
2月も下旬に入りました。余寒厳しい毎日が続いておりますが、皆様、お元気ですか。
今回は、『前歯が痛い』という主訴をもたれる女性のケースを紹介させて頂きます。
その痛みは、寒い日に外で息を吸う事ができない、飲み物もストローを使用する必要があり、特に冷たいものが染みる、というほど酷いそうです。
過去に数カ月に渡りマウスピース矯正をしており、その後は、定期的にリテーナーという布袋装置を着用。
去年の8月から急に激痛が走るようになり、歯医者に行ってレントゲンを取っても現認が分からず、今も痛みが続いているそうです。
また、『虫への恐怖』というお悩みも二番目の主訴としてあげられています。
虫の死骸があると恐怖で体がすくみ、大声で叫んでしまう。どうしてもこれを克服する事ができず、とらこ先生に相談されたいとの事です。
他にも『酷い花粉症』『婦人科系の疾患』『恋愛感情への嫌悪があり恋愛する事ができない』。。。といった問題もお持ちです。
今回はとらこ先生との初めての相談会。
と思ったら、なんと、このクライアント様は、幼児期から小児期にかけて、とらこ先生の相談会を受けられていたのでした!
およそ20年ぶりの再相談です!?
とらこ先生は、再会を喜びつつも、早速、中核に迫ります。
とらこ先生:
歯が痛むの?
クライアント様:
水を飲むのもストローを使ったりしています。
友達とハンバーガーを食べていたら突然『痛っ』となって。
とらこ先生:
‘突然’というのが霊的なお知らせなんだよね。。。
虫も怖いの?いつから?生まれた時から?
クライアント様:
小さい時は蝉捕りをしたりしていたそうなので、怖くなかったと思います。
とらこ先生:
生きている虫が怖い?それとも虫の死骸?
クライアント様:
どちらかというと生きている虫の方が怖いです。
でも、虫の死骸を見ると大声を出したりして。。。
とらこ先生:
20年も経って、再会するなんて、不思議な縁だなと思って。。。
あれから私は変わっていったんだよ。
幼い君をみていた頃の私は、ホメオパシーの大家だって有頂天だった。
ここからが大事な話し。
その頃、ある若い子をみていたのだけど、その子は神経がやられていて、車椅子に乗っていた。
入れ墨をいれて、シャンパン飲んでマリファナやって、どこかが開いちゃったんだろうね。
クンダリーニ症候群になったのかも。
5年位みたけど良くならなくて、私の所に来なくなった。
そうしたら、道でばったり会って、その時、彼女は自転車に乗っていたんだよ。
『どうやって治ったの?』と聞いたら、
『祝詞と般若心経をしたら治った』って答えたんだよ。
それで、どなたに治して貰ったのか聞いたら、『神官さん』と言うの。
『その神官さんに会わせて』とお願いして、会わせて頂いたのが、私の導師様。
その頃から私は変わったんだよ。
君の問題も突然出てきたという事だから、霊的な問題だというのが分かる。
その導師様に、貴女の事をお聞きしたんですよ。
急に言われても難しいかもしれないけれど、
未だ若いから分からないかもしれないけれど、先ずは聞いてみて。
★霊的見解★
・彼女は5つ前の世で宗教家だった。そのときに人々を救えなかった。やり残したことがある。
前歯の痛みはそれが関係していて、ご指導仏さま(普賢菩薩)からの情報で、
霊性向上して多くの人を救い導く人にならないといけないよ。
そのために今から準備しなきゃいけない。
5世前に果たせなかったことを今世で果たしなさい。
(それを歯の痛みで教えようとしていた)
5世前の人々を救えなかった悲しみが、未だに彼女の中にあるみたい。
万能感意識……多くの人から慕われなければならない。
・見捨てられたくない意識……少しでも人から嫌われてはいけない。
この意識は、2つ前の世で、仕事先の主の怒りをかって追い出されてしまい餓死してしまった。そのときに作られた意識。
・虫が恐いというのは、3世前の世で傷を負って動けなくなって、虫が来てたかられて食べられて死んで行った。この悲惨な死に方が原因。
『普賢菩薩さまが導いて下さったんだね。
今の由井寅子なら治せる。あの頃の私には出来ないけれど、今の私ならできる。
貴女が導師様と私の言う事に付いてきてくれるならば。
前世で、貴女が人々を救えなかった事を物凄く悲しんだという事をしっかりと認識して貰いたい。
今世で果たしたいと思って生まれたんだよ。それを歯の痛みで伝えようとした。
過去世の癖をもって、今の自分がいるんだよ。今世こそ、救える人は救うんだよ。でないと未練が残る。
貴女のタイムラインをみていて、私が思ったのは、
一人の兄弟は自我が強く、貴女がお母さんのところにいくと突き飛ばして、貴女をいじめていた。
もう一人の兄弟は嘘をついたり家族のお金を盗んだり、貴女を裏切り続けた。
貴女は小さい時に苦しい思いをしていた筈。霊的に目覚めさせる為に苦しみを必ずあてがわれるから。
宗教家だから、不正が許せなかったんだよね。
この兄弟は、5世前も貴女をいじめた人で、貴女に嘘をついた人。
でも貴女は彼等と違って宗教家だから、清い修行をしないと。
不公平とか差別と言っているようじゃ皆と同じになってしまう。
自分に与えられた苦しみ、辛さ、受け取っていかなければならないから。
自分に来たもの全てが必然なのですよ。
一見悪く見えてしまうけど。。。』
とらこ先生は、このように仰り、クライアント様を霊性の道へと導いていきます。
このクライアント様は、他にも、『恋愛感情への嫌悪があり恋愛できない』というお悩みもお持ちですが、
これについても、とらこ先生は、この方の過去世と関係している事を示唆され、今世では母性と許容を増やす事を勧められていました。
そして、クライアント様の過去世からくる意識を昇華する助けとなる、以下のレメディーを選ばれました。
★Isonok-izum-S.(石上神宮出雲武雄神社の祈り)
自分は多くの人から賞賛され、尊敬され、大事にされ、必要とされ、認めてもらえ、好かれ、気に入ってもらえ、特別に扱ってくれるはず、という意識が緩む。
★Kouka-w.(高賀神社の手水)
人間も含めて動物、昆虫、植物などの命に対する考え方が変わるみたい。それらの命を尊ぶようになる。
★Atsut-kusu-S.(熱田神宮の楠御前社の祈り)
自分以外の人を見ないで欲しいとか、自分だけを愛して欲しいという相手に対して束縛しようとする気持ちを緩める、そういう行き過ぎた思いを宥めてくれる働きがある。
一方で異性に対して全く興味がない、人を好きになる気持ちのない人には、相手を好きになる気持ちを起こさせて、人と人との繋がりを持たせてくれる、繋がりたくなる気持ちにさせて、そういう正しい人間関係とか、正しい恋愛に導いてくれる働きがある。
正しい意識の持ち方にしてくれる。
。。。とらこ先生の霊性レメディー、虫への意識にまで届くって、凄すぎます。
とらこ先生は、このクライアント様の潜在意識へ更に深く繋がっていきます。
とらこ先生は、クライアント様に『繰り返し見る夢はある?』と聞きました。
クライアント様は『一昨年、愛猫と死別しました。その猫の夢を繰り返しみます。』と言って、その猫の死ぬ間際の話をすると、涙が溢れ出してきました。まるで昨日亡くなったかのような悲しみ方でした。
その様子を見て、とらこ先生は、『その猫があなたにとって唯一、心を開いて本音が話せた相手だったんだね。心の友としていたんでしょ?』と、クライアント様の悲しみに寄り添って言葉をかけました。
そして、『実はこの悲しみは、5世前に貴女がが失いたくなかった人達。この事だと思う。だから猫が教えてくれた。自分が導いている人達。特に愛弟子みたいな人。その人が自分より若いのに死んでしまった。
出雲大社の水のレメディーが良いね。今分かりましたよ。』と仰いました。
出雲大社の水のレメディー(Izumo-w.)の霊的見解:
『愛するものが亡くなったり、奪われたり、ある日殺されたり、事故で亡くなったり、ペットとか、好きな芸能人とかが死んだり、亡くなったり、ペットロスとか何かを失って、なくして、悲しみにくれて、元気がなくなり、病気になっちゃう。あるいは、地位や名誉、自分がもっているものを全て失って絶望的な苦しみから立ち直れない人を力づける。失いたくない人や失って苦しんでいる人を癒す働きがある。』
とらこ先生は、『先ずはここを癒しましょう。恋愛と虫へのレメディーは、随時のサポートチンクチャーに入れておくからね。』と仰っていました。
選ばれたものは『サポートφ役立たず』です。これも、この方の5世前に対しての処方です。
ここが癒えてくれば、歯の痛みも徐々に無くなっていく、と言う事でした。
このケースでも、私達が今ここにいる現世というのは、過去世からとんでもなく大きな影響を受けているという事が良く分かりますね。
クライアント様は、とらこ先生の前で涙を流し、すっきりとして、可愛らしい笑顔で去っていきました。
とらこ先生は、別れ際に『ようこそ』と仰り、このクライアント様の霊性生活の始まりを歓迎されていました。
とらこ先生、今回も、素晴らしい魂の導きを頂き、ありがとうございました。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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