2013年11月24日(日)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH1・2期合同
「エッセンス療法」
講師:由井学長

(写真クリックで拡大します。)

由井学長による「エッセンス療法」の講義が行われました。

エッセンスとは動物や植物など全ての物質の中にある目に見えない本質のことです。パラソーサスやハーネマンもこの力に着目して錬金術や希釈振盪の技術で取り出し、それを薬効として応用しました。神の恩寵とも言える自然の中の神秘であり霊的な力。つまりこれがホメオパシーの法則の基本となる考えです。

講義では、音が持つ力、言霊の力や、色や香なども波動のエネルギーであり、それらが持つ周波数が、心を静めたり体の機能障害への治癒をもたらしたりすることを実際に音楽を聴いたり、香をかいだりして体感しながら学んで行きました。

また人間の無知や無明に光を与えるエッセンスとして、心経や祝詞、一切成就の祓についてのお話がありました。一切成就の祓のレメディープルービングも行われ、学生の皆さんは心と体にさまざまな良い反応が感じられたようでした。

一切成就の祓は、湧き上がる感情を抑圧せずに流して行くことで穢れにはならないという、傷ついた心を癒し真の自分を生きるために必要な意味があるとのことです。毎日祝詞をあげることの大切さを改めて理解するとともに真言から作られたレメディーの力を実感することもできました。

ケース上映では、長年に渡り親から虐待を受け続けたため無気力、無感情、鬱になってしまった方に由井学長が全身全霊でその方を包みこみ、愛ある言葉を送り、インナーチャイルドを癒すためのアドバイスを伝える様子が紹介されました。

「インナーチャイルドを助けてあげられるのはあなたしかいない。どうかあなた自身を愛してほしい」涙も枯れたはずのその方が、学長の言葉に涙を流し、そして最後は笑顔も見せられるようになったのです。由井学長の愛のエッセンスは見守る学生たちの心を打ち、魂のホメオパスの姿を目に焼き付けたと思います。

親からは愛されなかったけれど、大いなるもの、自然が、自然の親が愛をくれていたんだという学長の言葉も胸に響きました。まさにそのような苦しい環境下を生き、乗り越えた学長だからこそ言える言葉だと思います。

信仰心の大切さや、言葉のレメディーの力や、自然が私たちに与える愛など、ホメオパシーの枠を超えたさまざまなエッセンスが凝縮された素晴らしい講義でした。

由井学長ありがとうございました。
学生の皆様お疲れ様でした。コングレスでお会いしましょう。