2013年11月23日(土)

2013年11月23日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH1・2期合同
「薬草学」
講師:小谷先生

(写真クリックで拡大します。)

本日は薬剤師であり、薬用植物にも造詣が深い小谷先生による講義が「薬草学」をテーマにCH1期CH2期合同で行われました。

はじめは「医薬品の範囲基準」に関して現状を紹介し、要点を絞りながら分かりやすく説明して頂きました。今後ホメオパスとしてやっていくために大切なポイントをまとめ、具体例を挙げて、わかりやすく説明して頂きましたので身近なものとして学ぶ事ができました。

「専ら医薬品として使用される成分本質」は、時間をかけて丁寧に説明して下さいました。植物や動物由来の生薬に関して、小谷先生の広範囲に渡る経験と鋭い観察眼のもと、実際に植物や動物の様々な貴重な写真を見ながら、一つ一つ解説され、学生は興味をもって聞き入っていました。

医薬品の範囲基準から、実際の植物や動物由来の生薬まで幅広い内容を明確に解説していただき、今後のホメオパスとしての知識としても役立つ情報を学生は集約して学ぶ機会となりました。

小谷先生ありがとうございました。

講義の感想

●身近であったり、聞き覚えのある植物が本当に色々と薬効があることを改めて感じました。その中のどの成分が効いているのか解明したくて研究してきた人々、またその成分をとり出して薬という形で安定させた人々の気持ちも、功績も、十分理解できますが、その成分のみで効果があるわけではなく、その植物に含まれる多くの成分の相互作用、及びその植物自体の”生”の気によるところが大きいのでしょう。おそらく、その実体は人間がはかることは出来ない領域であり、そのままを受け入れ、利用させていただく、という姿勢をもっていくことこそ大切なのだと気付く人が増えることを願うばかりです。

●パラソーサスの「自然は薬局である」というのを証明するような小谷先生の授業の内容にあらためて、薬的自然界の威力を学んだ気がします。これらの動植物の作用、薬力に、現代医療の石油由来薬は、たちうちできない気がします。何気なく、目にしている動植物に、これだけの作用があることを知り、視点が変わりました。また薬事法についても、自力で学ぶことが難しいので、とても勉強になりました。ありがとうございました。

●薬事法については詳しく教えていただき、勉強になりました。「専ら医薬品」の取り扱いは特に注意が必要であると認識できました。グレーゾーンの表記など微妙なところもありますが、賢く立ち回ることも必要だと思います。ホメオパスになるにあたっては必須の内容を詳しく教えていただきありがとうございました。動物をもとにした薬も珍しく、とても興味深かったです。

●今日もありがとうございました。国のリストがあんなに間違っているなんてびっくりしました。先生のお話をうかがっていると植物に詳しくなった気がします(初歩的な知識が欠けているので本当に詳しくなったわけではないのが残念です)。今日のお話の中では動物由来の生薬のところがとても面白かったです。動物のフンとかを初めて薬として使おうと思った人ってすごいですね。しかも病人にいい。次回も楽しみにしています。ありがとうございました。木曽にも行ってみたい。

●小谷先生の講義は興味がありおもしろいおもしろい。資料も盛り沢山でありがとうございます。今回の動物シリーズはまたお願いしたいです。資料の整理も気の遠くなるほどの手間と時間がかかっていることを知りました。たのしいばかりではないことを知りました。「専ら医薬品」としての法則性があることを身近な野草の中に知りました。

●法律については日本でのグレーゾーンの多さ、口に入れる物がすべて薬事法に抵触する可能性があるという所が日本の国の役人の曖昧さ、知識のない人間がつくる法律について、日本のあり方について疑問が残る授業でした。法律に対して僕たちはしっかりとした勉強をして役人を刺激しない様にすることが重要であるという所が大きなパートであると思いました。

●薬事法は政治的、製薬会社の都合の良いように作られているのだなと思いました。薬草は茶花に通じるものがあって、なじみあるものが多く、楽しいです。山でみかけるものも多いです。また、ホメオパシーのレメディー、マザーチンクチャーの原料となる植物も多く、興味深いです。特に今日は、動物の生薬と効能を教えていただき、益々、魔女っぽいことを勉強しているなと、つくづく思いました。

●法律のパート、文章だけ読むととてもわかりにくいですが、一つ一つをこういうこと、あるいはこういう目的と、ていねいに解説していただくと、よくわかったように感じます。局法にのっている専ら医薬品の植物に加えて、動物由来の生薬あり、勉強になりました。面白かったです。

●エネルギッシュな授業をありがとうございました。薬というと、加工された、粉や錠剤とのイメージががあるが、元来、自然の中にある物が、身体に作用するということを思い出しました。

●植物のことだけでなく、動物性他生薬のことも学べておもしろかったです。なかには、こんなものまで薬に・・・!と思うものもありましたが、考えてみたらホメオパシーもその点では同じですね。今日も、先生の豊富な知識を惜しみなく私たちに伝えてくださって、ありがとうございました。

●今日は、一ついつもと違って、動物性他生薬も教えていただきました。ミミズ、ヒルやうさぎの便、ムササビの便など、珍品もあって、とても興味深かったです。生薬として原料を辿ると面白いですね。ありがとうございました。

●法規のところは、一読しただけではわかりにくいものが多く難しく感じましたが、先生のおすすめの通り、何回も読み直して、意味、範囲を把握しようと思います。「専ら医薬品」のリストがかなり、そしてあえていいかげんなことがよくわかりました。小谷先生作成の配布資料で生薬名や薬用部がきちんとわかりましたので、「リスト」にまどわされず、理解していけそうです。ありがとうございました。

●植物の品質についてのお話をきいて、インドスクーリングでのBJain社長も同じように、品質の重要性をお話していたことを思い出しました。小谷先生の写真へのこだわり、情熱はすばらしいなと思いました。

●薬事法のあいまいな規定によって、規制の幅をもたせていることがよくわかった。植物の一種ではなく、科、目など同じ仲間で同じような成分や効果をもつものに幅広く法の適応をさせるためにはあいまいにしないと対応できないというのは、理解できた。ただその反面、そのあいまいさを、どう解釈するかが個人の裁量によってしまうのは、どうだろうかと思った。生薬の中で今までは植物だけだったが、今日は動物などがあり、楽しかった。伝承医薬では、本当に多くの自然にあるものを、薬として使ってきたんだと改めて感じた。今日も貴重なお話、ありがとうございました。

●今日の授業の中でマムシの話しの時、臭いとお話されていたところで、幼い頃田舎で祖母がヘビ焼酎と呼んでいた臭くて臭くて怖くて大嫌いだったビンの臭いを思い出しました。とっても懐かしかったです。熊の毛皮も丸めて置いてあってゴワゴワとかたく今日は幼い頃を思い出すことの多い授業に感じました。楽しかったです。

●いつも明るく元気な小谷先生の講義でおもしろかったです。きょうは、私の大好きな「がまの油売り」の口上にでてくる「四方に鏡をたて、鏡に写ったおのれの姿に。「おのれ!」と驚きたら~りたら~りと油汗を流す」という表現と同じ話がでてきてコーフンしました。質問できてカクニンできてよかったです。

●いつも実際の写真を用いての植物などの授業は楽しみにしています。これまで何気に見ていた植物や動物などに思わぬ効果があり、薬として使用していたことを知り、いつも驚かされます。いつか写真ではなく、実習として野外で授業があるとより学びが深まり、楽しいのではと思いました。本日もありがとうございました。

●法律のあえて曖昧な記載で解釈時に「うまいこと」使うというのにはなるほどと思いつつも難しいですね。動物性他生薬のお話、写真とても楽しかったです。たくさんのコレクションの一部でも実物は意見できるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

●薬草学の授業を受けて、身近な植物にも有毒のものが多く、扱いには注意が必要だなと思いながら拝聴しておりましたが、今日はとてもショッキングな発見をしてしまったようです。私の祖父は植物好きで、いろいろな鉢植え植物を栽培していました。中でもオモトが大好きで、何十鉢も庭に置いてあったのを覚えています。その祖父は晩年、運動麻痺で歩くことも話すこともできず、ずっと椅子に座ったきりの生活をしていました。パーキンソン病らしいということでしたが、猛毒のオモトが原因ではなかったかと思います。伯母、叔父、母は祖父の形見分けでそのオモトの鉢をたくさんもらって大事に育てていました。三人とも晩年、歩行障害で苦しんでいました。とてもショックな気持ちです。ありがとうございました。

●専ら医薬品として使用される成分本質を植物由来物等と動物性他生薬に分けて教えていただきました。たくさんの画像を見せていただきながら教えていただいたのでとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

●動物性他生薬が以外と種類があることに驚きました。昔の人は何でも食べたり、食べられないものでも工夫して食べられるようにしたり、本当に素晴らしいなぁと思いました。植物については専門的な話しが多く、しっかり復習しようと思います。

●たくさんの薬草を違いが分かるように説明してもらえて、写真も分かりやすいです。実際に実習でみられたらなぁといつも思います。動物の漢方は希少なものはとても効果で驚きました。その点ホメオパシーは物質少しでたくさん作れるので環境に優しいと改めて思いました。

●今日もたくさんの生薬の説明をありがとうございました。昔どこの家庭にも植物、動物、鉱物で薬になる物が保管してありセルフケアしていたと父から聞きました。ツールをRXに変えてセルフケアができることが当たり前の時代になれば、と思います。私の祖父はマムシ(地元ではハブともいいます)を捕まえてハミ焼酎という万能薬を作っていました。作り方は先生の言われた手順と似ていますが、水のみ1か月ほど与えていると毒を吐いて死ぬので焼酎を加えてマムシと一緒に一升瓶に漬け込むそうです。漬け込んだ一升瓶をみたことがありますが、口を大きく開けていて本当にグロテスクでした。貴重だからと言われ大切に使うようにと言われ、我が家でもめったに使いません。(匂いが本当にきついです)が、化膿の時には本当に効果がありました。まさに母液ですよね。大切に保管します。

●今日は植物だけでなく「動物性他生薬」について話を聞かせていただき、面白かったです。ちょっと写真の中にグロテスクなものもありましたが、角のように木のようで、そんな毒性や効能がなさそうな物にも様々な効能があったり、まずこんなもの使う?と思うものもあり、昔の人たち、見つけた人たちはすごいなぁーと思いました。無駄なものはないといろいろ試してみたのでしょうか。想像すると楽しくなります。本日はありがとうございました。

●ヘビやすっぽん、フトミミズ、動物の糞便等の生薬の話が面白かったです。ハーブを取り上げてくださるのもとても楽しみです。今日も楽しい話をありがとうございました。

●小谷先生が本当に薬草、生薬が大好きなのが伝わる講義でした。分かりやすく説明していただきました。ありがとうございました。

●難しい授業でした。成分本質リストが書きかえられていないというのは怠慢というか、こういうのを信じこまれているんだなぁとがっかりしました。

●植物の持っている力はすごいなと思います。今日教えていただいたことをわかっていれば、日々目にする植物をみて楽しむことができると思いました。効用・効果があることで取り扱いに対する規制は仕方がないことかもしれませんが、大変だなと思いました。

●専ら医薬品として使用されている植物や動物、鉱物は身近なものもあり、よく聞く名称もあったのでとても面白かったです。特に動物は薬としてどのように実際使われているのか、煎じるとか、そのまま乾燥して漢方とかも知りたいと思いました。

●小谷先生ありがとうございました。動物性の生薬は写真でみせていただいてよくわかりました。よくみる説明書で記載がありましたが現物をみるのは勉強になります。

●薬事法のところは、なれない言葉が多く、難しく感じました。動物性生薬おもしろかったです。フトミミズは自分で作れそうですね。今迄あまり好みではなかったですが、薬効があるので、機会があったら試してみたいです。

●植物でも、動物でも、どうしてこれらの薬としての効用を、発見して使われてきたのだろうと思うと、とても不思議です。法的なことは、言葉や言いまわしが難しく覚えられません。

●医薬品とし使用される植物成分、動物成分について実物の写真を用いて教えていただいて楽しく学ばせて頂きました。ありがとうございました。

●午前中の医薬品の範囲の話が興味深かったです。将来的に法律に触れないように活動する為に大事なことですよね。再認識しました。本日はどうもありがとうございました。

●いつもながら美しい写真がたくさんの、分かりやすい資料をありがとうございました。また、解説もとてもくわしく楽しく受講させて頂きました。

●今日も色々なことを教えてもらいありがとうございました。成分本質リストの間違いの多さに驚きました。そのような完成度で作成してしまうアバウトさにとても残念な気持ちです。

●動物シリーズ楽しかったです。レメディーも生薬も自然のものを使っていてすごい。はじめに使い始めた人は勇気ありますね。薬事法、書いてあることがざっくりすぎてコワイです。行政を刺激したくないのでよく読むようにします。ありがとうございました。

●ネット販売の件、レメディーが薬じゃないからネットで買えて便利なんだ、と改めて思いました。これも含めて今は"レメディーが薬ではない"と言ってもらっていることが大事だと言う事を再度認識するべきだと感じました。クライアントさん(になるだろう人)に、レメディーの説明(の話)をする方法・内容、これも再度考えてみる必要を思いました。安易に"効く"と理解されてはマズイですもの…。いつも写真etc貴重な情報ありがとうございました。

●局方にかかれているものとリストが一致していないということで、裁量の割合が高いということだと、時勢によって判断が変わってしまうのかなと心配になりました。体と健康を守るための法律ですが、規制が大きくなりすぎないように法律etcは最小限でいいのではと感じました。

●午前中の法律のお話は難しかったですが、教えていただけてありがたいです。小谷先生の植物のお話は情熱的で面白いです。今日、お話していただいた動物性のものもすごく楽しかったです。

●植物の写真が綺麗で楽しく授業を受けられました。動物性の生薬は珍しくて、ちょっと気持ち悪かったですが面白かったです。

●動物生薬おもしろかったです。ありがとうございました。次回のハーブ、楽しみにしております。身近な薬も規制があるのですね。

●前半の薬事法の話はとても難しかったのですが、とても解釈が難しい法律を教えてもらえてよかったです。

●動物性の生薬も紹介して頂いて、おもしろかったです。次回も楽しみにしています。ありがとうございました。

●カラー写真の資料はとても分かりやすくきれいですね。

●小谷先生、今日もおもしろい授業をありがとうございました。

●動物の生薬がとても興味深かったです。

●龍涎香やボレイ等、レメディーにもなっている生薬についての知識を深めることができ、とてもためになりました。

●本日もありがとうございました。小谷先生の生薬学に対する愛を感じることができました。

●ありがとうございました。

●今日の講義も楽しかったです。次回、ハーブについてのお話し、楽しみにしています。

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