2015年08月23日(日)

CH3期卒業生向けeラーニング講義:ホメオパシー方法論4 由井学長

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CH3期卒業生向けeラーニング講義:ホメオパシー方法論4 由井学長
2014年11月22日(土)に行われた講義のeラーニング配信が行われました。

ライブ講義の様子・感想はこちら⇒

講義の感想

●ホメオパシーは常に進化していることを認識させられる講義でした。鉱物を先に使うのはよくないといわれていた時期があったが、今は鉱物のレメディーなしに植物、動物のレメディーを使うのは、治癒に導けずさらに疥癬マヤズムを大きくさせるということが、わかってきて、以前鉱物のレメディーを使うのを大変躊躇していた自分が、今では3次元処方で必ず鉱物を入れているので、学習なしに相談会はできないと実感しました。確かに3次元処方だと早い段階でSulph. Sil.を使っても激しい好転反応は起こりにくいと感じます。どの講義も大変貴重ですが、特に今回の講義はすべてのホメオパスに聞いてほしいと思いました。由井先生の「症状がある限り治すことができる」という言葉を「症状はありがたい」という言葉とともにクライアントにこれから使っていきたいと思います。

●方法論を聞くのは久しぶりでしたが、学生時代とかなり変わっていることに感慨深いものが。3次元処方の基礎を聞くことができるのはありがたいです。強化学習でもなんとなく、前提条件で入っている知識というものが欠落していると、ついていくのが大変で、その補充となる講義でした。アトピー治療は本当に難しいと感じる。そもそも悪化(にみえる)状態を超えてやり続けてくれることが稀有。由井先生のカリスマ的求心力と、劇的な変化がなせる業で、ホメオパス業は総合力だな。カリスマ性も大事だなとおもった講義でした。TUBのこまかい使い分けがわかってよかったです。

●Zenメソッドは強化学習でも学んでいますが、再度確認できました。講義と質疑応答で以下のことがとても参考になりました。・マヤズムの違いによるアトピーの症状の差・脂肪に毒素がたまる、脂肪とリンパと腎臓の関係、ゴボウが脂肪によいこと・主訴と関係のあるルーブリックを選択する・日本地図を例にした全体像と急性症状の見方・Clem.が水銀の害に合う(Merc.がよく示唆され、Clem.が効くクライアントさんがいるので)・Tub系レメディーの図解 またケースの説明で「鼻が交互に詰まるのはAmm-c.とSil.のみ」と言っていましたが、TBRでは鼻づまりのルーブリックがないので、どこを見るのか知りたいと思います。

●今回の皮膚症状を中心としながら、質問に答えたり、CKやオルガノンを読み解いていくというのは、実戦で活かしやすくありがたかったです。皮膚疾患にもマヤズムが違っていて、レメディの出し方も違うということがなかなか自分ではわからないでいました。複雑化した疥癬マヤズムの対処も、理論で理解するのに比べると実践でやりながらというのでは難しいと思いますが、理解しやすい解説でわかりやすかったです。また、三次元処方でやらないで、植物や動物レメディだけで症状をとっていくやり方では、薬の抑圧と同じ結果にってしまうということに大きく驚きました。これではホメオパシーは効かないと言われてしまっては意味がないのだと思いました。私も皮膚症状は好転反応が怖くて鉱物を使えずにいましたが、その方がこわいことなのだと初めて知りました。このことを経験から受け取り、CKやオルガノンから読み抜いて解説してくださった由井先生は、日本で唯一のホメオパスであるのだろうし、それを教えていただける私たちにとっては本当にありがたいことです。きちんと勉強しなくてはと思います。今日も非常に濃いエッセンスが詰まった講義でした。二つのケースは病理の深いもので難病であるため、あまり自分には関係なさそうに見えても、食品の農薬やサプリメントのことなど身近なものにも影響してくるのを知って有意義でした。また、Ran-b、Amm-c、Kali-cなどあまり日頃注目していなかったレメディもとても良い働きをするものにも気づくことができました。結核の違いを図で説明してくださったのもとてもわかりやすかったです。抗疥癬治療をしなければと思っているのに、皮膚病が怖い、ホメオパスになるのも怖い、そんな自分の心の弱さを突きつけられたような場面もいくつかありました。自分だけではなくみんなもそうなんだ、由井先生でも失敗もあり怖さも抱えているということもわかりました。そこで自分はどうするのか?見つめて考えるときだと思いました。

●今回は方法論についての講義でした。学生の質問に答える形での進行でしたが、自分が疑問に思っていたことと重なる部分もあり、大変わかりやすい講義でした。また、ZENメソッドの概要についても改めて確認でき、理解を深めることができました。一方で、「ソーラから出てくる急性症状に植物・動物のレメディーのみで対処していくことが、かえってソーラを大きくし難病をもたらすことになる」ということなど、自分の中でしっかり認識できていなかった部分もあり、大きな学びとなりました。

●今回の授業では、尋常性乾癬とファロー四微症の最近の難病のケースを含め、質疑応答の中で慢性病の治療で重要な点について色々学べてとても勉強になりました。ホメオパシーのレメディも慢性病のケースにおいて根本的な治療をせず、急性的な症状を植物や動物のレメディで対処していると、ソーラがより大きくなるため症状が悪化するとのお話は、いままでにも何回か聞いていた気がいたしますが、やっとその重要さに気がついてきました。今までホメオパシーは自己治癒力で治るから副作用がなくて安心と思い手軽に使用していた部分もありますが、ホメオパシーを使用しているがなかなか効かない、一時的に効いてもとらないと再び症状が現れるという事象を経験したり、ケースをみていて、全体像をみて処方することの大事さを改めて認識しました。ソーラが大きくなってしまう理由としては、一般的な薬のような抑圧となってしまうか、老廃物の排出の際に必須ミネラルが一緒に出て行ってしまうからかは十分に理解できませんでした。アトピーについては、4ケース紹介いただきそれぞれの立ち上がっているマヤズムに対する症状が比較できわかりやすかったです。慢性病には不可欠なマヤズムですが、どのように傾向を判断すればよいか、またノゾース以外の抗○○レメディがまだ整理できていないので引き続き勉強を続けたいです。尋常性乾癬のケースでは、改善悪化の繰り返しでこのケースはどのように落ち着くのか興味深く拝見させていただきましたが米の農薬が大きな原因のひとつであることにはとても驚きました。毎日食べているものの中に原因があれば、どんなにすばらしいレメディも回復に導くことはできないと、原因の特定は非常に重要だと感じました。また、10年間通っていたホメオパシーの処方で、結果的にこれほど症状が悪化してしまったことについて使い方を誤るとよいものでも害になってしまうのだと思いました。

●抗疥癬治療の必要性がよくわかりました。鉱物は出すのが怖いと思い、躊躇していましたがとても大切なことだったんですね。以前インフルエンザ様の症状を出している妹にPhosをキットから摂ってもらったところ胸に痛みが強くでてどうにもならなくなったことや、姪っ子にCalcを摂ってもらったら目の痛みを訴えて激しく泣かれたことがあったので鉱物は怖いと思ってしまっていましたが、抗疥癬治療をせずに症状をとることのほうが怖いことを知るとやはり使わないといけないのですね。マヤズム別の皮膚症状の出方を知り、自分は結核にピッタリで納得でした。白癬を6年患っていますが、抗疥癬レメディーを使用するようになった随分いい感じです。夏になったどうなるかはわかりませんが。勉強会でキットの使い方を説明するのも抗疥癬レメディーを一緒に摂るように言わないといけないのだとよくわかりました。ありがとうございました!

●今回の方法論の講義では、抗疥癬治療がいかに大切なことであり、それなしでは、いかにホメオパシーのレメディーであっても、アロパシーの薬による抑圧と同じくPsor.を拡大し、難治の病気をつくってしまうかということが、よくわかりました。これまでも「抗疥癬治療」や「根本体質治療」などが必要であることは、解っていたつもりでしたが、抗疥癬レメディーではない植物や動物レメディーだけを使用することでPsor.が拡大し、17歳男性の皮膚症状エリトマトーデス/尋常性疥癬のケースのような難治の病気を作り出してしまうという明確な認識は持っていなかったように思います。このことは、ホメオパシー治療の根幹となる重要な認識であり、病気の成り立ちをさらに明確に理解することができました。また、講義の冒頭で質問された「大人のアトピーの患者に対するのが怖い、最初に何を出したらよいのか。」という不安は誰しも持っているものであり、よく理解ができます。そして、講義の最後に学長からの「症状がある限り、治すことができる。」という言葉は、不安や恐れを持った私たちにとっては、勇気を湧かせるものとなりました。次回の講義も期待しています。ありがとうございました。

●急性病への対処について、動物や植物のレメディーのみで対処していると疥癬マヤズムが大きくなってしまうとの話に驚きました。セルフケアで抗疥癬治療を含めて対処するためには、これまでの対処法に加えての説明が必要ですし、簡単にレメディーを取ることが難しくなると思いました。今回は、細かい部分まで解説されていて、実際のケーステイクにすぐに役立つものが多くよかったです。また、食原病の怖さについてもこれまで以上に再認識できました。

●貴重な講義をありがとうございました。VFが、Psor.をラクにするために急性症状を出しているのですね。よかれと思って行っていた方法が、Psor.を大きくしてしまうということを知ったときは、本当に驚きました。オーガノンや慢性病論を根拠に説明していただけるのは本当にありがたいと思います。多くのケースも出してくださっているので、見直して自分のものにしながら、実践していきたいと思います。

●今回も素晴らしい深い学びを与えて頂きありがとうございました。年々授業の内容も濃く、素晴らしくなっていて、卒業生に素晴らしい機会を与えてもらい感謝しています。この学びを活かせるようにしたいです。由井先生のケースもたっぷりと見せて頂き、よかったです。TBRの選択の仕方で『主訴と関係があるか』に着目する事の大事さを学ばせて頂きました。ありがとうございました。

●ZENメソッドの概要は、私が一番知りたい内容でした。RAHを卒業して、しばらくブランクがあったためその部分がすっぽりと抜けた状態でしたので今回の講義は、とても参考になりました。処方の仕方やポーテンシーの上げ方など学生さんたちの質問の内容も自分の知りたい部分でした。今までグレーゾーンだった部分が大分晴れて、今後の先生方の講義もスムーズに入ってきそうです。ありがとうございました。由井先生の引き出しはハンパないです。100歳くらいまで生きてほしいです。素晴らしい授業をありがとうございました!

●キットを愛用している人たちの中には結果的に動植物系のレメディーを多用している人が多いと思うので、今日の授業は特に重要でした。自称、自然派(!?)の人達は薬を使うよりはレメディーがいいだろうという程度の人も多いので、その人たちに正しい使い方を知らせていくのも私たちの大切な役目なのだと思いました。サポートチンクチャーのプリントありがとうございます。尋常性乾癬の青年のケースは本当に難しいと感じました。あれだけレメディーが入って一進一退あったあとに、主食の米を無農薬に変えたら良くなっていったのを目の当たりに見て、食の大切さを痛感しました。ファロー四徴症のケースでは、家族そろって毎回相談に来るのを見て、心からうらやましく思いました。周りに理解者がいること程心強いものはないと思います。

●マヤズムは難しい。学校でも何度も教えてもらい、自分や家族に発揮しているつもりだが、大方この傾向だろうと言うところで決めている。キットのみを使い続けて行く事が実はソーラを大きくして行く。急性症状にアプローチするだけだと、アロパシーと同じで取り除く事にはなる。しかし根元のソーラへのアプローチがおろそかである、ミネラルのサポート(低ポーテンシー)、弱い臓器へのアプローチ(φなど)、全体をかんがみてレメディを選ぶ事で、ホリスティック(全体的に)その人を真の健康に導くと言う事だろうと思う。ハーネマンからスタートした(実は先代の先輩方の基盤の元にホメオパシーも芽吹いたのだが)ホメオパシーも、進化し続けていると感じた。ホメオパシーは未来の科学である。守るべき事を基本に置きながら、古きを温める。つまりハーネマンの本当に言いたかった事、伝えたかった健康とは何か、治療とは何かを学び取る事(読み解く事)は大事で、ハーネマンの言った「後世のホメオパスたちに託すとしよう」は、ホメオパシーをより深く知る(追及)して行く事、つまりは実証主義者(現実主義派)のハーネマンのように、真摯にそして変化して行く事も入れながら、発展させて行く努力が求められているような気がする。

●「抑圧すると病気は大きくなる、新薬では無くレメディを使ったとしても」このような学長の御言葉を四五年前に聞いたような気がしてました。幻聴かもしれないので、深く追求せずに棚の上に置いておこうと思ってたところ、今回の授業で明るみにされたので安心しました。注意点がわかって対処法も示された。やっぱりレメディ使って良かったんだと不安は払しょくされたのです。それにしてもすごい、由井先生の元でホメオパシーが、自然の法則が、どんどん解明されていく、ライブで見る事のできるわたしは幸せものです。由井学長ありがとうございます。今回のアトピーの出方とマヤズムの関係もものすごく分かりやすくまとめられてました。最後に水疱瘡に罹って終息していくなら、水疱瘡の予防注射することの滑稽さがよく理解できます。皆に伝えます。

●今回は、由井先生が「レパートライゼイションに必要のない症状の見分け方」他 日頃どうしたらいいのか分からないと思っていた質問に答えて下さり、また同じアトピーでも症状の出方が違うものを図解して説明してもらえたのも とても勉強になりました。結核マヤズムのレメディーの違いもこれまで言葉で聞いてはいましたが、今回、図にして教えていただけて良かったです。ハーネマンの文章にしても小難しく書かれていてよく分からないところもありますが、先生が噛み砕いて説明されると理解しやすいです。今回取ったノートを何度も見直してみて上手くレメディーの選択ができるようにしたいと思います。

●マヤズムと根本体質のことは、頭に置いているつもりでいても、実際クライアントを前にすると、急性の症状に気を取られがちであり、本講義を受けることで、あらためて、クライアントのマヤズムや根本体質を探る力と知識の必要性を感じました。また、それぞれのTubの分類など、とても有難く、納得のいくものでした。MMの中の皮膚湿疹の状態の文章は自分の思っているものとあっているのか確信が持てないところがあります。今回の各アトピーのケースの写真はとてもわかりやすく、参考になりました。

●ホメオパシー方法論の講義はとてもためになりました。アトピーのマヤズム別ケースはとてもわかりやすくまとめてあってとても勉強になりました。マヤズム治療の大切さを実感した講義でした。自分の勉強会でもキットの中の抗マヤズムレメディーたちをもっともっと使うようにお話していきたいと思いました。自分自身も家族ももっともっと抗疥癬レメディーをとろうとおもます。ありがとうございました。

●愛犬のアレルギーをきっかけにホメオパシーをやってきて10年がたちました。RAHを卒業する頃にオルガノンが出てLMポーテンシーTBRともうめげました。そして何とか持ち直してきたのですが、今度はキットだけでは...。でまた「えー!」です。でも何かかなり慣れてきました。事実があってそれに向き合っていく。私のペースで一歩一歩歩いて行く。そうすることにしました。寅子先生ありがとうございました。

●皮膚病はなかなか、完治が難しく、本当に気長に頑張らなければと思いました。とても勉強になりました。ありがとうございます

●マヤズムからの皮膚湿疹を理解しやすく説明して下さっていました。

●ありがとうございました

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