【ライブ授業 とらこ先生相談会レポート】主訴は『潔癖症・引きこもり』の娘様から『愛情が足りないと責められる』60代女性のケース

早春の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。

明日は3月3日、ひな祭りですね。
ひな祭りと言えば、ちらし寿司。
とらこ先生が代表を務める『日本豊受自然農』の『ちらし寿司の素』は、完全無農薬・化学調味料無添加はもちろん、砂糖不使用♪ 天日干しした野菜やたくあんなど、ひと手間かけた具材をたくさん入っていてと~っても美味しいです。是非この機会にご賞味下さいませ。

さて今回は、『潔癖症・引きこもり』の娘様から『愛情が足りないと責められる』60代女性のケースをご紹介させて頂きます。

娘様は、20歳の時にオレオレ詐欺の電話が来て、言われるままに自分の情報を言ってしまい、
それ以来、不安症に悩まされるようになりました(現在30代)。
怖れが膨れ上がり、大学中退。その後も何とか頑張ろうとしたが、とうとう引きこもりとなります。
同時に、潔癖症となり、自分の潔癖症のルールを家族にも求め、家庭内は大変不自由を感じています(特に母親が全面的に面倒をみている)。
身体的には、『身体のこわばり、子宮周辺の違和感、むくみやすい、おなかにガスがたまって苦しくなる、
急にだるくなる、生理前のイライラ、顎関節のきしみ感、、、』などを訴えられています。
『自分がこうなったのは、母親の愛情が足りなかったから』と、お母様(クライアント様)を責め立てます。
そして、お母様に『自分を見つめて欲しい。私も私自身を変えるから。』とホメオパシー相談会を受ける事を希望しました。
お母様としては、日々できる限りのことは協力し、小さい頃も愛情をもって育てたと思っているので、
この様に言われ、途方に暮れた状態。
娘様の苦しまれる様子をみて、自分に何かできることがあればやりたいと思い、とらこ先生の相談会キャンセル待ちをしながら他のホメオパスにかかられていましたが、昨年より念願のとらこ先生の相談会へと結びつきました。

とらこ先生は、このクライアント様だけでなく、その背後にいる娘様も共に癒しへ導くべき、精魂込めて対応されてきました。

しかし、今回の事前報告には、娘様との確執は、『変化なし。時に悪化』と書かれています。。。

『娘の状態によって私自身の体調にも影響が出ます。寝不足になると(私は)不機嫌になり、娘と衝突することが増えます。
今回は初めの1ヶ月は娘の調子が良かったので特に困り事も無かったですが、次の1カ月は生理前に酷く神経質になり、とても些細なことで突然怒り出すことが1週間ほど続き、ちょうど私自身が風邪をひいてしまっていた時期と重なったのでとても心身ともに辛かったです。』

その時の状況について、クライアント様の娘様の報告にはこの様に書かれていました。
『生理が近づいてくると、いつもの様に神経がビリビリしてきて、潔癖症の度合いも上がる。
やりたいことが出来ない日常が我慢できず、生理前になるとこうして爆発する。怒っているけれど、本当はすごく悲しい。
自分はいつもこうなるので、落ち着いている状態の時に、母親に何度も自分の心の中、どうやって接して貰えると暴れずに済むか伝えているのに、人が変わったように暴れてしまう自分をみて、母親は、より私を暴れさせるような事をする。
すると黙って欲しくて、暴れてしまう。今までは物を投げたり、壁を叩いたりしていたけれど、 今回初めて母の背中を思い切り叩いた。』

とらこ先生
『今回の彼女の荒れ方は大変だったね。泣いていたとあったけれど、痛かったの?』

クライアント様
『痛いというより情けない気持ちでした。
『自分の何が悪かったのか、どうしてこうなってしまったのか?娘に言われるので考えます。
自分を責めない様にと思うのですが、娘からするともう少し考えて欲しいと思う時があるみたいです。普段は良いですが、調子が悪い時とか。。。』

とらこ先生
『相談会が始まり、霊性面に取り組んできた流れの中で、娘さんとの関係における原因となるものが出てきましたので、凄く良かったと思います。
あーこういう事だったのね、と導師様から頂いた素晴らしい霊的見解を頂いて分かりましたよ。
何回も繰り返して来るからこそ、その度にインチャ癒しを続ければ、上っ面が取れてきて見えてくる。
最初から結果がでるものではないのだよ。
だから辛抱して相談会を続けなければならないね。
自分のインチャ、過去世・ご先祖様のカルマ、直ぐそれを受け入れられるかというとそうではなく、耐えてきたが故に今があるんだよ。』

クライアント様
『なるべく前向きに、意味があるんだねって考えるようにしました。』

『そうなんですよ!』と、とらこ先生は導師様から頂いた霊的見解を伝えられました。

【霊的見解】
母方先祖のカルマとして、母方先祖が実のお母さんを殺すか、殺す直前まで暴力を振るった。
そのカルマがあって親子関係がうまくいかないようになっている。
自分は粗末に扱われる。という低霊性意識が出ている。

とらこ先生
『どうしても上手く行かない親子関係はここだったのですよ。貴女と娘さんの関係が仲たがいするようになっている。多分、貴女のお母さんも。。。』

クライアント様
『私の母もお祖母ちゃんとあまり仲が良くありませんでした。
私には姉妹がいますが、彼女達の家族関係において表立って仲たがいはないけれど、上手く行っている訳ではありません。』

とらこ先生
『カルマ解消の役目は貴女に来たんだね。貴女にそれをやる力があるから、それをせざるを得ないような人に出会った。
ここは大事なパート。
‘自分は粗末に扱われる’という低霊性意識が出ている。
‘情けなくて涙が出た’と言ったでしょ?貴女のお母さんとの関係でも、粗末に扱われた事があったはず。
インチャ癒しができないと、あなた自身が救われない。
貴女をみていると表面的。事前報告として出してくるのもA4ページ半分も行かない。深くない。
これは導師様が仰った事でなく、私からの言葉。
娘さんは、もっと深く関わって欲しい、と言っているのだよ。
‘なるようになるわよ’っていうのは楽だけど、楽な方に行ってしまうのは良くない、と娘さんは身を挺して伝えているんだよ。
それをもっと深くみていく事。カルマがあるのだから、十分親に嫌な思いをさせられた筈。
ストレスがあると、逃げようとする幼児性がある。
そう言いながらも絶望的に自暴自棄になる。葛藤が多いと言えば良いかな。
表面だけで終わらせていると人間の深さがでてこない。ここをやってみませんか?』

クライアント様
『人と会うのが好きなので、割と外に出かけます。』

とらこ先生
『娘さんとFaceする(向き合う)のが苦しいからでないか?と自分に聞いてごらん。
これを避けていると未解決なままになる。
前にもそれを言った筈。内でやるべき事がある、解決すべき事がある。
もっとFaceしないといけないね。娘さんもそれを求めているから。』

クライアント様
『娘が私とドライブしたがるのは、私が娘の話を聴かざるを得ない状況になるからだそうです。‘お母さん、ふだんは心が別の所に行っているけれど、やっと自分にFaceしてくれる’と言われます。』

とらこ先生
『分かりますよ。私も娘から逃げいていたから。。。』
とらこ先生は、ご自身の子育て体験を包み隠さずクライアント様に伝えられていました。
娘さんが中学生くらいの時、『甘いものばかり与えて、お母さんは私が本当に欲しいものはくれなかった』とリストカットした傷跡をみせながら訴えてきたそうです。
話をしようとすれば喧嘩になるし、取っ組み合いの喧嘩をしては仲直り、その繰り返し。。。
とらこ先生は、何とか娘さんの心を癒そうと『そうだね八回』を試みますが、娘さんはただ図に乗ってくるだけ。
それでも、今回は1時間我慢しよう、次は1時間15分、その次は1時間30分、、、と増やしていく努力もされたそうです。
そんな中、とらこ先生は『何故、私は娘の言う事を聞けないのだろう』と考えたところ『要は、私は君より輪をかけて愛されたいんだよ。誰か、私の母になってきいて頂戴よ。』という自分が出てきたそうです。
娘さんに『私、これだけしか愛がないんだよ。もっと出せと言われてもスカスカなんだよ。ごめん。これしかできなくって。あげたいけど、どうしても出来ないんだよ。母親は死んじゃって、愛情貰う事もないし、でもこれを増やさないと貴女が大変になるから、愛を探してみる。』と泣きながら娘さんに伝えられたそうです。
そして『よく考えたら、母ちゃんに怒られてトボトボ歩いていたら海がざばーんと慰めてくれたな、悲しくて泣いていたら木が抱いてくれたな。良く良く考えたら、あの忙しい母ちゃんも、遠足の時は巻きずしを作ってくれて、嬉しかったな。少ない思い出だけど、あったなー。』と話していくと、今まで‘フンっ’としていた態度の娘さんも耳を傾けるようになったそうです。

とらこ先生『弱音を吐いたんだよ。』

クライアント様
『私の場合、母にあからさまに何かされたわけでないのですが、私が結婚する時に鬱になり始めたので。。。その人が私に愛をくれなかったと思うのが苦しいです。』

とらこ先生
『その方は病気だから。でも、それをやっている以上、大人の貴女として理解している以上、子供の貴女は癒されない。
お母さんの調子が悪い時、我慢したよね?‘私を見てよ、お母さん。私は凄く我慢してきたんだよ。’ってイメージで言うんだよ。母に対して可哀想というのは、大人の考え。道徳とか道理を言っても仕方がない。イメージでボコボコに殴れば良い。イメージでやっていくのが凄く大事ですね。これをしないとインチャ癒しは全然進まないし、カルマも解消できない。』

クライアント様は、とらこ先生が、こんなに苦労されてきた事を聞き、『それで娘さんはどうなったんですか?』と、身を乗り出して聞かれていました。

娘さんはお母さん(とらこ先生)からの必死の歩み寄りを受けながら、自分自身でも心を整理整頓していき、今では『お母さんが頑張ってくれたから、私とお兄ちゃんは大学院まで行くことができました。ありがとうございます。』と感謝を伝える事ができるようになったそうです。

とらこ先生
『君が頑張る事で、君の家庭全体が救われる。ここに気づかなければならない。
年齢的にそんなに時間がある訳でない。
毎日自分の心の動きをみる事。浮き沈みをしっかりみていくという覚悟がいる。
それをやりましょう。そうするしか、貴女の家族が良くなる道は無いのだよ。』

とらこ先生がクライアント様に選ばれたサポートチンクチャーは、まさに『サポートφ粗末』でした!

そしてとらこ先生がご神仏様から授かった水や祈りのレメディーから選ばれたものは、

Nariai-w.(成相寺の水):ネグレクトされ、相手にされない、無視され、粗末に扱われた悲しみのインチャをもっている人で、無視されることによる悲しみが特定の部分のプラーナを弱める。それが大腸。大腸の症状が出ている人で悲しみのインチャが強くて、その中の人で、人の輪に入っていけない、受け入れてもらえないという思いから、人間嫌いの人の、傷ついた魂を修復してくれる。

Gundari-w.(軍荼利神社・奥の院):カルマ、障り、ネガティブな想念、インチャの想念、等によってできた魂の傷を修復する力がある。

もちろん、娘様にも、現在出てきている低霊性意識や身体症状にピッタリと合うレメディーを処方されていました。

クライアント様は、包み隠さずご自身の体験をお話されたとらこ先生に大変感銘を受けたご様子で、同時にご自身の取り組みが、未だ表面的であった事に深く頷かれていました。
真の療法家は、『あなたを治してあげますよ』という上から目線の傲慢な態度をとる者ではなく、クライアント様と同じレベルに立って共鳴し、気づきをもたらせる者である。と言う事を、今回もとらこ先生から身をもって教えて頂きました。ありがとうございました。
私達も、自分自身のインチャ癒しに目を背けず、諦めずに取り組み続けましょう!
今回もお読み頂き、ありがとうございました。

***********************************

体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。

とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。

とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

■ 由井寅子先生による、健康相談会のお問い合わせはこちら 
日本ホメオパシーセンター東京本部 tel:03-5797-3136
https://homoeopathy-center.org/consultation/yui-waiting-list/

■ ホメオパシー健康相談会の資料請求はこちら
https://homoeopathy-center.org/request/