【とらこ先生相談会レポート】『不眠と神経炎症』を主訴にもたれるミドルエイジの女性のケース

ついこの間まで、『暑い!』と汗を流していたのに、今ではめっきり冷え込むようになりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、『不眠と神経炎症』を主訴にもたれるミドルエイジの女性のケースを紹介させて頂きます。

このクライアント様は、コロナワクチン接種者のシェディング(伝播)の影響で、突然眠る事ができなくなってしまいました。
前々からショッピングセンターに行くとちょっと下痢したり、腹痛起きたりとかいう傾向はあったものの、それ以降は、ショッピングセンター等へ行くと、生命の危機を感じ『早くここから逃げ出さなければ』となり、
心臓がすごい痛くなったり、膝から崩れ落ちるみたいなことになってしまわれたそうです。
打ってない人でも何か持病があるような人からもすごい影響を受けたりして、その人とすれ違ったり、ATMで後ろに立たれただけでこのような状況になる。
人と会えない。人を避けないと生活できない。。。。自力ではどうにもできず、限界を感じて、とらこ先生にSOSを送ってこられたのが事の発端でした。

本当に大変な状況におられましたが、とらこ先生に導かれ、心身ともに随分と良くなられてきました。

前回の相談会では、
・不眠……全体的に改善
・身体の衰弱・気力のなさ……改善
・敏感さ以前は他人の影響で体調を崩しやすかったが、その頻度減少
・消化・膵臓の問題改善傾向

体調は随分回復してきたが、心の葛藤が続いている。
どこに行っても人に軽く扱われ、八つ当たりされることが多い。
相手の顔色をうかがい、言いたいことを表現できず聞き役に回ってしまう。
職場環境も厳しく、自分を変えたいが難しい。
強く発言できる人が羨ましく、「自分は居ても居なくてもいい存在」と感じてしまう。。。と行き場のない心の闇について、とらこ先生に相談されていました。

体調が良くなって、嬉しいはずなのに、心の葛藤は残ったまま。この苦しみはどこから来るのか?
あまりに苦しすぎて、悲しすぎたため、潜在意識深くに落としこみ蓋をしてしまっていたインチャ(未解決な感情)を癒すべく、とらこ先生は導き続けます。
そして、前回の相談会で分かったことは、
『愛してくれなかったお母さんが、病気で具合が悪くなった時だけ優しくしてくれた。このことから、疾病御利益、疾病利得がかなり強くなった。何かしら病気じゃないと駄目、病気でいたい、病気の原因がほしいという感じ。クライアントさんの中で病気の原因を作っている。具合を悪くしてれば、うまくできなかったり、駄目でも嫌な顔をされない。クライアントさん自身が疾病御利益もっているということを自覚しないといけない。』というものでした。
クライアント様の意識昇華をサポートすべく、導師様からご指導頂いたお唱え、とらこ先生からの言葉のレメディー、とらこ先生の聖水・祈りのレメディー、一般的なホメオパシーレメディー、そして、サポートφ疾病御利益が出されました。

これらを踏まえ、今回の相談会を迎えられました。
どのような変化があったのでしょう?

改善していた『不眠』『身体の衰弱、気力のなさ』『敏感さ』『消化、膵臓の問題』が、シェディングによって悪化してしまったそうなのです!

とらこ先生:理由は何だと思う?

クライアント様:前回出して頂いたレメディーが良かったんだと思います。
サポートφ疾病御利益で、凄い出てきちゃって。。。(クライアント様は、涙ながらに語られていました)

とらこ先生:
病気になれば親が優しくしてくれることがわかり、自分の兆候が解って、レメディーをとり続けていたら、過去に親からやられたことを全て思い出したという事でしょ。
嫌なことだったから蓋をしていた。今までは、受け入れられなかったから蓋をしていたんだよね。
これは悪い事ではないですよ。
実は、貴女に受け入れる力がついたから、こういうのが出てきたのですよ。
私も、貴女の事前報告書を読みながら涙が出ましたよ。
どうして、親からこんな扱いを受けなければならなかったのか?
私自身も、そういう目にあっていたから。

乳児の頃から母は私が眠るといつも置いて鍵かけてどこかに行ってしまい、目を覚まして怖くて泣き叫んでいる記憶。
些細なことで怒られ、叩かれ、しつけといって線香やたばこを手に押し付けられた記憶。
家の外に出されても助けはなく、やがて諦めて自ら家を出て公園で過ごした。
鍵をかけられて入れず泣いたり、「橋の下で拾った」と言われ本当の親を待ち続けた記憶。
家出もできず絶望し、寂しさを訴えても笑われた。
常に否定や罵倒を受け、母のヒステリーを恐れ、逃げ場のない小さな家で怯えながら生きていた。
封印していたものが一気に出てきたんだね。

クライアント様:
気持ちが落ち込んで、一気に体調が悪くなりました。
親に連絡ができなくなって。
どういう顔をして会ったらよいか分からなくなりました。

とらこ先生:
親を憎んでいる事が分かったでしょ?
実際、幼い頃の自分をみなければ、インチャ癒しをすることはできない。
夜中、公園で裸足でブランコにのっている子に駆け寄ってあげなきゃいけないし、温めてあげなきゃいけない。
インチャはとめどなく出てくる。やってもやっても出てくる。
プライド高い自分、過剰に卑下している自分、愛される価値がないと思っている自分、何人もいるから、免疫も分散されて低くなる。
等身大に自分を統合させて、本当の自分の生きていないと癌になる。
プライド高いですよ、お姫様意識持ってますよ、奴隷意識持ってますよ、えた・ひにん意識もっていますよ。
これに気づかないと癌に侵されるんだ。インチャ癒しをしないんだなって。
だから、これは悪い事ではなかったのですよ。
こういうのが出てくると絶望から立ち直れ死にたくなってしまうけれど、
日月門に入り、霊性の修行を1年近くやってきた。その効果があって、こうやって、心乱れて絶望的になっても、相談会を受けたいというのは前向きです。
等身大の自分を見つめるという事。
あまりに人生が辛かったから、見ないように遮断してきた。
それをしている以上、現場で足踏みしているだから、一歩も進んでいない。辛いからそれも分かる。
でも、この地点に立ち、扉が開いた。
幼少期、貴女は、ものすごく粗末に扱われた。それをどう受け取っていくか?

とらこ先生は、このように仰り、このクライアント様が『親から不当な扱いを受けたのは何故か?』導師様から頂いた霊的見解を示されました。

【霊的見解】
自分で望んだこと。自分の成長のため。
先祖のカルマを引き受けたのも自分の成長のため。
なので一応望み通りになっている。

レメディーの影響か、お母さんに対する意識が出てきている。
お母さんへの悲しみがすごくある。抑圧されていて出きっていない。
自覚して出すようにしないとだるさがとれなくなる。
悲しみ出し切ったら、次は怒りを出し切ること。

疾病御利益度は、未だ半分残っている。
幼児性度は、多くはないが未だ40%位あるという感じ。

人混みで疲れるのは、シェディングというよりも、エネルギーや霊性の吸奪がメイン。
霊性的に強くならないと変わらない。


なんと、親からの不当な扱いは、このクライアント様の魂が、自分の成長の為に自分で望んだ事だったとは!
とらこ先生曰く『魂の状態の時は、肉体がないから、痛みとか悲しみの感覚が分からず、ご無体な設計をしてしまうんですよね~』

クライアント様は、『大人になってからは、親とは良い関係になっているのですが、どうして子供の時にまともに育ててくれなかったんだろう。って、思っていたので、この見解を頂き、納得しました。』と仰っていました。

とらこ先生:
“子供の頃”というのが鍵。子供の頃に粗末に扱われると、それが自分の性格となって一生涯つきまとう。
子供の頃は、親が全てだから、親から言われた言葉を刷り込まれる。
私は”お前はろくでもない人間だから、死んでもらった方が良い”と言われて育ったから、
“とらこ先生、助かりました。”と言われても、”そんなこと言わないで。私はろくでもないんですから。褒めないでください。”って言っていた。
友達から”とらちゃんは損だね。人からそう言われて、どうしてありがとうって言えないの?”って言われた。
ろくでもない人間と親から刷り込まれたから、それを外すのに20年も30年もかかって。
大人になってからは、良い関係になっているって、だって、貴女は、もう成人しているから表面的なことはできるよね。
でも、自己否定の強い、自分なんていなければ良かったと思う人間、になってしまったんだよ。
それを今から払拭していくんだよ。
私を見てごらん。
私は生きているだけで迷惑な人間から始まっている。
事があれば死にたくなって仕方なかった。
でも、海に飛び込んでも助かったり、崖から落ちても松の木にひっかかって死なない。
殺してくれーって思ってたけど。
今となっては、こういう所に、神様仏様はいらっしゃるんだな、って思う。
導師様は、『一応望みどおりになっている』って仰っていたよ。

。。。ずっと泣いていたクライアント様は、この言葉を聞いて、やっと笑顔を見せました。

『私は駄目駄目だから、霊性下がっているから、相談会に入れてもらえるような人間でない。でも、ここで止めたら、今まで先生にみてもらったのが無駄になってしまう。だからすごくどうしようかと思ったんですけど、申し込んで良かったです。』と仰っていました。

この段階にいるクライアント様に対して、とらこ先生が選ばれた聖水・祈りのレメディーは、

☆ Kory-Sen2.(広隆寺千手観音祈りその2)
何のために生きるかわからない。夢や希望、目的も何もない。未練もない。生きている実感がない。生きている意味がわからない。そういう人たちは、自分が何者であるかわからない。自分を見失っている。そういう人たちのことを、自分がない人たちという。
このレメディーをとると自分というのは何者であるか、自分のあるべき姿が見えてきて、自分の進むべき方向がわかり、生きることに希望と喜びができるだろう。

☆ Suga-Oku-w.(須我神社奥宮の水)
障りなどにアストラルやエーテルのエネルギーを吸われたり、感情の乱れや誤った考え、行動によって消耗したエネルギーを元通りにする効果がある。
また、意気消沈してやる気を無くし、生きる気力が無くなり、魂の力が弱っている人の魂に活力を与え、その人を元気にする効果がある。

☆ Nariai-w.(成相寺の水)
ネグレクトされ、相手にされない、無視され、粗末に扱われた悲しみのインチャをもっている人で、無視されることによる悲しみが特定の部分のプラーナを弱める。それが大腸。大腸の症状が出ている人で悲しみのインチャが強くて、その中の人で、人の輪に入っていけない、受け入れてもらえないという思いから、人間嫌いの人の、傷ついた魂を修復してくれる。

そして、随時には、今回浮上してきたテーマを昇華させる助けとなる『サポートφ見捨て』。こちらにHakkeng-w.(八剣宮の手水)とGundar-w.(軍茶利川の水+生藤山)も追加されました。
Hakkeng-w.は、『自分は他者から酷い目に合わされるに決まっている。酷い扱いされて当然だと思っている意識。 これら意識が和らいで薄らいで、その結果霊性が高まる。親から暴力を受けたり酷い目に合わされた人、いじめられた経験がある人などは、そんな意識はもっていないと思っていても、深い部分でこのような意識をもっていることが 多い。そして、「他者は自分をひどい目にあせてはいけない」「他者は自分を大事に扱わなければいけない」という意識も同時にもっていることが多い。』
Gundar-w.は、『カルマ、障り、ネガティブな想念、インチャの想念、 間違った食べ物、飲み物、毒、予防接種(ワクチン)によって魂が傷を負う。そうしてできた魂の傷を修復する力がある。』という霊的見解があります。

また、この方の全体像をカバーするレメディーとして、『Apis』が選ばれたのも特記事項でしょう。
Apisには、悪い想念を受けてしまう傾向。敏感症。という特徴があるそうです。
このクライアント様は、前の相談会でも『これはシェディングではないよ。』と伝えられたにも関わらず、『街にでるとシェディングするという確信を持っている。これはApisの特徴だそうです。
霊性面だけでなく、ホメオパシーのマテリア・メディカにも精通しているとらこ先生の処方は、非の打ちどころがありませんね!

とらこ先生:
『肉体ある親に抱きしめられたい、と思うのが人の性。
でも、本当はご神仏様、自然に抱擁されている。
霊性が上がれば、一人でもさみしくない。
ものすごく貴女を愛してくれている存在に気付くと思いますよ。
でも貴女は、”どーせ自分になんてご神仏様なんていないじゃん”って言うんだよ。自己卑下が強いから。
“自分なんて相談会受ける価値がない。親からの大切にされなかったから。人間からの愛があったら、早く気付く事ができるのに。”っていうけど、これは逆療法。
人生は同種療法。この境地に辿り着きなさいという訓練なんだよ。
新たにやりましょう。
赦す前に、悲しかった自分、何で愛さなかったんだという怒り、これをやって、真に受け止める事ができます。
なーんだ、自分が決めた事だったんだ。修行したかったんだと。分かれば、受け止められる。
頑張りましょう。』

この世的価値観でみれば、小さな子供に対して、なんて酷い仕打ちをする親なんだ。この子は可哀そう、不幸。で終わってしまいますが、
霊的価値観でみれば、このクライアント様は、ご自分の魂の望み通りになっている、という事です。
見方を変えれば、全てが、自分を成長させて下さるありがたい出来事なのですね。

とらこ先生、クライアント様、今回も私達に『生きた』学びを与えて下さり、心より感謝申し上げます。


とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

■ 由井寅子先生による、健康相談会のお問い合わせはこちら 
日本ホメオパシーセンター東京本部 tel:03-5797-3136
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