
厳しかった夏の日差しも、秋風とともに和らいできましたね。皆さま、如何お過ごしでしょうか。
さて今回は、『B型肝炎』主訴にもたれる若い男性のケースを紹介させて頂きます。
B型肝炎ウイルスは幼少期に感染すると一生涯にわたって体内に感染しつづけます(B型肝炎ウイルス持続感染者=HBキャリア)。
B型肝炎ウイルスに感染しても成人になるころまではめったに肝炎を発症しませんが、その後HBキャリアの10~20%は肝炎を発症し、20~30 年間かけて慢性肝炎、肝硬変へと進展し、肝臓がんが高率で発生すると言われています。
難治の病を患われるクライアントさんですが、とらこ先生の相談会を始められ、レメディーをとりながら、とらこ先生からの霊性の指導とインチャ癒しを続けて行く内に、
検査数値が劇的に良くなり「こんな事、起こりえないのだけど。。。?」とお医者さんが首をかしげられるほど奇跡的に回復されたという経緯をお持ちです。
何故、奇跡的に回復したのか?
その答えは、ZENホメオパシーにあります。
この方の場合、幼少期から少年期にかけ、大変つらい体験をされました。
幼少期に両親の希望で自然豊かな父の故郷へ移住したが、転校先でいじめに遭い、信じていた親友が実はいじめの主導者だったと知りました。
この裏切りにより人を信じられなくなりましたが、家族の支えとスポーツに没頭することで心を保ち続けられたそうです。
そんな時、脚に原因不明の痛みと痺れが現れた。
どこに行っても改善がみられず、血液検査をしたところB型肝炎と判明。
別のホメオパスに長年かかられていました。
その後、成人し、独立開業、結婚、と人生を着々と歩まれていましたが、
酷い目眩・立ちくらみがあり、再び血液検査をしたところ、肝炎の数値が高くなっていました。
病院では、投薬を勧められましたが、ご縁あって、とらこ先生へ相談される事になったのです。
とらこ先生に導かれ、この幼少期、少年期のインチャ癒しをされ、導師様による霊性面におけるご加護を受け、お医者さんが首をかしげられるほどの奇跡的な回復が起こったのです。
めでたしめでたし、と思いきや!それから数年の年月が経過した今、とらこ先生の相談会に戻ってこられました。
『体調面で特に気になるような事はありませんが、HBV核酸定量の数値がもう少し上がったら薬を服用してもらわないといけない』とお医者様から言われたそうです。
仕事は右肩上がりで順調、愛する妻と子供達がいて、職場での人間関係も良好。育った家庭環境に問題なく、楽観的で陽気な性格。
アルコール、タバコなどの摂取無し。食生活にも気を使っている。
申し分ない状況におられるのに、どうして体には不調が起こっているのでしょう?
とらこ先生は、久しぶりに再会するクライアント様に、再び、転校先でのいじめに遭った時の事を思い出すよう導かれました。
とらこ先生:
あの事件。人を信頼できなくなるようなものすごく大きい事件。
親友だと思っていた人に、無実の罪を着せられた。
盗んでいないのに、人の消しゴムが自分の机に入っていたり、その人がクラスメイトに指示してやっていた。
それが分かった時、驚愕だったでしょ?
そんな事が続き、”どうせ俺が悪いんだろ” “いいよ、俺が盗んだ事で”って自暴自棄になった時もあった。
それが、やっとその親友がやっていたことが分かり、その親友と親御さんが校長室に来て、その親友は、土下座して泣いて謝ったんでしょう?
そこで許そうと思ったのでは?
クライアント様:
そうだったんだなって感じ。
とらこ先生:
親友は、村では一番恰好良かったけど、君が来て二番になってしまった。
だから嫌がらせをするしかなかった。
それを君は許そうと思ったと思う。
でも、校長室から出る時に、振り向いて、あっかんベーをした。
その時はどういう気持ちだった?
クライアント様:
憎しみというか、今までの事を一気にバーッと思い出して、殺したいなって思った。
同時に、人って信じられないなって。
とらこ先生:
その時、肝臓にものすごい負担がかかったんだよ。
それが君の人生の始まりだった。
じゃあ、何でそういう人に出会ったのか?
君の親は、都会にいるより田舎で育てた方が良いからって、わざわざ田舎に家を買って育てたわけでしょ?
こいつに会わせるための道がつくられた。
いじめられる奴というのは、いじめられる要素を持っている。
君の中で醸し出していたものがある。
俺スゲーだろ、とか。
クライアント様:
人よりできるなとは思っていた。
とらこ先生:
それが醸し出ていた訳。
そいつも、俺ができると醸し出していた。
だから、彼も君と同じ期間苦しんだわけ。
いじめる側というのも、いじめられる側も、そういう要素を持っているという事を認めないといけない。
自分はできるという君がいる。万能感意識。
正常値まで行って、自分で自分を管理できるようになっていた。
B型肝炎も自己治癒力があれば、それを再生させなくなる。
謙虚になっていたのに、また偉そうになったのじゃないかなと思う。
自分は何でもできる人間だとなれば、B型肝炎になるだろう。
しゃしゃり出たり、本音を言うと落とし込められるかも、と本音をいわない。
これをやり続けるとB型肝炎になってしまう。
本音の自分を素のまま出せば良いのだよ。
弱い自分を出しなさい。
親友からの嫌がらせを受けていた時、本当は、君は泣いていた。
『俺が盗んだんじゃない』って泣いていた。
怖くて仕方がないからポーカーフェイスをしていた。
怖くて仕方ないんだよ、学校行きたくないんだよって。
それでも学校に行っていた。
クライアント様:
どうして戦えないのかな?と思う。
とらこ先生:
誤魔化していた。怖い、泣きたいというのを誤魔化したんでしょ?
今、それをに職場の人達にしてている。だからB型肝炎が増えてしまったんだよ。
本音で生きないと。この日しか無いと思って、後回しにしては駄目。
諫言は大事。私は、諫言を言う立場にいるから、人から恨まれたりするんだよ。
でも、この相談会の場で言わないと、君はまた、B型肝炎になってしまうのだよ。
。。。こう言って、とらこ先生は導師様からの霊的見解をクライアント様へ手渡されました。
【霊的見解】
一番である意識……私は賞賛されるほど優秀な人間である。
万能感意識……他者は自分の思う通りに動いてくれる、働いてくれる。
3世前の過去世で、庄屋さんとか大地主だった。金持ちだった。好き勝手やってたみたい。そのときの意識が今出てきている。
やや幼児性が強い。
肝臓に問題がある理由……価値観、他者は自分を賞賛しなければならない。なんで褒めないんだ、という怒り。
これは3世前の過去世の庄屋さんだったときの意識から来ているかも。
無意識のうちに偉そうになっているのかもしれない。
とらこ先生が、このクライアント様の過去世の意識を癒すために選ばれたレメディーとサポートチンクチャーは、以下となります。
☆ Isonok-izum-S.(石上神宮出雲武雄神社の祈り)
自分は多くの人から賞賛され、尊敬され、大事にされ、必要とされ、認めてもらえ、好かれ、気に入ってもらえ、特別に扱ってくれるはず、という意識が緩む。
※普通の扱いされても、自分はこんなものだろうと受け入れられるようになる。人間的に丸くなって、人づきあいが楽になる。
☆ Jyogen-w.(浄玄寺の手水)
肉体:ミトコンドリアが元気になる。老化防止。アンチエイジング。細胞活性。
精神:他者は自分によくしなければならない。ワンマン社長意識。俺のために働け。俺のために尽くせ。といった意識が緩む。
霊性:霊性的な感覚がアップする。そういう能力が目覚めやすくなる。
☆ Togak-to-S. (戸隠神社 戸隠大神の祈り)
自分の能力、技術力、力をとにかく大げさにほめられないと、大げさに評価されないと、納得できない。
ちょっとほめたり、評価されるぐらいでは許さない、というみとめがられ屋さんの意識、激しい承認欲求、ちょっとぐらいの賞賛じゃゆるさない欲しがり屋さんの意識が緩んで、楽になるだろう。
随時には、『サポート万能 – 何してもいい – 』。これに、このクライアント様独自のレメディーが加わえられました。
クライアント様:
由井先生の元気な顔をみれて良かった。
とらこ先生:
思いは、空気中の窒素を通して伝わるんですよ。
私が嫌味でやっていない事が、君には分かるでしょ?
でも、他の人は分からない。だから誤解される。
心を込めて言葉を発しなければいけないけれど、
諫言を言う時、その人に愛があるかどうか。なければ言ってはいけない。
この嫌がらせをした親友に出会って良かった。田舎に行って良かった。と思えるようになれば、B型肝炎は良くなっていくでしょう。
同種療法。
偉そうな人には偉そうな人がつく。
君だって、悔しさから、あっかんベーするかもしれない。
ここをよく考えて。
クライアント様:
家に帰って自分を見つめ直します。
自分を戒めてくれる『諫言』は、魂の成長に必要な『謙虚、感謝、利他、思いやり』を思い出させてくれるありがたいもの。
クライアント様にとっては、耳が痛いところもあったかと思いますが、とらこ先生の真っ直ぐで、気取らず、クライアント様の魂の成長を願い発信された言葉を真摯に受け止められておりました。
とらこ先生、今回も、魂を鼓舞する相談会をして頂き、誠にありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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