2010年08月22日(日)

2010年08月22日

「オーガノン講読」
講師:由井学長

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今日は洞爺の新校舎から、 CHhom1期生 「オーガノン講読」第1回目の講義が、全国中継で発信されて行われました。

今日は講義前の祝詞・般若心経も教室外のデッキに出て、洞爺湖・中島に向けて皆で唱和し、大自然の中での神聖な儀式によって、オーガノンを講読する前に禊が祓われました。

ホメオパシーは経験の医学です。オーガノンはホメオパシーの原理が記された書籍で、著者ハーネマンが生涯、経験を重ねる度に何版も書き直したホメオパスにとってのバイブルです。

今日の講義では、学長の潰瘍性大腸炎が僅か数粒のレメディーで劇的に治った経験、発達障害の子供たちが、彼らが打った予防接種や薬を希釈振盪したコンビネーションレメディーで治って行った経験など、ホメオパシーを通して導き出された数々の経験-揺るぎない事実が語られました。

オーガノンの表紙に書かれたハーネマンの言葉 「Dare to know」人や周りが言う事を鵜呑みにするのではなく、「自分で考え、調べ、探し求めなさい」というハーネマンの教えをまず受け止めてから、オーガノンの講義がいよいよ今回から始まりました。

今日はオーガノンの中核といえる格言1から11までを時間をかけて忠実な解説が行われました。 1期生の皆さん、これからホメオパスにとって必要な感覚を養うための経験を積んでいきましょう。

また、冒頭では、由井学長が今回の一連のマスコミ報道にも触れ、その背景や真相が明解に語られました。そして、創始者ハーネマンの時代から、ホメオパシーは様々な弾圧を経験してきたが、欧米、インドなどホメオパシー普及国では、それらを乗り越えて、広く国民の間に浸透していった背景も語られました。

そして、学長からは、これから日本でもホメオパシーが世に出ていく時代を迎えるに当たって、ホメオパスがもつべきプロとして心構えについての話もありました。今回の授業は、補講としてRAH在校生、卒業生の方もオプショナルで聴講可能です。

今後の由井学長講義は、8月26日(木)ハーネマンによる「マテリアメディカ」からの個別レメディーの解説(Eラーニング収録対応)、8月29日(日)には、RAH12期、13期生合同講義「マザーチンクチャーと薬草」の予定で、9月5日(日)はオープンキャンパスとしての公開講座となります。

講義の感想

●とらこ先生、洞爺の地より素晴らしい講義、ありがとうございました。オーガノンは、家で読んでいても良く分からない事が多く、なかなか集中して沢山のページを読み続けることが出来なかったのですが、講義で1つ1つのセクションで言いたいことを教えて頂き、次々読み進め、少しづつわかっていくことが楽しくなってきました。250年前にこのような事を研究・探究し、構成に残したハーネマンさんは本当にすごいと思います。昨日、澤元先生が「100年後、200年後、とらこ先生が伝説の人になったとしたら、じかに講義をしてもらえてるみなさんは幸せですね。」と話をしてらっしゃっていましたが、5年前、10年前の日本を思えば、これからの5年後、10年後、日本の中でのホメオパシーの認知度がさらにアップするのは間違いないと思うので、その時代をとらこ先生と一緒に生きていられていることを幸せに感じます。オーガノン講読の講義、次回以降も楽しみです。ありがとうございました。

●窓からの風景や建物の木材の感じなどや、大きく広い外の景色、とってもうらやましく、是非私も行ってみたい!と思いながら授業を受けました。オルガノンは一人で読むとなかなか進みませんが、授業でとらこ先生の解釈を聴くと、少しずつでも本の内容が頭に入って来るような気がします。でも、まだまだ難しいなあと思う気持ちが先に来ます。でもとらこ先生の少しずつコツコツとやることや、いいホメオパスになるためにというメッセージが授業中入ってくるとそのたび力になります。ありがとうございました。

●慢性病論に関しては、ストットラーさんの時に宿題が出たので、その部分に関しては頑張って読んで、正直なところ「この本超面白い!」と思った変人ですが、読みたいのは山々ながら、それどころではなくて滞っている状態です。オルガノンに関しては、授業内でかいつまむ部分以外は全く読めていない状況ですけれど、今日の授業受けてみて、ホメオパシーの真髄、生命の本質に触れられて、やっぱり何だかスゴイ本だ!と思った次第です。これを読んで正しく理解することなしにホメオパスすることは、自分の妄想と小手先で行う治療になると思います。時間さえあれば読み進めて行かなくちゃです。

●入学したばかりのころやった用語集は本当によくわからなく、心配になりましたが、今日はその時よりもわかりやすく聴けました。少し私にも知識が増えたのかと思えました。オルガノンにも昔の書き込みがあり、書いたその日はよくわからずに書いていたけれどそれを読むと何となく理解できるような・・・積み重ねが大事だなと思いました。洞爺湖がとても素敵で行ってみたいと思いました。

●おそれることはない!安心しました。これから、どんどん大きく必要とされてゆくものだからこその今の苦難があるのだなと思いました。寅子先生は大丈夫ですか?1番苦しいと感じているのは先生ですよね?先生がパワフルでどっしりして下さっているからこそ心配です。私たちは安心しますが・・・。私の父もあることないこと言われ、さんざん苦しい目にあいました。先生と父が重なる事が多く切なくなります。私はホメオパシーを愛しているし、師匠である寅子先生も愛しています。先生にしっかりついていきつつ、一緒にこれからも頑張っていきましょうネ。洞爺からの祝詞・心経はいつもよりも深く深く響きました。先生も場所もとても氣が良いのだなと感じました。いつも講義いただき感謝してます。

●洞爺の新しいセミナーハウスがとても素敵でした。前回習ったときに良くわからなかった「人間とはなにか」という部分が、今回は少しわかった気がします。また、ハーネマンが書いた治療の方法を実際の自分のまわりにあてはめ、リアルに想像することができました。行基というものが、バイタルフォースの滞りであるということについて、ばく然とではなく、実感として感じつことができたように思います。

●オルガノンの読み方について、ひとりで読むときに心がけていることが音読くらいでした。意味がわからなくても、字面を追いかけるようなことでした。今日
の由井先生との読む授業は驚きでした。まったく違うものです。やはり学び、習うことの大切さを感じました。

●一人で本を読んでいて、ポイントは解ったつもりでいましたが、今日の授業では、ハーネマンの伝えたかったこと、ホメオパシーの奥深さを学ぶことが出来ました。由井先生が20年かけて学んできたこと、試行錯誤してきたことを凝縮して学べることはとてもラッキーだと思います。4年間+α忍耐を持ってホメオパスに必要な事を学んでいきたいです。是非洞爺に行ってみたいです。

●今日もありがとうございました。昨日澤元先生がおっしゃっていたことと重なる部分があって、より今日の授業の内容が理解できました。今の症状を見て、どんな順位でレメディーを選択するか、とても重要だと思いました。

●とても感動しました。ひとりで読んだときよりもずっと頭の中に入ってきたと思います。
また忘れてしまうかもしれませんが、繰り返し読んでいきたいと思いました。昨日、澤元先生の講義を聴いたばかりだったので、少し記憶に残っていたところもよかったと思います。有難うございました。

●由井先生の仰る通り、講読の時間は、深く読み理解できる。一人で読んでいるのでは素通りしてしまうことが、立ちあがってくる。また、今日のこの講義に先立って昨日の澤元先生による医学史を通してハーネマンを見る機会があったのも、今日に生きていると思った。

●CHhomに入学するまでは、手引書などを読んでホメオパシーを何となくわかったつもりでいました。入学して勉強がはじまり、授業を受ければ受けるほどわからなくなっていきます。それがまたおもしろいです。様々な報道で私の周りもザワついています。思わず息子に「私は間違ったことを勉強してるのかな?」と尋ね
ると「病気の人の力になれるかもしれないから、お母さんはもっと勉強しないといけないよ。まだまだだよ。」と説教されました。授業は難しいですが、気持は
スッキリしました。

●オルガノン講読。とても面白かったです。やはり家でひとりで読んでいるだけではわからなかった事、絵が浮かばなかったことが浮かび上がってきて、頭脳的
でなく感覚的に入ってきた気がします。次回の講読授業が楽しみです。

●今日はホメオパシー用語とバイタルフォースの話しで、基礎となるところなのでしっかり覚えたいと思います。

●オーガノンは自分で読んでも日本語なのになかなか理解できませんでした。今日、とらこ先生の話を聞いて「経験を積んだからこそ読み解けるだなぁ」と、
とっても納得でした。そして、その経験を積まずして、オーガノンを読み解くのは難しくても当然なので、経験を積んでいるとらこ先生に教えて頂けるのはとっ
てもありがたく幸せなことだと思いました。今日の講義はとても解り易く、オーガノンを少しだけ身近に感じるキッカケになりました。長時間、本当にありがと
うございました。CHhomの学生が誰も辞めていないと聞いて、とっても嬉しかったです。とらこ先生や他の先生方、全国の学生の皆と一緒に学べること、本当に幸せだなぁと思いました。

●今日オルガノンについて詳しく、かみくだいて教えて頂き解り易かったです。今回は洞爺からの中継でしたが、学生の間に一度行ってみたいと思いました。あ
りがとうございました。

●独りで家で黙読していると難解ですぐ眠くなってしまうオルガノンが、とてもシンプルに説明して頂けて良かったです。目で字を追っているだけで全く理解で
きていない事も再確認...やはり先生のおっしゃる通り、独りでも声に出して読もうと思います。ありがとうございました!

●§1~は自分一人で読んでいるよりとてもよくわかった。ホメオパシーの基本根本の考え方として、何度も読み込んでいきたい。洞爺の景色がうらやましかったです。次回は絶対参加したい!

●バイタルフォースの二重性や11,§279のところは内容が濃く、まだ咀嚼しきれていませんが、オーガノンを読んだり、ノートを見直したりしていきたいと思います。

●今日の授業から、いよいよ専門の域にはいったようで、いっそう気が引き締まり、新たな気持ちで拝聴しました。ハーネマンの時代もアロパシーの医者による
正しくない治療がおこなわれていた状況は、現代と同じようであり、この200年間、真の医学は細々としか行われてこなかったという事実は残念なことです。
しかし今、地球規模でホメオパシーの復活と発展の兆しがあり、私たちには頑張って発展させていく使命があると思いました。

●午前中「経験が直観をみがく」という言葉を由井先生がおっしゃってましたが、羽生名人もNHKの「プロフェッショナル」の中で同じことを言われていま
した。同じだなと思いました。私もコツコツと忍耐をもってオルガノンを読んでいきます。高ポーテンシーの使い方がよくわかりました。

●オルガノンの第4・5版では慢性病についても書かれているので、オルガノンを読むときは、急性症、慢性症、どちらを言っているのか、第何版から引用して
いるのか、注意して読んでいきたいです。

●オルガノンについて、わかりにくかったことが少し形が見えたような気がして、少しすっきりしました。これからも少しずつ形づいていければと思います。

●オルガノンの中核部分は今後何度も立ち帰らなければならない所だと思うので、よく読み込んで理解しておきたい。

●今日の授業も癒されました。VFの意味について理解していたと思っていたが、自分の理解が間違っていてよく分からなくなった。復習して頭の整理をしていきたい。

●オルガノンのもっとも大切な部分を良く解るように講義していただきました。ありがとうございます。

●良い勉強になりました。洞爺がきれいで、うらやましかったです。

●ユーモアも交え、分かりやすく説明いただきました。私は風がすきなので(特に台風)、風の精のお話が面白かったです。

●難しかったけれど、時代背景とかを理解すると理解が深まるんだなぁと思いました。ためになる授業でした。

●久しぶりの由井先生の授業で我が家では朝日新聞をとっているので家族にも少し言われたりして心配でしたが話をきけて安心できました。あいかわらずパワフルで。そう言う考え方もできるなと。朝日新聞はとるのをやめてしまいました。

●自分で読んでいても文字を読んでいるだけで中身をきちんと理解することになかなか難しいオーガノンですが、授業で1つの項目ごとにどこをポイントに読み進めれば良いのか学ぶことができ良かったと思いました。オーガノン1~15は何度も繰り返し読むとありましたが、今日習った事を踏まえ繰り返し読み より
理解を深めていけるようにしていきたいと思いました。

●以前の講義を受けた時よりVFなどを含むホメオパシー治療に必要なものが少しずつ見えてきました。ハーネマンの書く文章は詩人のようで慣れないと理解しづらいなぁと思いました。授業でじっくり勉強するのが重要と感じる時間でした。

●久々に由井先生の姿を見られてまた元気になれました。いつも楽しく聞かせてもらってます。少し前は全く理解できなかったケントとハーネマンの違いが今日理解できた気がします。

●オルガノン、家で読んだ時はすーっと通り過ぎていった気がしましたが、やはり先生の説明を聞きながら読むのとは全く違いますね。

●書くことによるダイナミックな働きで問題の核心に実は早く到達できるということがより納得できました。

●今日のケントの話から、やっと自分が知らないうちに「ケントの呪縛」にとらわれていた事に気付きました。RAH入学以来、何度もケントの間違いを聞かされて判っていたつもりだったが、SimlimumとKeynoteが特定できない、特定できるものなのかという疑問からずっと離れられずにきたが、今日、考え方の元が間違っていたらしい事に気付いた。それもケントの考え方に染まっていたことに、やっと気付いたというワケ。オルガノンは、VFについて「二重性」で今回、理解がむづかしいとかんじた。

●いつもながらとても楽しい授業でした。一つ一つオルガノンを読み解く事がとても大切であると実感する内容でした。昨日のマザーチンクチャーのセミナーとても聞きたかったです。また別途行っていただければ嬉しいです。

●§9の続きのところが数秒しかうつらなかったのでほとんど書き留める事が出来ませんでした。私も一緒に行って花摘みをしたかったです。昨日、今日とオルガノンを読んで理解が深まった気がします。ありがとうございました。

●今日の講義は難しい内容だったのか?自分の理解不足なのか?まず、笑いながら下部わけをしている私はクリスマスローズのレメディをとってみます!

●難しい内容でしたが、由井先生が分かりやすく説明して下さり復習になる個所もあったので良かったです。ありがとうございました。

●オルガノン読み込みは、まさに忍耐力が必要なことだと思いました。由井先生が20年かけて学んでいるkとをおしみなく教えてくれ、本当にありがたく思います。今日もありがとうございます。走らず、でも一歩一歩足を出しながら忍耐をもってやっていこうと思います。

●自分でオーガノンを読んでいるときよりも、由井先生の解説付で講読する方がずっと頭に入ったし理解度も数段違いました。でも、オーガノンの全てを授業でやるわけではないし、大部分は自分で勉強しなければいけないので、よほどの読みこみが必要なのだなと思いました。

●授業ありがとうございました。オルガノンは1人で読んでいても、解釈が難しくもんもんとしていたので、先生の言葉で伝えて頂いて理解が進みました。ありがとうございました。

●よくわかりました。

●オルガノン講読の授業はホメオパシーの勉強をしているという感じがして楽しいです。

●今まで、何となく読んでいたオルダノン」も先生の解釈で良くわかりました。

●いつも楽しくて、熱意のある授業をありがとうございます。

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