【とらこ先生相談会レポート】『不安、恐怖、慢性疲労、アトピー、便秘、低血圧、自律神経失調』を主訴にもたれる熟年層女性のケース

日ごとに寒さが増し、冬の訪れを肌で感じるこの頃ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか。
来週日曜日(11月23日)は、恒例となりました、とらこ先生による『豊受新嘗祭』の講演会が開催されます。
とらこ先生からの大切なメッセージ、是非お見逃しなく!
https://ec.homoeopathy.ac/index.php/product/6020

さて今回は、『不安、恐怖、慢性疲労、アトピー、便秘、低血圧、自律神経失調』を主訴にもたれる熟年層女性のケースを紹介させて頂きます。
初めてのとらこ先生との相談会です。

お申込み書には、
『母の境界知能による養育放棄と虐待、さらに兄弟からの暴力・性的虐待によって、幼少期から深い孤独と苦しみを抱えてきました。
母は兄弟のみを可愛がり、私は長年いじめられ続けました。現在、2回目の裁判を母から起こされています。
その影響で不安・恐怖・慢性疲労・アトピー・自律神経失調など多くの不調を抱え、20〜50代の大半を寝込んで過ごし、仕事や家庭を築く機会も失いました。
原因が愛着障害と分かったのは最近のことで、社会経験も乏しいままです。
とらこ先生のZENホメオパシーとインチャ癒しに出会い、ようやく根本的に癒される希望を持てました。
相談会を心待ちにしています。』と書かれています。
※境界知能とは、知的機能の評価において、知的障害の基準には該当しないものの、平均的な知能指数(IQ)の範囲よりも低い区分に位置づけられる状態を指すそうです。

とらこ先生:
質問表を読みましたけど、大変だったな~。苦しかっただろう。
どうしてお母さんはあなたを愛せなかったのだろう?

クライアント様:
見た目は普通の人ですが、知能が足りない人。
そういう人は母性を持っていないそうです。
自分の好きな事だけをするので、本人はストレスがなく長生きするそうです。

とらこ先生:
でも貴女の兄弟は愛したでしょ?

クライアント様:
異性なので。そういう人は、一人の子供しか愛せないそうです。

・・・とらこ先生は、クライアント様の生い立ちから現在に至るまでの流れをつかんでいきます。

母親から肯定された事はなく、いつも非難されるか無視され我慢し続けた。
その為、大人になった今でも自信がなく、非難を恐れて迷うばかり。
物事をテキパキと進められず、我慢の習慣から自分の本心が分からず、何日も経ってからああすればよかったといつも思ってしまう。
父親について、母親と兄弟から『パパが悪い。いつも怒鳴って怒っている』と言われ続けて、父親が亡くなるまで父を嫌ってしまい、
今になって父だけが家族でまともで私を愛してくれていたと分かり、父親と話らしい話ができなかった事をすごく後悔している。

クライアント様:
父親に、申し訳なくて・・・(涙)

とらこ先生:
子供だから、仕方なかったんだよ。

クライアント様:
今になって分かった事は、父親が、家族を養うために、ものすごく働いてくれていて・・・

とらこ先生:
子供だから、お母さんから聞いたことを真に受けて、お父さんの悪口言っていたけれど、
今になって、父親が良くしてくれた事がわかって、後悔したんだね。
亡くなっていても、貴女の気持ちは伝わるから、『理解できなくて御免なさい』とお唱えをすると良いよ。
子供にとっては、愛が栄養。それを貰えなかったんだね。

クライアント様:
お向かいのおばちゃんの方が、『いってらっしゃい。』とか『よく頑張ったね。』と言ってくれて、こんな言葉をかけてくれるんだとびっくりした記憶があります。

とらこ先生:
どうしてこうなってしまったか、考えた事はある?

クライアント様:
前世でよっぽど悪い事したのかな?

とらこ先生は、クライアント様の身体症状、母親との関係など、さらに質問を続けられた後、導師様から頂いた霊的見解を伝えられました。

【霊的見解】
見捨てられたくない霊格と適性霊格がもろもろの原因
見捨てられたくない意識…存在そのものが邪魔。そこにいることを認めてもらえない。という存在そのものを否定する意識。
この意識が作られたのは、今世が60%、3世前の過去世が40%

このような辛い人生となった原因は、5世前の悪事の解消のためと、過酷な人生を送ることで霊性を高めるため。
5世前はサイコパスで快楽殺人をしていた。
他人だけではなく、家族にも手を掛けた。
5世前はサイコパスだったわけだが、神さまからサイコパスの資質をもたされて生まれて来た。
その上でそこを乗り越えて正しく生きるか、悪事に走るかどうか試された。
しかしまんまと自分の欲に負けて神さまの試験に落ちてしまった。


とらこ先生:
旧約聖書の『ヨブ記』。
悪魔(サタン)は神の前に現れ、敬虔なヨブの信仰心を試します。
悪魔はヨブが裕福で幸せであるからこそ神を敬っているのだと主張し、神はヨブの所有物や家族を奪うことを悪魔に許可します。
しかし、悪魔の試練を経てもヨブの信仰は揺るがなかった。

資質をもたらせると殺したくなる。切り裂きジャックもそうだったのでは、と思う。
こういう人は、人口削減のために必要だったりするのですよ。

ご神仏様の世界の本質について良く考えてみると良いね。
君たちが思っているようなものではない。
祈っていれば神に通じる。というのは、信仰に入る始まりとしては良いだろう。
なんまいだ、と言っていたら仏に通じる。それでも良いよ。

どんな試練が来ても、ご神仏を信じる事ができるか?
試されるというのは、君に、その資質があったから試された。
試練のお試しはいっぱいあるのだよ。

私にもお試しが来る。
『えーっ?』ていうような事を同じ社員が次から次にする。
『こいつ、疫病神』と言って、怒ってしまうかどうかは、神様からのお試し。
こういう人も許せるか?が問われている。

クライアント様:
どうやって許すのですか?

とらこ先生:
耐えるのだよ。
これも私を訓練してくれている、と受け止め、耐えて、自分に勝つという事。

君の兄弟は、君に暴力をふるっていたね。
何も言えなかったよね。抵抗すると更に暴力ふられるから。
辛かったね。
でも、それで君はカルマを払った。
いること自体認められない。かなり辛い人生だったね。

この世においては、心が魂の代わり。
心が魂を穢してしまうから、心を穢してはいけない。
心をピュア(純粋)に保たないといけない。

ヨブは勝ったわけ。信仰を諦めなかった。

北風がガンガン吹き続ければ、人間は弱いから、心が折れてしまう。
でも風が吹かなければ木々は育たない。
寒ければ寒いほど芽吹きも大きくなる。

叩かれても、何をされても、信仰を持ち続ける事。

・・・とらこ先生は、こう仰り、クライアント様を霊性の道へ導きます。
そして、以下の聖水・祈りのレメディーを選びました。

☆ Daisen-w.(大山寺の湧き水)
大切にされない、大事にされない、価値を認めてもらえない、存在を認めてもらえない、粗末に育てられて、
この世に生まれて一つもよいことがなかったと思うほど、大事にされずに自分に自信がもてず、自己否定が強く、誰からも相手にされないで、人との関わりをうまく築けずに社会に出ていけない人、引きこもりのような人に効果がある。
引きこもりまで行かなくても、相手にされなくて自己否定の強い人には効果がある。

☆ Monsh-w.(聞修院の水)
潜在意識に沈んでいる低い意識、散らばっている低い意識(インチャ、ご先祖の意識、本人の過去世の意識などの低い意識)の霊格を全体的にじわじわと上げてくれる。そのかわり、炙り出されることになる。炙り出され結果として低い意識が高くなる。低い意識が炙り出されるから、低い意識の影響を感じやすくなったり、低い意識の影響を受けやすくなる。相当乱れたり、体調を崩したりするから注意した方がよい。

☆ Kouka-iwa-w.(高賀山の石清水)
他者とかあるいは動植物、自然とか物も含めて傷つける行為をためらわせるような働きがある。手を上げるとかは勿論、言葉で心を傷つけるとかも含む。相手を傷つける行為をやりにくくさせる。

随時には、サポートφ見捨て。そして、クライアント様の心身の症状をカバーするレメディーには、Carb-v.とLyc.を選ばれました。

とらこ先生:
前世で、君のお母さんと兄弟は、君に殺されたから、今世で君をいじめても良いんだよ。これがカルマの法則ですから。
これは、導師様が言っているのではないけれど、こういう流れ。
体力無く、殺す力が無くて良かったね。

クライアント様:
過ちを繰り返さなくて済みました。
とらこ先生に出会えたから解決の道が見つかったと思いました。
念願叶いました。

とらこ先生:
長年苦しんで、人生晩年にして、やっと日の目が見えてきたね。大変だったね。
今日は、来てくれてありがとう。

とても衝撃的な過去世をお持ちでしたが、それを素直に受け止められるのは、とらこ先生からの大きな愛を感じ取られているからでしょう。
とらこ先生は、ご自身の過去世と今世のつながりも示しながら導かれていました。
クライアント様は、長年の苦しみが報われ、感動の涙を流しながら、相談会室を去って行かれました。

この世的価値観からみると不条理な事は山ほどありますが、霊的な見方をすれば、全て起こるべくして起こっているという事でしょうか。
見方を変えれば、全てが自分の魂を成長させて頂くためのご神仏からのお計らいなのかもしれませんね。

とらこ先生、クライアント様、今回も深遠な学びを頂き、誠にありがとうございました。


とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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