2010年6月20日(日)

CHhom1期、RAH13期合同授業
「ミネラル体質」講師:由井学長

はじめに、学長より、根本体質治療を行うにあたって重要な、好転反応についての話がありました。

ホメオパスは患者の訴える症状を、「肉体の機能不全による症状か、それとも自己治癒力の高まりによる排泄症状(好転反応)か」を見極め、「どこまでがホメオパシーで対応でき、どこまでが現代医学で対処すべきなのか」を見極めなければなりません。

講義では、過去のRAHの「ケーステイク」の講義より、根本体質治療をTBR以前のレパートリーによって行い、また学生への演習のために単一投与で被験者の根本レメディーを処方したため、半年間、好転反応が出続けたケースを紹介。このケースを貴重なサンプルとして、反省点の分析が行われました。

このケースはその後、学長の進化する三次元処方のもと、そして、ハーネマンの指示に沿った処方により劇的に治癒しました。処方の進化していく流れと、その分析は非常にクオリティの高い内容で、一年生たちが馴れないペンを必死に走らせる様子が印象的でした。

後半は、各ミネラル体質の紹介と、難病を抱えた子供たちが臓器やミネラルのサポート、マヤズムへの対処を含めた根本体質治療により完全に治癒し、病院側もその検査結果に驚かれたという症例の数々を紹介。

歓声と拍手が何度も湧きおこるワールドカップクラスの講義となりました。