【とらこ先生相談会レポート】『全身アトピー』を主訴にもたれる若年層女性のケース

今回は、『全身アトピー』を主訴にもたれる若年層女性のケースを紹介させていただきます。

他のホメオパスにかかられていましたが、『とらこ先生相談会ライブ配信』をご視聴され、お申し込みいただきました。
生後6か月からの全身アトピー、との事で、現在、かなり酷い状態におられます。

『アトピー』と一言で言っても、その症状には、皮膚がカサカサして乾燥しているという状態から、皮膚が硬くゴワゴワになったり、腫れてジクジク汁が出るといった症状まで様々な段階があります。
このクライアント様の場合、四肢の皮膚状態は、赤黒くなっており、『重症』と分類される症状『高度の腫脹/浮腫/浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑、丘疹の多発、高度の鱗屑、痂皮の付着、小水疱、びらん、多数の掻破痕、痒疹結節など』に多く当てはまるものがあります。

初診ということで、とらこ先生は、じっくりとクライアント様のタイムラインを遡りつつ、クライアント様の現在の苦しみがどのように形成されていったのか、紐解いていきます。

また、とらこ先生の長年の臨床経験の中、ワクチン接種後にアトピーを発症するクライアント様は、数多くおられ、とらこ先生は、この点も鑑みながらケーステイクを進められていました。

因みに、クライアント様のワクチン歴は、以下の通りです。
0歳 3ヶ月 : DPT(3種混合)
0歳 4ヶ月 : DPT(3種混合)ポリオ
0歳 6ヶ月 : DPT(3種混合)ポリオ ※アトピー症状が現れ始める
1歳 : BCG
2歳 : DPT(3種混合)はしか 風疹 ※皮膚科通いやめる
3歳 : 日本脳炎
5歳 : 日本脳炎
12歳 : DT2期
13歳 : MR
14歳 : 子宮頸がんワクチン 

とらこ先生:
生後6か月からアトピーが出ているという事だね。一進一退?
いつ良くなったとか覚えている?

クライアント様:
両親が心配して、2歳位の頃、薬を使っていたが良くないという事で、ワサビの葉っぱをお風呂に入れたりして対処されていました。
薬を止めて、小中高は、全然良くて、半袖を着ていましたし、
高校を卒業してから、自分で皮膚科に行き始めました。
就職活動している時、手だけで良いからステロイド使わない?と言われ、親にも話して使いました。

とらこ先生:
ステロイドを塗ったら楽になった?

クライアント様:
すごいきれいになって。
赤ちゃんの時にステロイド塗っていたようですが、自分の記憶の中に、それはないので、
こんなにきれいになるんだ、怖いなと思ったんですけど、他の治療法も分からないし…

とらこ先生:
多くの人は、そうするんですよ
一時期良くなったけど、また出てきたでしょ?

クライアント様:
皮膚科行ってきれいになるけれど、しばらくするとまた出てきて、薬を貰いに行く、という繰り返しでした。

とらこ先生:
赤黒くなって毒が溜まっている感じ。そこを軟らかくして外に出さないと。
それには、もう一回、炎症を起こさなければならない。
また、苦しい思いをするのか?って思うかもしれないけれど……

クライアント様:
今も大変なので、全然大丈夫です。
いつか治るかと思っていたのですが……

とらこ先生は、『痒くて辛い時は、これを塗ってみて』と、クライアント様の為に、天然ビーワックスをベースに特別調合したクリームをプレゼントされていました。
なんでも、とらこ先生は、殺菌力があり、乳がんの傷、口内炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、がんに効果あり、炎症に良い素晴らしい豊受の生酵素を見つけられたそうです!(この生酵素は、近日中に、皆様にも提供されるようですので、乞うご期待!)

どういう気候で体調が悪化するのか、初潮、月経の状態、人生で一番辛かった事。。。クライアント様の心身における状態や健康をくまなく一つずつ細やかに確認しながらセッションは続きます。
そして、導師様から頂いた霊的見解を伝えられました。

【霊的見解】
見捨てられたくない意識……7世の意識で、前家柄を守らなければ見捨てられる、駄目になってしまう。
7世前にしくじりか何かで一族抹消されてしまった。家も家族も財産も全て失ってしまった。
7世前の過去世霊格ではなく、その時の後悔の意識の霊格と適性霊格との不一致が全身アトピーの50%原因。
ワクチン接種は、全身アトピーの40%の原因を占めている。
ワクチンの原因のうち、DPTワクチンが95%を占めている。
全身アトピーの残り10%の原因はインチャで、特別扱いをしろ、優遇しろ、チヤホヤしろという意識。
幼児性度と疾病利得度がそこそこあるので、病気に逃げているところがある。
結構わがまま、自分の思い通りにしたいが強い。


クライアント様は、この霊的見解を驚きながらも興味津々聞かれており、時に感嘆の声を出しておられました。
『私には、傲慢な意識があるんですね……』

この言葉を受けて、とらこ先生は、次のように仰っていました。
『どうして思い通りにしたいが強いかというと、思い通りにならなかったから。過去世を見るとわかる。7世前に全てを失って、思い通りにならなかった。
それが今世で、生きざまによってそうなるのも無理ない。このような見方をしていかなければいけない。だから自分を責めてはいけないよ。』

そして、過去世の残留思念へも届きながら、現世のインチャも癒せてしまう聖水・祈りのレメディーを選ばれました。

Izumo-w.(出雲大社の水)
失いたくない。愛するものが無くなったり、奪われたり、ある日殺されたり、事故で亡くなったり、何かを失って、なくして、悲しみにくれて、元気がなくなり、病気になっちゃう。あるいは、地位や名誉、自分がもっているものを全て失って絶望的な苦しみから立ち直れない人を力づける。

Shins-Zen.(神泉苑の善女龍王の祈りのレメディー)
過去世の後悔の意識、今生の過去の後悔も含めて、後悔の意識、悔やむような意識を和らげてくれる。 後悔するような出来事が心の重荷になっている。
心の重荷がとれると、心が軽くなる。心が軽くなると魂が動きやすくなる。

Hinum-w.(比沼麻奈為神社の水)
他者は自分を特別扱いしなければならない。他者は自分を一番大事にしなければならない。自分を優先しなければならない。偉そうインチャ。お坊ちゃん、お嬢ちゃん意識。こういう人は、エゴが強く、自己中で、自分さえよければいいという人で、こういう人は、肝臓の病気になりやすい。こういう自己中、肝臓の病気の人は、謙虚さがなく、利他の心に欠ける・人のせいにしたりする・信仰心が少ない・霊性が高くなりにくい。もし適性霊格が高いと霊性の不一致からの症状がでやすく、治り難い病気になりやすい。このレメディーをとることで、このような自己中で、自分さえよければいい、特別扱いしなければならない、一番大事にしなければならないという意識が緩み、霊性を修正する効果がある。(信仰心が出てきたり、偉そうインチャがおさまったりする)

更に、クライアント様の心身の症状をみて、全体像をカバーするメインのレメディーとして、Petr(ペトロリューム)が選ばれました。

ステロイドなど医薬品は、石油由来です。このレメディーは、体内に蓄積された石油の毒を解毒するのに有効です。
このレメディーの霊的見解は、『過去世の意識を含めて自分が今まであまりにも苦しくて抑圧してしまった後悔のような念、どうしてあんなことしてしまったんだろう、やらなきゃよかったなどの後悔の念、それは、潜在意識に沈んでいて本人は全く気づかないけれど、その潜在意識に沈んでいる後悔の念によって自ら行動に制限をかけてしまっている。このレメディーをとることで抑圧した悲しみ、後悔の苦しみ、後悔したときの思いを蘇らせる、思い出してしまう。一時的に苦しくなるが、その苦しみを味わい尽くすことで後悔の念が昇華され、今までためらっていたこと、できなかったことを始められるようになって新たな人生にしてくれる。』というもので、『後悔の意識』をテーマに持つクライアント様にピッタリだった事には驚きました!!

クライアント様は、『凄い、凄い』と深く感銘を受けられているご様子でした。
遊びたい盛りの若い世代ですが、毎日1時間位はかかるお唱えも『頑張ります』とやる気を見せられていました。

ご先祖様・自分自身の残留思念を昇華すべく、現世に転生させていただき、そのテーマに取り組むことができる、というのは何ともありがたい事ですね。
ここから逃げずに生きていけば、いつかは解脱する時が来るのでしょうか。
クライアント様の頑張る姿を師と仰ぎ、私達も頑張らなければなりませんね。

とらこ先生、今回もクライアント様を通して、私達に多くの気づきを与えて下さり、誠にありがとうございました。


とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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