2012年11月09日(金)

2012年11月8日(木) CHhomドイツスクーリング2日目

11/8、本日はドイツスクーリング2日目。
由井先生特製レメディーのおかげもあり、皆さん時差ぼけもなく非常にアグレッシブに本日もハーネマンを追って各地を巡りました。

本日まず最初に向かったのはハーネマンが66歳から80歳まで住んでいたケーテンの街。
ハーネマンは14年間この街で過ごしました。
ここケーテンではそれまでの迫害や中傷から解放され、自分の研究に没頭した、穏やかな日々を過ごしたようです。
最初の夫人ヘンリエッタが亡くなり、その後メラニーと出逢った場所でもありこの地での生活がハーネマンがドイツで過ごした最後の日々でもありました。
まずはケーテンのハーネマンズハウス、ホメオパシー図書館、歴史博物館を訪れました。

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ハーネマンズハウスに行く途中にはホメオパシーの病院がありました。
この病院の院長であるDr.ルッツ氏はハーネマンに直接会った事はないけれどもハーネマンの著書を読み、非常に感銘を受け、このホメオパシー病院をつくったそうです。
当時のエレベーターや暖房や治療のためのコンサートルームをも完備した貧しい人のための病院を当時画期的だった株式によってお金を集めて運営していたそうです。
ハーネマンとルッツの記念碑前で記念写真をとりました。

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この界隈の家々の外壁にはハーネマンの言葉が記されている風景が至る所で目にします。
「シミリア・シミリアス・キュレンタ」や「同種療法は、症状に合わせたレメディーを選ぶ」など。
このエリア全体がハーネマンの街として今も息づいているようでした。

 


ハーネマンズハウスでは、ハーネマンの書斎や当時のレメディーキットなどをみてハーネマンが数々の執筆を行った部屋の空気を感じることができました。

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そしてホメオパシー図書館では、5000冊以上の世界のホメオパシー関連の書籍が並ぶ中、なんと、日本からも1冊、オーガノンの日本語訳が特設ブースの中に展示されておりました。
ホメオパシー出版から発売されている由井寅子先生監修の「医術のオルガノン」です。
ハーネマンが年月をかけ数々の著書を生みだしたこのケーテンの地で日本語訳のオルガノンが特別に展示されていることは本当に素晴らしいことだと思います。

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その後に訪れた歴史博物館ではホメオパシーマニア垂涎の貴重な資料が並び、皆さん興奮しながらあちこちでシャッターを押していました。

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午後にはライプツィヒに移動し、薬局博物館を見学しました。
残念ながら館内の決まりによって写真は撮ることはできませんでしたが、薬局、薬剤の歴史とホメオパシーの歴史の変遷を学ぶことができました。

ライプツィヒでは今夜もドイツワインとビールで乾杯をして夜は更けて行きました。

講義の感想

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