【講義レポート】11/2(土) インナーチャイルドセラピストコース8期 第5回【DVD上映】由井学長

インナーチャイルドセラピストコース第5回目、由井学長による「ケーステイク①」DVD上映授業が行われました。

まず宿題のシェアーが行われました。
「恐怖で傷ついているインチャ」に関する宿題解説では学生の取り組みが紹介され、由井学長から温かな励ましと、自らの体験談を加えながら、インナーチャイルドを解放へと導く助言が添えられました。


その後DVD授業の合間にはライブで、各校中継を繋いで本日参加されている学生一人一人にマイクを回し、自身のインチャ癒しに関して思いをお聞きしました。「今まで幸せに生きてと思っていたが、本当は親の人生を生きていたことが分りました」また「宿題の大切さがわかりこれからは取り組んでいくと決意しました」と、このコースでの宿題の意義を皆さん認識し、インチャコースでしっかり自分自身と向き合っていくという意志を学生皆さんから見ることが出来ました。

そしてDVDに戻り、講義の本編実習では学生の中から2人の方がセラピスト役とクライアント役になり、壇上に上がり、カウンセリングの実習が行われました。実習を通して、学長から直接にアドバイスを頂く機会は、とても貴重な機会です。クライアントの心の深い部分に触れるにはどのようにしていくか等、学生の皆様はメモを取り、食い入るように真剣に見守っていました。

実習では、クライアント役の学生は幼少のころから親の言葉によって傷つけられ、泣く事もできずにいたのですが、この実習を通して、これまで抑え込んでいた涙が一気にあふれ出てきました。

その状況に多くの学生が共感されたようです。学生の皆様は真剣に聞き入り、本日も多くの学びを得たようです。

学生の皆様お疲れ様でした。

【講義の感想】
●私はあまり自分を開示したりオープンになるのが得意ではなく、人前で話すのも苦手で、グループワーク的なこともとても嫌いなので、今日シェアする時間が来た時とても恐かったのですが、皆さんの話を聞いていると、「ああ私だけじゃないんだ、平気な人もいるんだろうけど、私みたいに極度に緊張するのって珍しくない、むしろ当り前なのかも!皆こわいんだ!」と思って、すごく楽になりました。皆仕事だからとか、大人なんだからちゃんとしないと…と思って、がんばってやってるだけで、皆内心は嫌だったり苦手だったりするんじゃん…別にいいんじゃないか、苦手だからってダメなわけじゃないんだ、と初めて思えました。しんきくさいことが嫌いで、グループワークでなぐさめあって泣く、みたいなことが意味ないように思えていたのですが、たぶんそれはグループと主催者の質が悪かったのだと思います。今日の、だれも誘動はしない、純粋にシェアする、という授業は私にとって得がたい時間でした。自分のだめな所を生きてる間に全て克服して何の弱点もない人間になろうとしていたのかもしれません。それでないと幸せになれないと思っていたのかも。これだけでもインチャコースに来てよかったです。ありがとうございました。

●「恐れ」を人とシェアすることは、インチャを学ぶ前では考えられない事でした。人に自分の内面や弱い部分をさらけ出すことは恥ずかしいし、悲しみと怖れを耐えて耐えて、我慢して、自分を強く見せてきた自分に気付きました。宿題を通じて、じっくり自分と向き合って、正直な気持ちを書き出していくことで、固い身体を一枚一枚脱いでいけている感覚や気持ちが軽くなっていくのを感じています。今日、初めてマイクを持って、緊張で話したいことをすべて話せなかったけれど、それでいいか!と楽に思えたのも、インチャを学んで変わった部分です。自分を責めなくなりました。各校の皆さんのお話・生の声を聞けて良かったです。ありがとうございました。

●全国の人たちとシェアできたことはよかったです。恐れと怒りについて混乱した自分がいた。自分はどうしたいか?の前にマニュアルを見るタイプの人間だったと発見した。何が答えか間違ってはいけないと思っていたし、誰かに否定されることをとても恐れていたとわかった。また、役割を演じる子供を聞いて、自分が自殺しようと思ったことは何でだったのか?と思っていたことが少し分かってきた。母親を否定することは自分を否定することなので(母親のなだめ役だった)今までできなかったと分かった。悲しみの感情についても、感情を出さないのが善ということから来るものがあるとも気づいてきた自分がいる。

●今回の講義は中々ヘビーだなと思いました。ロールプレイで語った男性のお話、寅子先生が村のおばさんに聞かれ素直に答えた事で村中に話が行き、寅子先生のお母様が男性に辱められたこと、とてもお辛い経験だと察せられます。今回の講義でふっと、自分の中にこんなインチャがあったと思い出すこともあり、一歩一歩インチャを癒していかねばと思いました。パワーポイントの配布資料は実際に演習で実行するのだとドキッとしました。ちょっとまだクラスに通っている人とインチャを共有するのに抵抗がありまして。少しずつ自分のペースで前進していきます。

●今日は皆さんのお話をシェアできたことで自分の中でまた思うことがありました。ロールプレイ・演習では、短い時間でインナーチャイルドを引き出していたことに驚きでした。この話題からここまで…!!とちょっとした気づきを共感する心で誘導されていたので、すごいと思いました。家庭の中での役割を演じるというのも、子どもたちが両親や家族のことを感じ取ってバランスをとろうとしているのかなと思いました。小さいながらも傷つきながらも、必死で生きて、こんな風にインナーチャイルドが作られているのだと納得でした。

●今日の講義はとても胸に響いて、冷静でいられませんでした。いろんな役をずっとやってきたなと思います。インチャ癒しがどれだけ自分に大切かがわかり、もっととりくまないといけないと再認識しました。マイクが回ってシェアは、一番きらいなことでしたが、勇気をもって言えたことで自分をほめてあげられると思います。また、言わなくちゃと思うことで自分のことをふりかえる時間が強制的にできたのが行動がしにくい私には良かったです。ありがとうございました。

●人と話すのが怖い、間ができるのが怖いので、それを否定して人と話すのが怖くない自分を演じていたということに気付きました。まず自分の怖れを感じ、本当の自分を知り、許し、愛していきたいです。世間の考え方は、道徳、価値観に重きを置いているが、生きていくベースは自分の正直な感情を受入れることであり、自分を認め愛してからでないと、自分が分裂していく。ここを大切にしながら、道徳、価値観に振り回されないようにしたいです。

●今日の授業は多くの気づきを得られてすごくよかったです。マイナスな考えが生じてもそれを認め受け入れて自分と向き合うことが大切というところが、特に大切だと思いました。体験談のシェアで皆、表に出さなくても心に苦しみがあるのだとわかり、そういうことを言えるのは素晴らしいことだと思いました。子供の役割にあうレメディーの紹介もよかったです。ありがとうございました。

●宿題にむきあえなくてすごしていました。昨日やっとやろうとしたのですが、怒りの感情に対するものが出てこなくて結局できなかった。無気力になった。今日来るのが気が重かった。自分の中に怒りは沢山あると思うのに感じたくないほど怖いんだと思った。ケイステイクを見てちょっとした出来事が深い悲しみや怒りなどにつながるなんて人間の感情ってすごいなと思った。

●宿題をやる中で自分が意識していないインナーチャイルドに気付くことができた。講義を聴く中でインナーチャイルドを癒していくことが本当に大事だとわかった。でも自分の幼いころのつらい体験や感情を思い出すのはやはりつらく、エネルギーと覚悟がいるのでとても時間がかかるが自分のためにこれからもやっていこうと思った。

●今日は一人一人お話をする時間があったのですが、人前で話をすることに恐怖感があり話をすることが出来ませんでした。なぜこんなにも怖くて緊張するのか、他の方のお話を聞いていて思い出したことがありました。ロールプレイの場面を見ていて感情が激しく動かされました。でも、人がいるところで泣くことにも強い抵抗があります。

●各校の方々の色々な意見が聞けてよかった。「宿題」の①~③を今から送った方が良いのか悩んでいたのと、宿題の内容がふわっとした時間で仕上がるものでないため、なかなか自分の中で時間が持てず、〆切を過ぎてしまい…というところに罪悪感があります。皆さんの意見を聞いて、「あ、意外と出していない人がいるんだ」と安心しました。

●今回は他の生徒さんの意見を聴く時間があって少しびっくりした。人の意見を聴くことで、自分にも似たものがあるときは反応できるし、全く関係ないことが気になったりと、心の動きが見えてよかった。インチャと向き合うのは皆苦労されているみたいなので、コツとかあったらなぁと思う。自分で見つけるしかないか~~。

●今日の授業が一番、今までで心に響きました。自分の子供時代を思い出していける気がしています。今までは自分の悲しかったことを思い出していると悲劇のヒロインになった様な気がしてきていて、上手くいかずしていましたが、味わいつくしていっていいという事に気付きました。ありがとうございました。

●セラピストのロールプレイを見ることができてよかったが、改めてセラピストという役割の難しさを感じた。まだ、自分自身のインチャが癒せてないからなのか…?少し霧が晴れたような気持ちになったり、またモヤモヤしたり、そういうものだろうとは思うが…。

●やはり、寅子先生の生き様には”圧倒”されました。と同時に、心強さを感じることができました。それは「自分のことは自分で癒せる」ということ。心を新たに、自身の道を定めていきたいです。と思いました。ありがとうございました。

●インチャ癒しという言葉はよくきいていましたが、実際にやってみると、どんどん心が軽くなり生きづらさが減ってくると思います。狭い世界、苦しい、心からの解放ができるのは、素晴らしいことだと思います。ありがとうございました。

●コース受講者の皆さんの宿題をシェアしていただけることで、共感できる部分を見つけ、自分のインチャに出会うきっかけを与えていると思い感謝しています。インチャに出会うことに恐さを感じている自分がいる中、皆さんの宿題のシェアから勇気をもらえます。

●ケース①の方の感情に共通するところがあり、他の方もこんな感情になるんだ!と、はっきり認識できたことがよかったです。今思うと、子供の頃からこんな感情になる自分を責めていました。

●自分の中の恐れと向き合うことはこんなにも感情が動くのかと改めて思いました。まだ、向き合いきれていない所もあるので、引き続き向き合っていこうと思います。

●シェアの場面で、口に出して、こう思った!と言えるのは、恐くもあるけれど、自分の考えを再認識できるよい場でした。

●ありがとうございました。子供の時の家庭での役割が大人になってからも続いてしまうというのが印象に残りました。

●だんだん奥深くなってきていることを感じます。他の人の例で自分のことも同じような体験で学ぶことができて良かったです。

●本日は、全国の皆さんの感想やインチャへの取り組みを聞く事ができて良かったです。ありがとうございました。

●ケースでのシェアは、自分の昔を思い出せないことが、こんな事もあった、あんな事もあったと少しずつ思い出してきました。