2010年4月18日(日)

第8期セルフケア講座(9)

由井学長によるライブ講義「ホメオパシーのセルフケアの応用」が開催されました

⇒ 過去の講義の様子はこちら

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5月から東京校は、渋谷池尻の新校舎に移転し、統合医療専門校(CHhom)が開校します。

7年間お世話になった東京西原校の校舎で有終の美を飾ったのは、ホメオパシー界の難題であった医原病治療に活路を見出し、今や世界のホメオパシー界をリードする由井学長。

本日は2時間半の初心者向けのコースとはいえ、医原病治療の基礎となるホメオパシー医学のエッセンスを凝縮した素晴らしい内容の講義で、西原校での最後の授業を締めくくりました。

体の自浄作用として出している症状を薬で止める事で、祖先の罹りきっていない病気の傾向(慢性マヤズム)を立ち上げ、複数の病気を作っていくプロセスがわかりやすく解説されました。また、出てきた症状に対してホメオパシー的セルフケアをする事は非常に有効だが、慢性マヤズムを癒すまでは病気の根治はなく、繰り返す症状、病名のついた症状はホメオパスへ相談する必要がある事なども教えていただきました。

最後に病気や苦難を通して、自分を見つめ直し、生き方、心の持ち方、ものの考え方を変える事の重要性が語られました。

「症状はありがたい」「熱も、下痢も、皮膚発疹もありがたい」「実は、苦難までもありがたい」。由井学長から発せられた問題提起に触発され、全国の参加者から熱のこもった質問、哲学的な質問を多数いただきました。一人一人にじっくりと耳を傾け、的確に、そして心に響く言葉を返す由井学長の姿が印象的でした。