2019年06月01日(土)

2019年6月1日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH10期
「ホメオパシー ハーネマンの歴史」
講師:菊田先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日はCH10期新入生に対して、菊田ホメオパスによる、ホメオパシーの基礎となる「ホメオパシー ハーネマンの歴史」の授業が行われました。

今から250年前にホメオパシー医学を確立したホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンの激動の人生について学びました。

最初医師として活動していたハーネマンでしたが、従来の治療、精神病棟の悲惨な現状に関わる中で、「従来の医学は治癒力を触発できる原理原則が全くない」と嘆き、医師の活動を辞めてしまいます。

そして独自に研究を行い自己治癒力を触発できる原理原則を求め、ホメオパシー医学に辿りついたのです。

医学会から誹謗中傷を受け、家族が命を狙われるような状況にまで追い込まれ、度重なる引越しを余儀なくされるハーネマン一家でしたが、社会から隔絶されても「ホメオパシーによってのみ病気は癒される」という信念を持ち地道に活動を続けて行く中で、流行病に対しホメオパシーが成果を上げるなど、徐々にその地位が確立して行きます。

19世紀にはヨーロッパ、アメリカ、インドなどの国々では多くのホメオパシーの学校、治療家、薬局が広がるまでになりました。

授業ではドイツやインドスクーリングで訪れた時の映像や写真を紹介しながらハーネマン足跡を辿っていきました。

最後には由井学長の歴史にもふれ、ハーネマンから受け継がれた意志は、極東日本まで伝わり、由井学長の元へ。由井学長がハーネマンに立ち還ったアプローチ、ZENメソッドは多くの難治のクライアントさんを治癒へと導き、ここで共に学ばる喜びを共有しました。

ハーネマンの人生を学び、後世のホメオパスの歴史の流れも学ぶことはホメオパシーをこれから学んで行く際にとても有意義なことと思います。

菊田先生お疲れ様でした。学生の皆様お疲れ様でした。

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講義の感想

●ハーネマンは聡明だったけれど、気質によって移住を余儀なくされ少し切ない気持ちになりました。恵まれない環境がこれでもかと続いたのはなぜだろうと思いました。ハーネマンはどんなインナーチャイルドがあったのかも知りたいです。ただ、これだけ我が道を突き進めるということは、自分を信じる揺るぎないものと第一発見者としての使命があったからだと思います。また、父親との関係が良かったのかな。と思いました。そして母親とはどうだったのか。ハーネマンの母親がどんな母親だったのか気になりました。ホメオパシーに出会って、真実を知るのは少数派だとつくづく思いました。ハーネマンそして由井先生が大変な思いをしてつくり上げたホメオパシーが純粋に後世にも受け継がれることを願ってやみません。

●ハーネマンがホメオパシーを確立する過程でのバッシングが現在と全く同じであり、人間とは同じ事をくり返す生きものなのだと何だか悲しく感じました。でも少しずつでも前に進んでいると思い続けていくことが大事なのだと4年間頑張ります。インドの相談会の様子が日本とあまりに違うのでびっくりしました。個室でもなくプライバシーもない所で機械的に進められていたので一瞬ギョっとしましたが、それこそインド人と日本人の違いなのだと認識しました。世界中のホメオパスの紹介のページで「全員が自分が一番だと思っている」とありなんだかとても人間臭く感じました。おそらく私が勝手に「ホメオパス達は手を取り合っている」高貴な神っぽいイメージを持っていたんだと思います。とりとめのない感想にになってしまいましたがハーネマンの苦労がよく解りました。ホメオパシーを後世まで残してくれた方々に感謝します。

●先生から学ぶ心構えのお話もあり参考になりました。地道な努力は苦手だけど、努力していきたいです。授業の進むスピードもちょうどよく、いつもよりゆったり授業を受けられましたCHhomに来るのは一週間の楽しみです。先生のテキストに載っていないお話、ためになりました。まずは、自分の病気が良くなって、自分のインチャをいやして楽に生きられることが第一にやることだと思いました。ホメオパスにインチャ相談を受けていて、自分を確立するという先生の話されたことが共通することでした、自分に自信がないことも。人との境が弱い、人に同情的な時があり、Phosなのかと考えていたけど、自分の結核傾向が関係するのかとわかりました。

●歴史を学ぶことによって、人並みはずれたハーネマンという人物がホメオパシーを生み出し、後の世まで影響を与えていることは必然であると感じるようになりました。個人的には遺伝子レベルでの治療が進む現代で、ホメオパシーが何をできるのか、どういう発表の可能性があるのか知りたいところです。また、水銀の害に対する処方では、病理や解剖生理に基づく知識があり、そこから適切なマザーチンクチャーレメディー、ティッシュソルトなどを選んでいくことがわかり、今学んでいることをどのようにして診断と処方に生かすのかがとてもわかりやすかったです。

●真っ暗な森の中を手探りで歩くハーネマンの姿に感動しました。ハーネマンが少しだけ高い丘の上に後世の人を連れていき、その後世の人がまたもう少し高い山の上へ次世代の人を連れていき、そのくり返しの中で次第に見えてくる広い景色をもっともっと遠くまで見えるように努力されている由井先生のことを思いました。私たちは今見えている景色を1人でもたくさんの人に見てもらえるようにする役割があることがわかりました。大きな学びになりました。ありがとうございました。

●今日は甥っ子と姪っ子の運動会に行った為、午後からの出席となりましたが、後半の講義を興味深くお勉強できました。世界のホメオパシー人口の90%がクラシカルという現実が悲しいところですが、あらゆる困難にも負けずに、日本にプラクティカルホメオパシーを拡めて下さった由井学長に心より感謝申し上げます。わかりやすい授業をありがとうございました。

●水銀による治療のところ大変に参考になりました。TBRでもMerc.がやたら太文字で載っているので多用途なのだなと思っていましたがやはり強力で応用範囲が広いレメディのようです。私は個人的にMerc.-solが好きです。というか合っているようです。Merc.よりsolの方が入れた後に多幸感が強く出ます。ワクワクした湧き立つような気分になりまるで二十歳の頃に戻ったようなためらいなく一直線に行動する自分に変化するのです。たいへん気分がよいので常用したい位なのですがあまり頻繁に使って体が慣れてしまうともったいないので必要感じたら摂りたいと思います。Merc.-sol心強い味方です。「毒と私」読みました。バッシングした新聞はA新聞だったのですね。私のかつての職業、父の職場でもあったJ.G.S.D.F組織は年がら年中A新聞からのバッシングを受けていました。曲解揚げ足取り悪意があるとしか思えない記事づくりに苦々しい思いをしたことも度々です。言いがかり的なやり口で制圧しようとする卑怯な力にこれからも屈することなく前進を続けてください。菊田先生の〆の言葉に私も大きく頷きました。私は私を生きるために生き直すためにこの学校に来たのですから

●ハーネマンの歴史を学び、ハーネマンの苦労があったから現在のホメオパシーがあるのだと思いました。更に由井先生の努力があり、日本のホメオパシーがあるのだと思います。ZENホメオパシーを学べることも、令和元年にCHhomに入学したのも、そうなっていたんですね。菊田先生のお話は、とてもわかりやすかったです。

●動画の映像も多く楽しい講義でした。ぜひ、次回の海外ツアーに参加したいと思います。それまでに体調を整えます。

●とても分かりやすかったです。実例のケースのお話も多く、とても参考になりました。

●レメディーの事をもっと勉強して、プルービングをして健康になる。


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