簡単に取り扱えないのだと感じました。本質という言葉にしばらくとらわれそうです。自分自身の本質は?!という問いかけにも発展しそうです。

●治療困難といわれる病気も医薬品の開発により治療が可能になってきていますが、その薬は驚く程高額で全ての人がその薬を使えるとは限りません。でも治療困難な病気になる前に自分の体を知り体調を整えられる人が増える事により重い病気になる事を防げるのではと思いました。病は不運な出来事ではなく体の声に耳を傾ける事ができず無視をして無理を続けてきた結果の一つであるという事を多くの人に伝えていく事が大切だと思います。

●物事の本質を見抜く力が必要だと学びました。横文字や宣伝にまどわされず、色んな物を疑ってみる目も養いたいです。信頼できる情報源を持つ事、新しい情報にも触れる事もしていきたいです。ありがとうございました。

●前回までの見直し、繰り返しが膨大で集中が難しかったです。生薬についての理解は1つ1つをできるだけ噛みくだいて頂けると良いです。午前中は「本質を見極める」ことをよく理解してもらいたい為のお話だったと分かりやっと理解することができました。午後からの講義が大変有意義でした。特に不定愁訴などに漢方が非常に得意であるというお話は感覚的にとても理解できました。人体も漢方も理論で明確かつ単純な説明ではしきれないものという共通項でマッチするものも当たり前のように感じ面白いと思いました。本日も有難うございました。

●資料が豊富なので、情報量が多くても理解しやすかったです。
●生薬は多成分系で分かりにくいですが、だからこそ薬とは違う効能があると言う事が良くわかりました。また、正しい知識を持ち、ちまたにあふれる情報に騙されないように、しっかりと学ばなければならない!と改めて背筋の伸びる感覚です。自然界にはこんなにも素晴らしいものが沢山あるのだから、セルフメディケーションの意識を持ち、薬に依存しがちな日本のライフスタイルを少しずつ変えていく必要が本当にあると思います。大麻についてはせめて神事に使うものぐらいは許可してほしいです。危険なものは仕方ないですが、戦前に使われていたものなら国がしっかり管理して使用できるようになればよいと思います。私は麻の衣類は好きですし、麻炭も重宝しているので…。大麻は危険とひとくくりにされるのは残念だと感じました。

●機能性食品、健康食品などについての講義が面白く興味深かった。私たちはカタカナ名で書かれると、効果がないものでも、さも効果のあるように感じ、高い健康食品などを購入してしまう。もっと賢くあらねばならないと思った。また購入するにも自己責任という事を考えて購入する必要があると思った。強心薬や婦人病には西洋薬では対応できないというのも知れてよかったです。この2つの症状に対応する薬用植物をたくさん教えていただきました。これらを役立てられたら、未病のうちに症状を軽減でき、セルフメディケーションが可能になります。実際にその植物を見て覚えたいと思いました。貴重な授業をありがとうございました。

●一昨日、孫が高熱で引きつけを起こしたらしく、夜間大きな総合病院に救急搬送されました。レントゲンと「クループでしょう」と診断されステロイドを投与されたとか。翌日、娘に聞くとのどの症状はなく、小児の先生ではなかったにせよ、聴診器をあてることなく、のどの状態も見ないで抗生物質と咳止め薬を処方されていました。結局、突発性発疹でしたが…もう病院や薬だけに頼り依存する習慣を変えなければ…と思った出来事でした。今日はいつもより気合い入れた。今日もスタッフの皆さま美味しいランチをありがとうございました。

●漢方の名前(漢字)は難しいものが多く読み方とか意味を覚えるのは大変だなあと思いました。薬=毒という事で使い方や分量など取り扱いに注意が必要だと思いました。