2014年10月12日(日)

2014年10月12日(日)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH5期
「ホメオパシー基礎⑤(歴史)」
講師:澤元先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日のCH5期の授業は、「医術のオルガノン」「慢性病論」の翻訳者でもある、澤元先生による「ホメオパシー基礎⑤(歴史)」の講義が行われました。

オルガノンの初版から6版までの変遷の説明を丁寧に行っていただき、原文からわかるハーネマンの真の考え方、ハーネマンの声が聞こえてくるようでした。

また、マヤズム理論に対して、原文で使われる単語から見えてくる本当の意味を教えていただき、真実のハーネマン理論を学ぶ上でとても興味深い講義となりました。

澤元先生の学生に対する誠意のある紳士的な対応がとても印象的でした。

本日の講義を受けて、ハーネマンの「医術のオルガノン」、「慢性病論」は学生にとって ますます大切な宝物になったと思います。

澤元先生、学生の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

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講義の感想

●今日も授業をありがとうございました。今日は理解するのがとても難しい内容で1日中頭がフル回転でした。自分では読み取る事が出来ていなかった オルガノンの文節を詳しく説明していただき、理解度があがりました。オルガノンを読む時の解釈の仕方のコツみたいなものが分かったように感じています。初めから読み直したら新しい発見がたくさんありそうです。もう一度読みたくなった、そんな授業でした。マヤズムについては難解のためまだ理解が足りないです。マヤズム論を複雑に考えているかもしれないので、できるだけシンプルに捉えながらも丁寧に理解を進めたいです。慢性病論もじっくり読もうと思います。

●ハーネマンの生涯については、以前の歴史概説の講義を改めておさらいできてよかったです。今回はハーネマンの生きた時代の思想、啓蒙主義やロマン主義という同時代の思想や文化の影響という観点からとらえてみるという点も大切なのだと感じました。オルガノンの版の違いによる書き方、用語の違いのところはピックアップされていて、わかりやすかったです。

●ハーネマンの活動した当時の時代背景からオルガノンを読み解くという発想は素晴らしいと思いました。また200年も前にすでにこのレベルが確立されていたこと。当時はその素晴らしさや真価が充分に理解される土壌がなかったこと、逆に理解されうる現代はまた異なるアロパシーやメディアの洗脳など別の不理解を解いていかねばならないと思いました。疫学に興味があり、P14のコレラの死亡率が低いところにうれしくなりました。

●ハーネマンの時代背景がよくわかりハーネマンに親しみを感じた(オルガノンにも)。マヤズム、バイタルフォースはハーネマンが考えた言葉だと思っていた。病気の分類のところが理解できなかった。ケントの考え方も知りたいです。直接訳された方の講義が聞けて幸いでした。

●今日もホメオパシーは奥が深いと体感した授業でした。ハーネマンの生きた時代背景、ハーネマンの物のとらえ方、着目している事象の変還を知ることができ、また新しい発見をしたような気になりました。ハーネマンの探究心に負けないくらいのものを、身につけたいと思いました。澤元先生ありがとうございまし た。次回も楽しみにしています。

●ハーネマンの歴史は、以前授業をやったときのまとめとして頭に入って行きましたが、非常に難しく、ほとんど理解できませんでした。 改めてオルガノンの歴史は古く、内容は深く、濃いなと思いました。一生懸命本を読みます。これだけの本を翻訳する先生はすごい人なんですね。ありがとうございました。

●難しいオルガノンの内容を細かく解説頂きましたが、〜論とか、〜主義、〜観という言葉自体が分からなかったので、内容をつなげて理解するというところまで至りませんでした。とても難しい文章構成なので今日頂いた資料を見ながらゆっくり時間をかけて読んでいただきたいと思いました。ハーネマンの生涯についてもとても細かく話して頂いたのでハーネマンの人生については少しつながってきたのでおもしろかったです。大変そうな人生ですが最後、幸せになって良かったです。本当に!!今日もありがとうございました。

●訳者である澤元先生直々のオルガノンの解説でしたが、様々に入り組み、言葉の意味もその時々で変化している大元自体が難解とされているオルガノンを子細に分析、説明がとてもきめ細かい事から、変遷している歴史をわかりやすく知る事ができました。オルガノンの読み方についてもヒントを沢山頂けたのではないかと感じています。”晩年のハーネマン”も今度購入して読んでみたいと思いました。

●私自身のオルガノンに対するバックグラウンドが無さすぎて非常に難解な授業となった。ハーネマンの歴史、オルガノンの変遷がざっくりと分かったけど、今後しっかり読み込むようにしたいと思います。お疲れ様でした。

●オルガノンは複雑すぎて、とても大変だと思いました。数学①とか③とかを考慮しながら少しづつ読んでいますが、やはり難解です。それでもハーネマンの考えの全体像を少しでも理解できればと思います。ありがとうございました。

●とても難しいと思いました。こういった勉強内容は初めてだったので、何をどうノートにとったらいいのかよく分からずに続いてしまった気がします。先生の考え方がどうという問題ではなく、自分の歴史が苦手なのと、あまりに知識(能力?)が不足しているの原因かな・・・と思いました。学術的な用語が多いので、よけいに難しく感じたのだと思います。ありがとうございました。

●ハーネマンの思考がよくわかり、今後、オルガノンを読んでいく際に意味を汲み取りやすくなったのではないかと思います。内容は私にはとても難しく、ドイツ語もあり、授業を理解するのは大変だったけど、頑張って復習します。

●ハーネマンの文章って難しいなと思いながら、オルガノンなどを読んでいましたが、ハーネマン自身、試行錯誤しながらの著書であり、意見が一貫しているものと、版を重ねるごとに新たになる部分とがあって、年代ごとに気をつけて読んでみようと思いました。

●オルガノンをちゃんと理解するために、とても大事な授業だと思うのですが、だんだん流れについていけなくなり焦りました。とても複雑で難しいと感じました。参考になる本も読みながらゆっくり長〜く時間をかけて勉強し続けていくものなんだと感じました。

●オルガノンの改定には第2、4、6版で大きな変化があったこと。また、ハーネマンの一生を歴史的背景、特に啓蒙主義からロマン主義への移行期として捉えたり、慢性病論におけるマヤズムの概念はとても興味深かったです。

●ハーネマン、ホメオパシーにある啓蒙主義とロマン主義、現象学的な視点と因果論的な視点を説明していただきましたので、ホメオパシーの理解、実践に役立てたいと思います。

●オルガノンの翻訳は大変なご苦労があったと思います。ハーネマンの人生、オルガノンの成立と発展、慢性病論の成立と発展、ホメオパシーの歴史を詳しく学ぶことができました。しっかり読みほぐしていきたいと思います。

●歴史的な面を細かく見られてよかった。用語、概念の理解が今いち出来なかったように思う。特に原因論の辺り。前半の歴史の部分はおもしろかったです。

●午前中の講義は18〜19Cの歴史に入り込んで、ハーネマンの時代を生きているように実感できました。「オルガノン」の病気に対する考え方や見方は、用語も思考法も哲学的、論理的なのか、理解するのが難しいです。

●歴史すごく面白かったです。これを知ってやっとガッツリとオルガノンを読んで楽しむ事が出来そうです。

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