2010年04月10日(土)

CHhom 札幌校... その2

こんにちは、札幌支社です。札幌では4月4日に、とらこ先生のライブセミナー【え!?クスリは本当に病気を治しているの?]が開催されました。

当日朝にはうっすらとこの冬最後の雪が積もりましたが、午後からはすっかりよいお天気にかわり、セミナーに参加されたみなさんのワクワクとした気持ちとともに春の空気が一層濃くなったように感じられました。

こちらは路肩の雪がやっと消えさり、ふきのとうがかわいい顔をのぞかせはじめています。

これから道には沢山の小さな草花の芽が萌え出ますし、墨絵のようだった広葉樹林からもぐんぐん若葉がのぞき始めて、きらきらとした美しい黄緑色が北の世界を彩りはじめます。どの季節も素晴らしいですが、北国の春のエネルギーもぜひ感じていただけたらと思います。

さて、札幌支社では北海道ならではの取り組みの一つとして、農事組合法人 共働学舎 新得農場様のご協力を得て、乳房炎の牛へホメオパシーを使い、データを収集しています。

人間だけでなく、動物にも植物にも環境にも働きかけるホメオパシー。 酪農の世界でのホメオパシーの有効性は海外ではすでに認められ、文献なども多く出版されているようですが、日本ではこれからもっともっとみなさんに知っていただき、取り組んでいただきたい課題となっております。

わたしたちが日常的に気軽に飲んでいる牛乳は、母牛が仔牛に与える《母乳》です。本来、自分の産んだ仔牛分しか出ないものを、大量供給するために高カロリーの食事を与えるなどの不自然な状況で飼育し、搾乳を繰り返しているという実態があります。人間でも、授乳中のお母さんがカロリーの高いものをとると、とたんに乳腺炎になって高熱を出したりとってもつらい思いをすることがありますね。同様に、この高カロリー食を与えられている牛たちもやはり頻繁に乳房炎を繰り返すというストレスの中で暮らしているのです。

現在何頭かの牛に、とらこ先生が特別にコンビネーションしたレメディーを毎日飲んでもらい、乳房炎になる頻度や体内の炎症値の変化などを調査しています。このデータをいかして、いずれはホメオパシーを活用した自然な形の農業を発信できるようになったり、動物たちも人間もお互いに幸せな環境から生みだされるものの価値が広がっていってほしいと考えています。

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