2012年09月15日(土)

2012年9月15日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス4年制コース CH1期&2期
「薬草学」
講師:小谷先生


20120915_kotani.jpg本日は、日本の薬草学を中心に薬用植物に関して造詣が深く、
薬剤師でもあります小谷先生の講義が行われました。

CHhom東京池尻本校より全国各校と中継を結び、「薬草学② 植物成分の概要」を
テーマに講義を進めて頂きました。

午前の講義は薬事法を基に、TVCMで流れている『〇〇成分配合』という偏った刷り込みに
惑わされず、きちんと色々な自然な成分を摂取する事で、病気は自分の力で治せるといった、
薬に頼りきる療法ではなく、昔ながらのものが一番とお話されていました。


午後は有毒植物をテーマに、ホメオパス(治療家)を目指す学生に、
成分の本質を知ってもらいたいと語り、数多くの毒草をひとつひとつ丁寧に
説明し、時には冗談も交え、終始、和やかな雰囲気で講義が進みました。

学生にとっても聴きやすく理解しやすい素晴らしい講義だったのではないかと思います。

小谷先生ありがとうございました。




講義の感想

●今日も楽しい授業をありがとうございました。法律のこと、医薬品のこと、化学物質のこと、薬草や毒草のこと、たくさん教えていただき感謝しています。先生がおっしゃった「本質を学習することが大事」という言葉、まさにそれを学びたいと思っていました。こんなにすごい授業なかなか受けられません。やはりいい学校に入学したな、と思いました。ありがとうございました。

●薬用植物、有毒植物について具体的な植物の紹介はとても興味深く聞かせていただきました。また、現在、治験コーディネーターとして働いており、薬事法や薬理効果についてが大切であること、それを証明する根拠の必要性、それをホメオパシーの中でも将来証明していけることができたら、もっともっと日本の中でも多くの人々に認めてもらえるのではないかと思いました。そのようなことが日本で実証され、ホメオパシーがより広がっていくことを私自身も心から願っています。本日はありがとうございました。

●すごく広い視点から薬草の世界を見たり、1つ1つの薬草の物語があったりととても充実いしていてわかりやすく、面白かったです。今回もとても楽しい授業ありがとうございました。次回も楽しみにしています。

●物事の全体像を把握し、本質を見極める事の大切さを学びました。そのためにやはりこつこつと学び続けていこう。という気持ちが沸いてきました。午後の授業では身近にある植物にも強い毒性があることを知ったり、名前の由来や使い方が難しいものなどいろいろなお話を聞く事が出来てとても面白かったです。

●薬事法の定義を知ることの大切さを感じました。小谷先生の経験や知識は素晴らしいと思えました。このような素晴らしい講師の方の講義はとても有難かったです。薬用植物・有毒植物もとても興味深く学べました。毒草に関しては身近にある植物が多くあって、知らない事は怖いなと思いました。 

●今回の薬草学もかなりおもしろかったです。小谷先生の豊富な知識と経験を分けていただいている感じです。また、今後、命を扱う仕事に携わらせていただくにあたっての心構えを毎回話してくださるので、身が引き締まります。先生もおっしゃってましたが、実物も見たいです。分校も見たいです! 

●情報量も内容も深いのに、とてもわかりやすく楽しい授業をありがとうございます!身近な植物にこれだけの毒性があり、子供の時にはつまんだり、かじったりしたこともある植物も多くて驚きました。医薬品、健康食品の表示についてもよく分かり、繰り返しお話頂いたのでよかったです。ありがとうございました。

●とても楽しい授業でした。前半は法律がらみでしたが、医療を行う上での心構えを教えていただきました。いろんな毒性を持つ植物やアルカロイドといった成分を教えていただけてよかったです。本がホメオパシー出版から出るのが待ち遠しいです。花の色などで、効能や何か見分けられるといいのですが。赤は猛毒など。ありがとうございました。 

●小谷先生が心から楽しんで薬草学の研究に勤しんでおられるご様子が伺え、改めて尊敬の念を抱くとともに、未知の領域を学ぶ喜びを味わいました。また医薬品、生薬、レメディー等の本質をしっかり理解することが重要であることを強調されていたのも印象に残りました。

●中国四川省の牧童のお話(イカリソウ)や、小林一茶が50歳を越してもなお勢力旺盛だったという裏話(ナルコユリ)がとても印象に残りました。太古の時代から脈々と静かに命を継いでいる植物たち。動物も人間も元気なとき、不調なとき、あらゆる場面で植物たち助けられてきたのだと思います。開発の波に飲まれて里山が減少し、植物とのふれあいが激減した結果、いろいろな問題が吹き出ているように思います。植物の生えているところの空気、植物の息吹、香りを直に感じ取りたくなりました。まずは近くの植物園に行ってみようと思います。

●薬草や山菜をとるときは、新芽、花が咲いた状態、地上部が枯れた状態、それぞれの段階を頭に入れておくことが大切ということがわかりました。薬用植物ではセンブリが育毛や虫除けに使われていた事、柿のヘタがしゃっくりを止める働きがあるというのは面白いなあと感じました。また有毒植物の取り扱いは、毒性のない植物との見分け方や用法、用量など難しく慎重な判断が必要なのだと思いました。

●ポリフェノール、フラボノイド、アントシアニン等々、近頃テレビ等で「なくてはならないもの」のように紹介され、含有食品がもてはやされているこれらの成分の機能が、いかに商売のために誇大表現されているかがよくわかりました。やっぱり「旬のものを旬の時期に食べる」以上のものはないですね。あと柿のへたがしゃっくり止めの特効薬とは初めて知りました。いざという時のために忘れずにおきます。小谷先生、本日はありがとうございました。

●医療品の仕組みと生薬の違いや、現状や薬の作用の仕方の導入の話を聞いて、次回のステロイドなどの作用の仕方などの詳しい話がとても楽しみです。今日の講義で、医薬品はとても科学的だけれど、科学で証明できない人間の体には緊急のとき以外はやっぱり使わないほうが良いと思いました。

●今日もいろんな話を聞かせていただき、楽しかったです。先生の話を聞いて改めて、世間の話に流されてはいけないと、しっかり見極めていくことの大切さを痛感しました。薬草についてももう少し詳しく教えて頂ければと思います。ありがとうございました。

●薬についてわかりやすく教えていただけてよかったです。西洋医薬品のつくり方、作用のさせ方について、驚くというより怖いと感じました。由井先生が現代人は肝臓、腎臓、脾臓がボロボロとおっしゃっていることがよくわかりました。薬草という自然の力はすごいと思います。私たちを癒してくれるためにあることを感謝したいです。

●ポリフェノール、アントシアニン、セサミン、CMでよく耳にするこの成分名が薬効を表す成分とは全く関係ない名前だとは、勉強になりました。ポリフェノールには多くの種類があり、それぞれの薬効もまたそれぞれなので、それらをひとくくりにしたポリフェノールという名前では、どのような効用があるか、ということを表してはいないとは、本当にCMによってだまされちゃってるなと自覚しました。「医療関係職能人の自覚」では、気が引き締まる思いがしました。

●かぜ薬の薬効群の話、OTC薬の副作用の話は新しい講義となりました。昔は健康食品フリークでした。今では、内容(成分)の効果は置いておいても、製品の腑形剤の害や成分のバランスの不自然さから、すっかり摂らなくなりました。時々手をだしたくなることもあるのですが。その成分すらまぼろしだったことがわかりすっきりしました。もう手は出しません。医薬品業界の「固有の成分の効果」という考え方を持って生薬に対するのはナンセンス。150億円はどぶにすてるようなものだ。無意味なことだなあと思ってしまう。生薬etc.はその様々な成分があることで効果が発せられる(相互作用)の前提なんじゃないかと。自然毒の話では無水なべを使っているので気をつける必要を思いました。ありがとうございます。次回も楽しみにしています。

●きれいな写真付きの資料とテンポのよい講義ありがとうございました。いつも知識に感心しております。ゲンノショウコは、下痢止めだけど便秘にも使えるというのを聞き、自然の物はバランスがとれていてすごいと思いました。西洋医学でも1つの成分のように小さいところのみ見るのではなく、全体で見るようになったらいいと思います。

●今日も素晴らしい講義をありがとうございました。人の命を司る医療の仕事というお話が一番染みました。勉強を続ける気持ちが強くなります。これからの日本に本質的に大切なものは何かを考え、伝承薬、伝統料理を学び広め、次世代に伝える動きには納得してしまいました。伝統の女性たちの生活にも興味があります。先生のご本も楽しみです。ホメオパシーにもまだまだやることがあるとの視野が大切と思いました。天産物という言葉が印象に残りました。私たち人間も天産物なんでですよね。ありがとうございました。

●今日の講義とっても楽しかったです。人間ってそこまで健康や長寿に貪欲になれるのか、の割にとんちんかんな事をしていたり、国としてはセルフメディケーションを定着させたい事など、何だかちょっと社会の授業?みたいで楽しかったです。

●小谷先生、今日も沢山の知識を惜しみなく教えてくださり、ありがとうございました。 前回も今回もとっても楽しく、聴講させていただきました。小谷先生を見ていると 植物を薬草を大変愛していらっしゃるのだなと感じます。まるで植物の(薬草の)精がか小人さんが、小谷先生に姿を変えられてお話をして くださっているようにも感じます。熱く語られるお姿はとても魅了的です。次回も今からとても楽しみです。 今日も長い時間、ありがとうございました。

●今日も楽しい授業をありがとうございました。いつも先生の奥深い知識と物事に対する判断力に驚かされ、少しでも近づきたいと思います。植物への新し発見もたくさんあり、いつも授業が楽しみです。

●今日は、とても大切なことを教えていただきました。本質を知らずに医療行為をすることは殺人にも等しいのだと。そして、常に勉強し続けることを忘れないこと、非常に大切だと思います。

●図鑑、楽しみです。医療関係職能人の自覚の項は、まさに由井学長の実践されていること。CHhomの学生として、その姿勢で学んでいけることを誇らしく思い、改めて気を引き締めて学び続けます。日本国民の「洗脳体質」にも歴史があることを、健康食品や医薬品(風邪薬をはじめとする)の側面からも教えていただき、ありがとうございました。

●私も子どもの時にイチイを食べました。その他にもいろいろ食べましたが、今も元気です。ボケの実もかじったこともあります。今考えると、怖いなぁ~と、よく無事だったなと思います。楽しい講義をありがとうございます。

●ポリフェノールやアントシアニンなどが成分名ではなく総称だということは、全く知りませんでした。とても勉強になりました。薬や食品に限らず、売り手やマスコミの情報はひどいですね。

●薬事法の改正により、充分な知識のない販売者が薬を扱うことができるようになるのは、怖いと思う。飲用する側も、ちゃんとした知識をもって、薬にかわるホメオパシーや、他の代替医療の活用を本気で考えないと、と思う。

●薬事法について、また生薬や薬草の使用部位など分かりやすく、面白かったです。古くから伝わる薬草の知識はとても大切なものだと思いました。パワフルな授業ありがとうございました。

●今日も興味深い授業をありがとうございます。生薬にとても興味が出てきました。近くの薬剤師の方の主催の薬用植物ツアー登山に参加する事に決めました。ぜひ、御嶽山のツアーも実現お願いします!

●とても興味の持てる授業でした。編纂中の本にも期待しています。御嶽山のフィールドワークの計画をぜひ立てて頂きたいです。

●聞きやすい話し方だったので、授業を受けていて楽しかったです。法規の成立背景まで分かりやすく解説してくださったので、分かりやすかったです。

●健康食品で使用されている名称と薬品の成分名とを同じレベルで考えていましたので、正しい情報を教えて頂き、助かりました。曖昧な事が多いので、先生のような根拠に基づいた考え方に変えなければと気を引き締めなければと思います。

●薬事法の事、医師法やその他の法律の事、難しいのですがこの先知っておかねばならないなと実感しました。薬草について、写真を見ながらの解説がとても分かりやすかったです。前置きのお話とても楽しいです。

●薬用植物・有毒植物のポイントを押さえて教えて頂き楽しかったです。午前中の薬局方とかは色々と法律は規制があって大変だと思いました。

●大変面白く、興味深かった。自然ってすごいなぁと改めて思いました。いつかフィールドワークがあったら、参加してみたいです。

●医薬品の体への作用、抗生物質のお話、興味深かったです。今まで単にかわいい、きれいと思っていた花や草がこんなにも毒を含有していたなんて驚きです。

●次回やっていただけるという薬用成分の作用機序の解説が楽しみです。それにしても先生の植物に関する知識はすごいですね。圧倒されます。

●健康増進法からの宣伝のこと、レメディー本質ということで小谷先生から見た考え、医療家としての心構えを学んだ気がする。

●情熱的な講義をありがとうございました。今朝一番の薬事法のお話、現在の日本の薬の事情等、興味深く伺いました。世の流行に流されずに毎日地道に自分の体を管理し、元気で過ごしたいと思います。

●1つの植物の中に何千種類もの成分が含まれていることは知らなかったです。薬理作用もまだ解明されていないのですね。

●前回に引き続き、大変興味深い講義をありがとうございました。山歩きなどで山に入ることが多いのですが、これからより深く観察してみようと思います。

●普通に見ていた木や花に毒があるとは知りませんでした。先生の脱線した話がおもしろくて大好きです。また次回、いろいろ裏話など教えてください。

●今後の日本の医療がどうゆう方向に進むのかお話がとても面白かったです。ありがとうございました。

●先生はお話がとても上手で、難しい事も整理して話してくださるので引きこまれます。今のところ植物はどうしたらいいのかわかりません。(覚える?どこを?どうやって?)とまどいぎみです。法律の話は肝にめいじておきます。今日はどうもありがとうございました。

●授業ありがとうございました。法的なものや今までの自分お勘違いなどが解り、とても 勉強になりました。

●先生の軽快なお話でとても楽しく講義を聞くことが出来ました。新刊が出版されることを楽しみにしています。

●薬草学、楽しいです。 先生の辞書、楽しみにしています。山の植物の写真がすごく見たいです。

●山に行って本物を見たいと思いました。実とかも、少しぐらいどんな感じか食べてみたいです。

●小谷先生のお話はテンポが良くておもしろかったです。すごい知識量だなと思いました。

●薬用植物、有毒植物の話、とても面白かったです。先生の図鑑、是非作ってください。楽しみにしています。

●薬用植物、有毒植物ともに写真で見せながら、色、形を見て特徴を教えていただいたので、わかりやすかったです。

●小谷先生、ご熱心な授業ありがとうございました。

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