秋も深まり木々が色づきはじめる今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
とらこ先生率いる日本豊受自然農では、つい先日、爽やかな青空の下、富士山も全貌を現わして下さり、『とらこ先生と行く!秋の収穫祭 こころもおなかも大満足!!~自然農を楽しく学ぶ豊受自然農体験ツアー~』が開催されました♪
https://www.homoeopathy.ac/news/70040/
さて今回は、『全身のこわばりと関節痛』を主訴にもたれる、中高年女性のケースを紹介させて頂きます。

前回が、とらこ先生との初めての相談会。
その様子は、レポートに掲載させて頂きました(https://www.homoeopathy.ac/news/68889/)。
2年前に足指痛、1年前に手指痛とこわばりが出現。現在は全身、特に右股関節の痛みと歩行困難があり、朝の動き始めが最もつらく、倦怠感もある。
ご本人は原因として障り、シェディング、アマルガムなどを疑っている。
悪化の2〜3週間前から左足・足首の浮腫(1.5倍)と、正座中の気分不良・顔面のしびれがみられた。
幼少期は父への恐怖、成長期には体格や環境の違いへの不安が強かった。学生時代は反抗や成績への悔しさを経験。
20代後半に結婚後、夫の夜遊びや流産、孤独な育児を経る。30代後半には家出を考えるも、夫の単身赴任で自由と幸福を感じ、思いとどまった。
その後、コロナ禍や夫の病気、義実家との不和を経てホメオパシーに出会う。
特記事項として、初潮から出産まで月経量が非常に少なく、睡眠は浅く1時間ごとに覚醒する。
初回相談会時のとらこ先生の見解は、
・とらこ先生のホリスティック病理:鉄不足
・とらこ先生のインチャ分析:誰にも頼る人がいないという状況が、クライアント様を病気にしている。小さい頃から、親に、体調悪いとか言わなかった。夫にも言えない。
もっと自分を主張して大事にする事。鉄が足りないから主張できない。良い人をし過ぎている。実はそういう人間でないという事をしっかり知る必要がある。
・導師様からの霊的見解:体調不良は、3世前の権力的な人生との霊格不一致が原因とされる。当時の「人に崇められたい」意識が残り、現在の高い霊格とのギャップが不調として現れている。
というもので、クライアント様の体・心・魂を癒しへと導くべく、とらこ先生オリジナルの聖水・祈りレメディー、サポートチンクチャー、言葉のレメディー、そしてホメオパシーのレメディーが施されました。
さて、どのような変化がみられたでしょう?
1.股関節痛、貧血様症状・・・・・大きく改善(レメディーをとり7-10日くらいで良くなった)
2.インフルエンザワクチンの解毒・・・・・大きく改善(レメディーをとって早い段階でワクチンを過去に打ったかもしれない両上腕部にアザが複数出てきて消えたので良くなったのかなと感じる)
3.手足の指の痛み・・・・・手の指変化なし・足の指以前より悪化
4.夫との関係・・・・・以前より悪化
主訴であった『関節痛』は、見事に改善。2年間患っていた症状が、レメディーをとって10日足らずで改善したとは、驚嘆です!
更に、クライアント様が心配されていた、ワクチンからの影響も、解毒できたと感じられています。
たった1回の相談会で、主訴が大改善とは、流石とらこ先生!!としか言いようがありません。
・・・しかし、手足の指の痛みに関しては、より酷くなられたようです。また、夫との関係も思わしくない様です・・・
クライアント様:
足の指の痛みが足の甲土踏まず足首ふくらはぎ膝あたりまで広がりジンジンして一日中痛みます。
特に左足が強く階段の上り下りがしんどい。
朝起きた時は両足がガクガクして立ち上がりづらいです。
見た目は左足に複数の青あざ、両足の裏は皮膚の中に丸い白いぽこぽこしたものが複数模様のようになってみえます。
土踏まずの上の辺りが黒くなっています。
とらこ先生:
聞いていると、リウマチみたいに感じるけどね。
今、金銭的に大変みたいだけど、夫にそれを言えないんだね?
夫は、飲み歩けるほど稼いでいるのに、何故、家にお金を入れてくれないの?
クライアント様:
入れてくれているけど足りていない。それを私が言えない。
とらこ先生:
子供が二人いて、食べるだろうしね。
クライアント様:
足りないというのは、分かっていると思います。
彼の基準では足りるはずなのに、私の使い方が悪い、という事で。
とらこ先生:
貴女は、昔から、言いたいことが言えない傾向があるのかな?
お父さんに対してはどうだった?
クライアント様:
父親は迫力あって怖かった。大きい声の人は、未だに怖い。
夫は、頭が良い人なので、理論的に言われ、言い返せません。
とらこ先生:
お父さんに対しても言い返せなかったんだね?
クライアント様:
父親が帰ってくるのが分かると隠れていました。
父の事は好きなんですけど。
大声を出したり、お母さんに厳しくて、心配でした。
とらこ先生:
太ったそうだね?
気持ちを楽にするため?
クライアント様:
1年位前から考えると10㎏くらい太りました。
お菓子とパン、甘いものばかり食べてしまいます。
とらこ先生:
心に不満があるから、食べて癒そうとしているね。
体重が増えれば、体の節々に負担がかかってしまうね。
クライアント様:
夫は、帰ってくるけど、朝帰ってくることもある。
家族の朝・昼・晩、弁当を作ってから出勤しています。
家族から感謝の言葉はありません。
・・・こうしたダイアログの中から、とらこ先生は、クライアント様の身体的症状と心の状態の関係性を明らかにしていきます。
更に、魂の状態も顕在意識に引き上げるべく、導師様から頂いた霊的見解を伝えられました。
【霊的見解】
霊格が、前回と比較し、4分の1に下がった。
下がった理由は、『見捨てられたくない意識(他者は自分を酷い目に合わせて見捨てる)』。
この意識の由来
本人の過去世の意識… 50%
先祖からの意識… 30%
今世の意識… 20%
痛みの原因は、見捨てられたくない霊格と適性霊格の不一致。
あざが一杯出てきたのは、3世前の過去世の経験からきている。
3世前で将棋倒しのようになって、人々が上からガーッと踏んでいった。踏み潰されたみたい。
凄い話ですが、クライアント様の足に出てきた痣は、この3世前に踏みつぶされた時の事を思い出させるためだったようです。
とらこ先生ご自身も、7世前の意識を癒すべく、腕が酷い状態になった体験があり、それをクライアント様に伝えられていました。
『もちろん、加齢に伴う痛みもある。しかし、それに乗っかっているのは、3世前の押しつぶされた時の意識。』と仰り、この意識を癒すべく、聖水・祈りのレメディーを選ばれました。
★ Akiba-k-S.(秋葉神社上社の祈り)
本人の気づけないこと。深い所にある意識(過去世の意識や先祖の意識とか過去世の残留思念や先祖の残留思念)の中の大事にされなかったとか裏切られた、酷いことをされたというような体験から人を信じることができないという意識を癒す働きがある。
人を信じることができない意識が癒されることによって、相手を憎む気持ち、相手に反発したくなる気持ち、人を悪く思う気持ちが緩む、弱まり、許しの範囲が広く深くなって、より人を愛せるようになる。
★ Ura-mii-w.(浦嶋神社の御井の水)
ある日突然身に降りかかるような災害、事故とかあるいは肉親の突然死とか、心が保てなくなるような出来事とか、 普通でいられないような出来事にあって、心に穴があくような傷を負ってしまい、深いところで魂をも傷ついてしまう。 そのような魂の傷が元で心身が不調になるようなそういう人に対して、魂の傷を修復し元の元気な状態に戻す働きがある
★ Oomiw-w.(大神神社の手水)
世の中で起こる災害、地震とか火山の噴火とか、津波とか、洪水とか、 社会で起きるテロなどの人為的災害とか、戦争とか、 そういうことが起きたときに乗り越えられる力が得られて、 いたずらに悲しんだり、恐れたり、騒いだり、乱れたり、パニックになったりすることを軽くしてくれる。抑えてくれる。
随時には、『サポートφ見捨て』が選ばれました。
クライアント様
『主人に家を出ていくように言われていたので、見捨てって聞いて・・・
前から夜遊びをしているので、言葉では言わなくとも軽蔑している態度をしたら、それが気に入らないみたいです。
行くところもなく、困っているんです。そして、お金の事ばかり考えてしまって・・・』
・・・とらこ先生は、更にケースを深く見ていきます。
クライアント様の心身の症状の特徴をピックアップし、『君には、Arn.(アーニカ/セイヨウウサギギク)が要るんだよ』と仰いました。
とらこ先生の霊的マテリア・メディカによると、
Arn.には『被害者意識、高所恐怖、接触で悪化、動くと好転、突然状況が変わって大変な目に合う・・・』という特徴があるそうです。
また、とらこ先生は、このように仰っていました。
『見捨てられる恐怖のインチャに負荷がかかっているから、Sulph.(ソーファー)も出しておくね。これは真の利他心に持っていく。
苦難はあっても、道は開けると思う。私は常にそう思っている。
八方塞がり。これを敢えて苦と思わず、‘頂きます’と頂いて、行動を起こす。
そういう時に、相手がいくら不埒な事を言ったとしても、相手に対して高飛車に出ない。
それで解決する事も多くある。
こんな夫でも良い所ある。ちょっとばかしでも生活費を入れてくれているじゃないか。
そう思って、感謝して接したら、旦那も変わっていくよ。』
とらこ先生のあったかい言葉は、クライアント様の琴線に触れ、溜め込んでいた感情が一気に溢れてきたようです。
クライアント様は、涙を流されていました。
とらこ先生:
『泣けて良かったね。一見、八方塞がりに見えるけど、ご神仏様は、そんなところ作りませんから。』
見捨てられた感情から、途方に暮れていたクライアント様にとって、とらこ先生のこの言葉が、どれほどの励ましとなった事か。
心が癒される事で、魂も体も癒されていくのでしょう。
とらこ先生、クライアント様、今回も多くの学びと気づきを頂き、誠にありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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日本ホメオパシーセンター東京本部 tel:03-5797-3136
https://homoeopathy-center.org/consultation/yui-waiting-list/


































