2011年07月10日(日)

ホメオパシー自然農園・とらこ先生エッセイ

植物にチューニング(心のダイヤルを合わせる)する

洞爺

昔、農家を営むおばあさんが畑の作物に向かって手を振っていて、私が「なぜ手を振るのか」と聞いたら「私の友達だから」と言いました。

植物に意識を向け、手をかざして彼らの気を感じ取ると植物が自分の力を人間に注ぎこんでいることが分かります。人間はそれを受け取り充電され、力がみなぎるのです。

人間界で疲れきった時、いつでも戻れることができる自然の中へ、身を投下して木、草、花、空気、水の気に触れ、彼らの気を感じること。そうするとこの自然は人間に愛に溢れた気を注ぎ込んでくれているのが感じられます。

植物は水を注がれ、太陽を注がれ、すくすくと成長し、ひがんで自分は成長したくないと思う植物はあまりいません。植物はとても素直ですので、植物にお前はダメな奴という気を注ぐと植物は枯れてしまうこともあります。函南自然農場、洞爺自然農場、研究所のハーブ園を愛してやまない私は常に彼らの美しさや力強さ、そしてしなやかさをほめちぎっているのです。

洞爺ツアー1年目の2009年には野生の草の中で見事に咲いたボラーゴ、ハイペリカム、カレンデュラ、その年の天候が良かったと洞爺自然農場の米丸君は言いましたが、それは、米丸君が生き生きと仕事し、生き生きと彼らを育てたことが一番植物達に伝わり、大きく成長したのです。次の年、2010年、2回目の洞爺ツアーでは、長雨が続き、雨が止むと今度は北海道では珍しく蒸し暑く、湿気と暑さを嫌いカレンデュラは根腐れを起こしたり、花の咲きが良くありませんでした。それでもエキネシアはとても美しく満開に咲いてくれました。実はこの時は大きく作付けしすぎて米丸君の手に負えない程の作地になってしまったのです。それが洞爺農場をあずかる米丸君や多田さん、マットさんの心の負荷になってしまったのかもしれません。そのためか、一番咲いてほしいカレンデュラはしおれ、疲れ切った状態になっていたのです。私はそのカレンデュラをみた時、広大であるがゆえにここで働く人々の大変さがにじみ出ていると思ったのです。

洞爺

自然農で働く人々は太陽に向かって喜びを持って生きている植物達とチューニングして気をもらいながら自らが喜びを持って働いて行くことがとても大事なことなのです。

5月21日の函南ツアーでは80名近くが、まず心を静かにし、カレンデュラ畑やカモミラ畑、小麦畑、大麦畑に入り、皆でその植物達の気を感じ取りました。

ある人はカレンデュラの花に手をおき泣いていました。ある人はかがんで花をじっと見つめニコニコと微笑みかけていました。ある人は目を閉じ、植物の同じように手の平を太陽に向けて太陽の光を精一杯受け取っていました。こうして各人が人間界の苦しみを忘れ、自然や植物にチューニングし、植物の心が私達の心になり天に水に空に生かされているこの大いなるものに生かされていることを感じ取っていたのです。

「偉大な自然、偉大な植物、人間はただただそれらに身をゆだねていればいいんだよ。
そうすればもっと謙虚になれるし、もっと素直になれる。
そして命の源に愛されている事が腹の底から分かるだろう」

由井寅子

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