5/21(土)「自然の叡智に学ぶホメオパシー的な生活」セミナーが行われました

講演会の様子

午後には熱海の山々の大自然に囲まれたホメオパシー研究所に移動しました。
教室の窓を解放し、五月の穏やかな風と午後の心地良い日射しを感じながら、三人の先生からホメオパシー自然農法、植物について学びました。
まずは函南ホメオパシー自然農場で日々ホメオパシー自然農法を実践し、無農薬の野菜や植物を育てている工藤先生からのお話です。
ホメオパシー自然農業を実践されている中から、午前中に訪れた函南の畑で大輪の花を咲かせていたカレンデュラの成長記録を写真とともに紹介して頂きました。
また日々畑の中で感じた命の大切さ、自然であることの大切さについて、原発問題に代表される世界の中の不自然さと対比させながらお話して頂きました。
続いては植物研究家の東先生によるフラワーエッセンスの魅力についてのお話です。
午前中、カレンデュラ畑の中で耳を澄ましてその声を感じたように、花たちが私たちに語りかけて来る自然界からのメッセージについて、日々の生活の中で感じることで自分自身のテーマや現在の課題やその答えとなるヒントを教えてくれることをお話されました。
また畑の中で目にした植物たちのフラワーエッセンスについても紹介頂きました。
そして最後は皆様お待ちかねのとらこ先生。
とらこ先生は長年ホメオパスとしての活動の中で、難病のクライアントの方々をみていく中で、ホメオパシーのレメディーだけでなく、食を(生き方や考え方なども)変えないことには病気が良くならないことを実践を通して理解しました。
また、日本人の食について調べる中で日本の農業の実情、海外から輸入される農薬や化学肥料、窒素リン酸カリに汚染された食の問題が病気の原因のひとつであり、ホメオパシーだけでなく、食についても根本から作るしかないと考えられたのが、このホメオパシー自然農業の始まりでした。
講演の中では、まずはレメディーや植物発酵エキス(アクティブプラント)を使って育てた野菜や植物が持つ「気」の力についてのお話をされました。
植物たちの気はマザーチンクチャーやレメディーなどに生き生きとしたバイタルフォースとして入り込んでいるとのことです。
午前中、実際に自然農場でそのエネルギーを目で鼻で肌で感じたツアー参加者の皆さんは身をもってそのことを実感できたと思います。
そして古来から古神道の中でも伝えられて来た薬草の力についてこの春新しく届いた日本産マザーチンクチャーの特徴やその力についても紹介いただきました。
さらに午前中、みんなで摘んだカレンデュラやカモミラなどのハーブティーの味と香りと色を午後のティータイムに楽しんだり、自然農で育った野菜で作ったレタスやキャベツのマザーチンクチャーを、市販の農薬を使った野菜にかけて食べてみるという実演なども行いました。
農薬を使った野菜でも良いパターンを入れる事で安心しておいしくいただくことができるということです。
とらこ先生のお話からは自然への感謝と畏敬の念が伝わってきました。
今回のツアーを通して私たちも大きく気づいて学んで、明日から実践すべきことが見えたような気がしました。
文章では語りつくせないほどたくさんの、三人の先生から語られるホメオパシー自然農の魅力いっぱいの三時間の講演会となりました。

「とらこ先生と行く、ホメオパシー自然農園ツアー!」の様子はこちら