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インド

世界をリードするホメオパシー超大国インド
国民の48%(約6億2千8百万人)がホメオパシーを利用

インド インドのホメオパシーがここまで発展した大きな理由に、インド政府自身が国の第一医学の1つして、ホメオパシーを積極推進していることがあげられます。

インド政府AYUSH(伝統医学)省が実施したインド7大都市調査では、人口の48%がホメオパシーを使っていることが明らかになっています。さらにモディ政権となり、インドでのホメオパシーの普及がここ数年加速しています。インドと同様にホメオパシーが人々の健康生活に深く浸透しているバングラデッシュ、パキスタンなどインドの周辺国も含めると、この地域だけで、8億人近い人がホメオパシーに親しんでいるとされます。日本の人口(約1億2千万)の何倍もの人々がホメオパシーの効果を実感し、日常的に使用している。これがインドのホメオパシーの事実です。

インドの人口は現在13億1千万で世界第2位ですが、あと数年後の2022年頃までには中国(13億8千万)を抜き世界一の人口大国になるという予想が出ております(『世界保健統計2016』)。現在、地球には73億の人々が暮らしておりますが、世界人口の1/5をインドが占めており、WHO調査では漢方に次ぐ世界第2位の利用人口のホメオパシーが漢方の利用者数を追い抜く時代も近いかもしれません。

日常生活でも、インドでは気軽に街で開業しているホメオパスに相談する事が可能です。街角にはホメオパシー薬局があり、容易にレメディーを購入する事ができます。貧しい方には無料でホメオパシー健康サービスを施す病院や慈善団体、寺院なども多くあります。

インド 現在、インドには、登録されているだけで30万人以上のホメオパスがおり、毎年1万3千人が新規登録されています。7,500の政府クリニック、70,000を超えるホメオパシー薬局、215のホメオパシー病院、190のホメオパシー医学カレッジがあり、その数は年々増加傾向にあります。現在、インド政府は、伝統医学と現代医学のコラボレーションを進めるため「伝統医学カフェテリアプラン」と呼ばれるシステムを導入し、現代西洋医学を中心に運営を行ってきた医療機関にホメオパシークリニックの設立を推奨、補助金を給付しております。

この現代西洋医学とホメオパシーのコラボレーションにより、患者さんの病状、患者自身の意向に最適な治療法が選択でき、ホメオパシー治療により抗生物質など薬剤の使用量を減らす事ができているほか、現代西洋医学で大手術が必要と診断されたケースでも、事前にホメオパシーレメディーで治療する事で、簡単な手術で済む事もあると報告されております。また、アルコール中毒や煙草中毒の治療など、ホメオパシーで効果をあげているものがある他、ホメオパシーの受診に来院した患者でも、急性の激しい症状で、時間的猶予がないケースでは、現代西洋医学の科へ案内される。統合医療の効果的な対応が1つの病院内で行われており、新しい統合医療のモデルケースとして拡大しつつあります。

また、インドではホメオパシーレメディーの使用も年々増加しており、現代西洋医学、ヨガ、アーユルヴェーダなどのインド伝統医学とともにより多くの人々の健康・医療の選択肢の一つとして利用されています。

また、インド政府は、科学的に実証されたホメオパシーの有効性を示すエビデンス集『'Homoeopathy Science of Gentle Healing'(ホメオパシー科学 - 穏やかな治療法 - )』を発行しております。

※この文書インド政府とJPHMAの共同事業として日本語に翻訳され、2016年11月11日にJPHMAコングレスの席でお披露目され、同日インターネット公開されます。

インド (写真左)個人経営の小規模なホメオパシー・ファーマシー(ホメオパシー薬局)
(写真右)個人経営の小規模なホメオパシー・クリニック(ホメオパシー診療所)

インド モディ首相は 内閣を改造し国民へ伝統医学、ホメオパシーを積極推奨

2014年インド首相に就任したモディ氏は2015年にインドで行われたホメオパシーの大会に出席しインドのホメオパスたちを前にスピーチを行いました。その中で「全ての優れた医師達は、ホメオパシー医学の方を向いている。ホリスティックケアへの機運が盛り上がっている。そうすることで、ストレスのある社会でなく、ストレスの少ない社会になる。」と述べ、会場を湧かせました。この時の映像は昨年のJPHMAコングレス来賓のインド政府ホメオパシーリサーチ中央評議会(CCRH)のラジ・クマー・マンチャンダ長官によって、日本の皆さんにも披露されました。

インド モディ首相は、首相就任前の州知事時代にもホメオパスたちを集めた大会の発起人となり、もっと一般の人にホメオパシーの良さを伝える努力をし、ホメオパシーを発展させることに力を入れるようにホメオパスたちを鼓舞しました。現代西洋医学、アーユルヴェーダ、ホメオパシーの間にある葛藤を問題とすべきでない。この3つの治癒体系は、それぞれに素晴らしいところがあり、その長所短所を補いあい、協力しあうことが重要であると述べています。

2014年の内閣を改造では、これまで現代西洋医学の下で軽んじられてきたインド伝統医学(AYUSH)と現代西洋医学を対等な位置づけとする大改革が行われました。それまでホメオパシー、アーユルヴェーダ、ヨガ、ナチュロパシー、ユナニ、シッダなどの伝統医療は現代西洋医学を推進する保健省の一部門として『AYUSH(伝統医学)局』が行っていた為、伝統医療の普及活動は制限されておりました。しかし独立した省へと格上げされ『AYUSH(伝統医学)省』が新設された事で、国家をあげて伝統医療の復興と発展に力を注ぎ、統合医療として進化する道が示された事になります。

インド モディ首相から任命された初のAYUSH省大臣は公式のスピーチで「AYUSHは、インドに属する医学のやり方を意味する。英国がインドに来た後、彼らは、インドの医学を抑圧し、私達にアロパシー(現代西洋医学)を押し付けた。だから、伝統医学は促進されることができなかった」と発言し、伝統医学の発展に全力を尽くす姿勢を示しました。

【動画】モディ首相がホリスティック医学を推進している演説
0:45分あたりで 「優れた医師達さえも、ホメオパシーに転向している。」とホメオパシーを推進しています。

【補足】AYUSHとは、
アーユルヴェーダ(Ayurveda: インド伝統医学)
ヨガ・ナチュロパシー(Yoga & Naturopathy:ヨガと自然療法)
ユナニ(Unani: イスラム圏の伝統医学)
シッダ(Siddha: 南インドに伝わる伝統医学)
ホメオパシー(Homoeopathy)の頭文字をとったものです。
その中でもホメオパシーが独立後は伝統医学のインドでの地位向上に大きな役割を果たしていきました。

ホメオパシーステートを目指すケララ州

インドの中でも最近特にホメオパシーが盛んに推進してされている州の1つに、インドのアーユルヴェーダ発祥地域でもある南インドのケララ州があります。今年、州の健康・家庭福祉大臣は、ケララ州が「ホメオパシー・ステート(州)」を目指すことを宣言しました。その手始めとしてさらに20ケ所のホメオパシークリニックを増設し、次のステップとして更に45カ所のホメオパシークリニックを増設するという構想を打ち立てました。この州政府の女性大臣は、医療機関をもっと国民にフレンドリーなものに変えていかなければないないと訴えました(インド紙THE HINDU)。

【追加情報】このインドのケララ州には、JPHMAでも数回招聘したDr.マンチャンダが長官を務めるホメオパシーリサーチセンター(CCRH)の研究所があり、2016年12月に、JPHMAがインド政府からケララ州の研究所に招待され合同カンファレンスと『'Homoeopathy Science of Gentle Healing'(ホメオパシー科学 - 穏やかな治療法 - )』日本語出版記念セレモニーが開催されます。日本から約50名がこのインドツアーに参加する予定です。

デング熱の治療と予防にホメオパシーは有効

インド AYUSH(伝統医学)省の調査機関であるホメオパシーリサーチ中央評議会(CCRH)は、デング熱の流行で最悪の被害がでた1996年、ホメオパシー的予防の効果を検証するトライアルを行いました。その結果、ホメオパシーは、デング熱の治療のみならず予防対策としても有効であるという結論にいたりました。

インドの首都デリー準州でも、デング熱による犠牲者が毎年何百人も出ております。今夏デリー準州の保険家族省長官はホメオパシー協会、ホメオパシー中央リサーチ評議会(CCRH)へ解決策の協力を打診し、共同でデング熱へのホメオパシー対策に乗り出しました。CCRHはデリー準州に限らず、デング熱に対するホメオパシー的対処についてのガイドラインを配布しインド全土でホメオパシー的予防が展開されつつあります。

【追加情報】22万人以上のフォロワーを持つインド発信のウェブマガジン&フェイスブック
『アイラブホメオパシー』にJPHMA由井会長のZENメソッドでデング熱に対する処方分析が紹介されました。 (日本語オリジナル 2014年9月8日 JPHMAホメオパシー新聞掲載)

ホメオパシーの有効性を否定したオーストラリア政府機関の見解に対し、インド政府は全く別の見解を持っていると大臣が公表

2015年オーストラリアの国立保健医療研究委員会(NHMRC)が、ホメオパシーが有効というエビデンスが見つからず「ホメオパシーはプラセボ以上の効果はない」と見解を公表した事に対して、インド政府AYUSH(伝統医学)省の大臣は「(NHMRCは)ホメオパシーの有効性を示す全ての研究を無視した。」「(NHMRCの)非科学的なアプローチと方法論的な欠陥から(ホメオパシーが)批判さにさらされている」と批判。オーストラリア政府機関の公表した研究結果の結論は、インド政府の得ているホメオパシーへの結論と全く異なっていると公表しました。

毎日1,000~1,200人が診療に訪れるホメオパシークリニック

インド ホメオパシーにおける癌治療の大家バナジー親子が開設したカルカッタのホメオパシークリニックには毎日1000~1200名の患者が訪れます。毎日、行列をなした患者さんを10名のホメオパスが5分ほどで診断しレメディーを選択、難しい患者さんはバナジー先生自身が直接診るという方法をとっております。クリニックはインド全土から詰めかけた患者さんでごったがえし、熱気にあふれておりました。

親子4代に渡ってホメオパスのバナジー家はコルカタで150年にわたってホメオパシーを実践しております。その150年にわたるレメディーの臨床経験はデータベースに集積されています。その成果は統計学を用いて分析され、『バナジー・プロトコル』としてまとめられ、日本語も出版されました。

また、親子代々に継承されたホメオパシーの理論と技術は特に癌治療の分野で世界から注目されております。アメリカ政府国立癌研究所(NCI)もバナジー親子の統計と手法に強い関心を示し、ホメオパシーで悪性腫瘍が改善したケースと認め研究に乗り出しました。また、国際的に有名なテキサス大学(アメリカ)の癌センター(UTMDACC)の研究室で行われた実験では、2つのホメオパシーレメディーが正常な細胞を活性する一方、脳の癌細胞を破壊する効果があるとして国際腫瘍学ジャーナル(2003年)に発表し、アメリカの科学界と医学界に衝撃を与えました。

2016年8月に開催されJPHMA由井会長にも招待状をいただいたバナジー家ホメオパシー150年の記念式典にはインド大統領や西ベンガル州知事も出席する大規模なセレモニーとなり、盛大な式典の様子が報道されました。

インド (上記写真)プラサンタ・バナジー・ホメオパシー研究財団クリニック

インド (最前列一番左)プラサンタ・バナジー氏  (最前列一番右)プラティップ・バナジー氏
(最前列左から4番目)インド大統領プラナブ・ムカルジー氏

インドにおけるホメオパシーの歴史とその発展
コレラから多くの国民を救ったホメオパシー

インド ホメオパシーがインドに入ってきたのは英国の植民地時代、今から180年前のことです。1848年から翌年にかけて西ベンガル(コルコタなどのあるガンジス川流域)でコレラが大流行した際に、ホメオパシーが試され、臨床上も信頼できることがわかり急速に広がり始めたと言われております。コルコタで「インドのホメオパシーの父」とも言われるバルージェンブララバッドというホメオパスが、無理と言われた多くの慢性病・難病をホメオパシーで治癒に導いた事が、インド国民にホメオパシーが受け入れられ、根付いたきっかけとなったと伝えられております。

ホメオパシーの効果を経験的に知り、学んだホメオパス達が国を動かした

1881年インドで最初のホメオパシーカレッジが設立されて以降、次々とホメオパシーの学校も設立され、多くのホメオパスが輩出されることになります。そして政府にホメオパシーを認めるよう働きかけるようになりました。1937年独立前のインド政府は、政府系病院にホメオパシーを導入し、ホメオパシーカレッジに現代西洋医学と同じ地位と認可を与えました。

しかし1947年のインド独立の時点では、まだホメオパシーは主要な代替療法の1つに過ぎませんでした。当時ホメオパシーのメッカ、ベンガル地方で州レベルでの最初のホメオパシー決議がなされました。インドが独立した後に1人の国会議員が、このベンガルの決議を国レベルの決議に移し、政府にホメオパシーの諮問委員会が出来ました。

そして1973年にインド議会で「ホメオパシー中央評議会法案」が可決され、ホメオパスが国の登録制度となり、政府としての推進体制が整いました。この政府がホメオパシーを積極推進する法律が出来て以来の40年、ホメオパシーが急速にインド社会へ普及・発展しました。特にAYUSH省の調査では、現代西洋医学の1/5のコストで、副作用の心配もなく、安全かつ有効に対処できる療法として認識されました。この事実は、国家の財政を助け、国民の健康生活を向上させたいインド政府の指針にも合致しており、国をあげてホメオパシーを推奨する追い風となりました。

このように、インドが世界のホメオパシーのリーダーとなった背景には、インド国民の尊敬を集める偉人達もホメオパシーを利用し、政府や国民へ推奨した事も大きく影響しています。

ホメオパシーを推奨したインドの偉人達

マハトマ・ガンジー
「わが国の政府は、ホメオパシーの普及を促進し、ホメオパシーを保護すべきである。」

インド ガンジーはインド独立の精神的指導者であり、多くの友人や仲間とともにホメオパシーの有益な体験を経たのち、次のように述べている。

「ホメオパシーは、経済的かつ非暴力的に患者を治療するための、最も新しく、最も洗練された手法である。わが国の政府は、ホメオパシーの普及を促進し、ホメオパシーを保護すべきである。不屈の精神力をもって医学に臨んだ故ハーネマン博士は、卓越した知力の持ち主であり、人命を救う手だてを心得ていた。彼の技能、そして彼が行った超人的かつ人道的な作業に、わたしは頭が下がる思いだ。彼への追想は、あらためてわれわれの目を開かせてくれる。あなた方は彼に追随する意志をおもちだが、敵対者たちは、ホメオパシーの原則の存在やその実践を嫌う。だが現実にホメオパシーは、ほかのどのような治療法と比べても高い治癒率を示しており、紛れもなく安全で、経済的で、最も完成度が高い医学だ。」

マザー・テレサ
ホメオパシーは貧者や苦悩に打ちのめされているインドの人民には特に不可欠な医療

インド カトリック教会の修道女としてコルカタの街に倒れた貧しい人々の救済活動は、多くの人々に深い感銘を与えた。ノーベル平和賞受賞(1979)。死後もカトリック教会の聖人として信奉を集めるほか、彼女の後を継いだ修道女たちが世界に散らばり救済活動を行っている。

マザー・テレサは救済した人々に応急処置が求められる場面が多い事から、自らホメオパシーを学び、それらの人々に処方したほか、ホメオパスの助手をしたと伝えられている。マザー・テレサのそばで働いていた医師が伝えるところによると、マザー・テレサは「ホメオパシー治療は簡便性、有効性、低コストゆえに、世界の国々はもちろん、貧者や苦悩に打ちのめされているインドの人民には特に不可欠な医療だと考えていた」

ジャワハルラール・ネルー(ネール)

インド インド独立運動の指導者として、マハトマ・ガンディーとともにインドを独立へと導いた偉人。1947年インドは独立を達成し、インドの初代首相に就任した。ネルー家はインド史上で最も有力な政治家一族となり、首相を輩出してきた。代々ホメオパシーを高く評価し、ホメオパシーを使用してきた。現在でも、いくつかのホメオパシー医学校や病院はネルーの名がついている。

ラビンドラナート・タゴール
ホメオパシーは単なる薬の寄せ集めではなく、理性的な哲学を基礎とする真の科学である

インド インドの詩人 、思想家。現代インド文学史上、最も偉大な作家として広く認められており、非常な尊敬を集めている。

インド独立運動を早い段階から後押し、ガンジーをはじめとする現代インドの建国に寄与した人物に、多大な影響を与えたことで知られている。

1913年アジア人初のノーベル賞(文学賞)を受賞。

1936年、次の文章を残している「わたしはホメオパシーの科学を、長年熱心に信奉してきた。そして現在、インドでは、ホメオパシーの発祥国すら凌ぐほど、ホメオパシーが定着していることを喜ばしく思う。ホメオパシーは単なる薬の寄せ集めではなく、理性的な哲学を基礎とする真の科学である」

参考


世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由

▼国の第一医学としてホメオパシーを認めるインド政府のホメオパシーに対する見解

▼インド政府のホメオパシー医学への公式見解とエビデンス集
'Homoeopathy Science of Gentle Healing'(『ホメオパシー科学 - 穏やかな治療法 - 』)

インド インド政府がJPHMAとの共同事業で日本語訳とその出版のプロジェクトを実施。2016年11月11日、12日開催のJPHMAコングレスには、インド政府からAYUSH(伝統医学)省でホメオパシー以外の伝統医学もまとめる立場にあるアジット M シャラン書記官の派遣が決まり、コングレス両日セレモニーが行われます。10月末インドで印刷されたこのエビデンス集は初版1000部が空輸され、コングレスに参加するJPHMA会員に配布されるとともに、インド政府の170ページにわたるリサーチ・エビデンス集の日本語全編が11月11日より、JPHMAホームページに情報公開されることも決定しました。


バナジー・プロトコル

バナジー家三世代は、何百万もの臨床実験を伴う長い一家の経験と現代の診断ツール使用をベースとして、バナジー・プロトコルを体系づけました。このプロトコルは、明晰さを伴う具体的な治療形態と使い易さをもたらし、ホメオパシー界へ大きな貢献をしています。

インドのカルカッタでThe Prasanta Banerji Homeopathic Research Foundation (PBHRF)を設立し、ホメオパシー診療を行っており、ホメオパシーメソッド「バナジー・プロトコル」を開発。ガン、腎不全、多発性硬化症など様々な慢性疾患、難病の治療で成果を上げています。クライアントデータベースには、50万人以上の訪問者数による20,000以上のケースがあります。バナジー父子のホメオパシー「バナジー・プロトコル」は、世界中の国際オンコロジー(腫瘍)学会で発表されています。

手を繋ぐ日本とインドのホメオパシー

▼インドでの地震救済基金の義捐活動(2001年4月)

JPHMA会員がインドでの地震救済基金の義捐活動を行い、金8万円をホメオパシーインド救済基金団体、「ULTIMATE BENEFICIARY HOMEOPASES。ORG」のPradeep Jain氏に送金しました。

▼スマトラ沖地震・津波災害の義損活動 義援金をインド政府に寄付(2005年3月)

スマトラ沖地震・津波災害の義損活動をJPHMAが展開。由井会長がインドのニューデリーの首長ディクシット女史と面談し、6,000ドルの義援金をインド政府に寄付。 由井会長が、インド政府のホメオパシー研究機関と学術交流を実施、またネルーホメオパシーホスピタルを見学、ネルーホメオパシーユニバーシティと学術交流を行いました。

▼世界最大のホメオパシージャーナル インドの「 Heritage- ヘリテージ 」に、由井会長インタビューと治癒ケースが掲載されました(2013年8月)


Heritage- ヘリテージ

※The Homoeopathic Heritage 誌は、1976年に創刊され、世界20ケ国以上、2万5000人以上の読者を抱える世 界最大のホメオパシージャーナル(月刊誌)です。

▼インドのホメオパシーの学術専門誌「HOMEOBUZZ-ホメオパズ」6月号、7月号に、由井会長のZenメソッドによる症例ケースが掲載されました(2013年6-7月)


HOMEOBUZZ-ホメオパズ

※ホメオパシー学術専門ジャーナル「HOMEOBUZZ ホメオバズ」は、インドのホメオパシー専門校で重要な教材として使用され、このジャーナルを通じて、学生達は、実際にプロのホメオパスのケースを学び、知識を更新しています。学生にとってプロのホメオパスから受ける個別教育役割を果たしており、1万人以上の学生が、このジャーナルを通して学びを深めております。

▼CHhom インドスクーリング報告(2013年10月)

【動画】インドツアー2013
内容:スー・ホメオパシー医学カレッジ&病院→インド政府→日印コンファレンス→観光(ハプニング)

スー・ホメオパシー医学カレッジ&病院

日本から参加した60名の会員が、ニューデリーにあるホメオパシーの大学教育や総合病院を見学し、ホメオパシーが第一医学のインドの現状に多いに触発されました。

インド (写真)スー・ホメオパシー医学カレッジ&病院(ニューデリー)
    ホメオパシーの総合病院でもあり、内科、皮膚科、眼科など様々な科があります。

▼JPHMA由井会長がインド政府のホメオパシー推進の組織、ホメオパシー中央評議会(CCH)、ホメオパシーリサーチ中央評議会(CCRH)にてホメオパシーケースの発表を行いました(2013年10月)

日本から参加した60名の会員が、ニューデリーにあるホメオパシーの大学教育や総合病院を見学し、ホメオパシーが第一医学のインドの現状に多いに触発されました。

インド インド政府側から、難病にも高い治癒率を示すホメオパシー治療法「ZEN(禅)メソッド」確立や、日本でのホメオパシーへの普及に大きく貢献してきた由井会長の功績に対し当日特別に表彰が送られました。

※補足:インド政府ホメオパシーリサーチ中央評議会(CCRH)は世界で唯一の政府管轄下のホメオパシーリサーチ機関「ホメオパシーが世界的に認められるようになること」を目的としており、インド全土に26もの研究施設を持ち数々のリサー チを行っております。臨床研究の数は100を超え、各々の疾患に対して統計的に有効なレメディーや、どのくらいのパーセンテージで治癒するかなど、様々な研究と検証を行っております。また、レメディーの標準化を目的に、原料の調査、収集、栽培方法などを設定し、インド国のレメディー製造社へ指導を行うほか、マザーティンクチャー活性要素についての調査も行っております。

▼『JPHMA日印ホメオパシー国際コンファレンス』大成功! (2013年10月)
世界のホメオパシー発展に新しい時代への扉を開く素晴しい大会となりました。

インド 今回の日印ホメオパシー国際カンファレンスは、まさに「国境なきホメオパシー」、各ホメオパシーメソッドの大家の方々が、そのすばらしい手法と治癒のケースを発表しながら、それぞれを認め合う交流とディスカッションが行われ、ホメオパシーの国境である“主義・主張”への囚われを超えて、これからの世界のホメオパシーが一つにつながる扉が開かれたことは、ホメオパシーの歴史に残る大きな出来事となりました。

▼日印ホメオパシー国際カンファレンス インド側参加者の反響

▼第14回JPHMAコングレス(2013年12月7-8日)
海外来賓講演:R.K. マンチャンダ氏(インド政府 ホメオパシー中央リサーチ研究所長官、ホメオパス、医学博士)「ホメオパシー界におけるインドの戦略的立場 & インドと日本の協力

インド インドでのホメオパシー使用・研究および、国家的取り組みの現状について発表されました。インドで行われた調査によると、現在62%のホメオパシーユーザーが日常の健康の問題について現代医学を一度も試したことがない。そして、82%が緊急でない限り、現代医学治療に切り替えるつもりがないということです。 インドで、ここまでホメオパシーが繁栄している理由として、レメディーのような「物質的でない、エネルギー的存在」が、インドの伝統的な信仰や価値観にうまくマッチしていたからだと考えられています。また、現代医療の薬品に比べてコストが5分の1しかかからないこともあります。 最後にマンチャンダ氏は、「ホメオパシーの分野で日本とインドが協力できることを嬉しく思います。日本との関係を今後も深めていけることを期待しています」との言葉で締めくくられました。

▼JPHMA 由井寅子会長がインド大使館を訪問 ワドワ駐日大使と会見(2014年3月)

インド

女性としては初めてのインド大使として赴任したワドワ駐日大使と由井寅子JPHMA会長との会見がインド大使館で行われ様々な話題について話し合われました。

▼第15回JPHMAコングレス(2014年10月18-19日)
海外来賓講演:プラサンタ&プラティップ・バナジー父子
「がんなど難病へ有効なホメオパシーアプローチ "バナジー・プロトコル"」

インド JPHMAコングレスに、インドから、ホメオパシー界の第一人者であるプラサンタ&プラティップ・バナジー父子が駆けつけてくださいました。

インドでは、ホメオパシーは第一医学。バナジー家は、4代に渡るホメオパスの家系で、研究の集大成であるバナジー・プロトコルは、世界的に知られています。日本でも著書「バナジー・プロトコル ホメオパシーにおける病理的アプローチ」の翻訳本がホメオパシー出版から発売されています。

▼世界一古く、広く配給されているインドのホメオパシーの学術誌「The Homoeopathic Heritage(ザ・ホメオパシック・ヘリテージ)」12月号に、由井学長のケース論説が連続して掲載されました。(2015年1月)

インド ホメオパシーのピアレビュー(査読)ジャーナルとして、その歴史と学術性を誇る編集者達の厳しい審査を通り、由井学長のケース論説が掲載される事が決定しました。「Methodology(方法論)」として特集されています。

現代のホメオパス達が治癒に結びつけるのに困難を経験している現代病や難治と呼ばれるケースに対し、Zenメソッドは、心、体、魂という三次元に同時にアプローチをしながら見事に治癒に結びつけているという事実を知り、インドのホメオパシードクター達からは、「Zenメソッドを学びたい!」という声が相次いでいます。

▼JPHMA由井寅子会長とインド政府AYUSH省のNilanjan Sanyal書記官との会合が実現しました(2015年2月)

インド 日印ワールドホメオパシーカンファレンス開催にあたり、インド、ニューデリーを訪問しているJPHMA由井会長とインド政府AYUSH省Nilanjan Sanyal書記官との直接会談が実現しました。由井会長とともにインドに赴いているJPHMA理事達5名もこの会合に同席し、JPHMAにとって歴史的な瞬間の目撃者であります。インド政府AYUSH省とJPHMAをまた一歩前進させる会合となりました。

▼インド政府のホメオパシー中央リサーチ評議会(CCRH)、ホメオパシー中央評議会(CCH)などのホメオパシー関係者とJPHMAとのインタラクティブ(相互交流)ミーティングが開催(2015年3月)

インド 交流では、歓迎のハーネマンの胸像を囲む花で装飾されたキャンドルに火を灯す儀式からスタート、インド側関係者からの祝辞に続き、JPHMA由井寅子会長のホメオパシー発展に対してのこれまでの功績をたたえインド政府CCRHからの特別表彰が送られました。

▼スー・ホメオパシー・メディカルカレッジ・ホスピタル見学(2015年3月)

インド ホメオパスを輩出する医科大学であり、ホメオパシー病院でもある大学病院『スー・ホメオパシー・メディカルカレッジ・ホスピタル』を訪問し、教授陣や学生たちの歓迎をうけました。この大学病院は、血液検査やX線など現代医学とまったく同じ検査が可能であり、眼科など簡単な手術に対応できる設備や分娩室もあり、入院施設も完備。あらゆる部位の病理に対応する多くの設備とスタッフを擁し、一日に250人もの患者さんが訪れます。

▼日印ワールドホメオパシーカンファレンス2015

インド 日印ワールドホメオパシーカンファレンスが開催されました。130~140名ほどの参加者が一堂に集い開会されました。由井寅子JPHMA会長が、「一番大事なことは世界中のホメオパス同士が手に手をとって連携すること。メソッドの違いで拒絶し合うことなく、お互いの長所を認め合って協力的に進化していきましょう」と提案しました。2日間の大会では、インド政府機関関係の代表者、WHO東南アジア地域代表、メキシコ、マレーシア、インド、バングラデシュ、日本の代表のホメオパスが壇上に並び、症例発表や、それぞれの国におけるホメオパシーの現状を発表しました。大きな拍手とともに、2日間のカンファレンスが幕を閉じました。

▼インドスクーリング‘(2015)プラサンタ・バナジー・ホメオパシー研究財団訪問(2015年3月)

インド ホメオパシーにおける癌治療の大家バナジー親子が開設したカルカッタの伝説のホメオパシークリニックを訪問。このクリニックにはインド各地から毎日1000~1200名の患者が訪れます。クリニックのオープン前から200~300人の人だかりが通りに溢れ、扉が開くのを今か今かと待っています。その姿だけでも、親子代々ホメオパシーを使ってきた国民の生命力の高さを感じさせます。

クリニックの外に患者さんが待っている中、歩道から入口に繋がる赤いじゅうたんと正面に「Welcome Dr.Torako Yui」と書いたポスターであたたかく迎い入れていただき、とらこ先生に真っ赤なバラの大きな花束のサプライズもありました。

▼第16回JPHMAコングレス(2015年10月11-12日)
海外来賓特別講演:アミータ・マンチャンダ氏(インドホメオパス、医学博士)
「統合医療のシナリオの中でホメオパシーがどの様に効果をもたらすことができるか」

インド インド政府は、伝統医学(アーユルヴェーダ、ヨガ&ナチュロパシー、ユナニ、シッダ、ホメオパシー(AYUSH)システム)を承認しており、複数の専門アロパシー病院が病院内にホメオパシークリニックを設立するのは適法で、政府はむしろ、その様なサービスを設立する事を奨励し、財政補助金を供給しています。

さらに、インド政府AYUSH省は、伝統医学と現代医学のコラボレーションを進めるため、伝統医学のカフェテリアプランと呼ばれるシステム導入も、現代西洋医学中心に運営を行ってきた医療機関に推進しています。

海外来賓特別講演:R.K. マンチャンダ氏(インド政府 ホメオパシー中央リサーチ研究所長官、ホメオパス、医学博士)
「子供の自己免疫性甲状腺炎におけるホメオパシー治療」

インド インド政府は、伝統医学(アーユルヴェーダ、ヨガ&ナチュロパシー、ユナニ、シッダ、ホメオパシー(AYUSH)システム)を承認しており、複数の専門アロパシー病院が病院内にホメオパシークリニックを設立するのは適法で、政府はむしろ、その様なサービスを設立する事を奨励し、財政補助金を供給しています。

自己免疫性向上と免疫調節におけるホメオパシーのレメディーの有効性を研究されているマンチャンダ長官として、潜在性甲状腺機能低下の状態にある6-18歳までの、きちんとフォローできる子供たちを対象に行なった調査につき、ホメオパシーレメディーを投与されるグループとされないグループの経過について非常に詳細に述べていただきました。その結果、ホメオパシーが有効であることが、ランダム化されたプラセボ比較研究で実証されました。

その他、マンチャンダ氏は「皮膚ケースの治療とフォローアップ」のテーマでも学術発表を行いました。 インド

【動画】第16回JPHMAコングレス ダイジェスト
「病気にならない生き方 食を見直し、心を癒そう!」

▼CHhomインドスクーリング2017(2016年12月11日-20日)

インド 2017年のインドスクーリングは、ホメオパシー大国インドを満喫し、魅力的なインド国内の都市を周遊し、ホメオパシー大学訪問や、世界遺産ニルギリ山岳鉄道への乗車、インド原産の薬用植物栽培見学など様々な角度からホメオパシーを体感するツアーとなりました。

また、1000人~1500人が参加するインド最大のホメオパシー協会主催のHAMIカンファレンスにも参加し、現地インドを代表するホメオパスの発表を直に聞く事ができました。由井寅子CHhom学長が日本代表として、世界中から注目を集めるZENホメオパシーで治癒した数々の症例を発表し、クラシカルホメオパシーが主流のインドホメオパシー界に衝撃を与えたほか、大きな賞賛の声をいただきました。

インド

▼インド政府主催 グローバルフォーラム(ホメオパシー医薬品規制 - 国家と世界の戦略)日本代表として由井寅子JPHMA会長がインド政府より招集(2017年2月23-24日)

インド この会議はインド政府が主催し、世界25か国50団体以上のホメオパシー製品のレギュレーションに関わるキーマン200名以上が一同に集まった招待者限定のイベントに由井寅子JPHMA会長がインド政府から招待され、日本の代表として参加しました。今回の会議は、その名が示す通り、世界のホメオパシー主要国の政府高官、レメディー製造関与者、ホメオパシー団体のトップが集まり、ホメオパシー医学・医薬の標準化に向けた取り組みを始めていこうというものです。インド政府の要請により由井会長は、日本のホメオパシーの現状を発表しました。ホメオパシー不毛の地に一から普及活動を始め、短期間で多くの国民にホメオパシーが受け入れられた現状と、その秘訣などを共有し、各国代表から大きな賞賛と労いの声をいただきました。

終了後、由井会長はインド最大のホメオパシー出版社からインタビューを受け、10万人以上のフォロワーにライブ中継されました。