【講義レポート】3/18 CHhom特別講座 ハーネマン「オルガノン・慢性病論を読むコースⅠ」 第6回 澤元先生

本日3/18は、「医術のオルガノン」「慢性病論」の翻訳者でもある澤元先生による、
「オルガノン・慢性病論を読む」コースⅠ最終回の第6回講義が行われました。

澤元先生は、これまで古典ドイツ語の翻訳者として、錬金術、博物学、民間療法の古典翻訳に従事し、
ホメオパシーの歴史的研究を行い、さらにハーネマンとその弟子たち、ラーデマッハー、ケントなどの研究もされています。

第6回では、「治療法批判」、「アロパシーからホメオパシーへ」「序論各部分の起源」などをテーマにとり扱い、
その時代背景や当時の思想観についての深い考察を行いながら丁寧に分かりやすく、体系的に講義を進めて下さいました。

ハーネマンの考え方や生き方、オルガノン、慢性病論の深遠な解釈、歴史的変遷を知る事ができる貴重な機会となりました。
澤元先生ありがとうございました。参加者の皆様お疲れ様でした。

【お知らせ】
4/22から「オルガノン・慢性病論を読む」コースⅡが始まります。
お申込み・詳細は、学生サイトのCHhomプロフェッショナル共通のご案内⇒CHhomからのお知らせに掲載しております。
また、コースⅠの受講申し込みも受付けておりますので、こちらの申込みはCHhom事務局までお問い合わせ下さい。

【受講者アンケート】
● 全6回ありがとうございました。ハーネマンが生きた時代の空気、支配的な思想、当時の流行や常識などが少し理解できて、ハーネマンがどのような意図と意志でオルガノンを著したかの理解に僅か近づけたような気がしています。超リアリストで論理的な人間ハーネマンの横顔がちら見えしたのもおもしろかったです。 澤元先生の真摯で正直なお人柄がうかがえる講義でした。プロフェッショナル翻訳者目線ならではのコメントも興味深く、勉強になりました。 引き続き本論の講義も楽しみにしています。

● 全6回のオルガノン序論の講義をありがとうございました。 CHhomに入学し、初めてオルガノンという本を手にした時、わからないながらも、とりあえず序論を読みました。今回、翻訳者である澤元先生から直接学ぶことができる素晴らしい機会でした。 膨大なオルガノンを万葉ドイツ語の原文から日本語に翻訳された澤元先生の功績は絶大で、先生のお力がなければ、現在のような日本のホメオパシーは成り立たなかったと思います。 澤元先生に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

●高校で習ったカントやアダムスミスといった時代背景から、当時の流行言葉や思想に裏づけされた解説は、本当に面白いです。CHhomを卒業して以来、なかなか改めてオルガノンやCKを聞き読みこむ機会がなかったので、このコースは、本当に嬉しかったです。コースⅡも期待しています。ありがとうございました。第6回が延期されたことで今一度復習する時間がもて、中止になってスケジュールが合わなくてもオンラインで見れるので気になりませんでした。

●オルガノンの楽しさをますます深めてくださり、本当にありがとうございました。ドイツ語の説明はかなりマニアックでぼけーっとしてしまうこともありましたが、楽しそうにお話されてる先生を拝見させて頂くだけで、私も楽しくなりました。あたたかく、熱のこもった授業、幸せでした。オルガノンⅡも楽しみにしております。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

●6回の講義を通して、オルガノンを何度読んでも理解できなかった部分が腑に落ちました。先生どうも有難うございました。次回の講義も、是非受けたいと思います。

●ハーネマンの時代背景をふまえ、詳しく説明いただきありがとうございました。ハーネマンの性格が少しですが見えてきた気がして、身近に感じられ面白かったです。パートⅡも楽しみです。ありがとうございました。

●序論はほとんど読み飛ばしたので今回じっくり読めてよかったです。本を読むのが苦手なので、次回も楽しみです。