6月に入りました♪
6月21日(土)は、とらこ先生率いる豊受自然農が主催する『第17回 日本の農業と食を考えるシンポジウム』が開催されます。
『食料危機を乗り越えるために、皆で行動を起こす日 - 安心安全な食を守ろう!自然農を始めよう! -』をテーマにとらこ先生はもちろん、豊受のお百姓さんや加工部スタッフが発表♪ ファーマーホメオパス(ホメオパスx農民)や、ゲストスピーカーの皆様もシンポジウムに花を添えて下さいます♪
年に一度しかない『農業コングレス』。皆で参加して、食について、健康について、学んでいきましょう!
https://symposium.toyouke.com/

さて今回は、『心臓サルコイドーシス』を主訴にもたれる中年期女性のケースを紹介させて頂きます。
このクライアント様について簡潔にまとめさせて頂きますと……
30代でぶどう膜炎を発症し、ステロイド治療を受けるが、眼圧上昇により漢方と鍼治療で完治。
その後、顔面に赤い丘疹ができ、皮膚科でサルコイドーシスと診断されました。
不整脈と失神症状があります。
失神後、入院とペースメーカー手術しましたが、ドキドキ感が治らず心室頻拍を確認し、ペースメーカーからICD(植込み型除細動器)に変更されました。
3回のカテーテルアブレーション治療を実施。また、全身の痒みと抗アレルギー治療を続けつつ、ステロイド内服に加えて免疫抑制剤治療を開始しました。
現在、心機能は約半分で、階段や坂道は辛いですが、日常生活は普通にできている。
クライアント様は、『これ以上症状を進めないようにしたい』事を望まれています。
過去に別のホメオパスにかかられていましたが、かなり重度な状況におられ、とらこ先生の相談会に導かれました。
とらこ先生の相談会を一度受けられた後、
- 不整脈と浮腫みが、改善
- 表情が明るく生き生きし、自己否定や夫への憎しみが軽減、ネガティブな感情への優しい対応ができるようになりました。
厳しい家庭環境や深い喪失感を抱えていた中、たった1回の相談会と霊性の取り組みによって大きな心身の変化が見られました。
今回は4回目です。
- NT-proBNP値(心不全の指標):大きく改善。3月の悪化(738.0)から回復し、5月には475.7まで低下。
- 不整脈:改善。3月初めに無理をして悪化したが、今は安定している。しかし、昨年12月の良好な状態にはまだ戻っていない。
- 自己否定感:改善。嫌な感情が出ても「仕方ない」と自然に受け止められるように。
- 夫への感情:改善。過去の問題は受け流せるようになり、将来に対しても冷静に受け入れられている。
心不全の指標であるNT-proBNP値の大きく改善には、目を見張るものがありますね!
とらこ先生の指導を素直に受け入れ、実行しようとする努力の賜物だと思います。素晴らしいです。
しかし、3月初めの不整脈の悪化は、どうして起こったのか?
クライアント様:
長生きしようとするより、生きている内にやっておきたいと思う事が一杯ある。
行きたい時に行きたい。会いたい人に会いたい。
友達と旅行すると、あっちもみたい、こっちもみたい、と歩いて、動きすぎ、無理をした時の方がしんどくなる。
そこを抑えながらも行きたいところに行きたいと思っている。
とらこ先生:
それは分かるが、貴女の場合、動いた後に、心臓サルコイドーシスが出てきてしまうから。。。
旅先で訪れるターゲットを決めると良いと思うよ。
どうしても外せないものをピックアップして、そこをゆっくり堪能する。
そうすれば無理がかからない。焦ってしまうと心臓に来る。
加減しないと命取りになっちゃう。
頃合いって言うのが難しい。
貴女は何でもちゃっちゃかやろうとする傾向がある。
欲を減らしなさいという事かな。
クライアント様:
自分の心臓が嫌だった。なんでこんなになっちゃって……
でも、もし、この心臓が元気だったら、どうなっていたか……
私を止める為には、心臓しかなかったんだなと思えた。
心臓が、私を変な方向にいくのを止めてくれたと思えるようになりました。
とらこ先生:
素晴らしい気づきです。
私の股関節も同じ。
股関節に問題なかったら、すごいスピードで動いてしまって、心臓発作で死んでいたと思う。
豊受グループで働く100名分を稼がないといけないし、霊性的な事もやらないといけない。
仕事もきっちりやって、休みの日は峯入り。毎日1時間半以上、祝詞心経して、私、前世でサボったのかな?ってくらい……
でも、股関節が悪くなって止められた。
事もあろうに、止められたのは、参拝行と峯入り。
私としては、会社を辞めて、霊性やりたいけれど、そうはいかない。
葛藤の中で苦しい。でも、折り合いをつけて楽になった。どっちも中庸にやろうと思うようになった。
君も、ゆっくりやる事をしなかったから、心臓にきたんだね。
……とらこ先生が、このお話をされていた間中、クライアント様は、胸の中に押し込んでいた思いが溢れてきたのか、ずっと涙を流されていました。
クライアント様:
この心臓の問題がなければ、私は、嫌な人間になっていた気がします。
この方向に導いてくれたのは心臓なんじゃないかと。
今は未来しか見えない。自分が進むべき道を行けば良いと思えて。
とらこ先生:
葛藤があったと言う事。こうすべきなのに出来ない。というのは免疫が下がり、サルコイドーシスが増えてしまう。
でも自分の行くべき道が決まったそうだから。
……ご自身の進むべき道が明確になり、大変活き活きとされているものの、ご主人様とは、価値観が異なり、様々な点で解り合えない事について嘆くクライアント様に向けて、とらこ先生は、この様に仰られていました。
とらこ先生:
人は、いずれ仏様になる。皆、発展途上中。途上の終盤にいる人、中盤にいる人、序盤にいる人、それぞれ。
あるお坊さんの話し。
『私は、あなたがたを軽んじません。あなたがたは皆、仏になるのですから』と、相手が誰であろうが、このような礼拝の行をした。
ところが人々のなかには、心が濁っていて、かえって怒る者もいた。このお坊さんに『仏になるなどいい加減な事を言うな。』と、悪口を浴びせて、罵った。
こうして罵られても、或いは石を投げられても、杖で打たれても、それでもなお逃げながらも、『私は、あなたがたを軽んじません。あなたがたは皆、仏になるのですから』と言い続けた。
このお坊さんは、常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)。お釈迦様の過去世における修行の姿の一つ。
貴女の夫も、いずれは仏様になる。貴女もこの苦しみを乗り越えていけば、彼の中に、仏様を見出せるようになると思いますよ。
……このように素晴らしい気づきを得て、心身共に改善されているクライアント様ですが、とらこ先生が、導師様に、根本的な事を聞いてみたところ、思わぬ側面が浮かび上がってきたそうです。
【導師様からの霊的見解】
女王さま意識が激しいというところでこの人の中の中心に努力をしたくない。辛い思いをしたくない。というのがあって病気を治したい気持ちがあるんでしょうけど辛い思いをしたくないというところから悪くなる状況になりたくない、病気が進行してほしくないという思いがあって、本当に悪くなりたくないと思うあまり、悪くなることばかり考えちゃっている。
ここまでならいいが、悪くなりたくないと思いながら、病気で苦しんでいる状況を認めたくない。
一貫性がない。
この私が辛い思いをするわけないじゃないと考え、辛い状況を認めたくない意識がある。
病気が悪化するんじゃないかという不安が大きい、不安でいっぱいのはずなのに、自分は病気じゃないと現実を見ようとしない。
病気で苦しんでいるのを見ないようにしている意識がある。
非常にやっかい。病気に対してびくびくしているのに、私は病気じゃない、辛い思いをするわけないでしょ。この私を誰だと思っているのという感じで、高飛車に出ている。
現実を認めない。理想だけで生きている。実際は、ものすごい恐がりで恐れている。
一貫性がなく葛藤している。なので着地点がどこかわからない。
理想と現実のギャップでいてもたってもいられず、朝早く目が覚めてしまう。葛藤が激しくなっている。
万能感意識……全ての人を自分に従わせることができる。
思い通りにしたい意識……全ての人から崇められる存在である。
導師様には、霊的見解と共に、霊格も見て頂くのですが、前回の霊格よりも下がってしまったそうです。
調子が良くなってきているのに、何故でしょう?
とらこ先生:
大きな気づきがあったから霊性が上がったと思った筈。
だけど、こういう自分の傾向は、自分では分からない。
私という人間は、実際、こういう人間なんだ。
人が出来ない所は目立つけれど、自分の出来ない所は伏せてしまう。
感謝が足りなかったんだね。
こうして、問題に向かい合おうとするのを教えて頂けるのは凄くありがたい事ですね。
そして、こういう意識を減らすサポートをしてくれるレメディーがあるから大丈夫。
とらこ先生が、この方に選ばれた聖水と祈りのレメディーは、以下となります。
☆Ganse-T. (岩船寺の阿弥陀如来 祈り)
神になりたい人、自分は神だと思っている人、人々から崇め奉られたいという意識をもっている人の自分は普通の人間なんだなと気付かせて、神意識を緩めてくれる働きがある。
☆Kuzury-w. (九頭龍神社の手水舎の水)
魂が向かうべき方向に迷わずに進むようになる。苦痛から逃げたりインチャのいいなりになったり、楽になろうとするところが直ってくる。
☆Daich-w. (大池寺)
自分の中の改善すべき問題点に気付きながら、認めることができず、他人や周囲の問題にすり替え、その問題に向き合うことから逃げたくなる意識を改める働きがある。
そして、随時には『サポートφ偉い』です。
とらこ先生:
腫瘍とか組織変成、癌を作っている人は、皆、『サポートφ偉い』が要る。
もともと親に愛されなかったから、自分は駄目だと思っている。
それを払拭する為に頑張った。そして、プライドができた。
出来る自分、出来ない自分。二つの自分ができてしまって、その結果、免疫が下がる。これを一つにするのですよ。
……とらこ先生の症例を見せて頂けば頂くほど、病気というものは、自分の心の在り方を変えなさいというお知らせであると言う事に納得せざるを得ませんね。
とらこ先生曰く『地球は修行場。いかなる人も用事があってこの地球に来た。全てが尊い。自分に課せられた修行なのだから受け取っていこう。』
とらこ先生、本日も貴重なご指導を賜り、誠にありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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