2015年05月16日(土)

2015年5月16日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH3期
「リピート」と「食養生」
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日は由井学長によるオーガノン講読の授業が行われました。
今回取り上げるのは「リピート」と「食養生」の2本立て。

まず前半はリピートのパート。

クラシカルホメオパシーでは「反復投与は危険」が定説になっていますが、実際は全く違います。ハーネマンが後世に遺した理論はこれまで誤解されて、伝えられてきました。やはりオーガノンを理解するには中核まで見通す、鋭い読解力が必要です。CHhomではハーネマンの原点を忠実に伝える教育を行っています。

さまざまなハーネマンの文献を読みこんだ由井学長の解説は、ハーネマンの意図を学生たちにしっかりと教えてくれます。特に当時の歴史的背景をふまえたうえで、読み解くことで、その真意を深く理解できるのです。

概念的なものを、学長ならではの表現と創造力で図解しながら、見事に説明してくださり、ひとつひとつが納得し腑に落ちる内容でした。

後半はハーネマンが厳格に指示した食養生のパートです。

食の堕落が体と心の慢性病を作ると言われた時代から、200年経った今の日本の食を取り巻く環境は惨憺たるもので、改めて実情を知り考えさせられることが多かったようです。

しかしホメオパシー、自然農には解決があり、気づいた者から実践して行くこと。
またミネラルの知識を活用することが食原病の解決の糸口になります。

由井学長のケーステイクはレメディーの選択だけでなく、食生活、生活習慣、生き方の指導まで行う、ハーネマンのいう、ハイルクンスト(治療家)として学ぶべきものが多いです。

本日も素晴らしい治癒事例を紹介していただきました。

本日は卒業生やeラーニングコース学生も参加し、とても感銘を受けられたようです。 皆様からの感想を以下に紹介いたします。

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講義の感想

●ハーネマン先生の教えのままに「医術のオルガノン第六版」「慢性病論」を日本語で学ぶことができる幸せを改めて感じ、心から感謝しました。§246~248を中心に、歴史や背景を含めて学びました。X・C・LMポーテンシー、リピート、液体フォーム、物質、エネルギー、急性、慢性...と大切なところをぎゅっと教えていただき、難しいけれど少し理解が深まってきました。ハーネマン先生の変遷、CHhomの変遷についてもひとことで解説してもらって、なるほどよくわかりました。それにしても「食養生」については問題が大きすぎて途方にくれてしまいそうになります。しかし「ミネラル」がどんなに重要かがよくわかりました。土が大切であること、植物の偉大さを知ると、現在の日本の農業や食事情の異常さにぞっとしますが、かくいう私自身も7年前まではいわゆる一般的な暮らしでした。今はホメオパシー的生活が大好きですし、出会えて良かったです。由井先生、ありがとうございました。

●本日もありがとうございました。すべてが大切なことですね。知ることも大切。実践も大切。食養生は大切。なかなか本物の野菜は手に入りにくいことが多く思っています。トリプトファンのみそ汁はつくるように日々つとめております。豊受のいちごいただきました。濃い、香りのよいいちご。ありがたいです。1つ1つ、気をつけたほうがいいですね。農業はこれからの日本人にとって最重要課題ですね。地が健康でなくなっていることが人体にとても影響している―コーヒーはもともと飲まないのですが、チコリー、タンポポコーヒー飲んでみたく思いました。私も山登り好きですが...その後のごはん(おむすび)は本当においしいです。

●本日もありがとうございました。私も由井先生がおいしいと言った筍のおいしさを、本当にこの年になってありがたく感謝していただけました。(タケノコも自然に育ったものだったので…)日本がこれほど海外に比べて添加物の多さ1位、農薬も3位とひどいのだなと改めて驚きました。日本は基準がアメリカに比べて厳しいと聞いていたので、TPPも心配だと思っていましたが、もともとひどかったんですね。地球はこれで侵されて行くんでしょうか。日本は初めに滅びるかもしれませんが、地球で行っていることはゆっくりでも、他の国に伝染していくと思いますので、本当に大問題です。人間はやはり愚か?なんでしょうか…。由井先生は賢いと思いますが…。自分にできることを考えて精進していきたいと思います。大変勉強になりました。ありがとうございました。

●eラーニングコースでの授業では伝わって来ない由井先生のエネルギーを受け取ることができた気がします。ホメオパスはレメディの知識以上に食養生についても詳しく知っておくことが必要だと思いました。ケースのように誤った食生活を信じている相談者に正しい食生活の説明を自信を持ってできるようにしっかりと勉強しておかなければなりません。しかし、ホメオパシーでケースのように結果をだすことができれば、説得力があり、正しい方向に導くことができるでしょう。また、病気と症状の関係など基本的なことをもう一度確認することができたので、いい勉強になります。多忙で疲れていたので、今日の授業を受けるか前日まで迷っていましたが、今日は授業に出て、本当に良かったと思います。

●後半からの出席でしたが、食に関して知らないことをたっぷり教えて頂けた講義でした。市販の緑茶にもグルタミン酸Naが入っていることは表示の義務でないため、これまで知らずにいました。某有名店のコーヒー企業等のことなど、興味深かったです。また、日本は添加物、農薬使用量、遺伝子組み換えも各国に比べダントツに多いことも驚きでした。普段の食事、もう少し配慮していかなくてはと思うのと同時に、賢い選択をしていかなくてはならないと思いました。ハーネマンのいた200年前、既に食生活が堕落していたとのことですが、どの様な食事だったのかと思います。

●ホメオパシー療法を実行、発信して行くには常に観察、考察等々そして前身。今日のオルガノン購読の授業において、いかに自分が知らないかということがよくわかりました。テキスト医術のオルガノンや慢性病論等に始まり、限りなく進化していく。このような環境で学べることに感謝します。

●慢性病には、LMポーテンシーが必要な事、リピートする事は危険ではない事などよくわかりました。病気治療のためには、栄養をきちんととるという事がとても重要なことだと思いました。正しい食生活をおくるという事は、自分だけでなく家族の健康を考える上でも大切な事だと思いました。自分の体のどこが弱いか、どのような食べ物を食べたくなるかで、不足ミネラルがわかると聞いたので調べてみたいと思います。

●オーガノンのリピートの部分をわかりやすく解説していただき、1版とか6版とか書いた時期によっての違いがわかって読むことの大切さがひしひしと伝わってきました。他、疑問点も思い切って質問したら、ずっともやもやしていたところがスッと納得できてとてもよかったです。食養生の大切さもできるところから少しずつ変えていこうと思いました。今日も本当にありがとうございました。

●今日の由井学長の講義はとても面白かったです。オーガノン講読でしたが、身近な、ベーシックな内容だったので、理解しやすかったです。だけどもっとしっかりオーガノンを読まないといけないなと思いました。とらこ先生の話は面白いです。また次回、楽しみにしています。ありがとうございました。

●リピートの重要性について、とてもよく理解できました。オルガノンを深く読み解くと、ハーネマンは大切なことを迷いながらも書き、弟子に必死で伝えようとしていることがよくわかりました。今日の食についての内容はショッキングなことが多く、腎臓入り…については絶句!!!です。31日の農園ツアー楽しみです(ハートマーク)

●リピートの重要性、試行錯誤していたハーネマンの苦悩についても学ぶことができました。母の偏った意識が、くる病の子を産む結果につながったことを、母自身に気づかせるのは、大変なことだと思いました。いくらホメオパシーが有効だったとしても、親自身の意識が変わらなければ、子供の問題、母子関係を良い方向には向けていけないだろうと思います。名古屋校でも菜食のお弁当販売などしてもらえると、とてもうれしいです。いつも東京校のレストランの案内アナウンスを聴くたびに、他校はうらやましがっていると思いますが、こればかりは仕方ないですよね。

●ファミホメ1期生の友人達から粒のリピートだけではだめ?とか、200Cは取り続けてもいいの?とか聞かれます。ソーラ治療の必要性と水ポで叩きながらなら、随時に入っているのは大丈夫なんだよと答えていますが、今日学んだオルガノンを読んでもらうようにします。難解な文章ですが説得力があると思いました。少々マニアックな映画ですが、ジョニー・デップ主演の「The Libertine(リバティーン)」という映画に梅毒と水銀治療の結果の様子が出てきます。人が水銀でダメになるのがよく分かりました。

●今日の食養生のパートはとてもためになりました。特にDVDのケースは特に考えさせられました。多くの人が進めているビーガンの問題点、健康を求めている方のために勇気をもって正しい情報を伝える責任があるかと思いました。私は甲状腺機能低下症ですが、「甲状腺のメッセージ」がまさに私の心境を表していて切なくなりました。今日も一日ありがとうございました。

●現代の食の質の悪さ、農業の実態等に心の痛みを感じました。私の夫は長年、調味料関係の(A社です!!)で働き、家族を養ってきました。でも最近、私がホメオパシーを学ぶようになり、口論になります。孫たちのアトピー、アレルギーの酷さに私は罪を感じています。どうやって折り合いをつけていくのか・・これからの課題です。

●毎日コーヒーを飲んで、興奮状態にして体に鞭打って動き続けている自分が見えてきました。禁断症状が出てくるかも…と怖くなりました~(汗)穀物コーヒーに変えていきたいと思います。

●食事は大事―野菜とっとけばいいわけでない―ほとんどの店はF1の野菜―栄養ない―お金かかっても豊受の野菜(本物)とるのが大事ってことですね。

●食は非常に大切なものだと思います。何も考えずにものを食べていたら大変なことになると思います。食に関しても勉強と研究は非常に大事だと感じました。

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