【とらこ先生相談会レポート】『卵巣がんの再発』を主訴にもたれるシニア女性のケース

冷気強まる晩秋を迎え、冬の到来を実感する今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、『卵巣がんの再発』を主訴にもたれるシニア女性のケースをご紹介させて頂きます。
なんと、このクライアント様は、ホメオパシーの創始者、ハーネマンと同じ、ドイツの方です。
国境を越えてとらこ先生と巡り合うとは、すごいご縁ですね。

前回の相談会をご視聴された方々からは、

『ハーネマン先生が250年前に「間違えた価値観、間違えた信念の下にいる患者は助ける事はできない」
「後生のホメオパスに委ねる」と仰ったメッセージに対し由井先生は30年以上、人生かけて取り組んで来られ、
幾多の困難を乗り込えられZENホメオパシーが確立されました。
世界中に沢山のホメオパスがおられる中、そのメッセージを誠実に忠実に受け取め、乗り込えようと努力されて来られたのは、由井先生だけと思います。
価値観や信念の所在は魂ですので、ハーネマン先生は「自分のホメオパシーは魂の部分へのアプローチが未完だ」と仰りたかったのかもしれません。
それが本日、三位一体の全方向からアプローチ可能となった形で、本家本元のドイツの国の方の、しかも生き方考え方の間違いの結果としての癌の
ケースへもたらされた事に震える程の感動を覚えました。すごいです、素晴らしいです。 』

『ハーネマンは信念の病気は治せないと書き記しましたけれど、とらこ先生はインチャ癒しと霊水・祈りのレメディー(+霊性向上の修業)によって、
信念の病気も難治の病気も治癒へと導くZENホメオパシーを確立され、ドイツのクライアントさんへと里帰りしたのは、歴史的な出来事だと思います。』

『国境を越えてZENホメオパシーが伝わるとても貴重な時間でした。言葉選びのひとつひとつにとらこ先生の愛ある思い神道と言霊の振動で伝わってきました。』

などなど、多くの感動メッセージが寄せられました。

腸に腫瘍が見つかり、卵巣がん再発が発覚。腫瘍摘出の手術後、化学療法を受けながら、とらこ先生との初めての相談会を終え、クライアント様には、どのような変化が起こったのでしょう?

身体面では、月1回の化学療法と月2回の抗体療法を受け続けた結果、吐き気、頭痛、脱力感、疲労など強い副作用を起こされたそうです。
強い疲労と衰弱のために抗体療法を中止し、更に化学療法も中止し、体調は回復。

精神面では、「焦り」「せっかちさ」「忍耐のなさ」が改善!
怒りに関しては、激怒がなくなり、ソフトになって、随分良くなってこられたそうです。
生存に対する恐怖心が強いものの、将来、パートナーとの同居を考えており、
とらこ先生は『そのように思えるというのは、彼女の中で癌の不安が少なくなってきたから。
一緒に住むという夢をもって、人生計画を立てているのは、体調が良くなっているという喜ばしい事』と仰っていました。

更に特筆すべき事は、クライアント様は、ドイツ人でありながら、日本語での般若心経をマスターされたそうです!
そして、導師様からご指導頂いたマントラを唱えている時、涙が出ることが多く、子どもの頃の出来事の記憶も蘇ってきたそうです。

・兄弟との別れ
強い絆であり、親よりも心の拠り所だった兄弟が寄宿学校へ行き、突然離れ離れになったことで、心の灯が消えたような深い喪失感を抱いた。

・母からの否定
お医者さんごっこをしていた際、母から「酷い子」「私の子ではない」と言われ、母の存在を失ったように感じ、「自分は一人で生きるしかない」と強い孤独と不安を抱えた。

潜在意識に落とし込んでいた、このクライアント様の幼少期の深い喪失体験、『悲しみ、怖れ、怒り』が表面に浮上してきました。

このタイミングで、とらこ先生は、導師様から頂いた内容を伝えられました。

【霊的見解】

病気を作っているインチャ、意識がある。

①親(恐らく母親)に大事にされなかったことで思い通りに愛されなかった。
特に4~5歳のときに一緒にいてほしいと懇願したのに親が出て行ってしまった出来事があった。
また13歳のときにも思い通りに愛されなかったことがあったんじゃないか。
そのときの思い通りにできない悲しみや悔しさが昇華されていないことが原因

②見捨てられたくない霊格が低い。
優秀でできる人でなければ認めてもらえず見捨てられるという意識がある。
親からいい子にしていないと見捨てるようなことを言われ続けたのではないか。
優秀でなければいけないという意識が強くなってしまったのではないか。

③一方で休みたい、ずるしたいという意識がある。
その意識を思い切り抑圧して、ないことにしている。
そんなことを思ってはいけないと考えて休みたくても絶対に休まなかったんじゃないか。
休みたいとか楽したいという意識があることを自覚することが必要。

とらこ先生:
ここからは、私の解説・・・
貴女は優秀でなければ見捨てられるという気持ちを持ちました。
でも子供ですから、休みたい、ずるしたいと思った筈。
それを、大人みたいに、そう思ってはいけない。
確実にこなさなければならない、これが正しい人というのをずっと演じてきた。
だから優秀でなければ、見捨てられるから、ずっと優秀でやり続けてきたんですよ。
そうすると、母親に対して『私を理解しなかった、なんだこの女は』という怒りが貴女の中に溜めているから、卵巣に行く。
そして9年前に卵巣がんになった。その時、しっかり自分を見つめなかったから、今度は、ストレスを一番感じるのは大腸に癌を作ったのでしょう。
それは母に対する怒り。愛されなかった自分に対する怒り。正しい事をしない人々に対する怒り。それが癌をつくる。

子供らしく自己中でいたかった。サボりたかった。
でも、自己中の自分を否定して、責めるから、免疫が下がってしまう。
楽したいし、さぼりたい、という気持ちを持っている自分を許す事。
それを徹底的に許すことが癌にならないコツかなと思います。

クライアント様:
よく解ります。

そして、とらこ先生は、これら意識を癒し、昇華する助けとなってくれる聖水・祈りのレメディーを選ばれました。

☆ Nariai-w.(成相寺の水)
ネグレクトされ、相手にされない、無視され、粗末に扱われた悲しみのインチャをもっている人で、無視されることによる悲しみが特定の部分のプラーナを弱める。それが大腸。大腸の症状が出ている人で悲しみのインチャが強くて、その中の人で、人の輪に入っていけない、受け入れてもらえないという思いから、人間嫌いの人の、傷ついた魂を修復してくれる。

☆ Ryusen-ryu-w.(龍泉寺の龍の口の水)
弱い、惨めな、勇気のない、恐がりな、情けない自分を許し、受け入れ、自尊心を高める働きがある。

☆ Ontak-S.(御嶽神社・里宮(王滝)の祈り)
インチャ霊格を上げて、プライド霊格を下げる働きがあって、自己卑下、自己否定を緩めてくれ、できなきゃいけない、優秀じゃないといけないというプライド意識を減らしてくれる。
心が乱れにくくなって、対人関係が改善して生きるのが楽になるだろう。

随時には、❝サポートφ見捨て❞です。
前回は、❝サポートφ偉い❞でした。
とらこ先生から出されたレメディーとサポートチンクチャーををとられ、激怒が無くなりソフトになり、自分の弱い部分が出せるようになってきたのでしょう。これは、素晴らしい事ですね。

抗がん剤をとって良かったのか?と問うクライアント様に対し、

とらこ先生は、『用事があって、あなたは、それをとった。
あなたには、自分を粗末をするというカルマがあった。そのカルマを払うために、抗がん剤や抗体療法をとって苦しんだ。
その後くらいに私と出遭った。
だから、あなたの身に起こる事に何一つ無駄は無く、悪い事は無かったのですよ。
自分を大事にする事。
どの人も、自分が自分を赦し、自分が自分を愛する、この境地にいかなければいけません。
貴女の魂は、母親から愛されないという事を受けとった。それでも、自分を愛する事を止めませんと言っていると思います。
母親は愛さなかったけれど、私は愛そうと決めた。愛は与えるもので、その境地に至る事が出来たのは、貴女を愛さなかった母親のお陰。
その過程で、あなたのインチャで体が犠牲になったわけですよ。怒りと悲しみと怖れを体に落としていった。
だから、その子、あなたのインチャを癒してあげるのが大切だと思いますよ。』と仰っていました。

クライアント様は、『今は、それができるように感じています。』と仰っていました。
癌という大病を通じて、幼少期から抑圧し続けたインチャとやっと対面する事ができたクライアント様は、穏やかな表情をされていました。

赦す事の大切さ・・・
とらこ先生、クライアント様、貴重な学びを頂き、ありがとうございました。


とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。

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