5月も今日で終わりですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、とらこ先生率いる日本豊受自然農では、『御田植祭』が斎行されました。今年も米作り始まります!
明日、6月1日、とらこ先生は、群馬県にある泰寧寺からお招きを受け、講演をさせて頂く予定です!どうぞ宜しくお願い致します。
https://www.town.minakami.gunma.jp/politics/05kouhou/files/20250501_kuchoukairan_shizennou.pdf

さて、『悲しみ、無気力、薄毛』を主訴にもつ女性のケースを紹介させて頂きます。
クライアント様は、初回の相談会で、
『最近、近所で立て続けにお年寄りが亡くなり、葬儀で涙が止まりませんでした。
幼くして交通事故で亡くなった兄弟の記憶や、かつて可愛がってくれた隣のおばさんに疎遠にされた経験が、今も心に影響しているように思います。
見捨てられた感覚や後悔、太った人への苦手意識もそこに繋がっているかもしれません。
また、「リラ」「アトランティス」といった言葉や「アセンション」に強く惹かれ、涙が出ることもあり、自分でも理由が分からず困惑しています。
幼い頃から「発狂して死ぬ」という予感も抱えて生きてきました。』 と打ち明けられていました。
その時、とらこ先生の導師様より頂いた霊的見解は、
① 自宅近くのお寺の仏さまよりお知らせ
「世の中は全て想定内のことしか起きない。自分で対処できるはずだ。想定外のことなど起きないという意識を手放しなさい。自分の思い通りになるというのは甘いよ。」
② 茅ヶ岳の仏さまよりお知らせ
「3世前の過去世で親に疎まれ、丁稚奉公に出された。親に見捨てられたという意識があり、その悲しみや恐れが今も影響している。
人の死に敏感で涙が出るのは、死んだ人の感情を受け取る能力があるから。髪が薄いのは霊格の不一致が原因。
とらこ先生は、この霊的見解を鑑みながらも、この方のバックグラウンド、インチャ、身体症状、全てをカバーするレメディーとして、
Phos-ac、Puls、Adren-c-m-C (アドレナルコンビ)、この方の個人レメディーはじめ、過去世やインチャを癒すべく魂にダイレクトに届く事ができる、とらこ先生が登拝した霊山の水、霊性高い神社仏閣か生まれた聖水と祈りのレメディーから、Ibuk-w.(イブキヤマキンメイスイ) 、Mikas-m.(三笠山の祈り)を処方。随時チンクチャーは、『サポートφ見捨て』です。ここにも、この方特有の症状に合うレメディーが追加で加えられました。
今まで、この相談会レポートを読んで下さった方は、とらこ先生の相談会そのものに癒しの効果がある事にお気づきですよね?
セッション中、クライアント様に寄り添うとらこ先生から大きな慈愛のエネルギーが注がれ、クライアント様の内に『その病気を作っていた気づき』が起こります。
『気づき』が持たさられる事で、病の原因となっていた意識は昇華され、『治癒』がもたらされます。
とらこ先生の手にかかるとその昇華パワーが強いからでしょうか、とらこ先生の症例は、たった一回の相談会を受けただけで、随分と改善される事が多くあります。
このクライアントさんも然り。
事前報告には、以下の様に書かれていました。
1.悲しみ・・・改善
2.無力感 ・・・改善
3.薄毛・・・改善
全体的に、大変良い方向に進んでいらっしゃいます。
そして、インチャ癒しについては、幼くして交通事故で亡くなった兄弟の事をじっくりと思い返されたそうです。
先述にある『幼くして交通事故で亡くなった兄弟』というのは、実は、このクライアント様が道路を渡り、その後を追いかけて来て車にひかれて亡くなったという事だったそうです。
小さな女の子が一人で背負うには、あまりに大きな出来事です。
クライアント様は、とらこ先生へ、その時の事を話されました。
『事故が起こった後、救急車が来ましたが、親は、私は良いから、と一人で保育園に行きました。泣きながら行くのだけど何が起こったか、保母さんに言う事もできない。
その後、親から保育園に電話がかかり、皆の前で兄弟が死んだと告げられました。そして、保母さんには‘なんで言わなかったんだ?’と言われたんです。
そう言われて、私は‘保母さんに言ったら死ななかったのかな?’とか思いました。』
とらこ先生:
『その時、本当に必要だったのは、親が‘大丈夫か?’って貴女を抱きしめる事だったんだよ。
一番大事なサポート。
そうでなければ、ずっと自分を責めて生きて行かなければならないじゃないか。その時、”あなたのせいじゃないから”って言われていたら、全然違った。
そこを癒すには、ご神仏様と繋がらないと絶対に無理。
インチャ癒しで、お母さんが、”お前大丈夫か?”って言っているイメージをしても良いよ。
“自分はろくでもない人間。ご神仏から嫌われている人間”という妄想を外していかなければならないね。
こういう事をしっかり分かった上で、小さい頃の自分を大人の自分が救済に行くんだよ。
イメージで過去を書き換えても良い。
この癒しが出来ていない場合、それを知らせるために、また誰かが死ぬんだよ。』
クライアント様:
『犬が死にました。チワワを飼う事になったんですが、兄弟が交通事故で亡くなったのは4歳手前。チワワも4歳手前で、ウチの前の道路で車に引かれました。それで兄弟の死の件が癒えていなかった事が良く解りました。』
とらこ先生:
『私も母親がレイプされた時、母親から”警察を呼べ”と言われたけれど、怖くて何もできなかった。
翌朝、母親に謝ろうとしたら、”何もなかった”と、拒否られた。
それ以来、のたうち回るほどの偏頭痛に悩まされた。
彼女から一言許しの言葉がもらえたら違っていたと思う。
いつか許して貰えると思って、何度かトライした。
でも、”そういう事は無かった事にしてくれ、聞きたくない”と言われ、
子供で恐ろしくてできなかった事を許して欲しくて話そうとするのだけど、聞きたくないと断られてしまう。
一言、”お前は悪くないんだよ、6歳だから仕方ない。”と言って欲しかった。
死に際も、母親から名前を呼んで貰えなかった。
“寅子もいるよ。”と言ったら、”わかっちょる”と言って亡くなった。
要らん子でも、自分を真に愛せるかと問われている。
私は、導師様のところに通い始めたのは、私の元クライアントが奇跡的に治ったのをみて、教えを乞いたいと言ったけど、今思えば、結局、自分が救われたくて行ったのだと思った。
ありとあらゆる人生を送ってきたから、人の苦しみが手に取るように分かるんですよ。』
こう言って、今回、導師様から頂いた霊的見解をクライアント様に伝えられました。
【霊的見解】
悲しみと無力感がどこから来ているか。
兄弟の死……30%
4世前の過去世……70%
4世前に地震か火山の噴火によって家族全員が逃げた。
橋を渡らなければ行けなかったが、4世前、貴女は男性でその家族の主だった。
自分の奥さんと子どもたちを先に渡らせて、自分は荷物を担いで最後にわたるつもりだった。
ところが、橋が地震か火山の噴石によって落ちてしまった。
自分の指示で先に渡らせて家族が全員死んでしまったということで自分を責め続けた世だった。
その4世前の人生そのものの霊格が700しかない。
現在の霊格と4世前の過去世の霊格の不一致(過去世不一致)を起こして、調子が悪くなっている。
4世前の過去世を癒すためにイメージで家族が亡くなったことはしかたがないと思う努力をする。
プライド意識……全ての人から尊敬されなければならない。
見捨てられたくない意識……人の役に立たないと見捨てられる。
とらこ先生:
『人生は同種療法。
4世前のこの事件があり、3世前、2世前、1世前でも、この意識をクリアできなかった。
今世。行き場がなくなった。
だから、この相談会を受ける事になり、日月門の霊性コースにも入学した。
貴女の兄弟は、これを知らせてくれるために犠牲になってくれたんだよ。
いずれにせよ、生まれてから4歳手前で死ぬ事は決まっている魂だった。
それならば、貴女に気づかせてあげたいと思い、貴女の兄弟を選んだんだよ。
法句譬喩経(ほっくひゆきょう)というお経に、『不死の境地を見ないで百年生きるよりも、不死の境地を見て一日生きることのほうがすぐれている』というお釈迦様の教えもある。
貴女の兄弟が、『お姉ちゃん、これ以上、自分を責めないでね』って、貴女に伝えるようにって言っているよ。
貴女は、にっちもさっちも行かないから、ここに来たんだよ。
今回、とらこ先生がこの方の過去世を癒すために選んだレメディーで特記すべきものは、Oka-miro-T.(岡寺奥の院の弥勒菩薩の祈り)です。
このレメディーは、とらこ先生が今年のお誕生日に巡礼行をされた際に作成されたレメディーです。
岡寺奥の院には、自然の造形を残した石窟堂があり、そこに祀られるのは、弥勒菩薩坐像。その弥勒菩薩様への祈りのレメディーです。
☆ Oka-miro-T.(岡寺奥の院の弥勒菩薩の祈り)
どうせ自分なんかわかってもらえない。どうせ自分なんか受け入れてもらえない。
どうせ自分なんか価値を認めてもらえない。どうせ価値を認めてもらえないのだから、生きていたってしょうがないじゃないか。この世にいても意味がないんじゃないか。
というめちゃくちゃ自己否定が強くて自分の価値を認められないような、虚無に落ちたような人に救いの手をのばしてくれる。
とらこ先生:
『君は虚無の世界にいる。怒りもない。悲しみもない。無機質。光が無い。グレーの世界。私自身、このレメディーをとって涙がボロボロ出ました。』
クライアント様:
『このレメディーを私に出して頂けるとは思っていませんでした。ありがたいです』
随時には『サポートφダメな奴になりたくない』が選ばれていました。
この方のお父様の体調が優れず、とても気になっているそうです。
お父様が、遺言状を作成したり、ショートステイに行ってみて、筋力がガクンとか落ちたりするのを目の当たりにすると、介護を全部引き受けたくなってしまうそうです。
本来の家族の関わり方とは?生きるって?とか考え出すと、切なくなる。悲しくなってしまうそうです。
そんなクライアント様に、とらこ先生は、
『役に立たないと見捨てられる。見捨てられたくないという自己卑下がきている。何かしなきゃって強迫観念からやっているのではないか?』と投げかけていました。
『君は看病したいから、Cocculus(ツヅラフジ)を出すね。Cocc.は、最後の吐息を聞こうと思っている。”お父さん何か言うことないの?”それを聞きたいから看病する。』
クライアント様:
『そういうところはあります。』
とらこ先生:
『ホメオパシーって面白いね。』
……他にも、このクライアント様の特徴にぴったりのレメディーが出されていましたが、紙面のスペース状、割愛させて頂きます。
全貌を知るためには、『とらこ先生の相談会 LIVE配信』へのご参加をお勧め致します。
『人はどう生きるべきか』に対する答えがここにあります。
https://www.homoeopathy.ac/health_consultation/
とらこ先生、過去世・現世・来世で繋がっている魂の救済を頂き、誠にありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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