2010年12月5日(日)

 

「オルガノン購読③」
講師:由井学長

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今日の講義はオーガノン講読。第三回目となる今回は格言22から38まで。
前半は生命の持つバイタルフォースの偉大さについて(格言22)。
参考として学長のケースが上映されましたが、レメディーが自然治癒力を触発し、
壊疽した足が修復したケースを学び、生命の Dynamismに感動しました。

続いて病気に蹂躙されたバイタルフォースについて(格言27)。
レメディーが作る「人工病」を入れる事で、元々の病気が押し出されるサンプルケースとして、
ここでは、発達障害児の癇癪が、同種の水銀パターンが入る事で大人しくなって行く成長記録を上映。

最後は精神病と結核傾向の関連性について(格言38)。
新しい病気が消える時、元々の病気が活動再開する-統合失調症のケースから、
精神疾患が消えた時、元々の肺結核が現れて行く治癒のプロセスを学びました。

クライアントに見られた症状をハーネマンが著書オーガノンで述べた格言に照らして見た時、
由井学長がオーガノンの指示に沿った形の方法で彼らを治癒に導いて行く。
それぞれの格言に対応した症例の数々を目のあたりにし、理論を実践で感じる内容で、
とても分かりやすく理解できたのではないでしょうか。

⇒12/5(日)福岡校・由井学長を囲む会の様子はこちら