【とらこ先生相談会レポート】『先天性水頭症、脊髄髄膜瘤、先天性キアリ奇形II型、低位鎖肛、神経因性膀胱・直腸障害、尿道狭窄、下肢麻痺、精神遅滞、自閉スペクトラム症、痙攣』を主訴にもつ少年のケース

暑さが続いておりますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
先日は、とらこ先生の『納涼講演』が開催されました。ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
見逃してしまった方も、8月31日まで配信されていますので、是非、ご視聴下さい!

今回は、『先天性水頭症、脊髄髄膜瘤、先天性キアリ奇形II型、低位鎖肛、神経因性膀胱・直腸障害、尿道狭窄、下肢麻痺、精神遅滞、自閉スペクトラム症、痙攣』を主訴にもつ少年のケースを紹介させて頂きます。

先天性水頭症とは、先天的な脳や脊髄の異常によって胎生期、または生後間もない頃に発症する水頭症のことを指します。水頭症とは、脳や脊髄の表面を循環する脳脊髄液の流れが悪くなったり、血液中への脳脊髄液の吸収が正常に行われなくなったりすることで、脳脊髄液が過度に貯留する病気です。

このクライアント様の場合……出生翌日に、脊髄髄膜瘤修復術。低位鎖肛に対し、カットバック術。出生後1ヶ月で脳室腹腔シャント形成術、6歳でシャント不全をおこし、入れ替える手術。陰嚢水腫の手術。腎盂腎炎を繰り返したため、間欠的自己導尿を1日7回したものの、尿道狭窄部がありカテーテルが通りにくかったため、尿道を内視鏡で切開して少し広げる手術。。。と大きな手術が何度も繰り返されました。
現在は、下肢麻痺のため車椅子を使用していて、家ではいざったりして移動。
理学療法訓練、作業療法をそれぞれ月一回。一日7回の自己導尿と、週5回程度の浣腸で排便。自然排便はほとんどなく、ガスが溜まり苦しくなり急激な体調不良(腹痛、嘔吐、意識低下、痙攣など)を何度も起こされました。痙攣については、脳波測定では異常はなく、「シャント(異物)が脳に入っているから十分起こりうる」と医師に言われ、てんかん外来を勧められたが、服薬をさせるのが嫌なのでそのまま様子を見ている状態。
呼吸が不規則だったり、寝言を言って起きかけていたりすることがよくあり、気になるところ。
基本的に動物は好きなのに、鳥や、鳥の鳴き声をとても怖がる。
幼い頃から、周囲の人が癒されるようなかわいさを持ったお子様です。

今回は、とらこ先生との初めての相談会です。

これだけ多くの障害を持って生まれたご本人様はもちろんの事、それを支えるご家族のご苦労は計り知れないものがあります。
そのご家族を前に、とらこ先生は、導師様から頂いた霊的見解を伝えられました。


【霊的見解】
このクライアント様に求められている『ファイナル霊格』は、300秭(し)(※数字の単位:兆・億・京・垓・秭)
前世で南米コロンビアの山岳信仰の導師さまだった。そのときの霊格は、10京あった。
そうとうすごい人。
今回生まれるに当たって今生の修行のためにこのような形で生まれて来た。
今生で導師になる予定。頭と口が動けば導師になれる。

鳥が恐いというのは、前々世で南米か北米かで犯罪者に対して鳥に食べさせる刑罰で亡くなっているみたい。
寝言は前々世のことを思い出して喋っているみたい。
今何をしなければいけないかというと霊性を高めないといけない。
                                                                       
今回導師さまにみてもらったことで、御充護仏(ごじゅうごぶつ:ご指導してくれる仏)様が付いた。
この御充護仏様にリアル霊格を適性霊格まで高め、エネルギーを100%以上にするためのイニシエーションのご守護をお願いして、お唱えをすること。


とらこ先生:
『人間的な情というものは、読んで字の如し、心が青い。
人を救うとなると、慈悲でないといけない。この世的価値観の愛とかでは駄目。
この間の、納涼講演でもお話しさせて頂きましたが、
私の母親の死に際、兄達の名前は呼ぶけれど、私の名前が呼ばれないので「とらこもいるよ」といったら「わかっちょる」とだけ言って死んでいった。
母親を救いたい一心で生きてきた私のクライアントさんも、死の床についている母親に「母ちゃん。母ちゃんは、オラが娘だったことで幸せだったか?」と聞いたら「どうだべな(それはどうだろう分からない)」と言われた。

これこそ慈悲。

母親を守る、助けることを目的として生まれてきたけれど、その行為に対して評価が欲しい、感謝されたいとなるとインチャがのっかってしまう。

感謝の言葉を貰えば一瞬幸せになるけれど、それは「焼け石に水」でしかない。
自分のインチャを見つめて、「褒められたかったんだね。感謝されたかったんだね。」と癒していかなければならない。

「なんて薄情な母親なんだろう。どうして‘お前が娘で幸せだったよ’って言ってあげなかったのだろう?」というのは、この世的価値観。
無慈悲で良いんだよ

導師になるというのは、そんじょそこらの人間の情で流されるようではいけません。

それまでに、この子がきっちり話せるようになること。脳を発達させること。よしんば体が丈夫になること。
これが私達がやらなければならないことだね。

生まれた時から何度もつらい手術を受け、痛い思いもたくさんしてきた。それだけ辛いことを何度も繰り返し耐えてきたということ=修行するために生まれてきたということなんだよ。』

とらこ先生の言葉を受け、神様から、凄い贈り物を授かっていた事を悟られたのか、クライアントのお母さまは涙を流されていました。

そして、とらこ先生が、クライアント様に選ばれた聖水・祈りのレメディーは、

☆Tubos-senj-T.(壺坂寺の千手観音の祈り)
修行している人、霊性の高い人、苦しみ続けて霊性を高めた人には効果があって、真理を理解できるところに導いてくれる。
真理に導いてくれる働きがある。

☆Togak-o-S.(戸隠神社 奥社の祈り)
死んだときに未練とか思い残しとか、そういう執着を減らして、あの世への移行をスムーズにしてくれる。霊界への移行をスムーズにしてくれると同時に、来世への移行もスムーズにしてくれるみたい。

☆Norik-s(乗鞍岳の石)
この石をレメディーにしてとったときの効果は、虐げられたときの恐れを癒すだろう。
痛みには効きますか?直接痛みをとるものではない。ただ痛みというのは、抑圧、我慢を強いられたことから来ている。虐げられた、虐待なりされたときにひたすら我慢すると、虐げられた恐れが癒えない。そのときの我慢も解放されるので、痛みを和らげる働きも間接的にはあるだろう。

そして、随時には、サポートφ恐れが選ばれました。ここにもクライアント様へのオリジナルレメディーが加えられています。

過去世の痛みや恐れを癒し、霊性が高まることで、今生の導師様への道が開かれていくでしょう。

この世的価値観を超えたその先に、ご神仏様が私達に降り注いで下さっている『真の慈悲』があるのかもしれない、と感じさせられるケースでした。

とらこ先生、本日も、人として生きるための尊き神髄を学ばせて頂き、ありがとうございました。


とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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