【とらこ先生相談会レポート】『酷いめまい』を主訴にもたれる40代女性のケース

7月に入りました。暑さも増してきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
明後日は、七夕。皆様の願いが叶いますように。

さて今回は、『酷いめまい』を主訴にもたれる40代女性のケースを紹介させて頂きます。

かなり重度なめまいで、1か月に1回はグルグルと目が回って2~3日起きられなくなる。
めまいは中学入学直後から始まりました。その数年後にパニック発作で倒れ、それ以降は毎日めまい、眩み、息苦しさがあり、学校も休みがちになってしまいました。
日常生活を送るのも辛い状態であったにも関わらず、スポーツでは、優秀な成績を収められていました。
20代、30代でもこの症状は続き、40代に入り、ホメオパシーとヨガを始め、改善に向かったものの、人間関係のトラブルをきっかけに、かつてないほどの酷いめまいの襲われるようになり、何をやっても全く治まらない酷い状態になり、精神的にもギリギリの状態です。
また、『不眠』『不安障害』『体の痒み』『動悸に伴い頭がクラクラ―となる発作』『対人緊張・視線恐怖』『酷い予期不安』『高血圧』『生理不順』といった症状にも苦しまれています。

とらこ先生との相談会が始まり、とらこ先生のレメディーをとり、インチャ癒し・霊性向上への手ほどきを受け、クライアント様の体・心・魂は随分と調子が良くなってこられました。

最近では、近所の散歩を再開できたり、数年ぶりに会社まで歩いて行けるようになったり、山道まで登れるようになられたそうです!

ところが、また症状が戻ってきてしまったそうです……。

左側だけにグラッと強いめまい、地面に吸い込まれそうなめまい、グワングワンしたりフラフラしたりします。
また、良くなっていたパニック発作も出てきてしまったそうです。
息苦しさ、頭がクラクラする感じ、喉から横隔膜が拍動。
新たに、胸や頭にブワーッとエネルギーが上ってくる気持ち悪い感じ、突然不安感がこみ上げてきて落ち着かない感覚になる。という症状が出ています。

この様な状況の中、本日の相談会が始まりました。

とらこ先生:
5月に実家に戻ったの?連休に?どうして帰省したの?

クライアント様:
2年間具合が悪くて帰れなかったのですが、体調が良くなってきたので、親類の命日にあわせてお墓参りしたくて帰りました。
そこでショックだったのは、母親の弱り具合です。パーキンソン病と診断され、実年齢+20歳くらいに感じました。親族から弱っているとは聞いていましたが、実際に見るとショックでした。。。

とらこ先生:
せっかく良くなって実家に戻ったのに、元に戻ってしまったという所に鍵があるね。
4月に健康診断をしたと言っていたね?

クライアント様:
会社の健康診断で尿潜血・便潜血が引っ掛かり、要精密検査になりました。
大腸カメラをしようと思ったのですが、やはり予期不安が強いことと、薬剤を摂ること、異物を体の中へ入れることへの抵抗があり、
また、陰部から肛門にかけては、いつも掻き壊して出血していること、肛門に深い裂傷があることから、これはこの傷が原因なのではないか?と思い、検査は受けずにいます。

とらこ先生:
大腸というのは、直ぐに心を反映する臓器。
心穏やかにいる事で長生きできる。呼吸の回数を減らし、どれだけ感情を乱さないかが長生きのコツ。
君は反対をやっている。行く前からドキドキして、行ってみたら何もなくて‘あ~良かった’となっている。
このやり方は本末転倒。君の体は、君が責任をもって面倒を見ると言う事で、神様、ご先祖様が下さったもの。
自分で、先々不安になって自分をいじめているという事を言っているんだよ。
頭だけでなく、心に落とし込まないとね。
自分が楽になるやり方があると思う。
さすってあげても良いし、胸腺の辺りをトントン叩いても良い。
体は大人でも、心が子供の人は多くいる。インチャがあるからね。
とは言っても、君の場合、地面に引っ張られるように倒れる。
それが無ければ、ここまで不安にならないと思うのだけど、兆候としてでるから、やっぱりね、と確信してしまうのだよね。
じゃあどうしたら良いのか?という所をみていきましょう。

剣道をする時、クッとあげてエイッてやるじゃん。その状態がずっと続いている。
緊張につぐ緊張。無理をかけて耐えてきた。
弱虫はクズだと思っている。こうでなければならない、泣いちゃダメ、幼稚園児なのに一人で通学していた。
常に緊張して構えている。何が起こるか分からないから構えているって感じ。アドレナリンが出っぱなしという事。
そういう生き方を何十年もしているという事。

。。。とら子先生は、この様に仰り、導師様から頂いた霊的見解を伝えました。


疾病利得、めちゃめちゃあるを0点、全くないを100とした場合、16点(かなりある)
幼児性がめちゃめちゃあるを0点、幼児性がないを100とした場合、25点
変わりたくない、成長したくない、責任とりたくない。
中心的なインチャは、ほめてもらいたい、チヤホヤされたい、駄目な奴、弱い自分を見せたくない。

万能感意識……全ての者にノーと言わせず支配できる。コントロールできる。
見捨てられたくない霊格……みんなが驚いて感心するような能力があるはずだ。それがなければ見捨てられてしまう。


とらこ先生:
『サポートφShippei – ご利益 -』っていうのを作ったの。これを摂ろうね。
あなたが病気した時だけ、厳しいお母さんが優しくしてくれた。
これしか優しくして貰えた体験がない。
普段は、きびきびしていて、‘泣くんじゃない’、と言っていたお母さんが、唯一優しかった時。
‘どんなあなたでも大好きだよ’って言ってくる親だったら、君のような症状は出なかった筈。

クライアント様:
私は、母親にべたべたする子供じゃなかったらしいです。ドライな子供。

とらこ先生:
そんな事、子供が率先してやるかな?
お母さんに好かれるためにそうしたんでしょ?

クライアント様:
小さい段階で‘甘えても無駄’というのがあったのかな?と思い。
診療所に運び込まれた時、父が車椅子を押してくれました。
その時、両親にもっと甘えていれば、でも、できなかったんだな。って思いました。

とらこ先生:
病気になってまで愛されたいんだよ、この子は。
親は、試合に勝てば喜ぶ、勉強が出来れば喜ぶ。

クライアント様:
周りには、ずーっと良い子と言われていました。

とらこ先生:
彼等にとって都合の良い子なんだよ。
眠いのに勉強して。

クライアント様:
早朝からドリルとかやらされていました。
それに加えて剣道。剣道に行っても先生が厳しく。投げ飛ばされるし……

とらこ先生:
こういう人って君だけでなく結構いるんだよ。
自分は、優しくしてもらいたい、大事にしてもらいたいという所がある事を理解しないとね。
前にも、疾病ご利益の霊的見解を頂いていたね。また出てきたというのは、これが根深いのか、まだ落とし込めていないのか、結構重症なんだよ。分かる?

。。。そして、とらこ先生がこの方に選ばれた聖水・祈りのレメディーは、

☆ Toji-dain-T (東寺 大日如来):能力が高ければ有能な人であるとか能力が高ければ価値があるという考え方が愚かであると気づかせてくれる働きがある。

☆ Hiko-na-S. (英彦山 中津宮):「人に好かれたい」「見捨てられたくない」という自己卑下から、過剰に世話を焼く人がいる。一見良い行動に見えるが、強迫観念に動かされている。その意識を緩め、自然で健全な対応ができるよう促す働きがある。

☆ Isonok-w. (石上神宮の手水): ①肉体:痒みを抑える効果がある。アトピーとか蕁麻疹とか。
②霊性:変わりたくない、動きたくない、成長したくない、そういう意識が緩む。 成長を止めている意識が緩んで霊性が高まっていく。 やりたくない意識にもいい。

とらこ先生:
この流れを止める為には、『大丈夫、大丈夫』と自分で食い止める力を持たなければならないね。
『私は病気になってお母さんに愛されようとしているんだ』と気づき、『大丈夫。私が愛してあげるからね』って、食い止める。
帰省して、父ちゃん、母ちゃんの姿を見て、あなたのインチャが騒いだのかもしれないね。
変わり果てた母ちゃんの姿をみて、『もう甘えられないかも』ってインチャが出てきた。
『大丈夫、私が貴女の面倒を見てあげる。』って自分を労わり愛でる力をつけよう。
自分じゃ無理でも、ご神仏様がいて下さる。
頑張ってね。2回も神様から言われているのだから、落とし込んでいかないといけないよ。

とらこ先生に、この様に励まされ、クライアント様は、すっきりした表情をされていました。

自分を粗末にしてまでもお母さんからの愛を求めるインチャは、哀れでもあり、とても純粋で健気な気がします。
自分のインチャに、どこまで寄り添い、癒していけるか。諦めずに取り組み続けましょう。

クライアント様、貴重な学びを共有して頂き、ありがとうございました。
とらこ先生、尊い魂の導きを頂き、ありがとうございました。


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